2018年09月06日

Gil Scott-Heron『Real Eyes』

Malcolm Cecilと組んだソロ名義アルバム☆Gil Scott-Heron『Real Eyes』
REAL EYES
発表年:1980年
ez的ジャンル:黒人吟遊詩人ジャズ・ファンク
気分は... :リアル・アイも持つために・・・

今回は黒人吟遊詩人Gil Scott-Heron(1949-2011年)が1980年にリリースした『Real Eyes』です。

これまで当ブログで紹介したGil Scott-Heron作品(Brian Jacksonとの連名作を含む)は以下の8枚。

 『Pieces Of A Man』(1971年)
 『Winter In America』(1974年)
 『The First Minute Of A New Day』(1975年)
 『It's Your World』(1976年)
 『Bridges』(1977年)
 『Secrets』(1978年)
 『1980』(1980年)
 『Reflections』(1981年)

本作『Real Eyes』は、Brian Jacksonとのコンビ解消後の初アルバムとなります。

プロデュースはGil Scott-Heron本人とMalcolm Cecil

全盛期のStevie Wonder作品を手掛けたことでお馴染みのMalcolm Cecilとは、本作、『Reflections』(1981年)、『Moving Target 』(1982年)の3作品でタッグを組むことになります。

レコーディングにはEd Brady(g)、Carl Cornwell (ts、fl)、Robert Gordon(b)、Vernon James(sax、fl)、Ethan Ivy(per)、Kenny Powell(ds)、Kenny Sheffield (tp)、Glen (Astro) Turner(key、syn、harmonica)という彼の新しいバックバンドAmnesia Expressの面々、それ以外にBrian Jackson(p)、Danny Bowens(b)、Reggie Brisbane(ds)というThe Midnight Band時代の仲間、Stemsy Hunter(as)、Harry Kim(tp)といったミュージシャンが参加しています。

Malcolm Cecilと組み、Amnesia Expressという新しいバンドを従え、新しいステージに入ったGil Scott-Heronワールドを楽しめます。


ガラージ人気も高い「The Klan」、サンプリング・ソースとしても人気の「A Legend In His Own Mind」、鮮やかなオープニング「The Train From Washington」あたりが人気だと思います。

個人的には格好良いジャズ・ファンクという点で「Waiting For The Axe To Fall」が一番のお気に入り。本作らしい愛に満ちた「You Could Be My Brother」「Your Daddy Loves You (For Gia Louise) 」、黒いBob Dylanと呼ばれたGilらしい「Not Needed」も悪くありません。

後回しにされやすいGil Scott-Heron作品ですが、サウンド面が充実しているので、意外に入門編としてもいいかもしれません。

全曲紹介しときやす。

「The Train From Washington」
アメリカ政府に鋭いメスを入れるオープニング。鮮やかなホーン隊と小粋なピアノが印象的なAmnesia Expressの演奏もグッド!Cee Roo「A Day in the Life」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=v9QC33os-uY

「Not Needed」
黒いBob Dylanと呼ばれたGilらしい1曲。Gilのヴォーカルに絡むハーモニカの音色がいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ZWRg1t-C8KY

「Waiting For The Axe To Fall」
個人的にはアルバムで一番のお気に入り。格好良いジャズ・ファンクという点ではアルバム随一だと思います。The Midnight Bandとは異なるAmnesia Expressの魅力を満喫できる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=pGD0kTbibQc

「Combinations」
Brian Jackson(p)、Danny Bowens(b)、Reggie Brisbane(ds)というThe Midnight Band時代の仲間が参加。ジャジー・フィーリングのしっとりと聴かせる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=5lPs67Q4EBM

「A Legend In His Own Mind」
今日的に再評価の高いメロウなミディアム・グルーヴ。落ち着いた語り口ながらも鋭いメッセージを発するGilのヴォーカルと、ジャジー・フィーリングを巧み織り交ぜたAmnesia Expressの演奏が実にマッチしています。ホーン隊も盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Y4cfc5V7NKU

印象的なイントロは、KDD「Mon Plus Beau Polo」、Mos Def feat. Q-Tip「Mr. Nigga」、Phife Dawg feat. Supa Dave West「Beats, Rhymes & Phife」、H16「Nemaj Stres」、Mistah F.A.B. feat. Fashawn & Lupe Fiasco「Yes Indeed」のサンプリング・ソースとなっています。
Mos Def feat. Q-Tip「Mr. Nigga」
 https://www.youtube.com/watch?v=LU-akKeXxaA
Phife Dawg feat. Supa Dave West「Beats, Rhymes & Phife」
 https://www.youtube.com/watch?v=TExBEH1CFz0
H16「Nemaj Stres」
 https://www.youtube.com/watch?v=J9NmSwZIOa8
Mistah F.A.B. feat. Fashawn & Lupe Fiasco「Yes Indeed」
 https://www.youtube.com/watch?v=tMdaNl9-Yxo

「You Could Be My Brother」
Gilの優しい語り口に包み込まれる心の温もりに満ちた1曲。フルートの優しい響きがよくフィットしています。

「The Klan」
Richie Havensのカヴァー(Richie Havens/David Gray/Alan Gray作)。オリジナルは『Somethin' Else Again』(1967年)に収録されています。 「A Legend In His Own Mind」と並ぶ本作のハイライト。あまりにGilにフィットした社会派ソングなので、彼のオリジナルだと勘違いする人も多いのでは?ガラージ方面で評価の高いリズミックでキャッチーなサウンドも含めてGil Scott-Heronらしさ全開だと思います。。
https://www.youtube.com/watch?v=VkncdKcZqsM

Groove Assassins & DJ RAW「Dancin' Warrior (Album Mix)」、Little Brother feat. Mike Burvik & Percy Miracles「Make Me Hot」のサンプリング・ソースとなっています。
Groove Assassins & DJ RAW「Dancin' Warrior (Album Mix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=bO3AQj3ZuCc
Little Brother feat. Mike Burvik & Percy Miracles「Make Me Hot」
 https://www.youtube.com/watch?v=WYHFQdg4gcI

「Your Daddy Loves You (For Gia Louise) 」
ラストは、ジャケそのままの我が子を愛する父の心情が歌われます。こういう親子愛に満ちたGil Scott-Heronも悪くありません。

Gil Scott-Heronの過去記事もご参照下さい。

『Pieces Of A Man』(1971年)
Pieces of a Man

『Winter In America』(1974年)
Winter in America

『The First Minute Of A New Day』(1975年)
MIDNIGHT BAND: THE FIRST MINUTE OF A NEW DAY

『It's Your World』(1976年)
It's Your World

『Bridges』(1977年)
Bridges

『Secrets』(1978年)
Secrets

『1980』(1980年)
1980(直輸入盤・帯・ライナー付き)

『Reflections』(1981年)
Reflection
posted by ez at 03:23| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

Toco『Outro lugar』

SchemaのブラジリアンSSWによるボッサ作品☆Toco『Outro lugar』
Outro Lugar
発表年:2007年
ez的ジャンル:Schema系ボッサ
気分は... :心の乱気流?

ここ数日、予想外のイベントが次々と舞い込み、戸惑いで少し心が乱れ気味かな・・・

こんな時にはボッサな音で心を整えたい気分です。

イタリアの人気ジャズ・レーベルSchemaのボッサ・アルバムToco『Outro lugar』(2007年)です。

TocoことTomaz Di Cuntoは、ブラジル、サンパウロ生まれ、イタリア、ミランを拠点に活動する男性シンガー・ソングライター/ギタリスト。

Schemaから『Instalacao Do Samba 』(2004年 ※ミニ・アルバム)、『Outro lugar』(2007年)、『Memoria』(2014年)、S-Tone Inc. With Toco & Friends『Onda』(2017年)といったアルバムをリリースしています。

Schemaらしいボッサ作品で支持を集めるアーティストです。

『Outro lugar』(2007年)は、彼自身にとっての初フル・アルバムです(前作『Instalacao Do Samba 』はミニ・アルバム)。『Instalacao Do Samba 』(2004年)と同じく、S-Tone Inc.としてもお馴染みのStefano Tironeがプロデュースしています。

レコーディングには、Rosalia De Souza(vo)、Coralie Clement(vo)、Roberto Menescal(g)、Adriano Giffoni(b)、Joao Cortez(ds)、Donatino(el-p)、Adriano Souza(p)、Stefano Tirone(key、prog)、Marquinho Baboo(per)、Giacomo Tringali(vibe)、Lucas Vargas(accordion)、Marco Brioschi(tp、flh)、Giulio Visibelli(fl、sax)、Beppe Caruso(tb)、Adi Souza(back vo)、Marco Decimo(cello)といったミュージシャンが参加しています。

シングルにもなった「Guarapiranga」「Zum Zum」Rosalia De Souzaをフィーチャーした「Bom Motivo」、爽快メロウな「Litoral」S-Tone Inc.的センスの「Samba Noir」あたりが僕のお気に入りです。

ジェントルなラウンジ・ボッサを聴きながら、心を整えよう!

全曲紹介しときやす。

「Outro Lugar」
Toco作。美しいチェロの音色と共に始まるボッサなタイトル曲。オーセンティックな雰囲気が似合います。
https://www.youtube.com/watch?v=hfbVQYC0-H4

「Litoral」
Toco作。爽快な疾走感が心地好いメロウ・ボッサ。Tocoらしいボッサ・フィーリングとSchemaらしいラウンジ感覚がフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=jx9Khz4e6jI

「Zum Zum」
Fernando Lobo/Paulo Soledade作。当ブログでも紹介したEdu Loboヴァージョンでお馴染みの楽曲をカヴァー。アルバムからの2ndシングルにもなりました。Edu Loboヴァージョンを意識し、味わい深さとSchemaらしいスタイリッシュ感をうまくバランスさせているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yte5dX3g5ms

「Assuntos Banais」
Jean Kuperman/Toco作。ジェントル・ムードに包み込まれます。Rosalia De Souzaのキュートなバック・コーラスとGiacomo Tringaliヴァイヴの音色がいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=D_oDNB08r3U

「Bom Motivo」
Toco作。Schemaの歌姫、ブラジル人女性シンガーRosalia De Souzaをフィーチャー。2人の相性の良さを感じる素敵なメロウ・ジャズ・サンバです。ブラジル出身の2人ならではのグッド・ヴァイヴが伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=_iMqobP1KOs

「Samba Noir」
Toco/Stefano Tirone作。さり気なくS-Tone Inc.的なエッセンスを取り入れていますが、やり過ぎずスパイス程度に効かせているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-sGnHijNxjc

「Barracao」
Toco作。良くも悪くもオーセンティックなラウンジ・ボッサ。それでも飽きさせないのがTocoの魅力かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=ghpKsL-H5Tk

「Voz Da Lapa」
Toco作。Toco自身も参加していたRosalia De Souza『Brasil Precisa Balancar』(2005年)提供曲のセルフ・カヴァー。そのRosalia De Souzaヴァージョンとは異なる雰囲気のジャジーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=TeSuhvzFELo

「Guarapiranga」
Toco作。アルバムからの1stシングル。Schemaらしいラウンジ調の軽快なジャズ・サンバに仕上がっています。Schema好きには間違いないオシャレな1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=tPKNm9IEFzY

「Contradicao」
フランス人女性シンガーCoralie Clementをフィーチャー。彼女の兄のBenjamin Biolayが楽曲提供しています。ロマンティックな雰囲気のボサノヴァ・デュエットです。
https://www.youtube.com/watch?v=n1JrmF4LBkE

「Simples」
Toco作。タイトルの通り、シンプルに聴かせるボサノヴァ・チューン。他の楽曲と比較すると、少し素っ気ない感じもありますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=q5IXNUnl9SM

「Foolish Samba」
Toco/Philippe Autuori作。プログラミングも駆使しつつ、美しいチェロの音色も織り交ぜたSchemaならではのエレガントな雰囲気で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=N_OzkuQlkJQ

Tocoの他作品もチェックを!

『Instalacao Do Samba 』(2004年)
Instalacao Do Samba

『Memoria』(2014年)
Memoria
posted by ez at 05:01| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

Willie Hutch『Foxy Brown』

Pam Grier主演のブラックスプロイテーションのサントラ☆Willie Hutch『Foxy Brown』
フォクシー・ブラウン
発表年:1974年
ez的ジャンル:ブラックスプロイテーション・サントラ
気分は... :女の復讐劇・・・

今回は70年代ブラックスプロイテーション・サントラからWillie Hutch『Foxy Brown』(1974年)です。

L.A.出身のソウル・シンガー/ソングライター/アレンジャー/プロデューサーWillie Hutchについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『The Mack』(1973年)
 『Fully Exposed』(1973年)
 『In Tune』(1978年)

本作『Foxy Brown』(1974年)は、Motown移籍第3弾アルバムであり、『The Mack』(1973年)に続くブラックスプロイテーションのサントラとなります。

映画『Foxy Brown』(1974年)はPam Grier主演、Jack Hill監督のブラックスプロイテーションです。Roy Ayersがサントラを手掛けたブラックスプロイテーション『Coffy』(1973年)と同じこの監督&女優コンビです。

ご存知のとおり、この監督&女優コンビに心酔したQuentin Tarantinoは、『Coffy』『Foxy Brown』へのオマージュとして、Pam Grierを主演に据えた映画『Jackie Brown』(1997年)を撮影しました。

さて、本作『Foxy Brown』(1974年)に話を戻すと、人気サントラ『The Mack』(1973年)と同じく、ブラックスプロイテーション・サントラらしいスリリングなサウンドが全編に展開されます。

プロデュース&アレンジ&ソングライティングはWillie Hutch自身。

レコーディング・メンバーにはArthur Wright(g)、Halbert Taylor(g)、Tim Lawson(g)、Nate Morgan, Jr.(key)、Lawrence Dickens(b)、Abe Mills(ds)、Gene Pello(ds)、Darryl Jackson(per)、Gary Coleman(vibe)、Ernie Watts(fl)、Maxine Waters(back vo)、Julia Tillman(back vo)、Carol Willis(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

この時期のWillie Hutchの絶好調ぶりが反映された充実作です。トータルなサウンド・クリエイターとしての才とソウル・シンガーとしても魅了が見事に結びついている点がサイコーです。

『The Mack』と同様に、サンプリング・ソースの宝庫としても注目のアルバムです。特に、「Ain't That (Mellow, Mellow)」「Hospital Prelude Of Love Theme」「Out There」「Overture Of Foxy Brown」は定番サンプリング・ソースとして大人気です。

それ以外に、文句なしに格好良いタイトル曲「Theme Of Foxy Brown」Marvin Gaye×Curtis Mayfieldなメロウ・グルーヴ。「Give Me Some Of That Good Old Love」、猥雑なファンキー・グルーヴ「Foxy Lady」、リズム・ボックス・ファンク「You Sure Know How To Love Your Man」など全編充実の内容です。

ブラックスプロイテーション・サントラ好き、グルーヴィー・ソウル好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Chase」
タイトルの通り、カー・チェイス・シーンで使用されたブラックスプロイテーションらしいスリリングなインスト。Ernie Wattsのフルートがいいアクセントになっています。Cassius「Foxxy」、Kohndo「D'Un Mot a L'Autre」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=JJ7gB4ZN9G8

「Theme Of Foxy Brown」
ザ・ブラックスプロイテーション・サントラとでも呼びたくなる文句なしに格好良いタイトル曲。シングル・カットもされました。派手なストリングスを伴うハードボイルドなグルーヴィー・サウンドをバックに、Willie Hutchのヴォーカルが躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=GxroWGmYTR8

Cassius「Foxxy」、Smoke DZA feat. Big Sant & Fiend「Notorious」、Big K.R.I.T.「I Got This」のサンプリング・ソースとなっています。
Smoke DZA feat. Big Sant & Fiend「Notorious」
 https://www.youtube.com/watch?v=oUxEuN1Clgc
Big K.R.I.T.「I Got This」
 https://www.youtube.com/watch?v=rb-E3EuIfn8

「Overture Of Foxy Brown」
少しテンポを落としたサントラらしい繋ぎの1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=A3YSs45zh_E

繋ぎの1曲ですが、サンプリング・ソースとして大人気です。Lil' Flip「I Just Wanna Tell U」、Trae feat. Young Noble「Restless」、Freeway feat. Scarface「Baby Don't Do It」、Young Jeezy「Don't Do It」、Wiz Khalifa「Flickin' Ashes」、Z-Ro「Top Notch」、8Ball & E.D.I.「It's Music」、Truth Universal「Serve & Protect」、Fat Joe feat. Raekwon & T.A.「Ice Cream」、Pit Baccardi feat. Kwin Labani「J'ai Flechi」等のサンプリング・ソースとなっています。
Trae feat. Young Noble「Restless」
 https://www.youtube.com/watch?v=AVeRP3p2jnI
Freeway feat. Scarface「Baby Don't Do It」
 https://www.youtube.com/watch?v=sER3nQr9GKI
Wiz Khalifa「Flickin' Ashes」
 https://www.youtube.com/watch?v=BNt5rsDiI6k
Z-Ro「Top Notch」
 https://www.youtube.com/watch?v=wIi7Ghn5CeU
8Ball & E.D.I.「It's Music」
 https://www.youtube.com/watch?v=L8h9Okah7nc
Truth Universal「Serve & Protect」
 https://www.youtube.com/watch?v=pwPRbYFVnXg
Fat Joe feat. Raekwon & T.A.「Ice Cream」
 https://www.youtube.com/watch?v=JD-RU-UJZuc
Pit Baccardi feat. Kwin Labani「J'ai Flechi」
 https://www.youtube.com/watch?v=NhcayLmOovY

「Hospital Prelude Of Love Theme」
愛のテーマ、パート1といった趣のラブ・バラード。オルガンの音色が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=vsydBfqcaSA

印象的なオルガンは定番サンプリング・ソースになっています。The Notorious B.I.G.「Ready to Die」、Mobb Deep「Still Shinin'」、Jermaine Dupri feat. Nas「Intro/Turn It Out」、Masta Ace「Good Ol' Love」、Young Buck「Do It Myself」、Pete Rock feat. Doo Wop「Let's Go」、Nipsey Hussle feat. Lamar "Marz" Edwards「Blue Laces」、Rick Ross feat. Cee-Lo Green「Tears of Joy」、J. Cole feat. Travis Barker「Never Holdin Me Back」等のサンプリング・ソースとなっています。
The Notorious B.I.G.「Ready to Die」
 https://www.youtube.com/watch?v=yjYDZMRTt8U
Mobb Deep「Still Shinin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=gps6J9SKi6I
Jermaine Dupri feat. Nas「Intro/Turn It Out」
 https://www.youtube.com/watch?v=oy16Dd5BRX8
Masta Ace「Good Ol' Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=cUQgm3qRPio
Young Buck「Do It Myself」
 https://www.youtube.com/watch?v=kpuIpwxTgIo
Pete Rock feat. Doo Wop「Let's Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=pTs7JVb3RIU
Nipsey Hussle feat. Lamar "Marz" Edwards「Blue Laces」
 https://www.youtube.com/watch?v=29qf3xhIt_s
Rick Ross feat. Cee-Lo Green「Tears of Joy」
 https://www.youtube.com/watch?v=SLFV4Fdv7QU
J. Cole feat. Travis Barker「Never Holdin Me Back」
 https://www.youtube.com/watch?v=h1DtuHTox_w

「Give Me Some Of That Good Old Love」
続いて、愛のテーマ、パート2といった趣のメロウ・グルーヴ。Marvin Gaye的セクシー・ヴォーカルとCurtis Mayfield的グルーヴが一体化しているのが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=Sz_dtjj9-lE

「Out There」
ドラマティックレインなストリングスを配したグルーヴィー・ソウル。うねるベースラインが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=TC-LjGjxJZ4

この曲も定番サンプリング・ソースです。Mashonda「The World Is Ours」、Lupe Fiasco「Real Recognize Real」、Joe Budden feat. Ezo「Get No Younger」、AZ「Parking Lot Pimpin'」、Chase Flow「Changes」、Big K.R.I.T.「Money Outchea」、Smoke DZA & Pete Rock feat. Rick Ross「Black Superhero Car」等のサンプリング・ソースとなっています。
Mashonda「The World Is Ours」
 https://www.youtube.com/watch?v=4Hp2Y1aTV-0
Lupe Fiasco「Real Recognize Real」
 https://www.youtube.com/watch?v=kIbgtkqqdOw
Joe Budden feat. Ezo「Get No Younger」
 https://www.youtube.com/watch?v=HhWgw-h8Qeo
AZ「Parking Lot Pimpin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=HE7i-GKthdY
Chase Flow「Changes」
 https://www.youtube.com/watch?v=invke7ri6Nc
Big K.R.I.T.「Money Outchea」
 https://www.youtube.com/watch?v=mE79PlM_BsQ
Smoke DZA & Pete Rock feat. Rick Ross「Black Superhero Car」
 https://www.youtube.com/watch?v=wfWNW682uAA

「Foxy Lady」
リズム・ボックスを織り交ぜた猥雑なファンキー・グルーヴが格好良い1曲。この映画に対する僕の勝手なイメージに合致するサウンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=XhHNwztLmD0

Cypress Hill「Psycobetabuckdown」のサンプリング・ソースとなっています。
Cypress Hill「Psycobetabuckdown」
 https://www.youtube.com/watch?v=e-M4boXQC7s

「You Sure Know How To Love Your Man」
リズム・ボックスを用いたファンク・グルーヴ。リズミックなサウンドをバックに、シャウトするHutchのヴォーカルとそれに呼応するサックスの応酬がスリリングです。
https://www.youtube.com/watch?v=kH64tkUGaVk

「Have You Ever Asked Yourself Why (All About Money Game)」
少しイナたい雰囲気のミディアム・ソウル。アルバムで一番ソウルネスを感じる仕上がりです。素晴らしいアレンジにも魅了されます。
https://www.youtube.com/watch?v=dbRtfipoRk4

「Ain't That (Mellow, Mellow)」
ファンキー&メロウなパンチの効いたエキサイティングなグルーヴィー・ソウル。Curtis Mayfieldライクなパーカッシヴ・グルーヴが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=jJxFXwVtRQY

504 Boyz「Everywhere I Go」、Freeway「Mello Mello」、Boss Hogg Outlawz feat. Chris Ward, Killa Kyleon & Slim Thug「I Need A....」、Rhymefest「All I Do」、Drake feat. Rich Boy「Must Hate Money」、Rich Boy & 334 Mobb「Supafly」、Kool G Rap「Risin Up」、Casper「Verdammt Nah Dran (Supermanner)」Nipsey Hussle「Got It Made」、Chuuwee「Mellow Me Out」等のサンプリング・ソースとなっています。
504 Boyz「Everywhere I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=YztuicgMpjA
Freeway「Mello Mello」
 https://www.youtube.com/watch?v=fvBIjkleu4E
Rhymefest「All I Do」
 https://www.youtube.com/watch?v=0vhkxQQop5o
Drake feat. Rich Boy「Must Hate Money」
 https://www.youtube.com/watch?v=5IwnT1VMM48
Rich Boy & 334 Mobb「Supafly」
 https://www.youtube.com/watch?v=9tnvcTOzFHw
Kool G Rap「Risin Up」
 https://www.youtube.com/watch?v=hrKtn5yRA6Q
Casper「Verdammt Nah Dran (Supermanner)」
 https://www.youtube.com/watch?v=Fw-a-wD4fIM
Nipsey Hussle「Got It Made」
 https://www.youtube.com/watch?v=D68ZLuexvqw
Chuuwee「Mellow Me Out」
 https://www.youtube.com/watch?v=vTfyt1f4k8Q

「Whatever You Do (Do It Good)」
ラストはファンキーに弾けて締め括ってくれます。ハイテンションなファンキー・サウンドをバックに、Hutchおよび女性バック・コーラスが躍動します。

Willie Hutchの他作品もチェックを!

『Soul Portrait』(1969年)
ソウル・ポートレイト

『The Mack』(1973年)
The Mack

『Fully Exposed』(1973年)
FULLY EXPOSED

『The Mark of the Beast』(1974年)
マーク・オブ・ザ・ビースト

『Ode to My Lady』(1975年)
オード・トゥ・マイ・レディ

『In Tune』(1978年)
イン・チューン
posted by ez at 01:56| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

Tenderlonious『Shakedown Featuring The 22archestra』

サウスロンドン注目の音楽クルー22aのリーダー☆Tenderlonious『Shakedown Featuring The 22archestra』
SHAKEDOWN FEAT. THE 22
発表年:2018年
ez的ジャンル:サウスロンドン系新世代ジャズ
気分は... :悪魔が来りて笛を吹く?

新作アルバムから、サウスロンドン注目の音楽クルー/音楽レーベル22aのリーダーTenderloniousことEd Cawthorneの単独名義の初アルバムTenderlonious『Shakedown Featuring The 22archestra』です。

TenderloniousことEd Cawthorneは、22aのリーダーとして、ソロ名義や自身のグループRuby Rushton名義で作品をリリースしてきました。

2ndアルバム『Children Of Nu』が日本でも話題となっているReginald Omas Mamode W、本作にも参加しているYussef DayesとのユニットYussef Kamaalが話題となったKamaal Williams(22aではHenry Wu名義で作品をリリース)などが注目されるに従い、彼らが属する音楽クルー22aおよびリーダーのTenderloniousへの関心も高まりました。

直近の22a作品でいえば、Reginald Omas Mamode WMo KoloursJeen Bassという22aの名物三兄弟の従兄であるJames 'Creole' Thomasの初アルバム『Omas Sextet』もインパクト大でしたね。

そんなグッド・タイミングでリリースされたのが、リーダーTenderloniousの単独名義の初アルバム『Shakedown Featuring The 22archestra』です。

プロデュースはTenderlonious自身。

レコーディングにはTenderlonious(fl、syn)に加え、The 22archestraとして、Ruby RushtonのメンバーFergus Ireland(b)、Yussef Kamaalでお馴染みのYussef Dayes (ds)、Reginald Omas Mamode W(per)、
Jeen Bassa(per)、Konrad(per)、Hamish Balfour(key)の6名が参加しています。

多様な音楽性を内包する音楽クルーというイメージのある22aですが、本作はTenderloniousを中心に22aの面々のジャズ・ミュージシャンとしての側面に触れることができます。22aメンバーで、こんなに本格的なジャズ演奏ができるんだ!というのが僕が最初に聴いて印象です。

大きく括れば、サウスロンドンの新世代ジャズ作品ですが、ファンク、Hip-Hop、アフロ、ブラジルなどのエッセンスも取り込んだ22aらしい多様性を持つサウンドを楽しめます。

楽曲はすべてTenderlonious & The 22archestraのオリジナルです。

ジャズを中心としたサウスロンドンの音が気になる方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Expansions」
コズミック・ジャズ×ブラジリアン・フュージョンなオープニング。22aの面々にジャズ・ミュージシャンとしてのベースがしっかりあることを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=8NJ6KaopRts

「Yussef's Groove」
シングルにもなりました。タイトルの通り、Yussef Kamaalのドラミングが牽引します。Yussef、Fergus Ireland、Hamish Balfourのエキサイティングなアンサンブルが実にいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=enMVDdvdf88

「Togo」
22aらしいアフロ・トライバルなフィーリングを楽しめます。同じように土着的な22a作品、James 'Creole' Thomas『Omas Sextet』に比較すると、洗練されていますが。

「SV Interlude」
タイトルのSVとは故J Dillaを擁したHip-HopユニットSlum Villageのことです。Hip-Hopを当たり前に通過してきた新世代ミュージシャンらしいジャズ・グルーヴを楽しめます。

「The Shakedown」
アルバムに先駆けて、昨年シングル・リリースしていた楽曲。覚醒的な漆黒のグルーヴ、謎めいたキーボードをバックに、Tenderloniousのフルートが妖しく響きます。
https://www.youtube.com/watch?v=p67PDUDPovw

「Maria」
22a流ブラジリアン・フュージョンといった雰囲気のエキサイティングな演奏です。ブラジリアン・フュージョンにサウスロンドンの息吹が吹き込まれている感じがいいですね。

「You Decide」
サウスロンドンらしいエッジの効いたビートと、オーセンティックなジャズ・フィーリングのバランスが絶妙です。

「SV Disco」
Slum Villageをタイトルに冠した2曲目。TenderloniousのSlum VillageJ Dillaへのリスペクトを感じずにはいられません。モロにJ Dillaビートやディスコという訳ではなく、70年代クロスオーヴァー/ジャズ・ファンク的グルーヴの演奏を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=EpHSSQhrkvM

「Red Sky At Night」
コズミックなシンセ、キーボードのイントロに続き、Yussef Dayesの推進力のあるドラムが牽引し、そのビートにシンクロするようにTenderloniousが軽やかに舞います。USの今ジャズ好きの人も気に入る演奏なのでは?

「Jolie」
国内盤ボーナス・トラック。メロウ・エレピの響きが心地好いリラックスした演奏を楽しめます。

22a関連の他作品もチェックを!

Ruby Rushton『Two For Joy』(2015年)
Two for Joy

Ruby Rushton『Trudi's Songbook: Volume One』(2017年)
RUBY RUSHTON

Ruby Rushton『Trudi's Songbook: Volume Two』(2017年)
TRUDI'S SONGBOOK: VOLUME TWO

Reginald Omas Mamode W『Children Of Nu』(2018年)
Children of Nu [日本限定CD]

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2018年09月01日

Tashan『For The Sake Of Love』

実力派US男性R&BシンガーのUK録音作☆Tashan『For The Sake Of Love』

tashan for the sake of love.jpg

発表年:1993年
ez的ジャンル:男性R&Bシンガー
気分は... :シンギュラリティは近い・・・

90年代R&B作品からTashan『For The Sake Of Love』(1993年)です。

Tashan(本名:Thomas Jerome Pearse)は1962年N.Y.生まれの男性R&Bシンガー。

WhodiniFat BoysKurtis BlowといったHip-Hopアーティストへの作品参加を経て、Def Jamから1stアルバム『Chasin' a Dream』(1986年)、さらにDef Jam傘下のOBRから2ndアルバム『On The Horizon』(1989年)をリリースしました。その後、OBRを離れ、 Columbia傘下のChaos RecordingsからUK録音の3rdアルバムとなる本作『For The Sake Of Love』(1993年)をリリースしています。

Oran "Juice" Jonesに続くOBRの男性R&Bシンガーというイメージが強いですね。

僕がリアルタイムで聴いていたのは、2nd『On The Horizon』(1989年)と3rd『For The Sake Of Love』(1993年)の2枚。当時は『On The Horizon』の方をよく聴いていましたが、今日再評価されているのは『For The Sake Of Love』かもしれませんね。

今回、改めて2枚を聴き比べ、確かに今聴くならば『For The Sake Of Love』だと納得しました。

3rdアルバムとなる本作『For The Sake Of Love』(1993年)は、前述のようにUK録音であり、B.E.F.(British Electric Foundation)Heaven 17の活動で知られるMartyn Wareがメイン・プロデューサーに起用されています。

TashanMartyn Wareの出会いは、MartynのユニットB.E.F.の2ndアルバム『Music Of Quality And Distinction Volume II』(1991年)に収録されたMarvin Gayeの大ヒット曲「I Want You」のカヴァーです(本作にも収録)。

その「I Want You」をはじめ、アーバンな魅力×UKソウルなオトナR&Bな楽曲がズラリと並びます。

Snap!の活動でも知られる女性シンガーPenny Fordがデュエットで参加し、Cindy MizelleTawatha AgeeJocelyn BrownJerry BarnesJuicy)、Mic MurphyThe System)等がバック・ヴォーカルで参加しています。また、P-Funkの重鎮Bernie Worrellも参加しています。

前述の「I Want You」Squeezeのカヴァー「Tempted」以外はTashanおよび参加メンバーのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Tempted」
Martyn Wareプロデュース。Squeeze、1981年のシングルをカヴァー(Chris Difford/Glenn Tilbrook作)。UK録音ならではのカヴァー・セレクトですが、コレが見事にハマったUKソウル感覚の好カヴァーに仕上がっています。Cindy MizelleTawatha Ageeがバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=UJtLyPDFacg

「Been A Long Time」
Martyn Ware/Tashanプロデュース。スクラッチ音を織り交ぜつつ、アーバン・フィーリングが心地好いミディアム・グルーヴ。

「Ecstatic」
Maz & Kilgore/David Kahneプロデュース。実にUKソウルらしいサウンド!なんて思っていたら、このミディアム・グルーヴはN.Y.レコーディングでした。

「For The Sake Of Love」
Martyn Ware/Tashanプロデュース。タイトル曲はCindy MizelleTawatha Agee、Jocelyn Brownといった豪華バック・コーラス陣を配したクワイエット・ストームなミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=qbTQG9CZ2j8

「Single And Lonely」
Tashanプロデュース。美しいストリングスを配したバラード。コレもクワイエット・ストーム好きが気に入りそう。
https://www.youtube.com/watch?v=o2Qh64-wTpU

「Still In Love」
Martyn Ware/Tashanプロデュース。僕好みの生演奏のアーバン・メロウ。Tashanのダンディな魅力が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=W1OigLbAJ3s

「Love Is Forever」
Mark Morales/Mark C. Rooneyプロデュース。シングルにもなったメロウ・グルーヴ。NJSとアーバン・フィーリングが絶妙に融合しているのがいいですね。昔も今もコレが一番のお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=08tDwECF_z0

「Romantically Inspired」
Martyn Ware/Tashanプロデュース。Jocelyn Brownがバック・コーラスを務めるオトナのアーバン・メロウ。Martyn Wareのサウンド・センスを感じます。

「Control Of Me」
Kevin Ryanプロデュース。クラブミュージック的アプローチのミディアム・グルーヴに仕上がっています。

「Insane」
Mark Morales/Mark C. Rooneyプロデュース。Snap!の活動でも知られる女性シンガーPenny Fordとのデュエット。2人のソウル・ヴァイヴが伝わってくる爽快グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_KwCnGyNsGw

「All I Ever」
Martyn Ware/Tashanプロデュース。Incognitoライクな清涼ジャズ・ファンク・サウンドをバックにTashanのヴォーカルが躍動します。鮮やかなホーン・サウンドも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=xy6bTWYM44w

「Love Of My Life」
Carl Holst-Roness/Marvin Williamsプロデュース。Tashanのセクシーな魅力が伝わってくるミディアム・バラード。シンセ・ソロはBernie Worrell。
https://www.youtube.com/watch?v=lxxzi6Aapgw

「I Want You」
Martyn Ware/Tashanプロデュース。Leon Ware/Arthur "T-Boy" Ross作によるMarvin Gayeの大ヒット曲をカヴァー。前述のようにTashanとMartyn Wareが出会うきっかけとなったB.E.F.『Music Of Quality And Distinction Volume II』(1991年)に収録されていた楽曲です。JuicyのJerry Barnes、The SystemのMic Murphyがバック・コーラスを務めます。また、Bernie Worrellも参加しています。Martyn Ware的サウンド・センスとTashanのヴォーカルの魅力がうまく結びついた、この時期のUKらしい好カヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=UTxYtZpzWWo

Tashanの他作品もチェックを!

『Chasin' a Dream』(1986年)
CHASIN' A DREAM

『On The Horizon』(1989年)
On the Horizon
posted by ez at 04:55| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする