2019年09月19日

Domu『Discotech』

ハウス/ディスコにアプローチした1枚☆Domu『Discotech』
domu discotech.jpg
発表年:2004年
ez的ジャンル:ウエスト・ロンドン系ハウス/ディスコ
気分は... :何も考えず、音に!

ウエスト・ロンドンを代表する人気DJ/プロデューサーDomu(Dominic Stanton)『Discotech』(2004年)です。

Domu(Dominic Stanton)はUKベッドフォード出身のDJ/プロデューサー。

4HeroDegoに見出され、DomuUmodUmod等のソロ名義作品や、BakuraRimaSonar CircleYotoko等のユニット名義の作品も多数リリースしています。

しかしながら、2009年11月13日付で全音楽活動を停止してしまいました。

Domu名義では『Up & Down』(2001年)、『Return of the Rogue』(2005年)といったアルバムをリリースしていますが、本作『Discotech』(2004年)は元々4曲入りEPですが、CDでは8曲入りのミニ・アルバム的な構成となっています。

ブロークン・ビーツをはじめ、テクノ、ハウス、ヒップホップ、ブラジリアン、ソウル等幅広い音楽性を持っていた人ですが、本作本作『Discotech』は、ハウス/ディスコ寄りのアプローチが目立つ1枚に仕上がっています。

特に80年代後半〜90年代初めのN.Y.アンダーグラウンド・ハウス的な雰囲気のトラックが多いのがいいですね。

熱心なDomuリスナーの方からすると、本作よりも他に聴くべき作品があるのかもしれませんが、8曲構成というコンパクトさも含めて手軽に楽しめる感じが好きです。

余計なことを考えず、音に浸っていたい気分にフィットする1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Point Of Entry」
エレクトリックな音像がゆっくりと流れていくオープニング。

「The Boss」
70年代ファンク/クロスオーヴァー的なホーン&シンセのエッセンスを取り入れた低速ハウス。

「Ain't No Girl」
80年代後半〜90年代初めのN.Y.アンダーグラウンド・ハウスのような刹那的な感覚がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=tYGUFbazX4E

「Red Sky」
アンダーグラウンドらしい妖しげな空気感がたまらないディスコ・ハウス。気づけば倒錯の世界へ・・・

「Not In Common」
"普通じゃない"アッパー・チューン。アンダーグラウンドなブギー感覚がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=gzsdvUsaH80

「The Long Way Up」
ドリーミーな疾走感が心地好い1曲。目を閉じて聴いていると万華鏡を覗いているような気分に・・・
https://www.youtube.com/watch?v=MRiEQCd2TtM

「Howexchange」
ビートミュージック的な感覚で聴くと楽しめる1曲。無機質なのに爽快なのがいいですね。

「The Long Way Up (Nu Era Remix)」
「The Long Way Up」のリミックス。クラブミュージックとして聴くのならば、
https://www.youtube.com/watch?v=P6epbs16zXg

Domu名義の他作品や他のソロ名義、ユニット名義の作品もチェックを!

『Up & Down』(2001年)
Up & Down

『Return of the Rogue』(2005年)
Return of the Rogue

Umod『Enter the Umod』(2004年)
Enter the Umod

Sonar Circle『Radius』(1999年)
Radius

Rima『This World』(2003年)
This World

Yotoko『Wet Ink』(2003年)
Wet Ink

Bakura『Reach the Sky』(2005年)
リーチ・ザ・スカイ

『Legends Of The Underground: Original Soundtrack』(2005年)
レジェンズ・オブ・ジ・アンダーグラウンド
posted by ez at 01:02| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする