発表年:1999年
ez的ジャンル:女性コンテンポラリー・ゴスペル・グループ
気分は... :救済されたい・・・
週末突入前にプチ・トラブル・・・
余計な労力を使い、精神的に少しお疲れモード(泣)
こんな時にはゴスペルでも聴いて救済されたい・・・
ということで、今回は女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7の2ndアルバム『Spiritual Love』(1999年)です。
ニューオリンズで結成された女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7の紹介は、デビュー・アルバム『Trin-i-tee 5:7』(1998年)に続き2回目となります。
本作『Spiritual Love』(1999年)におけるメンバーは、前作と同じくAngel Taylor、Chanelle Hayes、Adrian Andersonの3名。
アルバム全体は前作と同じく、R&B寄りのコンテンポラリー・ゴスペル作品に仕上がっています。
メイン・プロデュースはArmando Colon。前作に続きR. Kellyが1曲プロデュースしています。それ以外にFred Jerkins III(Rodney Jerkinsの兄)等もプロデュースを手掛けています。
個人的なハイライトはa href="http://eastzono.seesaa.net/article/431774616.html">L.T.D.「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」ネタがキャッチーな「Put Your Hands」。とりあえずコレをチェックしてみてください!
それ以外であれば、「Spiritual Love」、「The Day You Came」、「If They Only Knew」といった美メロ曲、「My Body」、「How You Living」といったR&Bモードの妖艶チューンが僕のお気に入り。
ゴスペル・モードに浸りたい方には、R. Kellyプロデュース、Kirk Franklinをフィーチャーした「There He Is」や「I Promise You」あたりがおススメです。
コンテンポラリー・ゴスペルという枠に関係なく、90年代女性R&Bグループがお好きな人はぜひチェックしてみてください。
全曲紹介しときやす。
「Put Your Hands」
Armando Colonプロデュース。本作のハイライト。L.T.D.「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」ネタの軽快なダンサブル・トラックと、Ocean「Put Your Hand in the Hand」のフレーズを引用したコーラスが実にキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=qHDRr9Y7j3c
「My Body」
Armando Colonプロデュース。当時のR&Bサウンドを意識したダンサブルなミディアム・グルーヴ。なかなかセクシーな仕上がりなのでは。
https://www.youtube.com/watch?v=guSl2m-BJ3s
「Spiritual Love」
Armando Colonプロデュース。タイトル曲はピュア&キュートな魅力が伝わってくる美メロのミディアム。女性R&Bグループらしい胸キュンな感じがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=9C2m2NgzeA0
「Imagine That」「Interlude: Tribute」
Robert Smith/Fred Jerkins IIIプロデュース。インタールード。
「Highway」
Tramaine Hawkinsをフィーチャー。ここではゴスペル・フィーリングを前面に打ち出したミディアム。Joe "Flip" Wilsonプロデュース。ゴスペル・コーラス・グループとしての本来の魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=UqqT0J3YBM0
「Gonna Get Myself Together」
Gerald Isaacプロデュース。情感たっぷりに歌い上げるコンテンポラリー・ゴスペルらしいミディアム・スロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=klIJc45amfI
「There He Is」
R. Kellyプロデュース。Kirk Franklinをフィーチャーした注目曲。丁寧に歌い上げるゴスペル・バラードです。聴いているだけで神に救われる気分になってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=qGg6kI_mask
「How You Living」
Joe "Flip" Wilsonプロデュース。再びR&Bモードへ突入!悩殺ミードの妖艶ダンサブル・チューン。前曲「There He Is」のギャップの大きさがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ZROrm6kC1qU
「I Promise You」
Crystal Lewisをフィーチャー。Fred Jerkins IIIプロデュース。ゴスペルらしいタイトルからも想像できるように、ビューティフルなゴスペル・バラードです。大きな愛を感じましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Yj5iUJLZnJg
「You Were There」
Fred Jerkins IIIプロデュース。R&Bフィーリングとゴスペルらしさを程良くバランスさせたミディアム・バラード。Rev. James Moore「He Was There All the Time」のフレーズを引用しています。
「We Know」
Armando Colonプロデュース。アグレッシブなサウンドは印象的な妖艶ミディアム・グルーヴ。
「The Day You Came」
Fred Jerkins IIIプロデュース。僕好みの美メロのミディアム。女性コーラス・グループらしいしなやかさが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=mrLbHzn91y0
「Interlude: Prayer」
Armando Colonプロデュース。インタールード。
「If They Only Knew」
Armando Colonプロデュース。感動的なビューティフル・バラード。優しい歌声が聴く者を包み込んでくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=tli6KVULpeA
「Y'all Put Your Hands (Remix)」
ラストは Kenny Mによる「Put Your Hands」のリミックス。オリジナルほどのインパクトはありませんが、それなりに楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=LdSsHTYHSBg
ご興味のある方は他のアルバムもどうぞ!
『Trin-i-tee 5:7』(1998年)
『The Kiss』(2002年)
『T57』(2007年)
『Angel & Chanelle』(2011年)