2019年03月08日

Sons & Daughters Of Lite『Let The Sun Shine In』

レア・グルーヴ方面で再評価の高い1枚☆Sons & Daughters Of Lite『Let The Sun Shine In』
レット・ザ・サン・シャイン・イン [紙ジャケット仕様/完全限定生産盤]
発表年:1978年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ハイブリッド・ブラック・ジャズ
気分は... :ストレス発散!

昨日はストレス発散のために中古CD屋巡りへ
久々にオトナ買いしてしまいました。

今回はレア・グルーヴ方面で再評価の高いブラック・ジャズ作品、Sons & Daughters Of Lite『Let The Sun Shine In』(1978年)です。

Sons & Daughters Of Liteは、西海岸オークランドで結成された黒人ミュージシャン集団。

本作『Let The Sun Shine In』(1978年)が唯一のアルバムとなります。

本作におけるメンバーはBasuki Bala(as、ss、bs、fl、per、vo)、Marty Payne (tp、flh、back vo)、Paul Fenner III(ts)、Michael Oliver Warren(b、tb)、Marc Smith(b)、Jdlinkomo(p、el-p、syn、per、vibe、back vo)、Terry Lawyer(ds)、Snip Milton Jr.(ds)、Babatunde Olatunji (congas、bongos、per)、Jeanne Cuffey(vo)、Lakiba(vo)、Kalamu Chache(back vo)。

アフロ、ブラジル、ラテンのエッセンスを取り入れたスピリチュアル・ジャズ×フュージョンなハイブリッド・ブラック・ジャズを楽しめるアルバムです。

再評価を高めるきっかけとなったレア・グルーヴ人気曲「Let The Sun Shine In」「Darkuman Junktion」の2曲が有名ですが、ハイブリッドな漆黒グルーヴの「Operation Feed Yourself」「A Real Thing」、呪術的スピリチュアル・ブラック・ジャズ「Ju Ju's Door」もおススメです。

聴く者を虜にする魔性の漆黒グルーヴをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Let The Sun Shine In」
ヴァイヴのメロウな響きのイントロに続き、黄昏モードの男女ヴォーカルによるスピリチュアル・ジャズが展開されます。中盤以降はホーン隊も活躍するパーカッシヴなサンバ・フュージョンでダンサブルにテンポアップしていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=CAQF2Gr7sZQ

「Fly Away」
哀愁モードのソウルフル・バラード。寂しげな男性ヴォーカルと女性コーラス隊の掛け合いがいいですね。ここでもヴァイヴがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=VxDJHFy_KPk

「Operation Feed Yourself」
アフロ×ラテンのハイブリッド・ファンク・グルーヴ。妖しく艶やか女性ヴォーカルが導く魔女の漆黒ファンク・グルーヴといった感じがクセになります。
https://www.youtube.com/watch?v=fRMa8GOZJ1I

「A Real Thing」
スピリチュアル・ブラック・ジャズ×ブラジリアン・フュージョンといった趣の仕上がり。独特の漆黒グルーヴにヤラれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZwF4oY9NvBA

「Ju Ju's Door」
タイトルの通り、アフロ・ジャズのエッセンスを取り入れたミステリアスなスピリチュアル・ブラック・ジャズ。呪術的な魔力を持ったかのような演奏にグイグイ惹き込まれます。
https://www.youtube.com/watch?v=YswkbSg3K7c

「Darkuman Junktion」
Gilles Petersonもヘヴィ・プレイした漆黒のジャズ・ファンク。アフロ・ファンク的なブラック・ジャズ・フィーリングを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=xaxbRucIshY

今、頭の中はきのこ鍋で一杯!
近々必ずありつくぞ!
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2019年03月07日

Urban Mystic『GR III: Old School 2 Nu Skool』

Old SchoolとNu Skoolの両面を楽しめます!☆Urban Mystic『GR III: Old School 2 Nu Skool』
Griii: Old School 2 Nu Skool
発表年:2009年
ez的ジャンル:本格派男性R&B
気分は... :バランス感覚が大事!

今回は2000年代男性R&B作品からUrban Mystic『GR III: Old School 2 Nu Skool』(2009年)です。

1984年フロリダ生まれの男性R&BシンガーUrban Mystic(本名Brandon Williams)の紹介は、デビュー・アルバム『Ghetto Revelations』(2004年)に続き2回目となります。

3rdアルバムとなる本作『GR III: Old School 2 Nu Skool』(2009年)でも、流行のR&Bサウンドにも配慮しつつ、本格派R&Bシンガーらしい一本筋の通ったR&B作品に仕上がっています。タイトルの通り、Old SchoolなUrban Mystic、Nu SkoolなUrban Mysticの両面を楽しめます。

Cecile BarkerMark GordonScott StorchMike CityKay GeeNaughty by Nature)、Roc FaRealPeter PanSteve MoralesTerence "Tramp Baby" AbneyDerrick "Big D" BakerD. DrummondE. Warrenといった多彩なプロデューサーが起用されています。

アフリカン・アメリカン大統領誕生を祝うSam Cookeの大名曲カヴァー「Obama: A Change Has Come」、Yung Jocをフィーチャーし、シングルにもなったダンサブル・チューン「Main Squeeze」、Kay Gee(Naughty by Nature)プロデュースの「Can't Stop, Won't Stop」、Beenie Manをフィーチャーしたダンスホール・レゲエ「So Fly」Delegation「Oh Honey」のサンプリングがキャッチーな「Days of Our Lives」あたりが目立ちますかね。

個人的には「2 Good 2 B True」「Why Can't We?」「Best Part of the Day」「I'll B Good 2 You」「If I Ever Needed Someone」Van Morrisonのカヴァー)といった本格派R&Bシンガーらしいバラードもおススメです。

こういったバランス感覚の本格派男性R&Bアルバムは貴重だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Obama: A Change Has Come」
Cecile Barkerプロデュース。前作『Ghetto Revelations II』(2006年)でも取り上げていたSam Cookeの大名曲カヴァーを再び取り上げています。タイトルにあるようにオバマ大統領の就任を祝ったヴァージョンです。 アフリカン・アメリカン大統領誕生に新時代の到来という希望を込めて歌い上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=Copsg4sxcWc

「2 Good 2 B True」
Cecile Barker/Peter Panプロデュース。本格派R&Bシンガーらしい素晴らしいミディアム・バラード。少し塩辛いディープ・ヴォーカルと美しいサウンドの組み合わせの塩梅が絶妙です。ムーディーなサックスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=H-QaxKPgQYE

「Can't Stop, Won't Stop」
Kay Gee(Naughty by Nature)/Terence "Tramp Baby" Abneyプロデュース。(当時の)流行のR&Bスタイルを取り入れつつも、本格派R&Bシンガーらしい芯の太さを感じる仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=D2bsqBCP72o

「Throw It Back」
Mark Gordonプロデュース。歌力を見せつけるかのようにディープに歌い上げるバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=wcEaaTHcDeI

「Main Squeeze」
Derrick "Big D" Bakerプロデュース。Yung Jocをフィーチャー。アルバムに先行して2008年にシングル・リリースされています。ラップとオートチューン・ヴォーカルを駆使したダンサブルな哀愁チューンです。Urban Mysticらしいかは???ですが、この時代らしいキャッチーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=uIquVcSAWkM

「So Fly」
Scott Storchプロデュース。ダンスホール・レゲエの大物Beenie Manをフィーチャー。イケイケのダンスホール・スタイルで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=lil8qnnCyhU

「Why Can't We?」
Steve Moralesプロデュース。Phyllisiaをフィーチャー。素敵なメロウ・バラードをデュエットで歌い上げます。ムーディーなサックスがロマンティック・ムードを演出します。
https://www.youtube.com/watch?v=fSnwYT9EaIc

「Best Part of the Day」
Mark Gordonプロデュース。メロウ・エレピがナビゲートするミディアム・バラード。歌唱力があるものの決して歌いすぎない感じもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=9af7z_8CTB8

「Days of Our Lives」
Roc FaRealプロデュース。P. Chaseのラップをフィーチャー。Delegation「Oh Honey」のサンプリングがキャッチーなメロウ・ミディアム。「Oh Honey」大好きな僕としては嬉しい1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=oWYhVIA1Jfk

「Let's Go Shawty」
Mark Gordonプロデュース。この時代らしい哀愁R&Bグルーヴですが、僕好みでいえば少しビミョーですかね。
https://www.youtube.com/watch?v=YEGEOPu7Gt4

「I'll B Good 2 You」
Roc FaRealプロデュース。Urban Mysticの魅力を満喫できるビューティフル・バラード。ここでも本格派なのに熱唱し過ぎないのがいいですね。

「It Wasn't Me」
Mike Cityプロデュース。派手さはありませんがジワジワくるR&Bグルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=KT9kp-d_MWo

「I'm Waiting」
D. Drummond/E. Warren/Cecile Barkerプロデュース。Shaggy/Ce'cileをフィーチャー。開放的なレゲエ・チューンです。Urban Mysticらしいかはわかりませんが、こういうメロウなレゲエ・チューン大好きです。

「If I Ever Needed Someone」
Cecile Barkerプロデュース。ラストはVan Morrisonのカヴァーで締め括ってくれます。オリジナルは当ブログでも紹介した『His Band And The Street Choir』(1970年)に収録されています。このカヴァー・セレクトのセンスがサイコーです。Van Morrison作品ならではのコクを見事に表現したゴスペル調バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=8W24VvIfqr0

Urban Mysticの他作品もチェックを!

『Ghetto Revelations』(2004年)
Ghetto Revelations

『Ghetto Revelations II』(2006年)
Ghetto Revelations 2

『Love Intervention』(2013年)
Love Intervention

『Soulful Classics』(2015年)
Soulful Classics
posted by ez at 01:58| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月05日

Jimmy Smith『I'm Movin' On』

Grant Greenらとのトリオ編成。ブルージーな1枚☆Jimmy Smith『I'm Movin' On』
I'm Movin on
録音年:1963年
ez的ジャンル:ブルージー・オルガン・トリオ
気分は... :余計なものを削ぎ落しす!

今回はジャズ・オルガンの神様Jimmy Smith『I'm Movin' On』(1963年)です。

これまで当ブログで紹介したJimmy Smith作品は以下の5枚。

 『Crazy! Baby』(1960年)
 『Midnight Special』(1960年)
 『Back at the Chicken Shack』(1960年)
 『The Cat』(1964年)
 『Root Down』(1972年)

1963年にレコーディングされた本作『I'm Movin' On』は、1967年にBlue Noteからリリースされました。

レコーディング・メンバーはJimmy Smith(org)、Grant Green(g)、Donald Bailey(ds)というトリオ編成。

正直、派手さのないブルージーな味わいの演奏が続くアルバムですが、その渋さが魅力かもしれません。

目立つのはグルーヴィーな「Back Talk」や軽やかなタイトル曲「I'm Movin' On」ですが、「Hotel Happiness」「Cherry」「T'ain't No Use」といったブルージーな演奏にもグッときます。

何枚かJimmy Smith作品を聴いた後に、聴いた方がフィットする作品かもしれませんが、ブルージーなオルガン・ジャズを試したい方はチェックを!

全曲紹介しときやす。

「I'm Movin' On」
Hank Snow作。Hank Snow、1950年のカントリー・ヒットをカヴァー。SmithのオルガンとGreenのギターが織り成す軽やかなグルーヴが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=5ZY0GeAbico

「Hotel Happiness」
Earl Shuman/Leon Carr作。Brook Bentonのカヴァー。抑えたトーンでテンポを落とした演奏が芳醇で深いブルージー感を生み出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=-0wCDRKMbqA

「Cherry」
Ray Gilbert/Don Redman作。余分なものを削ぎ落したSmithの引き算的なオルガンを存分に楽しめます。ここでのGreenのギターはSmithのブルージー・オルガンの引き立て役に徹しています。
https://www.youtube.com/watch?v=-sOJbBWp1PI

「T'ain't No Use」
Burton Lane/Herbert Magidson作。ブルース・フィーリングに溢れたディープなオルガン・プレイを満喫できます。バーボンでも飲みながら聴きたい音です!
https://www.youtube.com/watch?v=mqWB_06HmRc

「Back Talk」
Jimmy Smith作。Smithらしいソウルフル&グルーヴィーなオルガンが心地好い演奏です。そんなSmithのプレイに呼応するようにGreenもソウル・フィーリングのソロを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DpeEWOYzVUc

「What Kind of Fool Am I?」
Leslie Bricusse/Anthony Newley作。ミュージカル『Stop The World - I Want To Get Off』(1962年)のために書かれた楽曲をカヴァー。本編ラストは味わい深いオルガン・ソロで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=3Fg51CeO9zI

僕の保有するCDには以下の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

「Organic Greenery」
Jimmy Smith作。。SmithのオルガンとGreenのギターだからこそ生まれるブルース・フィーリングがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=I7pTgwR4FsM

「Day In, Day Out」
Rube Bloom/Johnny Mercer作のスタンダードをカヴァー。本作らしい余計なものを削ぎ落した演奏です。さり気ないGreenのメロウ・ギターと勿体ぶったようなビブラートのかかったSmithのオルガンのコントラストが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XWQHpMpQsh4

Jimmy Smithの過去記事もご参照下さい。

『Crazy! Baby』(1960年)
クレイジー・ベイビー

『Midnight Special』(1960年)
ミッドナイト・スペシャル

『Back at the Chicken Shack』(1960年)
Back at the Chicken Shack

『The Cat』(1964年)
ザ・キャット

『Root Down』(1972年)
ルート・ダウン
posted by ez at 03:05| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月04日

Luiz Eca Y La Sagrada Familia『La Nueva Onda del Brasil』

サイケ×ジャズ・サンバ×ソフト・ロック☆Luiz Eca Y La Sagrada Familia『La Nueva Onda del Brasil』
La Nueva Onda Del Brasil
発表年:1970年
ez的ジャンル:サイケ調ブラジリアン・ソフト・ロック
気分は... :課外活動!

ブラジルの最高峰ジャズ・サンバ・トリオTamba Trioのリーダー、ピアニストLuiz Ecaが率いるLuiz Eca Y La Sagrada Familiaのアルバム『La Nueva Onda del Brasil』(1970年)です。

本作『La Nueva Onda del Brasil』(1970年)は、Luiz EcaTamba Trio(当時はTamba 4)を一時期離れていた時期に、リリースしたアルバムです。

内容はジャズ・サンバを基調としつつも、サイケデリックなエッセンスや、大胆なホーン・アレンジも取り入れたセルメン調ソフト・ロックに仕上がっています。

Luiz Eca自身がミュージック・ディレクターを務めています。

レコーディングにはLuiz Eca(p)以下、Mauricio Maestro(b、vo)、Getulio Pereira(ds)、Nana Vasconcelos(per、vo)、Nelson Angelo(strings、vo)、Jose Da Silva(tb)、Bill Vogel(tp、vo)、Claudio Roditi(tp、vo)、Ion Muniz(sax)、Joyce(vo)、Angela Viana(vo)、Carminha(vo)、Rose(vo)、Wilson Simonal(vo)等のミュージシャンが参加しています。

若き日のJoyceをはじめ、Nana VasconcelosWilson Simonalの参加に目を引きます。

Milton Nascimento「Homen Da Sucursal」
Jorge Ben「Pais Tropical」Antonio Adolfo「Juliana」「Sa Marina」といった有名曲のカヴァーが目立ちます。

それ以外にサイケでグルーヴィーな「Atras Das Portas Da Tarde」、Luiz Eca作の「La Vamos Nos」Joyce作の「Please Garcon」あたりもおススメです。

Tamba TrioTamba 4では聴けないLuiz Ecaの音世界を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Homen Da Sucursal/Barravento」
Fernando Brant/Milton Nascimento作の「Homen Da Sucursal」、Sergio Ricardo作の「Barravento」のメドレー。変幻自在のリズムに先導されソフト・ロック調ヴォーカルと豪快なホーン・サウンドが躍動します。ビリンバウのソロやアヴァンギャルドな雰囲気もグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=qjN3dglzOEs

「Pais Tropical」
Jorge Ben作品のカヴァー。オリジナルは『Jorge Ben』(1969年)に収録されています。ここではドラマティックで華やかな「Pais Tropical」を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=ezYBYFG0QjM

当ブログではオリジナル以外にSom Okey 5Gal Costa‎Aquarius Y Luiz Antonio‎Aldemaro Romero Y Su Onda Nuevaのカヴァーも紹介済みです。

「Juliana」
Tiberio Gaspar/Antonio Adolfo作。Antonio Adolfoのオリジナルは当ブログでも紹介した『Antonio Adolfo E A Brazuca』(1969年)のオープニング曲として収録されています。アヴァンギャルドなソフトロックといった仕上がりがグッド!

「Atras Das Portas Da Tarde」
Nelson Angelo/Sergio Flaksman作。本作らしいサイケ・モードでグルーヴィーなジャズ・サンバを楽しめます。少しトライバルな感じも僕好み。

「La Vamos Nos」
Luiz Eca/Ruy Guerra作。ソフトロックなヴォーカルワークとメリハリの効いたサウンドぼ組み合わせがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=0jsLeZkx1zo

「Sequestro」
ダバダバ・スキャットと開放的グルーヴは70年代初めのイタリア映画のサントラっぽい雰囲気もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=qTc9mKJmVDY

「Se Voce Pensa」
Roberto Carlos作。素敵なコーラスワークとエレガントで変幻自在のジャズ・サンバ・サウンドが印象的です。

「Sa Marina」
Tiberio Gaspar/Antonio Adolfo作。「Pretty World」のタイトルでも知られる名曲をカヴァー。当ブログではBirgit LystagerSergio Mendes & Brasil '66ヴァージョンを紹介済みです。この楽曲自体が大好きですが、本ヴァージョンはホーン・サウンドが効果的に配されています。
https://www.youtube.com/watch?v=frmaV-V7Vb0

「Yemele」
Chico Faitosa/Luis Carlos Vinhas作。ここラテン風味の演奏を聴かせてくれます。ラテン・ソウル/ファンク、チカーノ・ソウルあたりとセットで聴いても合いそうです。

「Please Garcon」
Joyce作品をカヴァー。当ブログではUmas & Outrasヴァージョンも紹介済みです。最後はソフト・サイケなフォーキー・サウンドで締め括ってくれます。

Tamba Trio、Tamba 4の過去記事もご参照ください。

Tamba Trio『Tamba Trio』(1962年)
デビュー

Tamba Trio『Avanco』(1963年)
アヴァンソ

Tamba 4『We And The Sea』(1967年)
二人と海

Tamba 4『Samba Blim』(1968年)
サンバ・ブリン(紙ジャケット仕様)

Tamba Trio『Tamba Trio』(1975年)
タンバ・トリオ(紙ジャケット仕様)
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2019年03月03日

Louam『Wreckless Love』

90年代愛に満ちた北欧女性R&B☆Louam『Wreckless Love』
レックレス・ラヴ
発表年:2019年
ez的ジャンル:北欧女性R&B
気分は... :なでしこかクラシコか・・・

今回は新作から北欧女性R&B作品、Louam『Wreckless Love』です。

Louamは1989年ノルウェー、オスロ生まれの女性R&Bシンガー。彼女の両親は東アフリカ、エリトリアからの移民です。

2017年にシングル「Freaky Things」でデビュー。その後4枚のシングルをリリースしており、本作Louam『Wreckless Love』が待望のデビュー・アルバムとなります。

メイン・プロデューサーはスウェーデン人プロデューサーAngus "Lowgan" Trujillo
それ以外にノルウェー人アーティストThomas "JNS" Jones、スウェーデン人Jonatan GusmarkLudvig Eversによるプロデュース/ソングライティング・ユニットMoonshineBoxxesもプロデュースを手掛けています。

アルバムには「Like 90's R&B」「Mary J. Blige」といったモロに90年代R&B愛を感じる楽曲もありますが、決して90年代女性R&Bの焼き直しではなく、90年代女性R&Bのメロディアスなエッセンスと2019年の最新R&Bサウンドを融合させているのがいいですね。

Louam自身はこれまでリリースしてきたシングルとアルバムを明確に切り分けしているようですが、国内盤にはボーナス・トラックとして、これまでのシングル5曲が追加収録されています。この5曲も充実しており、アルバム本編のみではわからないLouamの音世界を楽しむことができます。

NaoH.E.R.あたりがお好きな人もフィットする1枚だと思います。

新世代の北欧女性R&Bをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Faded」
アルバムのイントロ。

「Wreckless Love」
Angus "Lowgan" Trujilloプロデュース。タイトル曲は90年代R&B的な美メロと2019年仕様のR&Bサウンドが融合した本作らしい1曲に仕上がっています。僕はこの1曲でK.O.されました。

「Mesmerize Me」
Angus "Lowgan" Trujilloプロデュース。アルバムからのリード・シングル。アンビエントなR&Bサウンドは昨今のトレンドに合致していますが、北欧R&Bならではの空気感があるのもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-gQ49aB5eww

「Big Loop」
Moonshine/Thomas "JNS" Jonesプロデュース。メロディアスながらもヒンヤリとした質感のサウンドが本作らしいのでは?

「Roll The Dice」
次曲へのインタールード。

「On Me」
Angus "Lowgan" Trujilloプロデュース。先々週紹介したグラミー受賞の女性R&Bの超新星H.E.R.にも通じるミディアム。甘く切ない感じがたまりません。

「Like 90's R&B」
Thomas "JNS" Jonesプロデュース。タイトルからして90年代モードのダンサブル・チューン。ただし、ヒップホップ・ソウルのエッセンスを巧みに取り込んでいますが、単なる90年代オマージュではなく、2019年仕様にアップデートしているのが好感持てます。

「Remember」
インタールード。

「Mary J. Blige」
Angus "Lowgan" Trujilloプロデュース。90年代のR&BクイーンMary J. Bligeの名を冠した楽曲。ある意味反則技ですが(笑い)。ただし、モロにMJBなヒップホップ・ソウルではありません。キャッチーなエレクトリック・ブギーに心躍ります!

「No One」
Boxxesプロデュース。90年代のメロディアスなエッセンスと現行R&Bらしいサウンドを巧みに融合した仕上がり。艶っぽいLouamのヴォーカルを満喫できます。

ここからは国内盤ボーナス・トラック。これまでリリースしてきたシングル5曲を追加収録。これはかなりのお得盤です。

「Freaky Things」
前述のようにデビュー・シングル。Thomas "JNS" Jonesプロデュース。メロウ&クラッピングな爽快R&Bグルーヴ。透明感のあるLouamのヴォーカルが映えるキュートな1曲に仕上がっています。

「BabyBaby」
2ndシングル。Arschtritt Lindgrenプロデュース。フロア仕様のエレクトリックなダンス・チューンです。アルバム本編で聴けないLouamワールドを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=nYseBdObYu4

「No Time」
3rdシングル。Thomas "JNS" Jonesプロデュース。トークボックスを織り交ぜたファンク・チューン。US西海岸の現行ファンク/ブギーを意識したような仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpPl3anR49E

「All Cool」
4thシングル。Lorenz Schimpfプロデュース。ダンスホール・レゲエのエッセンスも織り交ぜたエレクトリックなダンス・チューン。なかなかキャッチーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=QlkgMO75e00

「Rescue Me」
5thシングル。Angus "Lowgan" Trujilloプロデュース。低音ファンク・グルーヴが印象的なダンサブル・チューン。エフェクトのかかったLouamのヴォーカルも含めて、現行R&Bらしい1曲に仕上がっているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=hCv15SKEoyw

今日は間もなく、女子サッカーなでしこの米国遠征第2戦の中継が始まり、その45分後にはバルサとマドリーのエル・クラシコも待っています。どちらを観るべきか迷っています・・・
posted by ez at 03:41| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする