2019年04月18日

Michael Jeffries『Michael Jeffries』

NJSを含むアーバンなダンサブル作品☆Michael Jeffries『Michael Jeffries』
Michael Jeffries
発表年:1989年
ez的ジャンル:NJS/アーバン系男性R&B
気分は... :一度立ち止まって・・・

今回はTower Of Powerのリード・シンガーとしても活躍した男性R&BシンガーMichael Jeffriesのソロ・アルバム『Michael Jeffries』(1989年)です。

Michael Jeffriesは1954年メンフィス生まれ、オークランド育ち。

高校のクラスメートと組んだバンドThe Two Things In Oneとして初レコーディングを経験し、数曲のローカル・ヒットを生んでいます。その後、ベイエリアの人気ファンク・バンドTower Of Powerから誘いを受け、1978年から1986年までリード・シンガーを務めました。

Tower Of Power脱退後、人気キーボード奏者Jeff Lorberとの活動を経て、1989年にリリースされたソロ・アルバムが本作『Michael Jeffries』(1989年)です。

本作以降あまりシーンで名前を聞かなくなり、フェードアウトしていったMichael Jeffriesでしたが、2012年に娘と息子を従えた復活アルバムMichael Jeffries, Daughter & Son『Family Affair』(2012年) をリリースしています。

また、当ブログでも紹介したCool Million『Sumthin'Like This』(2015年)でも彼が
フィーチャリングされています。

さて、話を本作『Michael Jeffries』(1989年)に戻すと、メイン・プロデュースはJam & LewisJimmy Jam & Terry Lewis)のFlyte Tyme ProductionsのプロデューサーJellybean JohnsonJam & Lewisも1曲共同プロデュースを手掛けています。

それ以外に、Michael Jeffries本人、DJ Eddie FDarryl DuncanDewayne SweetHilary ThompsonJay LoganBobby Sandstromがロデュースを手掛けています。

また、Spencer BernardRandy RanLisa KeithといったFlyte Tyme ProductionsのJam & Lewisファミリーがレコーディングに参加しています。

記憶が定かではありませんが、僕が本作を購入したのも、Flyte Tyme Productions系アルバムというのが理由だったと思います。

アルバム全体としては、この時期らしいNJSを含むアーバンなダンサブル作品に仕上がっています。 

ハイライトとなるのは、MichaelとはJeff Lorberの下で同僚であったKaryn Whiteとのデュエット「Not Thru Being With You」Jam & Lewisも共同プロデュースという点も手伝い、どうしてもコレが目立ってしましますね。

それ以外であれば、Flyte Tymeらしいサウンドを楽しめる「I'm Waiting」「Stop In The Name Of Us」、アーバンなメロウ・バラード「We Loved」、NJSな「Jealous Heart」、キャッチーなダンサブル・チューンの「Teach Me」「99 Lies」あたりがおススメです。メロウ・ミディアム「Trade Dreams」を推す人も多いのでは?

Flyte Tyme系がお好きな方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Not Thru Being With You」
シングルにもなったKaryn Whiteとのデュエット。Jellybean Johnson/Jimmy Jam & Terry Lewisプロデュース。Flyte Tyme Productionsらしい洗練されたサウンドのNJSを満喫できます。Jeff Lorberの下で同僚であったMichaelとKaryn Whiteの息もピッタリです。
https://www.youtube.com/watch?v=kF72y-EAIBY

「Teach Me」
DJ Eddie Fプロデュース。Flyte Tyme Productionsとは異なる雰囲気ですが、この時代らしいサウンドを楽しめるキャッチーなダンサブル・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=FEN2eXTqLuE

「Jealous Heart」
Jellybean Johnsonプロデュース。Flyte Tyme流NJSを楽しめます。Jellybean Johnsonのギター・ソロも目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=HiYxXnQxFDk

「I'm Waiting」
Jellybean Johnsonプロデュース。Jimmy Jamがキーボードで参加。音だけ聴いていると、Jam & Lewisプロデュースと勘違いしそうなダンサブル・チューン。Lisa Keithのバック・コーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=x7B9dRGf4Q4

「We Loved」
Darryl Duncan/Michael Jeffriesプロデュース。Michael Jeffriesのシンガーとしての魅力が伝わってくるアーバンなメロウ・バラード。バラード系ではコレが一番好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=rqPUOB8zGUw

「Baby Don't Ya Go」
Jellybean Johnsonプロデュース。ど派手にハネるNJS。NJS全盛を感じる1曲です。ここでもJellybean Johnsonのギター・ソロが目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=uofOe_oHHb8

「Stop In The Name Of Us」
Jellybean Johnsonプロデュース。Flyte Tyme Productionsらしい洗練されたダンサブル・サウンドを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=QSILpeWu_SM

「Trade Dreams」
Dewayne Sweet/Hilary Thompson/Michael Jeffriesプロデュース。ジェントルなメロウ・ミディアム。僕は「We Loved」の方が好きですが、本曲を推す人も多いのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=VAtLziewn9o

「99 Lies」
Jay Loganプロデュース。今回久々に聴き直して、意外にいいなと思ったのがコレ。本作の雰囲気にマッチした都会的なダンサブル・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=BZs8Kb0r7Oo

「It Don't Get Better Than This」
Bobby Sandstromプロデュース。ラストはロマンティックなミディアムでジェントルに締め括ってくれます。ムーディーなサックスとハーモニカが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=sMmRhZbz5nY

Michael Jeffries, Daughter & Son『Family Affair』(2012年)
Family Affair by Michael Jeffries (2012-05-04)

ご興味がある方はKaryn Whiteと共にフィーチャリングされたJeff Lorber『Private Passion』(1986年)もチェックしてみては?

Jeff Lorber Featuring Karyn White & Michael Jeffries『Private Passion』(1986年)
プライヴェイト・パッション<FUSION 1000>
posted by ez at 04:30| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

『今の気分は...2019年4月17日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

そこで、今回は1990年代カテゴリーからHip-Hopを10曲セレクトしてみました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Black Star「Definition」
https://www.youtube.com/watch?v=Rx5aVI2zsFE
From 『Mos Def & Talib Kweli are Black Star』(1998年)
Black Star

Jeru The Damaja「Come Clean」
https://www.youtube.com/watch?v=2B5dOCSBBEI
From 『The Sun Rises In The East』(1994年)
ザ・サン・ライジズ・イン・ジ・イースト

Cypress Hill「Real Estate」
https://www.youtube.com/watch?v=DfW69PKpsPI
From 『Cypress Hill』(1991年)
サイプレス・ヒル(紙ジャケット仕様)

Mos Def「Mathematics」
https://www.youtube.com/watch?v=m5vw4ajnWGA
From 『Black On Both Sides』(1999年)
Black on Both Sides

Lords Of The Underground「What I'm After」
https://www.youtube.com/watch?v=feHb57eCYMw
From 『Keepers Of The Funk』(1994年)
Keepers of the Funk

K.M.D.「Peachfuzz」
https://www.youtube.com/watch?v=Q_3GgAALPkQ
From 『Mr. Hood』(1991年)
Mr. Hood

The U.M.C.'s「Blue Cheese」
https://www.youtube.com/watch?v=y2vyfP2Zi2I
From 『Fruits Of Nature』(1995年)
Fruits of Nature

AZ「Sugar Hill」
https://www.youtube.com/watch?v=S8tHa0z0I8s
From 『Doe Or Die』(1995年)
Doe Or Die

Common Sense「Resurrection」
https://www.youtube.com/watch?v=HmOd0GKuztE
From 『Resurrection』(1994年)
レザレクション(紙ジャケット仕様)

Q-Tip「Let's Ride」
https://www.youtube.com/watch?v=QVB5Q_bNcCY
From 『Amplified』(1999年)
Amplified
posted by ez at 00:12| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月15日

Black Ice『I Judge The Funk』

L.A.ソウル・ヴォーカル・グループ☆Black Ice『I Judge The Funk』
I JUDGE THE FUNK アイ・ジャッジ・ザ・ファンク
発表年:1979年
ez的ジャンル:L.A.ソウル・ヴォーカル・グループ
気分は... :逸品!

今回は70年代ソウル/ファンク作品からBlack Ice『I Judge The Funk』(1979年)です。

Black IceはL.A.で結成されたソウル・ヴォーカル・グループ。メンバーはAntone CurtisCleveland JonesFrank WillisGerald BellMarcieal Holmesという5名。

グループは『Black Ice』(1976年)、『I Judge The Funk』(1979年)、『Black Ice』(1982年)という3枚のアルバムをリリースしています。3枚共に彼らを見出したHadley Murrellがプロデュースしています。

Hadley MurrellはSmoked Sugarもプロデュースしていますね。

グループ自体はThe Temptationsのようなソウル・ヴォーカル・グループですが、2ndアルバムとなる本作『I Judge The Funk』(1979年)は、ディスコ色を強めています。T.K. Productionsからの配給です。

103rd Street BandRay Jacksonがアレンジを手掛けています。

ディスコな「There You Go」「My Fantasy」、ラテン・フレイヴァーの「Play More Latin Music」、シングルにもなったファンキー・グルーヴ「Push」、P-Funk調の「I Judge The Funk」、メロウ・モダン・ソウル「Postcard Love Affair」、素敵なスウィート・バラードの「You're Always On My Mind」「Fantasize」という充実の全8曲。

バランスの良い、なかなかの逸品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「My Fantasy」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。ストリングを配したディスコ・チューンがオープニング。軽やかな疾走感がグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=RVDoKfpIRYE

「Postcard Love Affair」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。メロウネスのたっぷり効いたモダン・ソウル。ヴォーカルは語りですが、それが逆に良かったりします。
https://www.youtube.com/watch?v=dz2COKljyW0

「You're Always On My Mind」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。ファルセット・ヴォーカルが心地好い素敵なスウィート・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=wNa0MJbxkNI

「There You Go」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。シンセが印象的なディスコ・ファンク。ヴィヴィド&キャッチーな感じがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=0moObyPEPtc

「Play More Latin Music」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。タイトルの通り、ラテン・フレイヴァーの効いたメロウ・ダンサー。かなり僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=v49lRVFmZ7c

「Push」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。シングルにもなった開放的なファンキー・グルーヴ。思わず♪プッシュと一緒に叫びたくなるパーティー・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=babaSmZU-CE

「Fantasize」
Antone Curtis/Cleveland Jones/Frank Willis/Gerald Bell/Marcieal Holmes/Ronald Sanders作。ソウル・ヴォーカル・グループらしい至極のスウィート・バラード。ロマンティックな空気に包まれ、聴いているだけで胸キュンになります。
https://www.youtube.com/watch?v=wM0MD0AAm2k

「I Judge The Funk」
Hadley Murrell/Dwight Emile/Eddie Horan作。ラストはスペイシー・シンセが印象的なP-Funk調ファンク・グルーヴのタイトル曲で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5EdtIBUTimA

Black Iceの他作品もチェックを!

『Black Ice』(1976年)
Black Ice

『Black Ice』(1982年)
Black Ice (Montage)
posted by ez at 01:05| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月14日

Vladimir Cetkar『Going Home』

都会的なディスコ/クロスオーヴァー☆Vladimir Cetkar『Going Home』
ゴーイング・ホーム
発表年:2018年
ez的ジャンル:N.Y.産ディスコ/クロスオーヴァー
気分は... :コスモポリタン!

今回は新作アルバムからマケドニア出身シンガー/ギタリストVladimir CetkarによるN.Y.産ディスコ/クロスオーヴァー『Going Home』です。

1977年マケドニアの生まれ、バークリー音楽大学で学んだ後、N.Y.に移住し、音楽活動を開始したシンガー/ギタリストVladimir Cetkarの紹介は、3rdアルバム『Heavenly』(2013年)に続き、2回目となります。

前回紹介した3rdアルバム『Heavenly』(2013年)の国内盤は、厳密には『Heavenly』に2nd『We Will Never End』の音源を加えた日本独自盤です。

前作『Heavenly』(2013年)は、70〜80年代ソウル/ディスコ/フュージョンへのリスペクトを感じる内容で、かなり僕好みの1枚に仕上がっていました。

約5年ぶりに新作『Going Home』への期待も大きく、音も聴かないままネット購入してしまいました。

彼の音楽スタイルは、ChicEW&FQuincy Jonesあたりの影響を感じるメロウなモダンソウル/ディスコ系の楽曲と、Vladimirのジャズ・ギタリストとしての腕前を確認できるジャズ/フュージョン系のGeorge Benson的なインスト・チューンに分かれますが、本作でもヴォーカル曲とインスト曲が交互に配されています。

ディスコ/クロスオーヴァーに加えて、AOR的センスも兼ね備えている感じがいいですね。

個人的には80年代ポップ・ディスコ調の「Come With Me」、80年代N.Y.ディスコ調の「Going Home」、アーバン・ナイトなミディアム・グルーヴ「Night Parade」George Benson調のギター・プレイを堪能できる「Joyride」あたりが僕のおススメです。

国内盤ボーナス・トラックの「Travel The World (Valique & Funky Junkie Remix)」「Ocean Of Love (House Lovers Remix)」というフロア仕様の2曲もグッド!

コスモポリタンなミュージシャンならではの都会派ディスコ/クロスオーヴァーをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Come With Me」
爽快に駆け抜ける80年代ポップ・ディスコ調ダンス・チューンがオープニング。ストリングス&ホーン・アレンジがサウンドをパワー・アップしてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=guoyP3K-gfY

「Joyride」
George Benson調のギター・プレイを堪能できるインスト・チューン。全体的にはフュージョン・ディスコ調のサウンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=aLTSdMxkv4s

「Going Home」
ChicChangeなどディスコ・サウンドを愛聴してきたVladimirですが、彼のそんな嗜好が反映された80年代N.Y.ディスコ調のダンス・チューンに仕上がっています。

「Jagula」
Vladimirのギターが冴えるフュージョン×ファンクなインスト・チューン。メロウ・エレピやメリハリの効いたホーン・サウンドもグッド!

「Travel The World」
開放的なホーン・サウンドと共に疾走する爽快メロウなダンサブル・チューン。タイトルも含めて、彼のコスモポリタンな感性が反映されているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=ap5j9UuFPjc

「Moonrise」
Wes Montgomery‎風ギターを聴かせてくれるインスト。哀愁のラテン・フレイヴァーがいい感じです。

「Night Parade」
アーバン・ナイトなミディアム・グルーヴ。本作らしいエレガントなストリングスが効果的です。

「Travel The World (Valique & Funky Junkie Remix)」
国内盤ボーナス・トラック。「Travel The World」のリミックス。フロア仕様のラテン・ハウス・チューンに仕上がっています。

「Ocean Of Love (House Lovers Remix)」
国内盤ボーナス・トラック。『We Will Never End』収録曲のリミックス。アッパーに攻めまくります。

「Outro」
「Night Parade」のリプライズによるアウトロ。

Vladimir Cetkarの他作品もチェックを!

『We Will Never End』(2008年)
We Will Never End

『Heavenly』(2013年)
vladimir cetkar heavenly.jpg
posted by ez at 01:00| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月13日

Eliane Elias『Dreamer』

オトナのボッサ・ジャズ・ヴォーカル作品☆Eliane Elias『Dreamer』
夢そよぐ風(期間生産限定盤)
発表年:2004年
ez的ジャンル:エレガント・ボッサ・ジャズ
気分は... :空手還郷・・・

Eliane Elias『Dreamer』(2004年)です。

Eliane Eliasは1960年ブラジル、サンパウロ生まれのジャズ・ピアニスト/シンガー/コンポーザー/アレンジャー。

ジャズ・フュージョン・ユニットSteps Aheadへの参加を経て、当時公私のパートナーであった人気トランぺッターRandy Brecker とのデュオ・アルバム『Amanda』(1986年)でソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートさせます。

その後、今日までコンスタントにリーダー作をリリースし続ける実力派アーティストです。

本作『Dreamer』(2004年)は、それまでの彼女のボッサ・ジャズ路線を踏襲する1枚ですが、カヴァー・セレクトなどバラエティに富んだ曲構成になっています。

全体的に抑えたトーンのオトナのボッサ・ジャズ・ヴォーカル作品に仕上がっています。

プロデュースはEliane Elias自身と彼女の公私のパートナーMarc Johnson、そしてSteve Rodby

レコーディングにはEliane Elias(p、vo)以下、Michael Brecker(ts)、Mike Mainieri(vibe)、Guilherme Monteiro(g)、Oscar Castro-Neves(g)、Marc Johnson(b)、Paulo Braga(ds)、Diva Gray(back vo)、Martee Lebow(back vo)、Vaneese Thomas(back vo)が参加しています。

Petula Clarkのカヴァー「Call Me」、軽やかな「Baubles, Bangles And Beads」
アーバン・ナイトな「Movin' Me On」、寂しげな情感がたまらないスタンダード・カヴァー「That's All」
ピアノ・ソロも堪能できる「Tangerine」、スタンダードかと錯覚しそうなオリジナル「Time Alone」、国内盤ボーナス・トラック「Tell Me No Lies」あたりがおススメです。

抑えたトーンのオトナのボッサ・ジャズを聴きながら、落ち着きのある週末を過ごしてみては・・・

全曲紹介しときやす。

「Call Me」
UKの女性シンガー/女優Petula Clark、1965年のシングル曲のカヴァー(Tony Hatch作)。当ブログではヒットしたChris Montezヴァージョンをはじめ、Astrud Gilberto/Walter Wanderley TrioLarry YoungOscar Petersonのカヴァーを紹介済みです。Oscar Castro-Nevesの素敵なギターとElianeのヴォーカルが寄り添うしっとりとしたボッサ・ジャズでアルバムはスタートします。
https://www.youtube.com/watch?v=OqBUKPmeSkQ

「Baubles, Bangles And Beads」
ミュージカル『Kismet』の挿入歌をカヴァー(Alexander Borodin/George Forrest/Robert Wright作)。当ブログではLarry Nozeroのカヴァーも紹介済みです。軽やかなボッサ・ジャズですが、Elianeの上品なピアノをはじめ、抑えたエレガントさが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=nUANdbULP_U

「Photograph (Fotografia)」
Antonio Carlos Jobim/Ray Gilbert作のボッサ名曲をカヴァー。ここではストリングスをバックに、しっとりかつクールに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=XDIP1FNSFVw

本曲について、当ブログではNara Leao(アルバム『Dez Anos Depois』および『Os Meus Amigos Sao Um Barato』)、Adam DunningElis ReginaDaniela Basso/Ernesto SalgueiroStacey Kentのカヴァーも紹介済みです。

「Movin' Me On」
Eliane Elias/Marc Johnson作。Michael Breckerの素敵なサックスと共にスタートする、アーバン・ナイトなオトナのバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=dExlbbZNMlE

「So Nice (Samba de Verao)」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。「Summer Samba」「So Nice」のタイトルでも知られる名曲「Samba de Verao」をカヴァー。Marcos自身のヴァージョンは『Samba '68』(1968年)で聴くことができます。抑えたトーンの「静」の「Summer Samba」が実にクール!吐息交じりのElianeのヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_DAIbV7ft0I

本曲について、当ブログではWalter WanderleyAstrud Gilberto/Walter Wanderley TrioBebel GilbertoO QuartetoBossa TresDoris Monteiroのカヴァーも紹介済みです。

「That's All」
Alan Brandt/Bob Haymes作のポピュラー・スタンダードをカヴァー。オリジナルは1953年のNat King Coleヴァージョン。当ブログではStacey Kentのカヴァーも紹介済みです。寂しげな情感がたまらない、彼女のジャズ・ミュージシャンとしてのセンスを感じる感動バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=TxKeth4iuo0

「Tangerine」
Victor Scherzinger/Johnny Mercer作。1942年、Jimmy Dorseyが歌いNo.1ヒット曲となったポピュラー・スタンダード。The Salsoul Orchestraのディスコ・ヒットでもお馴染みですね。当ブログではStacey Kentのカヴァーも紹介済みです。ピアノ・ソロも堪能できるオトナのボッサ・ジャズに仕上がっています。実に上品でいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=YdapOGbEtYw

「Dreamer (Vivo Sonhando)」
Vinicius de Moraes/Antonio Carlos Jobim作の名曲カヴァー。当ブログではWanda Sa(Wanda De Sah)Diane Denoir/Eduardo MateoRosalia De Souzaのカヴァーを紹介済みです。ボサノヴァ名曲を前半はポルトガル語、後半は英語で上品に歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=8Q7eJH5DIkA

「Time Alone」
Eliane Elias作。素敵なオーケストレーションに続き、美しいピアノと共にElianeがしみじみと歌い上げるバラード。スタンダートを聴いているような気分になります。
https://www.youtube.com/watch?v=tC6PFzLncok

「Doralice」
Antonio Almeida/Dorival Caymmi作。Stan Getz/Joao Gilberto 『Getz/Gilberto』収録曲として有名ですね。当ブログではGretchen Parlatoのカヴァーも紹介済みです。ここではOscar Castro-Nevesのギターが軽やかに先導するボッサ・ジャズを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=XaXUAcSJBZc

「A House Is Not a Home」
Burt Bacharach/Hal David作。オリジナルはDionne Warwick『Make Way For Dionne Warwick』(1964年)ヴァージョン。本編ラストはElianeの美しいピアノを満喫できるインスト・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=VNpOxoaprGU

本曲について、当ブログでもLuther VandrossCheryl "Pepsii" RileyBill Evans TrioThe Frank Cunimondo Trio Feat. Lynn Marinoのカヴァーを紹介済みです。

「Tell Me No Lies」
国内盤ボーナス・トラック。ジャズ・サンバ調のメロウ・グルーヴを公私のパートナーMarc Johnsonとデュエットします

Eliane Eliasの他作品もチェックを!

Randy Brecker & Eliane Elias『Amanda』(1986年)
AMANDA

『Illusions』(1986年)
イリュージョン

『So Far So Close』(1989年)
So Far So Close

『Plays Jobim』(1990年)
Plays Jobim

『A Long Story』(1991年)
Long Story

『Fantasia』(1992年)
Fantasia

『Paulistana』(1993年)
Paulistana

『Solos and Duets』(1995年)
Solo's & Duets

『Sings Jobim』(1998年)
海風とジョビンの午後~イリアーヌ・シングス・ジョビン~

『Everything I Love』(2000年)
Everything I Love

『Kissed by Nature』(2002年)
キスト・バイ・ネイチャー(期間生産限定盤)

『Around the City』(2006年)
Around the City

『Something for You: Eliane Elias Sings & Plays Bill Evans』(2008年)
Something for You

『Bossa Nova Stories』(2009年)
BOSSA NOVA STORIES

『Eliane Elias Plays Live』(2009年)
デサフィナード

『Light My Fire』(2011年)
ライト・マイ・ファイアー

Marc Johnson/Eliane Elias『Swept Away』(2012年)
Swept Away

『I Thought about You: A tribute to Chet Baker』(2013年)
I Thought About You (A Tribute To Chet Baker)

『Made in Brazil』(2015年)
メイド・イン・ブラジル

『Dance of Time』(2017年)
DANCE OF TIME

『Music From Man of La Mancha』(2018年)
MUSIC FROM MAN OF LA M
posted by ez at 01:29| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする