2017年12月25日

Rosie『Last Dance』

David Lasleyによるブルーアイド・ソウルなヴォーカル・トリオ☆Rosie『Last Dance』
ラスト・ダンス(期間生産限定盤)
発表年:1977年
ez的ジャンル:ブルーアイド・ソウル系AOR
気分は... :メロウ・ソウルでクリスマス!

今回はAOR作品からRosie『Last Dance』(1977年)です。

Rosieは、AORファンから高い支持を得ている男性シンガー・ソングライターDavid Lasleyが、Lana MarranoLynn Pitneyと組んだヴォーカル・トリオ。

『Better Late Than Never』(1976年)、『Last Dance』(1977年)という2枚のアルバムをリリースしています。

2枚のうち、AOR人気が高いのは今日紹介する『Last Dance』(1977年)ですね。

プロデュースはMichael Kamen

レコーディングにはJames Taylor(vo)、Cornell Dupree(g)、David Spinozza(g)、Jeff Mironov(g)、Henry Gross(g、vo)、Mac Rebennack(Dr. John)(key、p、el-p、org、clavinet)、Michael Kamen(p、vo)、John Siegler(b)、Harold Anderson(b)、Charles Collins(ds)、Larry Packer(fiddle、mandolin)、Chuggy Carter(per、congas)、Mike Mainieri(vibe、per)、David Sanborn(sax)等のミュージシャンが参加しています。

売れっ子セッション・シンガーであると同時に、Boz Scaggs「Jojo」のソングライティングでも知られるDavid Lasleyですが、本作でも全て楽曲を提供しています(共作含む)。

アルバム全体としては、David Lasleyを中心としたグループのブルーアイド・ソウルな魅力が、都会的なN.Y.サウンドにより増幅しているのがいいですね。

曲単位では、Patti LaBelleTina Turnerもカヴァーした「I See Home」が有名かもしれません。

個人的には「The Words Don't Matter」「Back On The Street Again」「There's A Song In It Somewhere」「Last Dance Of Summer」「Dancin' On Rivers」「Run That Movie Back」がオススメです。

ジャケはイマイチですが、中身は素敵なメロウ・ソウル作品に仕上がっています。

全曲紹介しときやす。

「The Words Don't Matter」
オススメその1。スウィート・ソウルなオープニング。素敵なコーラスワークで本作のブルーアイド・ソウルな魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=HyibZLFvn24

「Back On The Street Again」
オススメその2。都会的なN.Y.サウンドとLasleyのファルセット・ヴォーカルが噛み合ったメロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=zNmIYaIXCMs

「Out Of Pawn」
都会的な哀愁メロウ・ソウル。派手さはありませんが、オトナなソウル・フィーリングがいいですね。Tim Curryがアルバム『Simplicity』(1981年)がカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=qZoZXgaUavM

「There's A Song In It Somewhere」
オススメその3。Lynn Pitneyがリード・ヴォーカルをとる爽快メロウ。Lynnの透明感のあるヴォーカルと爽快サウンドが心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=u-Y8jDw_Wn8

「Last Dance Of Summer」
オススメその4。ブルーアイド・ソウルならではの小粋なメロウ・ソウル。息ピッタリのコーラスワークと都会的なN.Y.サウンドが見事に一体化しています。
https://www.youtube.com/watch?v=R14C5hReUZs

「The Angel In Me」
Lasleyのファルセット・ヴォーカルを満喫できるメロウ・バラード。天まで届きそうなファルセット・ヴォイスを堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=uzbfmJm6olI

「Missin'」
ポップなロックン・ロール。正直、こういうのは僕の好みではなりません。

「Mississippi Baby」
場末の酒場モードって感じですね。しばしノスタルジックな気分に浸りましょう。

「Dancin' On Rivers」
オススメその5。ブルーアイド・ソウル的なフィーリングとポップ・テイストのバランスがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=3GjxIInNidk

「Run That Movie Back」
オススメその6。都会的なファンキー・メロウ。バック陣のツボを押さえたサウンドが絶品ですね。

「I See Home」
ラストは素敵なバラードで締め括ってくれます。Patti LaBelleTina Turner、Donna Washingtonもカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=HWKFhAeuu1c

ご興味がある方は1stアルバム『Better Late Than Never』(1976年)もチェックを!

『Better Late Than Never』(1976年)
ベター・レイト・ザン・ネヴァー(期間生産限定盤)
posted by ez at 00:39| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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