発表年:1993年
ez的ジャンル:バッド・ガールズ系女性R&Bグループ
気分は... :新年1枚目は・・・
2019年最初の1枚は、90年代女性R&Bグループ作品から7669『7669 East From A Bad Block』(1993年)です。
エロくてビッチでケバケバしいジャケが新年一発目に相応しいかなと(笑)
7669はN.Y.で結成された女性R&Bグループ。
メンバーはShorti-1-Forti(Marcy Roberts)、Big Ange(Angela Hunte)、El Boog-E(El-Melek A. Moore)、Thicknezz(Mallore Irvine)という4名。
本作『7669 East From A Bad Block』(1993年)がグループ唯一のアルバムです。
アルバム1枚で消えてしまったガールズ・グループですが、90年代女性R&Bグループ好きの僕にとっては捨て難い魅力があります。
Full Force、元UTFOのKangol Kid、Ali Dee、Jose Sanchez等がプロデュースを手掛けています。Full Forceプロデュースという点も僕にとってポイントが高いのかもしれません。
アルバム全体としては、ラップを随所で披露するビッチでキュートなガールズ・ヒップホップ・ソウルという印象です。
シングルにもなった「Joy」や「So High」、Full Forceのプロデュースが冴える「69 Ways To Love A (Black) Man」、「R.M.A. (Will U Remember Me)」、キュートなヒップホップ・ソウル「King Size Bed」あたりが僕のおススメです。
曲によって出来・不出来のムラがあったり、全21曲中インタールードが9曲がウザいといった難点もありますが、そんなB級感も含めて僕は好きです。
全曲紹介しときやす。
「Heree Ah Cumm」
Ali Deeプロデュース。ラップも披露してくれるヒップホップ・ソウルなオープニング。シングルにもなりました。ジャケのビッチなイメージにフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=Er1KcCkxdZk
「The Session (Interlude)」
ジャジーなインタールード。
「69 Ways To Love A (Black) Man」
Full Forceプロデュース。90年代女性R&B好きの人であれば気に入るであろうキュートで華のあるヒップホップ・ソウル。流石はFull Force!と思わせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=IPrKHTJ2TNo
「Ma, I Luv Him (Interlude)」
インタールード。
「Joy」
Kangol Kid(UTFO)プロデュース。Brand Nubian「All for One」のサンプリングと共にスタートするシングルにもなったヒップホップ・ソウル。このグループの(ビッチではない)キュートな魅力が詰まった名曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Pf8P5yRmmqE
「Shoot The M.F. In His Kneecap (Interlude)」
インタールード。
「Changes」
Jose Sanchezプロデュース。セクシー・ヴォーカルで歌い上げるミディアム・スロウ。悪くないけど少し単調かも・・・
https://www.youtube.com/watch?v=2e0rhjykSOI
「Conversation Fo Yo Ass (Interlude)」
ファンク・モードのインタールード。
「R.M.A. (Will U Remember Me)」
Full Forceプロデュース。Full Forceプロデュースらしいダンサブル・チューン。Full Forceサウンドとガールズ・グループらしいキュートな魅力が見事に調和しています。
https://www.youtube.com/watch?v=LnS17PUaxF8
「Crossover Message (Interlude)」
インタールード。
「The Last Song」
Ali Deeプロデュース。バッドガールズなHip-Hopチューン。ロッキン・ギターやラガ調の男性ラップも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=kwBUnqk_UFc
「Who Dez Bitches Anyway (Interlude)」
タイトル通り、ビッチなインタールード。
「So High」
Jose Sanchezプロデュース。シングルにもなったダンサブルなR&Bグルーヴ。90年代女性R&Bグループらしい甘く切ないグルーヴがたまりません。Barry White「I'm Gonna Love You Just a Little More Baby」をサンプリング。Deniece Williams「Free」風のメロディが心地好い!
https://www.youtube.com/watch?v=5RrMiUwkAnY
「Tic Away」
Jose Sanchezプロデュース。哀愁モードのバラードを切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=7PX3L_J_WJI
「By Your Side」
Bobby Jonesプロデュース。ダンサブルなミディアム・グルーヴですが、この曲に関しては正直プロダクションがショボいかも・・・
https://www.youtube.com/watch?v=zjwa5esOrdg
「The Cabaret (Interlude)」
コンピュータ・ミュージックなインタールード。
「Cloud 69」
Ali Deeプロデュース。この時代ならではのアーバンなダンサブルR&Bに仕上がっています。少しオトナな雰囲気の7669を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=CLw7SIHG-rY
「1-800-DIAL F... Me (Interlude)」
この時代らしいプッシュ・フォンを使ったインタールード。
「King Size Bed」
Kangol Kid(UTFO)プロデュース。キュートなグルーヴ感がたまらないヒップホップ・ソウル。ガールズグループらしいキラキラ感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=pC2ZsdN78IM
「Shmoken' Em Up Y'All (Interlude)」
レトロR&Bなインタールード。
「Phillies, 40's & 69」
Jose Sanchezプロデュース。ラストはファンクネスの効いたHip-Hopチューンで締め括ってくれます。Grover Washington Jr.「Knucklehead」をサンプリング。
まだまだ正月モードで音楽より酒浸りの日々ですが、頑張ってエントリーしたく思います(笑)