発表年:1976年
ez的ジャンル:ラーガ・アコースティック・フュージョン
気分は... :真夏日か・・・
今日は真夏日になりそうですね。
ステイホームでも十分注意せねば・・・
超絶技巧派ギタリストJohn McLaughlinがインド人ミュージシャンと結成したアコースティック・ユニットShaktiのデビュー・アルバム『Shakti With John McLaughlin』(1976年)です。
エレクトリック・マイルス作品への参加や、Mahavishnu Orchestraで知られる超絶技巧派ギタリストJohn McLaughlinのアコースティック・ユニットShaktiの紹介は、3rdアルバム『Natural Elements』(1977年)に続き2回目となります。
デビュー・アルバムとなる本作『Shakti With John McLaughlin』(1976年)は、1975年7月サウス・コンプトン大学でのライヴを収めたライヴ・アルバムです。
メンバーはJohn McLaughlin(g)、L. Shankar(Lakshminarayana Shankar)(violin)、Zakir Hussain(tabla、per)、Vikku Vinayakram(ghatam、mridangam)、Ramnad Raghavan(mridangam)という5名。McLaughlin以外はインド人ミュージシャンです。
全3曲という曲数少ない構成ですが、インド・テイストのスリリングなアコースティック・フュージョンを存分に楽しめます。
スリリングで神秘的な民族アコースティック・フュージョンをお楽しみください。
全曲紹介しときやす。
「Joy」
John McLaughlin/L. Shankar作。Shaktiのお披露目となるオープニング。アコギ、ヴァイオリン、タブラ、ムリダンガムが織りなすエキサイティングなラーガ・アコースティック・フュージョン。シタールのような雰囲気を醸し出すMcLaughlinのギターをはじめ、各プレイヤーの熱いプレイを存分に楽しめます。インド色を前面に出しつつ、しっかりジャズ/フュージョンしているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Sm8ycb5zjoo
「Lotus Feet」
John McLaughlin作。McLaughlinのギター、Shankarのヴァイオリンによるメディテーション・モードの演奏。ブラフマンの世界へ誘われます。
https://www.youtube.com/watch?v=jcbPRM_92Us
「What Need Have I for This–What Need Have I for That–I Am Dancing at the Feet of My Lord–All Is Bliss–All Is Bliss」
John McLaughlin/L. Shankar作。もしかしたら、当ブログ約15年の歴史の中で最も長い曲タイトルかもしれませんね。29分強の長尺演奏です。この編成ならではの神秘的なインタープレイに聴衆も大満足といった感じですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7M68NcDoYuY
Shaktiの他作品やRemember Shaktiの作品もチェックを!
『A Handful of Beauty』(1977年)
『Natural Elements』(1977年)
Remember Shakti『Remember Shakti』(1999年)
Remember Shakti『The Believer』(2000年)
Remember Shakti『Saturday Night in Bombay』(2001年)