2018年11月22日

General Caine『General Caine II Get Down Attack』

P-Funk的魅力が発揮された西海岸ファンク☆General Caine『General Caine II Get Down Attack』
general caine ii get down attack.jpg
発表年:1980年
ez的ジャンル:P-Funk系西海岸ファンク
気分は... :真面目? or おふざけ?

今回は80年代ファンクからGeneral Caine『General Caine II Get Down Attack』(1980年)です。

リーダーのMitch McDowellを中心にL.A.で結成されたファンク・ユニットGeneral Caineの紹介は、4thアルバム『Dangerous』(1983年)に続き2回目となります。

2ndアルバムとなる本作『General Caine II Get Down Attack』(1980年)は、このユニットのP-Funk的魅力が発揮された1枚です。

プロデュース&アレンジ&ソングライティング(共作含む)はMitch McDowell

本作におけるメンバーは、Mitch McDowell(vo、b、per)、Jimmy Carter(ts)、David C. Chadwick(syn、p、vo)、Tony Dadler(syn、org)、David Williams(p)、Gary Metz(as)、Alja Thompson(ds)、David Jarmillo(tp)、Timmy Lee(g)、Robert Palmer(g)、Trey Stone(g)、Wayman Ballinger(back vo)、David Williams(back vo)、Madilyn Patterson(back vo)、Maudie Gooden(back vo)、Harry Templeton(back vo)。

ハイライトはP-Funk全開の「Shake」「Get Down Attack」という2曲。それ以外にOhio Players調の「Snake And The Worm」、Chuck Brown & The Soul Searchers「Bustin' Loose」の引用も聴ける「Jungle Music」、インスト・ディスコ・ファンク「L.R.J. Pop」もおススメです。

ジャケ同様、怪しげなGeneral Caineのファンク・ワールドをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Heartbeat」
アルバムのプロローグ。心臓の鼓動とゲームの効果音の組み合わせ

「Shake」
ピ〜ヒャラ・シンセが印象的なスペイシー・ヘヴィ・ファンク。Mitch McDowellのP-Funkフリークぶりがよくわかるキャッチーな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=sJ4Ig601qf8

「Get Down Attack」
タイトル曲はP-Funk調のディスコ・ファンク。ナスティな女性コーラス、豪快なホーン・アンサンブルが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=juFogpC2PmE

「L.R.J. Pop」
軽快に疾走するノリの良いインスト・ディスコ・ファンク。鮮やかなホーン・アンサンブルが先導します。
https://www.youtube.com/watch?v=MkqPWOb8xLU

「We Are Soldiers」
それまでのP-Funkが一転し、レトロなR&Bスタイルに・・・このあたりも確信犯的なのでしょうが・・・

「Spectacle」
2分にも満たない曲ですが、女性ヴォーカルをフィーチャーした美しいピアノ・バラードに仕上がっています。

「All About You」
イントロのギター・ソロが印象的なバラード。ファルセットも交えて熱唱しますが、このグループに期待するのはこのタイプではないので・・・
https://www.youtube.com/watch?v=RdjXi-Hn-mQ

「More Than A Do Wop」
タイトルの通り、ドゥーワップ調の仕上がり。真面目なのか、おふざけなのかよくわかりませんが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=vm1eIalDsFk

「Snake And The Worm」
P-Funkだけじゃなくて、Ohio Playersもリスペクトしています!といった雰囲気のファンキー・グルーヴ。結構好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=IUVcxGLxhmo

「Jungle Music」
Chuck Brown & The Soul Searchers「Bustin' Loose」の引用を含む、ダンサブルなファンク・チューンで締め括ってくれます。ノリ一発の潔さが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=kyIxHaDK0CE

General Caineの他作品もチェックを!

『Let Me In』(1978年)
Let Me in

『Girls』(1982年)
ガールズ+2(期間限定特別盤)

『Dangerous』(1983年)
デンジャラス+3(期間限定特別盤)
posted by ez at 02:07| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする