発表年:2000年
ez的ジャンル:ロマンティック系女性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :キュートで優しい歌声に包まれたい・・・
今回は大好きな女性ジャズ・ヴォーカリストStacey Kentの『Dreamsville』(2000年)です。
キュートな歌声の女性ジャズ・ヴォーカリストStacey Kentに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の5枚。
『Breakfast On The Morning Tram』(2007年)
『Raconte Moi』 (2010年)
『The Changing Lights』(2013年)
『Tenderly』(2015年)
『I Know I Dream:The Orchestral Sessions』(2017年)
本作『Dreamsville』(2000年)はスタンダードのバラード集です。
プロデュースはAlan Bates。
レコーディング・メンバーはStacey Kent(vo)、Jim Tomlinson(ts、cla、fl)、Colin Oxley(g)、David Newton(p)、Simon Thorpe(b)、Jasper Kviberg (ds)。
Stacey Kent好きにはたまらない、素敵なバラード集です。
特に「I've Got A Crush On You」、「Isn't It A Pity?」、「Polka Dots & Moonbeams」、「Little Girl Blue」、「You're Looking At Me」、「Violets For Your Furs」が僕のおススメです。
毎日、こんなキュートで優しい歌声に包まれたい・・・
全曲紹介しときやす。
「I've Got A Crush On You」
George Gershwin/Ira Gershwin作。ギター&ピアノのみのバッキングでStaceyのキュートな歌声が優しく語りかけてくるオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=m7VRx29Q2yg
「When Your Lover Has Gone」
Einar Aaron Swan作。当ブログではThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandのカヴァーも紹介済みです。哀愁バラードをノスタルジックな雰囲気で歌い上げます。公私のパートナーJim Tomlinsonのサックスがムードを盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=hutV87MEIjw
「Isn't It A Pity?」
George Gershwin/Ira Gershwin作。Staceyのキュートな歌声が映える甘く切ないバラード。たまりません!
https://www.youtube.com/watch?v=unABMyG4ivk
「You Are There」
Dave Frishberg/Johnny Mandel作。美しいピアノをバックに、ジャズ・ヴォーカリストらしい歌い回しでしみじみと歌い上げます。
「Under A Blanket Of Blue」
Al J. Neiburg/Jerry Livingston/Marty Symes作。ジャズ・バーでお酒片手に・・・といった雰囲気の小粋な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=GswmFj7-HFs
「Dreamsville」
タイトル曲はAndy Williamsのヒットでお馴染み、Ray Evans/Jay Livingston/Henry Mancini作のスタンダードをカヴァー。当ブログではShirley Scottのカヴァーも紹介済みです。夢の中のジャズ・バラードといった趣がStaceyのキュートな歌声によくフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=CEfxUm5rd-0
「Polka Dots & Moonbeams」
James Van Heusen/Johnny Burke作。当ブログではBasso Valdambrini Quintetのカヴァーも紹介済みです。Staceyの優しい語り口にグッとくるロマンティックな仕上がり。Jim Tomlinsonのクラリネットもいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0xE5QQjmnco
「Hushabye Mountain」
Richard M. Sherman/Robert B. Sherman作。哀愁バラードを寂しげに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=Sn6Tol70BjU
「Little Girl Blue」
Richard Rodgers/Lorenz Hart作。作のスタンダード。ブロードウェイ・ミュージカル『Jumbo』の挿入歌です。当ブログではJanis Joplin、Lincoln Brineyのカヴァーも紹介済みです。しみじみと噛みしめるようなヴォーカルにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=EnN-kGRDsyA
「You're Looking At Me」
Bobby Troup作。思わせぶりなヴォーカルにKOされてしまうラブ・バラード。Colin Oxleyの素敵なギターも含めて実にいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=TgRL6C7H8vA
「Violets For Your Furs」
Matt Dennis/Tom Adair作。僕の大好きなStacey Kentに出会える1曲。健気でキュートな雰囲気がたまらないピアノ・バラード。Jim Tomlinsonのサックス・ソロもロマンティックです。
https://www.youtube.com/watch?v=AQmvfZwi4wI
「Thanks For The Memory」
Leo Robin/Ralph Rainger作。ラストはDavid Newtonの素敵なピアノをバックに、さらっと歌い上げるスタンダード・カヴァーらしい演奏で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=sIVt6ByPxWg
他のStacey Kent作品もチェックを!
『Close Your Eyes』(1997年)
『Love Is...The Tender Trap』(1998年)
『Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire』(2000年)
『In Love Again: The Music of Richard Rodgers 』(2002年)
『The Boy Next Door』(2003年)
Jim Tomlinson Feat. Stacey Kent『The Lyric』(2005年)
『Breakfast On The Morning Tram』 (2007年)
『Raconte Moi』 (2010年)
『Dreamer in Concert』(2011年)
『The Changing Lights』(2013年)
Marcos Valle & Stacey Kent『Ao vivo』(2014年)
※Marcos Valleとの共演ライブ
『Tenderly』(2015年)
『I Know I Dream:The Orchestral Sessions』(2017年)