発表年:1992年
ez的ジャンル:女性R&Bグループ
気分は... :U-23日本代表の今後は・・・
今回は90年代女性R&Bグループ作品からLady Soul『Lady Soul』(1992年)です。
Lady SoulはMargo Thunder、Rise Engermann、Phaedra Butlerという3名による女性R&Bグループ。
他メンバーは不明ですが、リーダー格のMargo Thunderは1960年生まれ。その意味で同時期の女性R&Bグループよりは平均年齢が高く、オトナの実力派グループと呼べるでしょう。
グループ唯一のアルバムが本作『Lady Soul』(1992年)です。
この時期らしいNJSなダンサブル・チューンとオトナの実力派グループらしい素敵なバラードから構成されています。
メイン・プロデュースはMaurice Starr
「Lady Marmalade」(Labelle)、「Just Call My Name」(Alyson Williams)、「I Wanna Be Your Baby」(The Three Degrees)、「You Gonna Make Me Love Somebody Else」(The Jones Girls)といったレディ・ソウルの名曲カヴァーが多いのもお楽しみです。
また、Whoopi Goldberg主演、お馴染みの大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…(原題:Sister Act)』のサントラ収録曲「If My Sister's In Trouble」にも注目です。
個人的にはシングル・カットもされたラブ・バラード「Don't Forget About Me」、オーセンティックなラブ・バラード「Feels Like The First Time」、僕好みのダンス・チューン「Nobody Can Tell Me」がおススメです。
こうやって眺めてみると結構聴きどころの多いアルバムだと思います。
全曲紹介しときやす。
「My Mind's Made Up」
Maurice Starrプロデュース。ハネハネ!キレキレ!のNJSがオープニング。腹の座ったMargoのヴォーカルが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=xuuAU5hgjNk
「Don't Forget About Me」
Maurice Starr/Bill Hagansプロデュース。シングル・カットもされた曲です。実力派グループであることを示してくれる素敵なラブ・バラード。個人的に名曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=TwUS3AoTtbY
「Change」
Maurice Starr/Dwayne Omarrプロデュース。軽やかなダンサブル・サウンドが心地好いNJS。この時代の女性R&Bグループらしい魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=773QI1cgom0
「Lady Marmalade」
USチャート、同R&Bチャート共に第1位となりミリオン・セラーを記録したLabelleの大ヒット曲をカヴァー(Bob Crewe/Kenny Nolan作)。オリジナルはKenny NolanもメンバーだったEleventh Hourです。お馴染みの名曲をパンチの効いたヴォーカルで楽しませてくれます。Maurice Starr/Bill Hagans/Margo Thunderプロデュース。
「(I'm Gonna) Give U All My Love」
Maurice Starr/Bill Hagans/Margo Thunder/Paul Arnoldプロデュース。セクシー・モードのダンサブル・チューン。途中Rick Engermann(Riseの兄弟?)のラップでアクセントをつけています。
「Just Call My Name」
当ブログでも紹介したAlyson Williamsのヒット曲をカヴァー(Denzil Miller/Ken Curry/Phillip Ingram作)。Maurice Starr/Bill Hagans/Dale Ramseyプロデュース。Alyson Williamsのオリジナルが大好きな僕としては嬉しいカヴァーです。オリジナルの雰囲気を受け継ぎつつ、女性R&Bグループらしいヴォーカル・ワークで聴かせてくれます。
「Nobody Can Tell Me」
Maurice Starr/Bill Hagans/Dale Ramseyプロデュース。アップ系であれば本曲が一番のお気に入り。Jam & Lewisプロデュース曲なんかとセットで聴いてもハマる気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=DAMmSORBR3k
「Everything Changes」
Maurice Starrプロデュース。妖艶な雰囲気が漂うオトナのミディアム。
「I Wanna Be Your Baby」
The Three Degreesのシングル曲をカヴァー(Leon Huff作)。素晴らしいア・カペラで聴かせてくれます。Maurice Starr/Margo Thunderプロデュース。
「You Gonna Make Me Love Somebody Else」
当ブログでも紹介したThe Jones Girlsのヒット曲をカヴァー(Kenny Gamble/Leon Huff作)。Maurice Starr/Bill Hagans/Dale Ramseyプロデュース。ここではEarl The PoetのラップをフィーチャーしたハネハネのNJSで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5lxskW80ZGo
「Feels Like The First Time」
Maurice Starr/Bill Hagans/Dale Ramseyプロデュース。実力派グループらしい感動的なラブ・バラード。オーセンティックな魅力に満ちています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ek2emLmoqTM
「Can You Find A Place In Your Heart」
Maurice Starr/Gordon Worthy/ Larry Wooプロデュース。当ブログでも紹介した男性R&BグループClassic ExampleのDarin CampbellとMargo Thunderのデュエット。Classic Exampleもバック・コーラスで参加しています。オーセンティックなバラードで盛り上げてくれます。
「If My Sister's In Trouble」
Whoopi Goldberg主演、お馴染みの大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…(原題:Sister Act)』のサントラ収録曲(William Clift/David Barratt作)。映画の雰囲気にピッタリのパーティー・モードの楽しいNJSに仕上がっています。Maurice Starr/Bill Hagansプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=EhPQx0zR0Ms
サッカーのU-23アジア選手権。
グループリーグ敗退が決まっているU-23日本代表はU-23カタール代表と引き分けに終わり、未勝利のまま大会を去ることに・・・
主審の判定が酷かったのは確かですが、森保監督の手腕や今大会メンバーの能力の限界も感じてしまいました。3バックに拘る意味もわかりません。カタール戦も4バックにシステム変更した後半の方が10人にも関わらず活性化していましたよね。
五輪本番にオーバーエイジも含めて海外組をどの程度招集できるのか不明ですが、今大会メンバーで五輪本番にも呼ばれるのは多くで7〜8名、場合によっては片手で数えるほどでしょう。特に攻撃陣は総入れ替えでしょうね。
ロシアW杯前と同様の荒療治が必要なのでは?
まずは会長に退任して欲しいですが。