2020年06月12日

Narada Michael Walden『The Dance Of Life』

人気プロデューサー、充実のソロ4作目☆Narada Michael Walden『The Dance Of Life』

発表年:1979年
ez的ジャンル:敏腕ドラマー系アーバン・ファンク/ソウル
気分は... :アラート解除の夜に・・・

人気プロデューサー/ドラマーとしても活躍したNarada Michael Waldenの4thソロ・アルバム『The Dance Of Life』(1979年)です。

Narada Michael Waldenは、1952年ミシガン州カラマズー生まれ。

ジャズ・フュージョン系セッション・ドラマーとしてプロ・ミュージシャンのキャリアをスタートさせ、Mahavishnu Orchestraへの参加や、Jeff Beck『Wired』(1976年)のレコーディング参加などでキャリアを積み、敏腕ドラマーとしての地位を確立します。

また、1stソロ・アルバム『Garden of Love Light』(1976年)を皮切りに、ソロ・アーティストとしても活動するようになります。

80年代に入るとプロデューサーとしても頭角を現し、1985年に手掛けたAretha Franklin「Freeway of Love」Whitney Houston「How Will I Know」等によりトップ・プロデューサーの仲間入りをします。

ソロ・アーティストというよりも売れっ子プロデューサーのイメージが強い人ですね。

そんなNarada Michael Waldenがソロ・アーティストとしての基盤を固め、プロデュース業への進出を後押ししたアルバムが本作『The Dance Of Life』(1979年)です。

前作『Awakening』(1979年)までは主にN.Y.レコーディングでしたが、本作ではサンフランシスコに拠点を移し、無名の若手ミュージシャン達とレコーディングい臨んでいます。

レコーディング・メンバーはNarada Michael Walden(vo、ds、per、p)以下、T.M. Stevens(b)、Corrado "Pat" Rustici(g)、Frank Martin(key、p、syn)、Marc Russo(as、ts)、Danny Noe(tb)、Dave Grover(tp)、Carla Vaughn(back vo)、Jim Gilstrap(back vo)、Nuhad Saba Martin(back vo)、Vicki Randle(back vo)。

プロデュースはNarada Michael Waldenとエンジニアとして有名アーティストの有名作品に数多く関与してきたBob Clearmountain

ソロ・キャリアを代表するヒット・シングル「I Shoulda Loved Ya」、同じくシングル曲となった「Tonight I'm Alright」、オープニングを飾る「You're Soo Good」といったアーバン・ダンサーがアルバムのハイライト。

個人的にはAOR調の「Crazy For Ya」、素敵なラブ・バラード「Why Did You Turn Me On」もおススメです。

Carlos Santanaへ捧げられた「Carry On」John McLaughlinに捧げられた「The Dance of Life」も興味深く聴くことができます。

Narada Michael Waldenの本質的な魅力が凝縮された1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「You're Soo Good」
Narada Michael Walden作。Naradaの力強いドラミングでスタートするアーバン・ダンサーがオープニング。RusticiのNile Rodgers調カッティング・ギターがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=KFcvo8Osj7g

「I Shoulda Loved Ya」
Narada Michael Walden/Allee Willis/T.M. Stevens作。アルバムからの1stシングルとして、US R&Bチャート第4位のヒットとなっています。Waldenのソロ・キャリアを代表するヒット曲。Naradaのコンテンポラリーなセンスが冴える華やかなアーバン・ディスコ。T.M. Stevensのベースが格好良いっす。
https://www.youtube.com/watch?v=l_mNREFcYGs

Cool Runnersがカヴァーしています。
Cool Runners「I Shoulda Loved Ya」
 https://www.youtube.com/watch?v=Q9wt7Zn-zAM

「Lovin' You Madly」
Narada Michael Walden/Corrado Rustici作。スペイシーなアクセントをつけたダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=QJStkmxou3g

「Crazy For Ya」
Narada Michael Walden/Allee Willis作。AOR調のメロウ・ミディアム。Naradaのヴォーカルとこの曲調はBobby Caldwellあたりとセットで聴いてもフィットしそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lWtJmC0sLMY

「Tonight I'm Alright」
Narada Michael Walden作。アルバムからの2ndシングルとして、US R&Bチャート第35位となっています。T.M. Stevensのベースが牽引する僕好みのアーバン・ダンサー。Rusticiのギター・カッティングも快調です。
https://www.youtube.com/watch?v=LtJ9uwqItrQ

「Why Did You Turn Me On」
Narada Michael Walden/Allee Willis/Corrado Rustici作。素敵なラブ・バラード。本作の隠れた名曲だと思います。アーバン・メロウな魅力に溢れています。Rusticiのギター・ソロもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=k_kINVrDbnk

Maxine Nightingale、Phyllis Hymanがカヴァーしています。このカヴァー2ヴァージョンを聴くと、この曲が名曲であることを更に実感できると思います。
Maxine Nightingale「Why Did You Turn Me On」
 https://www.youtube.com/watch?v=OIV9uz1RCOg
Phyllis Hyman「Why Did You Turn Me On」
 https://www.youtube.com/watch?v=SW3uZxS1NyY

「Carry On」
Narada Michael Walden/Frank Martin作。シスコを拠点とする大先輩Carlos Santanaへ捧げられた1曲。ラテン・フレイヴァーの哀愁グルーヴです。RusticiのギターもCarlos Santana風です。
https://www.youtube.com/watch?v=Etd1AKLLH-4

「The Dance of Life」
Narada Michael Walden作。アルバムを締め括るタイトル曲はかつて在籍したMahavishnu OrchestraJohn McLaughlinに捧げられています。正にMahavishnu Orchestraを意識したかのようなジャズ・フュージョン調のインストです。
https://www.youtube.com/watch?v=mQTezU9afio

Narada Michael Waldenの他作品もチェックを!

『Garden of Love Light』(1976年)


『I Cry, I Smile』(1977年)


『Awakening』(1979年)


『Victory』(1980年)


『Confidence』(1982年)


『Looking at You, Looking at Me』(1983年)


『The Nature of Things』(1985年)


『Divine Emotion』(1988年)

posted by ez at 01:24| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

Francoise Hardy『Ma Jeunesse Fout Le Camp』

ヒット曲「もう森へなんか行かない」収録☆Francoise Hardy『Ma Jeunesse Fout Le Camp』
もう森へなんか行かない
発表年:1967年
ez的ジャンル:イエイエ系女性シンガー・ソングライター
気分は... :もう森へなんか行かない!

1960年代後半から70年代前半にかけて流行したフレンチ・ポップ"イエイエ(Ye-Ye)"を代表する女性アーティストの1人であるFrancoise Hardy『Ma Jeunesse Fout Le Camp』(1967年)です。

女性シンガー・ソングライターであると同時に、モデル、映画女優としても活躍したFrancoise Hardyの紹介は、『Gin Tonic』(1980年)、『Et Si Je M'en Vais Avant Toi』(1972年)に続3回目となります。

タイトル曲「Ma Jeunesse Fout Le Camp(もう森へなんか行かない)」で有名なアルバムです。

バックのオーケストレーションはCharles Blackwell Orchestraがメインですが、2曲ではLed ZeppelinJohn Paul Jonesが手掛けています。

少し寂しげなフレンチ・ヴォーカルがフィットする魅惑のフレンチ・ポップを満喫できます。

タイトル曲以外であれば、「La Fin De L'Ete」「Mon Amour Adieu」「Qui Peut Dire」「Des Ronds Dans L'eau」「Mais Il Y A Des Soirs」あたりがおススメです。

6月はフレンチ・ポップが似合う季節なのでは?

全曲紹介しときやす。

「Ma Jeunesse Fout Le Camp」
Guy Bontempelli作。邦題「もう森へなんか行かない」で知られるタイトル曲。日本でも山田太一脚本のTVドラマ『沿線地図』(1979年)のテーマ曲に使われたらしいです。哀愁メロディと寂しげなフランス語の響きが印象的です。何かを喪失していく悲しみ、寂しさのようなものがしみじみ伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=pBOncEj8Wt0

「Viens La」
Francoise Hardy作。憂いを帯びたHardyのヴォーカルにグッとくる、フレンチ・ポップならではの美しも切ないバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=7YEauPiTe8U

「Mon Amour Adieu」
Francoise Hardy/Tina Hasell作。アコギの響きとキュートなHardyのヴォーカルの組み合わせがいい感じのフレンチ・フォーキー。
https://www.youtube.com/watch?v=uU-E9r8cwXc

「La Fin De L'Ete」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。フレンチ・ポップならではの愛らしさにグッとくる1曲。個人的に好きな1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=pP2-2Tuid7g

「En Vous Aimant Bien」
Francoise Hardy作。Led ZeppelinのJohn Paul Jonesがオーケストレーションを手掛けている美しいフレンチ・ポップ。
https://www.youtube.com/watch?v=QxhrJJAdlAA

「Qui Peut Dire」
Francoise Hardy作。フレンチ・ポップにロック・フィーリングも取り入れてアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=TCugKgvgpTk

「Des Ronds Dans L'eau」
Pierre Barouh/Raymond Le Senechal作。映画『Vivre Pour Vivre』(1967年)挿入歌のカヴァー。美しいオーケストレーションを配したフレンチ・ポップらしいビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=32sJszxSgWA

「Il N'y A Pas D'amour Heureux」
Louis Aragon/Georges Brassens作。美しいピアノをバックに切々と歌う寂しげなバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=wGKxW9rLWTQ

「Il Est Trop Loin」
Daniel Hortis/Danyel Gerard作。フォーク・ロック調のミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=9MnAxDrXtHA

「Mais Il Y A Des Soirs」
Francoise Hardy作。この曲もLed ZeppelinのJohn Paul Jonesがオーケストレーションを手掛けています。夢の中のフレンチ・ポップといった感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=0Yf_nSKh_LM

「Voila」
Francoise Hardy作。フレンチ・ポップらしい艶めかしいウィスパー・ヴォーカルが映える1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=c1mDUrexTKo

「C'etait Charmant」
Francoise Hardy作。ラストはフランス語の語感の響きがよく似合う、寂しげなバラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-lhqyU7W3qU

他のFrancoise Hardy作品もチェックを!

『Francoise Hardy』(1962年)
フランソワーズ・アルディ

『Le premier bonheur du jour』(1963年)
Le Premier Bonheur Du Jou

『L'amitie』(1965年)
L'amitie

『La Maison Ou J'ai Grand』(1966年)
La Maison Ou J'ai Grandi

『Comment Te Dire Adieu』(1968年)
さよならを教えて

『En Anglais』(1969年)
En Anglais

『Soleil』(1970年)
アルディのおとぎ話

『La question』(1971年)
La Question (Fra)

『Et Si Je M'en Vais Avant Toi』(1972年)
Et Si Je M'En Vais Avant Toi

『Message personnel』(1973年)
私小説

『Entr'acte』(1974年)
夜のフランソワーズ

『Musique saoule』(1978年)
J'Ecoute De Musique Saoule

『Gin Tonic』(1980年)
Gin Tonic
posted by ez at 03:25| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

Eric B. & Rakim『Follow The Leader』

レジェンドHip-Hopユニットの2nd☆Eric B. & Rakim『Follow The Leader』

発表年:1988年
ez的ジャンル:レジェンドHip-Hop
気分は... :共在感覚・・・

今回はレジェンドHip-Hop作品、Eric B. & Rakim『Follow The Leader』(1988年)です。

Eric B. & Rakimは、DJのEric B.とMCのRakim1986年N.Y.ロングアイランドで結成されたHip-Hopデュオ。

彼らのデビュー・アルバム『Paid in Full 』(1987年)には、「I Ain't No Joke」「I Know You Got Soul」「Paid In Full」「My Melody」「Eric B. Is President」「Move The Crowd」といったHip-Hopクラシックがズラリと並ぶHip-Hop史に残る名盤中の名盤でした。

その後も『Follow The Leader』(1988年)、『Let the Rhythm Hit 'Em』(1990年)、『Don't Sweat the Technique』(1992年)といったアルバムをリリースし、Hip-Hopシーンを牽引しました。

Hip-Hopシーンに与えたインパクトでいえば、圧倒的にデビュー・アルバム『Paid in Full 』(1987年)ですが、内容的には2ndアルバムとなる本作『Follow The Leader』(1988年)もかなり充実しています。

一言でいえば、とにかくクール!格好良い!って感じですね。

ディスコ・プロデューサーとして知られるPatrick Adamsがエンジニアを務めています。

「Follow the Leader」「Microphone Fiend」というHip-Hopクラシック2曲の存在感が圧倒的です。

それ以外に「Lyrics of Fury」「The R」「Put Your Hands Together」「To the Listeners」「No Competition」あたりもおススメです。

デビュー・アルバム『Paid in Full 』(1987年)と共に、誰もが聴くべきHip-Hopアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Follow the Leader」
1stシングルにもなったタイトル曲はHip-Hopクラシック。US R&Bチャート第16位となりました。Bob James「Nautilus」、Coke Escovedo「I Wouldn't Change a Thing」Baby Huey「Listen to Me」さらには「I Know You Got Soul」をサンプリング。緊張感のあるトラックとRakimのクールなラップが調和した彼らの魅力が凝縮された1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=95gP3m-uBHA

サンプリング・ソースとしても大人気です。Guy「Gotta Be a Leader」、King Sun「Lethal Weapon」、Bobby Brown「On Our Own」、Maestro Fresh Wes「The Mic's My Piece」、Mobb Deep「Cradle to the Grave」、Chaos Kid「Stay in the Darkness」、KRS-One, Kanye West, Nas and Rakim「Classic (Better Than I've Ever Been) [DJ Premier Remix]」等90曲以上でサンプリング・引用されています。
Guy「Gotta Be a Leader」
 https://www.youtube.com/watch?v=wMlWEYBi4fI
King Sun「Lethal Weapon」
 https://www.youtube.com/watch?v=XwyPXL1EEMU
Maestro Fresh Wes「The Mic's My Piece」
 https://www.youtube.com/watch?v=8Q2lzRJq6JA
Mobb Deep「Cradle to the Grave」
 https://www.youtube.com/watch?v=UZmFiCckEJg

「Microphone Fiend」
アルバムからの2ndシングル。「Follow the Leader」と並ぶHip-Hopクラシック。Average White Band「School Boy Crush」ネタのトラックに合わせて、Rakimがリズミックにリリックを重ねます。80年代ゴールデン・エイジHip-Hopの魅力が詰まったクラシックですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uPfIIn5V_LQ

このトラックもサンプリング・ソースとして大人気。X-Clan「Grand Verbalizer, What Time Is It?」Audio Two「Get Your Mother Off the Crack」、Kool G Rap & DJ Polo「Play It Kool」、DJ Jazzy Jeff & the Fresh Prince「This Boy Is Smooth」、Limp Bizkit feat. Method Man and DJ Premier「N 2 Gether Now」、Snoop Dogg feat. Jay-Z「I Wanna Rock (The Kings G-Mix)」、Redman「Rollin'」、MF DOOM「The M.I.C.」、Naughty by Nature「Hip Hop Hooray (Pete Rock Remix)」
Rakim「Take the Train」、Pat D & Lady Paradox feat. Logan「Hip-Hop Quotables」等190曲以上でサンプリング・引用されています。また、Dragon Ash feat.ラッパ我リヤ「Deep Impact」を本トラックを意識し、同じAverage White Band「School Boy Crush」をサンプリングしていますね。
X-Clan「Grand Verbalizer, What Time Is It?」
 https://www.youtube.com/watch?v=O3kulxS3xR4
Kool G Rap & DJ Polo「Play It Kool」
 https://www.youtube.com/watch?v=P5D3-NEqhdU
MF DOOM「The M.I.C.」
 https://www.youtube.com/watch?v=5makYYV2VeQ
Naughty by Nature「Hip Hop Hooray (Pete Rock Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=fvnghuRobZU
Rakim「Take the Train」
 https://www.youtube.com/watch?v=iRpp7jCISK0
Pat D & Lady Paradox feat. Logan「Hip-Hop Quotables」
 https://www.youtube.com/watch?v=rkJttR4-UBY
Dragon Ash feat.ラッパ我リヤ「Deep Impact」
 https://www.youtube.com/watch?v=sbZMLoaAc6g

「Lyrics of Fury」
Funkadelic「No Head, No Backstage Pass」James Brown「Funky Drummer」をサンプリング。スピード感のあるトラックに乗って、Rakimのライムも躍動します。これぞHip-Hopの格好良さ!と素直に思えるトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=p3-A30hoqlQ

Tricky等がカヴァーしています。 Redman「Rated 'R'」、Jurassic 5「Break」等のサンプリング・ソースとなっています。
Tricky「Lyrics of Fury」
 https://www.youtube.com/watch?v=GDiakScZVPo

「Eric B. Never Scared」
タイトル通り、Eric B.の擦りを楽しむトラック。Eagles「Those Shoes」をサンプリング。「Eric B. Is President」、The Wailers「Get Up, Stand Up」、The Mohawks「The Champ」のヴォーカル・ネタもサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=0FXhJjOexXI

「Just a Beat」
Jackie Robinson「Pussyfooter」ネタのディスコ・トラック。Hip-Hopというよりはディスコといった雰囲気で、アルバムの中では異色トラックかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=Kh2ze5GT03s

Jack Beats「Just a Beat」のサンプリング・ソースとなっています。
Jack Beats「Just a Beat」
 https://www.youtube.com/watch?v=zYjTgMnnCaE

「Put Your Hands Together」
The Magic Disco Machine「Scratchin'」、Dennis Coffey「Son of Scorpio」、Upp「Give It to You」をサンプリング。Mountain「Long Red」のヴォーカル・ネタのサンプリングや「As the Rhyme Goes On」の引用も挿入されています。キャッチーなトラックとRakimの絶妙な語り口に思わずニンマリですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vRJsBSlhNG4

Big Daddy Kane「Smooth Operator」
Lord Finesse「That's How Smooth I Am」、Monte Luv & DJ Rob「Silk Smooth」、High Performance「I'm Like a Caddy」等でサンプリング・引用されています。

「To the Listeners」
The Headhunters feat. Pointer Sisters「God Make Me Funky」、Mandrill「Fat City Strut」をサンプリング。ジャズ・ファンクなグルーヴが格好良いトラック。Rakimのクールなラップもキマっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FocmK20KVUo

Tricky「Makes Me Wanna Die」、O.C. feat. Yvette Michele「Far From Yours」等のサンプリング・ソースとなっています。
Tricky「Makes Me Wanna Die」
 https://www.youtube.com/watch?v=XyFIIUKAOE8

「No Competition」
Manzel「Space Funk」、Juice「Catch a Groove」をサンプリング。Eric B.の鮮やかな擦り、疾走するトラックとRakimのライムが織り成すハードボイルドな格好良さがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=_wxX7GiqSy0

Jay-Z feat. Amil「S. Carter」、D' Love「I'm the Remainder」、Foundation 7「Compredator」等のサンプリング・ソースとなっています。

「The R」
アルバムからの3rdシングル。The Blackbyrds「Rock Creek Park」をサンプリング。個人的にかなり好きなトラック。とても1988年のトラックと思えないアブストラクトな格好良さがありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=FV3JMcOVPGs

Rakim「Bring It On」をはじめ、Will Smith「Pump Me Up」、The Real Roxanne「Roxanne's on a Roll (Norman Cook Remix) 」Low Profile「Funky Song (Remix)」等のサンプリング・ソースとなっています。

「Musical Massacre」
The Jimmy Castor Bunch「It's Just Begun」ネタのキャッチーなトラックに乗って、Rakimがスピーディーにリリックを刻みます。「I Know You Got Soul」、Beside「Change the Beat (Female Version)」、James Brown「It's a New Day So Let a Man Come in and Do the Popcorn」のヴォーカル・ネタもサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=xdmcjzbgAsM

「Beats for the Listeners」
ラストは「To the Listeners」のインスト・ヴァージョンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=vN6nECrUPaM

Eric B. & Rakimの他作品もチェックを!

『Paid in Full 』(1987年)


『Let the Rhythm Hit 'Em』(1990年)


『Don't Sweat the Technique』(1992年)

posted by ez at 01:42| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

『今の気分は...2020年6月8日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回はUKの人気レーベルTru Thoughtsの作品を10曲セレクトしました。
結果的にAlice Russell絡みが3曲になってしまいましたが・・・

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Alice Russell「Sweet Is The Air」
https://www.youtube.com/watch?v=HHzS7WLeAd4
From 『Under The Munka Moon』(2004年)
Under Munka Moon

Saravah Soul「Oil Is Thicker Than Blood」
https://www.youtube.com/watch?v=kpc4zqjHwl0
From 『Saravah Soul』(2008年)
Saravah Soul (TRUCD149)

The Bamboos feat. Alice Russell「Transcend Me」
https://www.youtube.com/watch?v=DDBeKSWsCYQ
From 『Step It Up』(2008年)
Step It Up

Mark De Clive-Lowe「Under Orders」
https://www.youtube.com/watch?v=jfTGnpKEbjQ
From 『Renegades』(2011年)
Renegades [解説付・ボーナストラック2曲収録・国内盤] (BRC308)

MoonChild「More Than Ever」
https://www.youtube.com/watch?v=yz5-c0lyL_Q
From 『Please Rewind』(2014年)
Please Rewind

Quantic feat. Alice Russell「You Will Return」
https://www.youtube.com/watch?v=7ki4gXTpDyA
From 『Magnetica』(2014年)
Magnetica [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC415)

The Seshen「Colors Collide」
https://www.youtube.com/watch?v=std8BHRpKcE
From 『Flames & Figures』(2016年)
Flames & Figures [帯・解説付 / 国内流通仕様盤CD] (BRTRU330)

Lakuta「Bata Boy」
https://www.youtube.com/watch?v=dKMreskhSuA
From 『Brothers & Sisters』(2016年)
Brothers & Sisters [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC520)

Space Captain「Sycamore」
https://www.youtube.com/watch?v=RQyJmqJ20Jw
From 『All Flowers in Time』(2017年)
All Flowers in Time

Uniting Of Opposites「Mint」
https://www.youtube.com/watch?v=nJiRI5K64lY
From 『Ancient Lights』(2018年)
Ancient Lights [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 紙ジャケット仕様 / 国内盤] (BRC571)
posted by ez at 00:01| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

Federico Estevez『De Aqui Hasta Aqui』

アルゼンチン産エレクトリック・フォルクローレ☆Federico Estevez『De Aqui Hasta Aqui』

発表年:2020年
ez的ジャンル:アルゼンチン産エレクトリック・フォルクローレ
気分は... :近未来的な古代文明・・・

新作アルバムからアルゼンチン産エレクトリック・フォルクローレFederico Estevez『De Aqui Hasta Aqui』です。

Federico Estevezはアルゼンチン人パーカッション奏者。
アルゼンチン人アーティストChancha Via Circuitoのバンド・メンバーです。

本作『De Aqui Hasta Aqui』Federico Estevezのデビュー・アルバムとなります。

Shika Shikaからのリリースです。

フォルクローレ、エレクトロニカ、アンビエントが融合したパーカッション奏者らしい現代的なエレクトリック・フォルクローレ作品に仕上がっています。伝統とテクノロジーのクロスオーヴァー感がいいですね。映像でいえば、近未来的な古代文明のようなイメージを思い浮かべてしまいます。

プロデュース(共同プロデュース2曲を含む)、ソングライティングはFederico Estevez自身。

アルバムにはChancha Via Circuito(Pedro Canale名義)をはじめ、Rodrigo GallardoMatanza)、Pablo PazAlina MarinelliClara TruccoGerardo FarezManuel Quintans、といったアーティストがフィーチャリングされています。

自粛生活、新しい生活様式の疲弊した心身を浄化してくるエレクトリック・フォルクローレです。

全曲紹介しときやす。

「Descanso」
古代文明の神秘的なムードが漂う小曲がオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=YubTHwqPD_s

「El Gauchito」
チリのユニットMatanzaのメンバーRodrigo Gallardoをフィーチャー。神秘的なフォルクローレ。前曲からの流れで古代文明の祝祭がイメージされます。
https://www.youtube.com/watch?v=bKp_3a7sVf4

「Falsa Coral」
Alina MarinelliのヴォーカルおよびManu Quintansをフィーチャー。パーカッシヴ×トランシーなフォルクローレ。古代と未来のクロスオーヴァー感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=JqE8owZlT-U

「Amuletos」
Pablo Pazをフィーチャー。ダンサブルなエレクトリック・フォルクローレはパーカッシヴ・グルーヴも含めてかなり僕好み。伝統とテクノロジーがうまく融合しているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=2IWPAu3xGSQ

「Lazos」
Clara Truccoのヴォーカル、Gerardo Farezのシンセをフィーチャー。エッジの効いたエレクトリック・クンビア。フューチャリスティックなトライバル感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=eVEMzYu-MdQ

「Colanzuli」
アンビエント感のあるフォルクローレ。夢の中のフォルクローレって雰囲気が好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=B3GfmliT8d8

「Rios Del Cuerpo」
Manu Quintansをフィーチャー。いわゆるフォルクローレらしさという意味では、一番フォルクローレらしいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=20D9kVsRw-o

「El Quemado」
Pedro Canale(Chancha Via Circuito)をフィーチャー。パーカッションの響きと絶妙なエレクトロニカなスパイスが清らかな音空間を生み出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=8OSjUOm90PI

「Agujeros Blancos」
本編ラストは桃源郷フォルクローレで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xa044hEH_R0

「Hologramas」
CDボーナス・トラック。本編にはないダークな雰囲気のエレクトリック・フォルクローレ。
https://www.youtube.com/watch?v=lRPnVJDK5mk

ご興味がある方はChancha Via Circuitoの作品もチェックしてみては?

Chancha Via Circuito『Rodante』(2008年)


Chancha Via Circuito『Chancha Via Circuito』(2011年)


Chancha Via Circuito『Amansara』(2014年)


Chancha Via Circuito『Bienaventuranza』(2018年)

posted by ez at 01:20| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする