2019年03月29日

Alessi『All For A Reason』

爽快ハーモニーと甘酸っぱい魅力☆Alessi『All For A Reason』
ただ愛のために(紙ジャケット仕様)
発表年:1977年
ez的ジャンル:双子デュオ系メロウ・ポップ
気分は... :陽はまた昇る・・・

3月も最終金曜日、年度末もいよいよ大詰めですね。
今年は周囲で異動・退職となる方がが多く、いろいろと思うところのある年度末となっています。

双子の兄弟デュオAlessiの2ndアルバム『All For A Reason』(1977年)です。

BillyBobbyという双子のAlessi兄弟によるデュオAlessiの紹介は、5thアルバム『Long Time Friends(1982年)、『Alessi』(1976年)に続き3回目になります。

本作『All For A Reason』(1977年)は、名曲「All For A Reason(ただ愛のために)」をはじめ、プレAOR的作品として人気の高いアルバムです。

プロデュースはDavid Lucas

レコーディングにはBobby Alessi(vo、g)、Bobby Alessi(vo、key)以下、David Spinozza(g)、John Tropea(g)、Bob Riley(g)、Richard Te(key)、Raphael Goldfield(b)、Will Lee(b)、Andy Newmark(ds)、Steve Gadd(ds)、Charlie Brown(sax)、David Sanborn(sax)、Michael Brecker(sax)、Randy Brecker(tp)、Wayne Andre(tb)といったミュージシャンが参加しています。

名曲の誉れ高いタイトル曲「All For A Reason」、僕の一番のお気に入り「Love To Have Your Love」、感動バラード「Avalon」、ブルー・アイド・ソウル的な「Air Cushion」、ドリーミーな「London」、甘く切ないメロウ・バラード「Make It Last」などAlessiらしい魅力に溢れた楽曲が並びます。

爽快ハーモニーと甘酸っぱさ・・・Alessiの魅力を存分に楽しめる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「All For A Reason」
タイトル曲は爽快メロウな中に切ない思いが伝わってくる甘酸っぱい名曲。シングルにもなりました。このグループの魅力が凝縮されています。
https://www.youtube.com/watch?v=pyJ1T__NcR0

「Love To Have Your Love」
僕の一番のお気に入りはコレ。大好きな『Alessi』収録の「You Can Have It Back」と同タイプのメロディアスなメロウ・グルーヴ。このデュオらしい爽快ハーモニーが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=o_tcIVttnSk

「Farewell」
ジャズ・フィーリングのメロウ&スウィンギーな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=4iNAGmb2kmM

「Avalon」
AOR好きの人は気に入るであろう感動バラード。美しいストリングスをバックに、伸びやかなハイトーン・ヴォーカルが
https://www.youtube.com/watch?v=yiZnFEGZtR8

「Air Cushion」
抑えたトーンの都会的ファンキー・メロウはかなり僕好み。ブルー・アイド・ソウル的な魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=uzYOcm4CH4U

「London」
爽快ハーモニーを存分に楽しめるドリーミーなメロウ・チューン。ロンドン賛歌を書き上げたのは、UKシングル・チャート第7位となったヒット曲「Oh, Lori」を踏まえて、UKのリスナーを意識したのかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=CdpSX8YJxD0

「Hate To Be In Love」
哀愁モードのポップ・ロック。アルバムで最もハードなサウンドですが、爽快コーラスのおかげで幾分マイルドになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0R6IHyQP990

「You Can Crowd Me」
ホーン隊が盛り上げてくれるミディアム・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=ZZAVvvXgRPw

「Make It Last」
Alessiらしい魅力に溢れた甘く切ないメロウ・バラード。Alessiにはたまらない1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RfnyXBG2luU

「Here Again」
邦題「陽はまた昇る」。ラストは再び立ち上がる勇気をくれるポップ・ロックで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=6ltv64TIPGo

Alessiの他作品もチェックを!

『Alessi』(1976年)
アレッシー(紙ジャケット仕様)

『Driftin'』(1978年)
ドリフティン

『Words & Music』(1979年)
ワーズ&ミュージック

『Long Time Friends(1982年)
そよ風にくちづけ
posted by ez at 01:37| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする