2017年12月31日

ezが選ぶ2017年の10枚

年末最後のエントリーは、毎年恒例の年末特別編『ezが選ぶ2017年の10枚』です。今年購入した新譜CDからお気に入りの10枚を紹介します(順不同)。
※全て当ブログで紹介した作品です。作品の詳細は各エントリーをご参照下さい。

Andre Mehmari/Juan Quintero/Carlos Aguirre『Serpentina』
Serpentina セルペンティーナ
「Entre Rios」
https://www.youtube.com/watch?v=V6_MDYfiEUE

Kassin『Relax』
リラックス
※ゴメンナサイ、YouTubeに音源ありません。

Lord Echo『Harmonies』
HARMONIES (ハーモニーズ)
「Just Do You」
https://www.youtube.com/watch?v=aujGcWKz59E

Noah Slee『Otherland』
アザーランド
「Told」
https://www.youtube.com/watch?v=n2wDsnGABkw

Tall Black Guy『Let's Take A Trip』
Let's Take A Trip
「Don't Box Me In」
https://www.youtube.com/watch?v=1ljOQNeL_F0

Richard Spaven『The Self』
ザ・セルフ
「The Self」(feat. Jordan Rakei)
https://www.youtube.com/watch?v=YattHO96UzI

Jose James『Love In A Time Of Madness』
ラヴ・イン・ア・タイム・オブ・マッドネス
「To Be With You」
https://www.youtube.com/watch?v=-Jqs-9DUoIg

Moonchild『Voyager』
Voyager [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC549)
「Cure」
https://www.youtube.com/watch?v=Ic1rvQ44gFc

Syd『Fin』
Fin
「Know」
https://www.youtube.com/watch?v=K6o315gdcck

Stokley『Introducing Stokley』
Introducing Stokley
「U & I」(feat. Estelle)
https://www.youtube.com/watch?v=8K4rB5gOjdo

昨年は久々に南米/ブラジル作品を1枚も選びませんでしたが、今年は2枚をセレクト。南米フォルクローレ・スーパー・トリオによる『Serpentina』は期待通りの感動作でした。ブラジル新世代を代表するKassin『Relax』は進化したKassinワールドを披露してくれた傑作でした。

レゲエ/ダブをベースとしたクロスオーヴァーなダンス・ミュージックで魅了してきたLord Echoは、3rdアルバムとなる新作でもそのクロスオーヴァー・サウンドは健在でした。

NZ出身、ベルリンを拠点にする新世代R&BシンガーNoah Sleeのデビュー作は、Wayne SnowGeorgia Anne MuldrowJordan RakeiHiatus Kaiyoteといった参加メンバーも含めて、国境を超えた最新R&Bを提示してくれました。

参加メンバーの面白さでいえば、デトロイト出身の次世代ビートメイカーTall Black Guyの最新作もDiggs DukeMoonChild等の参加で話題になりましたね。故J Dillaの系譜を継ぎつつ、進化も見せてくれた濃密な1枚でした。

"今ジャズ"アーティストからはRichard SpavenJose Jamesをセレクト。Jordan Rakeiも参加した『The Self』は、現行ジャズとクラブジャズを行き来するUKの敏腕ドラマーらしい逸品でした。Jose Jamesの新作は、ジャズでは収まらないR&B寄りの1枚でしたが、狂った時代に愛を訴える僕の心に刺さった1枚でした。

L.A.ネオソウル・ユニットMoonchildのTru Thoughtsからの第2弾『Voyager』は、陽だまりのネオソウルに魅了されました。同じくL.A.の注目ユニットThe Internetの中心メンバーSydの1stソロ・アルバムは、美しくも儚いクールな音世界が印象的でした。

最後の1枚は、ベテラン男性R&BグループMint Conditionのリーダー&リード・シンガーStokley Williamsの初ソロ・アルバム『Introducing Stokley』。彼のトータルなアーティストとしての魅力を存分に満喫できる1枚でした。

次点はDiggs Duke『Civil Circus』Jordan Rakei『Wallflower』Thundercat『Drunk』Dego & Kaidi『A So We Gwarn』Terrace Martin Presents The Pollyseeds『Sounds Of Crenshaw Vol. 1』Quantic & Nidia Gongora『Curao』といったところでしょうか。

素晴らしい音楽の数々に感謝!
当ブログの閲覧者の皆様に感謝!
それでは良いお年を!
posted by ez at 00:01| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする