2020年01月07日

Milt Jackson With Hubert Laws『Goodbye』

バグスが強力メンバーと臨んだCTI作品☆Milt Jackson With Hubert Laws『Goodbye』
グッドバイ
発売年:1974年
ez的ジャンル:CTIヴァイヴ・ジャズ
気分は... :王者ペイトリオッツ敗戦!

NFLはいよいよポストシーズンがスタート。
4試合すべて生放送でTV観戦してしまいました。

王者ペイトリオッツがタイタンズに敗れたのは意外でしたね。

ドルフィンズ・ファンの僕としては、レギュラーシーズン最終週のドルフィンズ戦に敗れたことでペイトリオッツがプレーオフの1stラウンドバイを逃し、その1stラウンドで元ドルフィンズのエースQBタネヒル擁するタイタンズに敗れるといった流れに特別な思いが湧きあがりました。

個人的にはAFCはチーフスかレイヴンズ、NFCはシーホークスに勝ち上がって欲しいですね。

今回はジャズ・ヴァイヴのパイオニアMilt JacksonCTIからリリースした『Goodbye』(1974年)です。

Modern Jazz Quartet(MJQ)のメンバーとしても活躍したヴァイヴ奏者Milt Jackson(1923-1999年)に関して、当ブログで紹介したのは以下の5枚。

 Milt Jackson & Wes Montgomery『Bags Meets Wes』(1961年)
 『Jazz 'N' Samba』(1964年)
 Milt Jackson With The Ray Brown Big Band『Memphis Jackson』(1969年)
 Milt Jackson Quintet Featuring Ray Brown『That's The Way It Is』(1969年)
 『Sunflower』(1972年)

正式にはstrong>Milt Jackson With Hubert Laws名義でHubert Lawsが大きくフィーチャリングされています。

レコーディング・メンバーはMilt Jackson(vibes)以下、Ron Carter(b)、Freddie Hubbard(tp)、Hubert Laws(fl)、Cedar Walton(el-p)、Herbie Hancock(p)、Steve Gadd(ds)、Billy Cobham(ds)。

プロデュースはCreed Taylor

派手さのあるアルバムではありませんが、ストレートながらもバグスのヴァイヴとCedar Waltonのエレピの織り成すメロウな響きが印象的なアルバムです。

CTIらしい雰囲気の中にもブルージーな味わいがあるのがバグス作品らしいのでは?

こういうアルバムを聴いてホッ

全曲紹介しときやす。

「Detour Ahead」
Herb Ellis/John Frigo/Lou Carter作のスタンダードをカヴァー。バグスのヴァイヴ、さらにはエレピのメロウな響きが心地好いオープニング。CTIらしい抑制の効いたスマートな演奏を楽しめます。Hubert Lawsの穏やかなフルートもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=huMpAzCgIN8

「Goodbye」
Gordon Jenkins作。Benny Goodman Orchestraでお馴染みのスタンダードをカヴァー。タイトル曲はスムーズな中にも抑えたトーンのブルージーな味わいを忍ばせた心憎い演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=nhrrwcZS6Gg

「Old Devil Moon」
Burton Lane/E.Y. Harburg作。1947年のミュージカル『Finian's Rainbow』挿入歌をカヴァー。軽快なリズム隊をバックに、バグスのヴァイヴが快調に飛ばします。Hubert LawsのフルートやCedar Waltonのエレピも生き生きしています。
https://www.youtube.com/watch?v=CksIQ9ygWg4

「SKJ」
Milt Jackson作。バグスのオリジナル曲にはFreddie HubbardHerbie Hancock、Billy Cobhamが参加。そのため他の演奏とは異なるハードボイルド
な雰囲気に仕上がっています。

「Opus De Funk」
Horace Silver作。バグスのヴァイヴが軽やかに響き渡るグッド・フィーリングな演奏がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=nX4l6TjL44s

Milt Jacksonの過去記事もご参照下さい。

Milt Jackson & Wes Montgomery『Bags Meets Wes』(1961年)
Bags Meets Wes

『Jazz 'N' Samba』(1964年)
ジャズ・ン・サンバ

Milt Jackson With The Ray Brown Big Band『Memphis Jackson』(1969年)
メンフィス・ジャクソン

Milt Jackson Quintet Featuring Ray Brown『That's The Way It Is』(1969年)
ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ

『Sunflower』(1972年)
Sunflower
posted by ez at 02:08| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする