2018年04月11日

Ren Woods『Out of the Woods』

Al McKayプロデュースの女性ディスコ作品☆Ren Woods『Out of the Woods』
フローム・アウト・オブ・ザ・ウッズ(期間限定価格盤)
発表年:1979年
ez的ジャンル:ミュージカル女優系メロウ・ディスコ
気分は... :お疲れモードを吹き飛ばす!

ここ数日根詰めて仕事をした反動から少しお疲れモード。
こんなときにはキュートな女性ヴォーカルで気分を盛り上げたい・・・

セレクトしたのは70年代後半の女性ディスコ作品、Ren Woods『Out of the Woods』(1979年)です。

Ren Woodsは1958年生まれの女優/シンガー。

10代前半にティーン・ヴォーカル・グループSunday's Childのメンバーとして活動し、アルバム『Sunday's Child』(1970年)もリリースしています。

その後はミュージカルを中心に女優として活動し、映画『Car Wash』(1976年)、TVドラマ『Roots』(1977年)、ミュージカル映画『Hair』(1979年)、Olivia Newton-John主演の映画『Xanadu』(1980年)、コメディ映画『Nine to Five』(1980年)等の話題作に出演しています。

シンガーとしても『Out of the Woods』(1979年)、『Azz Izz』(1982年)という2枚のアルバムをリリースしています。

1stアルバムとなる本作『Out of the Woods』(1979年)は、Earth, Wind & FireAl McKayがプロデュースしたアルバムとしても再評価されている1枚です。

Al McKayに加えて、Jon Lindが共同プロデューサーとしてクレジットされています。

レコーディングにはAl McKay(g)、James Jamerson Jr.(b)、Leon Sylvers(b、back vo)、Ed Greene(ds)、James Gadson(ds)、Jeff Porcaro(ds)、David Williams(g)、Marlo Henderson(g)、Clydene Jackson(key、back vo)、Gene Dozier(key)、Joey Gallo(key)、Tennyson Stevens(key)、Bruce Malament(syn)、Joe Clayton(per)、Paulinho Da Costa(per)、Victor Feldman(per)、Harvey Mason(per)、Jon Lind(back vo)、Julia Tillman Waters(back vo)、Maxine Willard Waters(back vo)、Kevin Spencer(back vo)、Stephanie Spruill(back vo)、The Jones Girls(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

シングルになった「Everybody Get Up」「Sticks And Stones」をはじめ、「I Love The Way You Do It」「Hooked On A Love Groove」「Straight To Love」といったキャッチーなディスコ・チューンが魅力のアルバムです。しかもタイプの異なるディスコ・サウンドでバリエーションをつけているのがいいですね。

快晴の浜辺にRenが裸足で佇むジャケもいいですね。

ディスコ・サウンドをバックにキュートに弾けるRenのヴォーカルを聴けば、お疲れモードが吹っ飛ぶかな・・・

全曲紹介しときやす。

「Hooked On A Love Groove」
Al McKay/Glenn Barbee作。The Emotionsに通じる魅力を持ったオープニング。キャッチーなダンス・サウンドをバックにRenのヴォーカルが躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=UobCoHvBT7g

「I Love The Way You Do It」
Al McKay/Harold Payne作。Chic調のディスコ・チューン。軽快なギター・カッティングと共にRenのヴォーカルが疾走します。僕の一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=dvd4V-v5f7c

「I Need Someone To Touch Me」
Allee Willis/Jon Lind作。オーセンティックなバラードをミュージカル女優らしく堂々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=VSncdkBG2hE

「Sticks And Stones」
Al McKay/Allee Willis/Jon Lind作。軽快なディスコ・チューン。シングルにもなりました。小気味いいアゲアゲ感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=mp6gjHJiM50

「Everybody Get Up」
Al McKay/Harold Payne作。シングルにもなったディスコ・ソウル。哀愁ディスコ・サウンドとEW&Fテイストの融合がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=SJNhzw3C9v8

「Sweeter As The Day Goes By」
Al McKay/Joey Gallo作。エレガントなストリングス・アレンジが印象的なダンス・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=suRwaoVMkwc

「I'm In Love With You」
Larry John McNally作。シングルにもなったメロウ・バラード。キュートなヴォーカルが映える1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=TvuhbQRqYAU

「Straight To Love」
Dan Greer/Jeff Wilson作。ラストはミラーボールが似合いそうな70年代らしいエレガントなディスコ・サウンドで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=RYsDl59n2zE

CDにはボーナス・トラックとして、「Everybody Get Up (12" Mix)」「Everybody Get Up (Instrumental)」「Straight To Love (7" Mix)」の3曲が追加収録されています。

2ndアルバム『Azz Izz』(1982年)もチェックを!

『Azz Izz』(1982年)
アズ・イズ
posted by ez at 01:58| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする