2019年12月24日

Trin-i-tee 5:7『Angel & Chanelle』

デュオ体制となった5thアルバム☆Trin-i-tee 5:7『Angel & Chanelle』
Angel & Chanelle by Trin-I-Tee 5:7 (2011-05-03)
発表年:2011年
ez的ジャンル:女性コンテンポラリー・ゴスペル・グループ
気分は... :メリー・クリスマス!

クリスマスの時期になるとゴスペルが聴きたくなりますね。

女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7の5thアルバム『Angel & Chanelle』(2011年)です。

ニューオリンズで結成された女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7の紹介について、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Trin-i-tee 5:7』(1998年)
 『Spiritual Love』(1999年)
 『T57』(2007年)

2010年にAdrian Andersonが脱退し、Angel TaylorとのChanelle Hayesのデュオ体制となったTrin-i-tee 5:7。そのデュオ体制でリリースしたのが本作『Angel & Chanelle』(2011年)です。

そんなデュオに頑張りが報われ、アルバムはUSゴスペル・アルバム・チャート第1位、同R&Bアルバム・チャート第2位、同アルバム・チャート第20位となり、2012年グラミーのBest Gospel Albumにノミネートされました。

ゴスペルらしい感動的なバラードとコンテンポラリー・ゴスペルならではのR&B調のダンサブル・チューンがバランス良く配されています。

アルバムで目を引くのは人気男性R&Bシンガー/キーボード奏者PJ Mortonの参加です。また、Hip-HopプロデューサーRockwilderが2曲を手掛けているのも興味深いです。

クリスマス・イヴに女性ヴォーカルのゴスペルでホーリー気分を味わうのもいいのでは?

全曲紹介しときやす。

「Over and Over」
PJ Mortonをフィーチャー。プロデュースもPJ Morton。感動的なゴスペル・バラードでアルバムは幕を開けます。Angel & Chanelleの素晴らしい歌いっぷりに魂を揺さぶれらます。
https://www.youtube.com/watch?v=efutVQs1fdQ

「Heaven Hear My Heart」
Surefire Music Groupプロデュース。R&B好きも気に入るであろうクールなダンサブル・チューン。コンテンポラリー・ゴスペルらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=SkT1fZfEKa4

「God's Grace (Remix)」
PJ Mortonプロデュース。デビュー・アルバム『Trin-i-tee 5:7』収録曲のリミックスです。アコースティックな質感の透明感のあるリミックスです。
https://www.youtube.com/watch?v=3fPdB9Weyac

「I Need You Now」
Surefire Music Groupプロデュース。R&Bテイストのドラマチック・バラード。スケールの大きなサウンドに負けない堂々とした歌いっぷりがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=g4As9_hUANI

「I Don't Need a Reason」
Surefire Music Groupプロデュース。ハンド・クラップで盛り上げながら、素晴らしいヴォーカル・ワークを披露してくれる1曲。クリスマスにもフィットする1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=KcJqQEKAvhw

「Let It Go」
Surefire Music Groupプロデュース。R&Bテイストのミステリアス・グルーヴ。揺らめく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=McNaEmc9gqc

「Some Kind of Amazing」
Andrew "Druski" Scottプロデュース。ゴスペルらしい厳かさと温かさが同居するミディアム・バラード。聴いているだけで優しい気分になってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=CYaFSbkifh4

「I Worship Your Name」
Stan Jonesプロデュース。抑えたトーンでスタートし、溜めに溜めてからスパークする感じがたまらないバラード。ロッキン・ギターもいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=fdVJE-_4oIM

「I'm Still Holding On」
Stan Jonesプロデュース。Luther Barnes & The Red Budd Gospel Choirのカヴァー。ゴスペルらしい荘厳さが魅力ですが、仰々しいの一歩手前寸止めな感じがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=yDQSJ1I8XIM

「Bring Your Praise」
Fred Jerkins III/Imani Pressleyプロデュース。完全にR&Bサウンドのダンサブル・チューン。こういうのもTrin-i-tee 5:7の魅力ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lrTCp6GwUog

「Blessing Me」
Rockwilder/Ronny "Flip" Colsonプロデュース。Hip-HopプロデューサーRockwilderを迎えた意欲的トラック。Trin-i-tee 5:7の魅力を維持したままRockwilderワールドを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=6CezJOU4hyM

「Just Remember」
Rockwilder/Ronny "Flip" Colsonプロデュース。ラストはR&B調のダンサブル・チューンながらも2人の素晴らしいヴォーカルを堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=tcDzMXXw_vE

ご興味のある方は他のアルバムもどうぞ!

『Trin-i-tee 5:7』(1998年)
Trin-I-Tee 5:7

『Spiritual Love』(1999年)
Spiritual Love

『The Kiss』(2002年)
Kiss

『T57』(2007年)
T57
posted by ez at 00:01| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする