2019年06月15日

1 Of The Girls『1 Of The Girls』

Gerald Levertプロデュースの女性R&Bグループ☆1 Of The Girls『1 Of The Girls』
1 of the girls 1 of the girls.jpg
発表年:1993年
ez的ジャンル:女性R&Bグループ
気分は... :なでしこ、何とか勝ち点3 !

今回は90年代女性R&Bグループ作品から1 Of The Girls『1 Of The Girls』(1993年)です。

1 of the Girlsはオハイオ州クリーブランドで結成された女性R&Bグループ。

メンバーはNina CrequeLaShawn SykesMarvelous MilesRae-Deon Kirklandという4名。

そのグループ唯一のアルバムが本作『1 Of The Girls』(1993年)です。

メイン・プロデュースはGerald LevertEdwin "Tony" Nicholas

それ以外にもLevertMarc GordonRude BoysJoe Little IIIRobert CunninghamといったLevertファミリーの面々がプロデュースを手掛けています。

同じくLevertファミリーの男性R&BデュオMen At LargeのメンバーDave Tolliverも参加しています。

ヴォーカルの素晴らしさで勝負するタイプではないので、若々しい躍動感のあるダンサブル・チューンにグループの魅力が凝縮されています。

シングルにもなった「Do Da What」をはじめ、「Ain't Giving Up Nothing」「No Can Do」「I Don't Want Your Man」といったダンサブル・チューン、メロウなミディアム・グルーヴ「When We Kiss」、メロウ・バラードの「Handle With Care」「Giving The Best Of My Love」が僕のおススメです。

Gerald Levert/Edwin "Tony" Nicholasの手腕が冴える女性R&Bグループ作品です。

全曲紹介しときやす。

「Ain't Giving Up Nothing」
The Honey Drippers「Impeach the President」のドラム・ネタを使ったファンキーなヒップ・ホップ・ソウル。このグループの魅力が伝わってくるキュート&キャッチーなオープニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=rLI2sLhn9xg

「Do Da What」
シングルにもなったグループの代表曲。TLC好きの人は気に入るであろうファンクネスの効いたダンサブル・チューン。若々しく弾けだ感じがサイコーです。The JB.'S「You Can Have Watergate, Just Gimme Some Bucks & I'll Be Straigh」、Freedom「Get Up And Dance」 A Tribe Called Quest「What?」、Tom Tom Club「Genius of Love」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=oI-fDmLE7Zs

「Talkin' Loud」
若々しさの中に妖艶さも織り交ぜたダンサブル・チューン。如何にもなラップ・パートもこの時代らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dk7ywnEN1zk

「No Can Do」
シングル向きのキャッチーさがあるヒップ・ホップ・ソウルは僕好み。Treacherous Three「Yes We Can-Can」、Emotions「Best of My Love」ネタも使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=-ByuzQXRfNE

「Handle With Care」
この曲もシングルになりました。しっかりと聴かせるバラード。ジワジワとくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=OnLHewPEoro

「Sorry Didn't Do It」
曲自体は悪くない哀愁バラードですが、ヴォーカルの弱さを露呈気味かも?
https://www.youtube.com/watch?v=Aq1OTQC6ies

「Gotta Go」
キュートな魅力のミディアム・バラード。ヴォーカルの弱さをサウンド・プロダクションで上手く補っています。
https://www.youtube.com/watch?v=qz19G0nwr24

「When We Kiss」
90年代女性R&Bグループらしい魅力に溢れた妖艶なメロウなミディアム・グルーヴ。Edwin Nicholasのサウンド作りの巧さが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=32hHQInlIDI

「Giving The Best Of My Love」
オーセンティックな中にキュートな魅力を詰め込んだメロウ・バラード。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=3ppslGdzvM4

「Will You Be Mine」
素敵なメロウ・バラードですが、何かが少し足りないのが惜しい!
https://www.youtube.com/watch?v=2CRZM93rjPI

「I Don't Want Your Man」
ラストは若々しく躍動するダンサブル・チューンで締め括ってくれます。Men At LargeのDave Tolliverがラップで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Uo2ii5F-l3o

サッカー女子W杯は、なでしこがスコットランド相手に何とか勝利しましたね。
ミスからの失点で最後までもつれる展開にしてしまったのが、このチームの現状を示している気がしますが・・・

次のイングランド戦で今大会におけるなでしこの実力が試されますね
2011年になでしこが優勝したときも、唯一黒星を喫したのがイングランドだったし、2015年の準決勝ではオウンゴールで何とか勝ったものの、相性はあまり良くない印象です。若いチームなので勝つことで成長を遂げて欲しいですね。
posted by ez at 02:03| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする