発表年:1998年
ez的ジャンル:コンテンポラリー・ゴスペル・グループ
気分は... :情熱を解き放つ!
今回は90年代コンテンポラリー・ゴスペルからR&Bファンも楽しめる1枚、Youth Edition『Anything is Possible』(1998年)です。
Youth EditionはKevin Vasser、Keith Vasser、Van Moody、Reggie Tillmanの4人がシカゴで結成した男性ゴスペル・グループ。
そのYouth Edition唯一のアルバムが『Anything is Possible』(1998年)です。
プロデュースはPercy Bady。
彼らについて何の予備知識もなく男性R&Bグループ作品だと思って購入しましたが、購入後にゴスペル・アルバム・チャートに入った作品だと知った次第です。
ただし、コンテンポラリー・ゴスペル作品なので、歌詞さえ気にしなければ実力派男性R&Bヴォーカル・グループとして楽しめると思います。
バラード中心ですが、それなりにメリハリがある構成やグッド・ヴァイヴに満ちているのでアルバム1枚飽きることなく聴くことができます。本格派ヴォーカル・グループですが、熱唱が突出しすぎず全体のバランス感覚に優れた点も僕好みです。
安定感のある本格派ヴォーカルは聴く者を心を解き放ってくれるはずです!
全曲紹介しときやす。
「All Day Long」
サウンドだけで聴けば、当時流行のR&Bサウンドを取り入れたオープニング。このグループらしくありませんが悪くなりません。
https://www.youtube.com/watch?v=4hzvZjEiigc
「Your Love Lifted Me」
素晴らしいヴォーカル・ワークと共に始まるミディアム。このグループやコンテンポラリー・ゴスペルの魅力がジワジワと伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=t7ehZg5JOOk
「The Sun Will Shine Again」
ライヴ感のあるバッキングと共に実力派グループらしいヴォーカルワークを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=qXgvOi8U95g
「Interlude」
インタールードその1。
「Anything Is Possible」
タイトル曲はシングルにもなりました。実力派グループであることを示してくれるバラード。オーセンティックな中にグループの自信を垣間見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=zmJEUjV7ph8
「Best Friend」
爽快コーラスがグッドなR&B調ミディアム・グルーヴ。美メロR&B好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=yNxWlnlyNeY
「Use Me」
1997年にリリースされたデビュー・シングル。ダンサブルなミディアム・グルーヴはR&Bファンも楽しめるはず!哀愁シンセがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=UUHgPmsuyMw
「Get On Up」
女性コーラスやラップ風ヴォーカルによるアクセント、低音グルーヴなどが印象的な1曲。アルバムにメリハリをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=9oS4Y2kJyIY
「Tell Me」
感動的なビューティフル・バラード。素敵な歌声が聴く者を優しく包み込んでくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=L8EfCP9AEnY
「I Believe In Love」
前曲からの流れがいいですね。柔らかい雰囲気のバラードには愛が満ちています。
https://www.youtube.com/watch?v=5I5F2YiAFWU
「Interlude」
インタールードその2。
「Keep On Keepin' On」
リラックスした雰囲気の中で楽しげな歌声を聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=qLZTANl6PWw
「Do, Do, Do, Do, Do」
コンテンポラリー・ゴスペルらしいグッド・ヴァイヴが伝わってくる。
https://www.youtube.com/watch?v=KjvhAnVDJ7w
「Workin' For Your Good」
ラストはYvette Grahamの女性ヴォーカルをフィーチャーした素敵なバラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=3HoEnX_xiIk
気づけばサッカーW杯開幕まで1週間ですね。
相変わらず、日本代表に対してはネガティヴなコメントが目立ちますが、個人的には良い方向に向かっている気がします。楽観視するつもりはありませんが、それほど悲観する状況でもない気がします。開幕が待ち遠しいですね。