2019年01月31日

Evans Pyramid『Evans Pyramid』

レア・グルーヴ系ブギー/ファンク作品☆Evans Pyramid『Evans Pyramid』
エヴァンス・ピラミッド(EVANS PYRAMID) 帯ライナー付直輸入盤
録音年:1978-1994年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ブギー/ファンク
気分は... :魅惑のB級グルメ・・・

今回は70年代後半に活動していたブギー/ファンク・ユニットEvans Pyramidのシングル&未発表曲を集めた編集アルバム『Evans Pyramid』です。
※70年代後半録音の楽曲が中心なので便宜上70年代カテゴリーに区分しておきます。

Evans PyramidAndre Evansを中心としたブギー/ファンク・ユニット。

1978年から1980年にかけて、「Rubber Band/Dance A Thon」(1978年)、「Never Gonna Leave You/Dip Drop」(1979年)、「No, I Won't/Soul Petrol」(1979年)、Royale名義の「I Want Your Body/Simply Say I Love You」(1980年)という4枚のシングルをリリースしています。

本作はこれら4枚のシングルからの8曲に未発表曲4曲を加えた編集アルバム。魅惑のディスコ/ブギー/ファンクのオンパレードです。初期Princeに通じるディスコ・ダンサーもあります。

再評価の高い「Never Gonna Leave You」「Dip Drop」「I Want Your Body」あたりがハイライトだと思います。

それ以外に「No, I Won't」「Rubber Band」「I Got A Rush For You」「Sugar Stop」もおススメです。

1枚でEvans PyramidおよびAndre Evansの全貌がわかる便利な編集アルバムです。

全曲紹介しときやす。

「Never Gonna Leave You」
Evans Pyramidが再評価されるきっかけとなったブギー・ダンサー。メロディアスなギター・リフがクセになります。何処となく妖しげなムードは初期Princeに通じる魅力もあるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=zKkYYaK2Yi8

「Dip Drop」
ホーン・サウンドも取り入れた華やかなパーティー・ファンク。軽薄な♪フゥ・フゥー♪の掛け声がパーティー・モードらしくていいですね。パーカッシヴな感じも僕好み!
https://www.youtube.com/watch?v=HGlquhGL2wM

「No, I Won't」
つかみどころがない所が魅力のダンサブル・チューン。ヴァイオリンをシンセのように用いているのが面白いですね。また、ベースはStanley Clarkeを意識した演奏になっているらしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=NQpnyUvkURQ

「Soul Petrol」
80年代サウンドを先取りしているスペイシーなファンク・チューン。今聴くと少し古臭いですが、当時としては良いセンスだったのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=mr5F-5ZgHUg

「I Want Your Body」
Royale名義でリリースしたシングル曲。「Never Gonna Leave You」と並ぶハイライトと言えます。爽快に疾走するディスコ・ダンサー。この曲も初期Princeと一緒に聴きたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=3y9VLEtH4jE

「Simply Say I Love You」
Royale名義のシングル「I Want Your Body」のB面曲。妖しげなギターが印象的なミディアム・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=geH3RyCGlEQ

「Rubber Band」
タイトルからしてBootsy Collinsを意識してるんですかね。実際の音はホーン・サウンドと華やかな女性ヴォーカルが印象的な爽快ファンク・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=lsznG2GH14Q

「Dance A Thon」
「Rubber Band」と同系統のディスコ・ダンサー。華やかに疾走します。
https://www.youtube.com/watch?v=Tw7xef5QeuA

「Sugar Stop」
80年代半ば頃レコーディングの未発表曲。80年代らしい重量感のあるディスコ・ファンク。少しナスティな女性ヴォーカルがいいですね。

「I Got A Rush For You」
同じく80年代半ば頃レコーディングの未発表曲。ギター・カッティングと共に疾走するディスコ・ダンサー。このユニットらしい魅力を楽しめる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RNYt0iGj3B4

「Where Love Lives」
1994年レコーディングの未発表曲。さすがに他の楽曲とは雰囲気が異なりますが、曲調自体は80年代ライクなファンクなので、それ程違和感はないかも?
https://www.youtube.com/watch?v=j-2w4Ng9Hzk

「Party Like It's 2001」
同じく1994年レコーディングの未発表曲。Princeを意識したファンク・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=kuM_EmgCebE

無性にエビフライ、アジフライ、カキフライのミックス・フライ定食が食べたい!
即行動に移そうっと!
posted by ez at 02:37| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする