2020年08月12日

Marva Whitney『It's My Thing』

JBファミリーの歌姫☆Marva Whitney『It's My Thing』

発表年:1969年
ez的ジャンル:JBファミリー系女性R&B
気分は... :寝苦しい夜には・・・

今回はJBファミリーの歌姫作品Marva Whitney『It's My Thing』(1969年)です。

Marva Whitney(1944-2012年)はカンザス・シティ出身の女性R&Bシンガー。

Lyn Collinsと並びJames Brownファミリーの歌姫として活躍した女性R&Bシンガーです。

King『I Sing Soul』(未発表)、『It's My Thing』(1969年)、『Live And Lowdown At The Apollo』(1970年 ※ライヴ・アルバム)という3枚のアルバムをレコーディングしています。

また、2006年には日本のOsaka Monaurailと共演した復活アルバムMarva Whitney With Osaka Monaurail『I Am What I Am』をリリースしています。

そんなMarvaの代表作であり、レア・グルーヴ人気作が『It's My Thing』(1969年)です。JB直系のファンク・グルーヴを存分に楽しめる1枚です。

プロデュースはJames Brown

サンプリング・ソースとしての大人気のファンク・クラシック「It's My Thing (Part 1 & 2)」がハイライトです。

それ以外にシングル・ヒットした「Things Got To Get Better (Get Together)」、サンプリング・ソースとして人気の「Unwind Yourself」James Brownとのデュエット「You Got To Have A Job」、ベースラインの格好良い「I'm Tired, I'm Tired, I'm Tired」あたりもおススメです。

JBファミリーの歌姫のダイナマイト・ヴォーカルは夏バテ防止にいいかも(笑)

全曲紹介しときやす。

「It's My Thing (Part 1)」
「It's My Thing (Part 2)」
Marva初のR&Bシングル・ヒット。US R&Bチャート第19位となっています。The Isley Brothersのヒット曲「It's Your Thing」(Ronald Isley/O'Kelly Isley/Rudolph Isley作)へのアンサー・カヴァー。問答無用のファンク・クラシック。JB直系のファンク・グルーヴとMarvaのダイナマイト・ヴォーカルを楽しみましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=nmRVFAFt4O4

本曲はサンプリング・ソースとしても大人気です。N.W.A「Fuck Tha Police」、Full Force「Ain't My Type Of Hype」EPMD「It's My Thing」、Ice Cube「No Vaseline」、Run-D.M.C.「Beats to the Rhyme」、Big Daddy Kane「Mister Cee's Master Plan」Gang Starr「Hardcore Composer」等70曲以上でサンプリングされています。
The Isley Brothers「It's Your Thing」
 https://www.youtube.com/watch?v=Tqc_EhmL8-E
Run-D.M.C.「Beats to the Rhyme」
 https://www.youtube.com/watch?v=Ca5fKP6tM5s

「Things Got To Get Better (Get Together)」
James Brown/Alfred Ellis作。シングルとしてUS R&Bチャート第22位となっています。「It's My Thing」と並ぶ本作のハイライト。シャウトもキマったMarvaのシンガーとしてのスケールの大きさを満喫できるファンキー・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=DdKeaVur1f8

Lyn Collinsもカヴァーしています。また、Fu-Schnickens「Props」、Katch 22「Get Together Now」等のサンプリング・ソースとなっています。
Lyn Collins「Things Got To Get Better」
 https://www.youtube.com/watch?v=K_KscKpwKik
Fu-Schnickens「Props」
 https://www.youtube.com/watch?v=lHhknyoQvx0
Katch 22「Get Together Now」
 https://www.youtube.com/watch?v=Ve0_Byai73k

「What Kind Of Man」
James Brown/Bud Hobgood/Eddie Setser作。軽快なビートに乗って、Marvaのヴォーカルが躍動します。Aretha Franklinあたりと一緒に聴きたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=Xcspfy75fYA

「If You Love Me」
James Brown/Bud Hobgood/Jo Ann Campbell作。少しイナたいバラードをしみじみと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=-4GvqzHDuZc

「In The Middle (Instrumental)」
Alfred Ellis/Bud Hobgood作。主役のMarva不在のインスト・ファンクですが、なかなかいい味わいです。Timbuktu「Plotten Tjocknar」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ONLLd7Tao4Y

「Unwind Yourself」
Charles Spurling/Hank Ballard作。この曲もシングルになりました。グイグイ迫るエキサイティングなファンク・グルーヴは文句なしに格好良いです。
https://www.youtube.com/watch?v=JhAuFt4F-zA

The 45 King「The 900 Number」、Mac Miller「Party on Fifth Ave.」、Beats International「Tribute to King Tubby」、Donald D「Armed and Dangerous」、Public Enemy「Anti-Nigger Machine」、Stetsasonic feat. Force M.D.'s「Do You Remember This」等のサンプリング・ソースとなっています。
The 45 King「The 900 Number」
 https://www.youtube.com/watch?v=__0Lv8W3svE
Mac Miller「Party on Fifth Ave.」
 https://www.youtube.com/watch?v=f3GGN51_pjE
Donald D「Armed and Dangerous」
 https://www.youtube.com/watch?v=TragDTz33sg
Stetsasonic feat. Force M.D.'s「Do You Remember This」
 https://www.youtube.com/watch?v=mXYxH63bGq4

「You Got To Have A Job」
James Brown/Waymon Reed作。James Brownとのデュエット。JB好きにはたまらない迫力満点のダイナマイト・ファンキー・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=12sLp2MqNbU

Chubb Rock「He's Funky」のサンプリング・ソースとなっています。
Chubb Rock「He's Funky」
 https://www.youtube.com/watch?v=TzNKDkuCa8A

「I'll Work It Out」
James Brown/Bud Hobgood/James Crawford作。ストリングスを配したソウルフル・バラード。少し仰々しい気もしますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=3Hi73Xv7u-0

「Get Out Of My Life」
Alfred Ellis/Wendy Lynn作。Lee Dorseyもカヴァーしたスケールの大きなファンク・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=YRllAW9Hn-E

「I'm Tired, I'm Tired, I'm Tired」
James Brown作。この曲もシングルになりました。ベースラインの格好良さがたまらいファンキー・グルーヴ。Marvaのダイナマイト・ヴォーカルもキマっています。
https://www.youtube.com/watch?v=aw2Hd6aJvns

Mr. Lif and Edan「Get Wise '91」、Groove B Chill「There It Is」等のサンプリング・ソースとなっています。
Mr. Lif and Edan「Get Wise '91」
 https://www.youtube.com/watch?v=WDw9qPIAwkk
Groove B Chill「There It Is」
 https://www.youtube.com/watch?v=R1Hhbhydq6w

「Shades Of Brown (Instrumental)」
Bud Hobgood作。ラストはファンキー・ホーンとオルガンによるインスト・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=p7MQfr2I9aQ

Marva Whitney With Osaka Monaurail『I Am What I Am』(2006年)


ご興味がある方は、Marvaと並ぶもう一人のJBファミリーの歌姫Lyn Collinsのアルバムもチェックしてみては?てっきりLyn Collinsのアルバムは当ブログで紹介済みと思い込んでいましたが、未紹介であることに今回気づきました。こちらも近いうちにエントリーしたいと思います。

Lyn Collins『Think (About It)』(1972年)


Lyn Collins『Check Me Out If You Don't Know Me by Now』(1975年)
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2020年08月10日

『今の気分は...Schemaかな』

今回はミラノの人気クラブジャズ・レーベルSchemaの作品から10曲セレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Balanco「Sister Bossa」
http://www.youtube.com/watch?v=2sCC8sAbot0
From 『Bossa & Balanco』(1997年)
Bossa & Balanco

Soulstance「Kickin' Samba」
http://www.youtube.com/watch?v=HjkFYqtmxN0
From 『Act On!』(2000年)
Act On!

S-Tone Inc. feat. Manuela Ravaglioli「Entre O Ceus E A Terra」
https://www.youtube.com/watch?v=inBDygLnHU4
From 『Sobrenatural』(2002年)
Sobrenatural

Rosalia De Souza「Maria Moita」
http://www.youtube.com/watch?v=KH0ynbnognA
From 『Garota Moderna』(2003年)
Garota Moderna

Nicola Conte feat. Till Bronner & Lucia Minetti「The Dharma Bums」
http://www.youtube.com/watch?v=W_2zA1Be57M
From 『Other Directions』(2004年)
Other Directions

Paolo Fedreghini And Marco Bianchi feat. Ermanno Principe「Please Don't Leave」
https://www.youtube.com/watch?v=phrZKDXvNqQ
From 『Several People』(2004年)
Several People

Mario Biondi & The High Five Quintet「This Is What You Are」
https://www.youtube.com/watch?v=5IzccDy94Zg
From 『A Handful Of Soul』(2006年)
ハンドフル・オブ・ソウル

Toco「Guarapiranga」
https://www.youtube.com/watch?v=tPKNm9IEFzY
From 『Outro lugar』(2007年)
Outro Lugar

Gerardo Frisina feat. Norma Winstone「Will You Walk A Little Faster?」
http://www.youtube.com/watch?v=0hFLYpuL2z0
From 『Join The Dance』(2010年)
Join the Dance [Import CD from Italy]

Gaetano Partipilo feat. Mr.Natural「The Jive Samba」
http://www.youtube.com/watch?v=6G3xy-RC7gI
From 『Besides - Songs from the Sixties』(2013年)
BESIDES ~ Songs from the Sixties [輸入盤]
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2020年08月09日

Keleketla!『Keleketla!』

Coldcutの新プロジェクトに世界中の精鋭集結☆Keleketla!『Keleketla!』

発表年:2020年
ez的ジャンル:Ninja Tune系ワールド・プロジェクト
気分は... :世界よ反応せよ!

新作からNinja Tuneを主宰するUKブレイクビーツの先駆デュオColdcut(Jonathan More/Matt Black)による新プロジェクトKeleketla!の第一弾アルバム『Keleketla!』です。

Keleketla!Coldcutと南アフリカのミュージシャンとのコラボレーションから始まったプロジェクトであり、その範囲は国境を越え、ヨハネスブルグから、ロンドン、ラゴス、ロサンゼルス、インドネシアにまで及びます。

プロジェクト名のKeleketlaは、南アフリカ共和国の公用語の1つである北ソト語で"response"を意味します。

アルバム全体としては南アフリカ・ジャズ/アフロビート×UK次世代ジャズ×UKクラブミュージックというアフリカ色の強いフューチャー・ジャズの印象を受けます。

プロデュースはColdcut(Jonathan More/Matt Black)

レコーディングには、Ezra CollectiveのメンバーJoe Armon-Jones(key)、Shabaka Hutchings(sax)、Tenderlonious(fl)、Collocutorのメンバーとしても活動する女性サックス奏者Tamar Osborn(sax)、同じくCollocutorのメンバーであるガーナ出身のAfla Sackey(per)、ジンバブエ出身、現在はロンドンを拠点に活動する女性SSW/マルチ・インストゥルメンタリストEska Mtungwazi(strings)、
最近ではTom Misch & Yussef Dayes『What Kinda Music』に参加していたMiles James(g)、The Jungle Drummer(ds)といったUKミュージシャンの参加が目立ちます。

また、映画『Black Panther』サントラに参加した南アフリカのラッパーYugen Blakrok、ズールーの音楽を基盤に持つ南アフリカの新星ジャズ・ギタリストSibusile Xaba(g)、南アフリカの伝統音楽マロンボの伝説的ギタリストPhilip Tabaneの息子Thabang Tabane(per)、南アフリカのジャズ・シンガーNono Nkoane(vo)、南アフリカはダーバンから生まれた新世代アフロ・ハウス"Gqom (ゴム)"を代表するDJの一人DJ MabhekoTubatsi Moloi(vo、fl)、Gally Ngoveni(b)等の南アフリカ勢の参加がアルバムを特徴づけます。

アフロビート勢からは今年惜しくも逝去したアフロビートのパイオニアの一人Tony Allen(ds)、アフロビートの創始者Fela Kutiに仕えたキーボード奏者Dele Sosimi(key)というアフロビート直系のミュージシャンが参加しています。

USシーンからは、人気男性R&BシンガーAnthony HamiltonFather Amde Hamilton名義)、N.Y.を代表するアフロビート・バンドAntibalas(horns)、ウエストコーストHip-Hopに多大なる影響を与えたL.A.の伝説的な詩人集団The Watts Prophetが参加しています。

それ以外に西パプアの分離・独立を訴える活動家Benny Wendaも参加しています。

UK次世代ジャズ、アフロビート/アフロ・ジャズ好きの人であれば、かなり楽しめる1枚ではないかと思います。

全曲紹介しときやす。

「Future Toyi Toyi」
UKジャズ×アフロビート×南アフリカの新世代アフロ・ハウスGqom (ゴム)のクロスオーヴァー。Tony Allenが叩き出すビートに、UK次世代ジャズを牽引するTenderloniousのフルートが妖しげに響き、さらにGqom (ゴム)の担い手であるDJ Mabhekoが絡み、それらをColdcutのセンスで1つにまとめ上げる、このプロジェクトらしいスケールの大きさを感じるオープニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=Oi5r0rxwcFQ

「International Love Affair」
UK次世代ジャズ好きは気に入るであろうアフロ・ジャズ・グルーヴ。Shabaka HutchingsAntibalasが共演したホーン・サウンドは強力です。また、Dele Sosimiのキーボード・ソロも存在感があります。Nono NkoaneとTubatsi Moloiの男女ヴォーカルもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=M_C4ccb3DdY

「Shepherd Song」
四つ打ちハウスとアフロ・ビートを融合させたColdcutらしいクロスオーヴァー感が面白いトラック。実験的ながらもサウンドに温かみがあるのがいいですね。そんな中でJoe Armon-Jonesの正統派ジャズなピアノ・ソロがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=IaNZWAg5ttw

「Freedom Groove」
Anthony Hamilton(Father Amde Hamilton名義)をフィーチャー。The Watts Prophetsも参加しています。重量グルーヴに乗って自由への決意が表明されます。Tamar Osbornにバリトン・サックス・ソロもパンチが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=xox7d75Ysf4

「Crystallise」
Coldcutらしさ全開のトラック。Yugen Blakrokのラップをフィーチャリングし、彼らのブレイクビーツ/ヒップ・ホップ的なセンスをうまくプロジェクトに適用しています。Shabaka Hutchingsも彼らしいサックスで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bn4582K7rf4

「Broken Light」
タイトなビートのコズミック・ジャズ・ファンク。 Dele Sosimiのキーボードがいい味出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=tZcdwulwPFM

「5&1」
開放的なアフロ・ジャズ。南アフリカの新星ジャズ・ギタリストSibusile Xabaがその才能を遺憾なく発揮しています。
https://www.youtube.com/watch?v=tb9Avg9XfYc

「Papua Merdeka」
西パプアの解放を呼びかける電脳アフロ・ビート。ヴォーカルにはBenny Wendaも参加しています。Shabaka Hutchingsのサックス・ソロも自由へのメッセージを後押しします。
https://www.youtube.com/watch?v=i676PJCGgCs

「Swift Gathering」
ラストはEska Mtungwaziによる美しいストリングスを配したインストで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DBLGa89RBdQ

ご興味がある方は、本作に多大な貢献をしている南アフリカの新星ジャズ・ギタリストSibusile Xabaの最新作『Ngiwu Shwabada』(2020年)あたりをチェックするのも楽しいのでは?

Sibusile Xaba『Ngiwu Shwabada』(2020年)
posted by ez at 01:47| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月08日

Tempo 70『El Primer LP - Tu Y Yo』

人気曲「El Galleton」収録☆Tempo 70『El Primer LP - Tu Y Yo』

発表年:1972年
ez的ジャンル:プエルトリコ産ヤング・ラテン
気分は... :3連休もステイホーム!

若きプエルトリコのグループTempo 70のデビュー・アルバム『El Primer LP - Tu Y Yo』(1972年)です。

Tempo 70はプエルトリコの若手ミュージシャンが結成したグループ。

『El Primer LP - Tu Y Yo』(1972年)、『El Segundo LP del Tempo 70』(1972年)、『Vol. 2 con Carlos Camacho』(1974年)という3枚のアルバムをリリースしています。

デビュー・アルバムとなる本作『El Primer LP - Tu Y Yo』は、単に『Tu Y Yo』と表記されることもあるようです。

本作におけるメンバーは、Carlos Camacho(vo)、Junno Faria(sax)、Roberto Torres(bajo)、Edwin Rolland(ds、timbales)、Ezequiel Serrano(1st tp)、Ramon Luis Torres(2nd tp)、Wilfredo Miguez(tp)、Carlos Berrios(tb)、Martín Nieves(key)、 Joe "ChixTrix" Vallejo(per)、Jimmy Velázquez(g)。

それ以外にBebu Silvetti(p)、Maximo Torres(cuatro、g)、Alejandro "Chali" Hernandez(coro、per)、Raul "Rulo" Rivera(bongos)といったミュージシャンが参加しています。

ハイライトはレア・グルーヴ/クラブジャズ界隈で再発見された1曲「El Galleton」。抜群の格好良さを持った1曲です。

ただし、このタイプはこの1曲のみ。それ以外はレア・グルーヴ好きというよりはラテン好き向けのトラックです。「El Charlatan」「La Paquita De Paquita」「La Casualidad」という疾走するサルサ・グルーヴ3曲が僕のおススメです。

聴く人を選ぶ1枚かもしれませんが、「El Galleton」1曲狙いで聴くもよし、サルサ/メレンゲ/ボレロを楽しむもよし!穴狙いで楽しんでみては?

全曲紹介しときやす。

「Tu Y Yo」
オープニングはメキシコの人気コンポーザーArmando Manzaneroの作品。哀愁のボレロ・バラード。プエルトリカンならではの情緒を感じましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=cL2S5IKTpuo

「El Charlatan」
Juan Robles/Roberto Torres作。哀愁モードで疾走するサルサ・グルーヴ。哀愁ヴォーカル&コーラス隊、サルサらしいリズム&ホーン隊とサルサらしさに満ちた1曲に仕上がっています。、
https://www.youtube.com/watch?v=EoojGQyMFiQ

「Cuando Volveras」
Edwin Oliver作。ラテンならではのロマンティックなバラード。夏の夕陽を眺めながら、こういう曲を聴くのも悪くありません。

「En Quisqueya」
Tino Labour作。軽快なメレンゲ。メレンゲならではの楽しい雰囲気が伝わってきます。

「La Paquita De Paquita」
Bebu Silvetti作。若手グループらしい躍動感を感じるサルサ・チューン。ダイナミックでメリハリの効いたサウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=r4Z5i6YN4eM

「Habla」
Edwin Oliver作。「Cuando Volveras」と同タイプのムーディーなバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=YTJ-WaC9KSQ

「La Casualidad」
Juan Robles/Roberto Torres作。僕好みのサルサ・グルーヴ。Willie Colonあたりと一緒に聴いても合うかも?
https://www.youtube.com/watch?v=aP_CPRXlRxo

「En Una Tarde Gris」
Edwin Oliver作のバラード3曲目。3曲の中ではコレが一番好きかも?
https://www.youtube.com/watch?v=R0CPARoHmmc

「El Galleton」
Bebu Silvetti作。お待ちかね本作のハイライト。ラテン×アフロ・ファンクのクロスオーヴァー感がサイコーに格好良いです。このアルバム全体の雰囲気の中で、こんな演奏が収録されるとは奇跡の1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=1mywRAinGTU

「Preciosa/Lamento Borincano」
ラストはプエルトリコの偉大なコンポーザーRafael Hernandez作品のロマンティックなメドレー。「Lamento Borincano」はCaetano Velosoもカヴァーしています。

『El Segundo LP del Tempo 70』(1972年)
posted by ez at 03:07| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月07日

Nolan & Crossley『Ambience』

プロデューサー/ソングライターとしても活躍の男性ソウル・デュオ☆Nolan & Crossley『Ambience』

発表年:1982年
ez的ジャンル:西海岸アーバン・ソウル
気分は... :アンビエンスがいい!

今回は男性ソウル・デュオNolan & Crossleyの2ndアルバム『Ambience』(1982年)です。

Nolan & CrossleyはギタリストCurtis Anthony NolenとキーボーディストRaymond Crossleyによる男性ソウル・デュオ。

二人はミュージシャンとしてMarvin Gaye『In Our Lifetime』(1981年)、Passage『Passage』(1981年)、DeBarge『All This Love』(1982年)等に参加しています。

また、プロデューサー/ソングライターとしてもDeBargeの大名曲「I Like It」(1982年)の共同プロデュース、同じくDeBarge「Can't Stop」(1982年)のソングライティングを手掛けています。Nolenは大ヒット曲Rockwell「Somebody's Watching Me」(1983年)の共同プロデュースも手掛けました。

Nolan & Crossley名義では『Nolan & Crossley』(1981年)、『Ambience』(1982年)という2枚のアルバムをリリースしています。

2ndアルバムとなる本作『Ambience』(1982年)は、2人のプロデューサー/ソングライター/ミュージシャンとしての総合力を活かした爽快なアーバン・ソウル作品に仕上がっています。

プロデュース&ソングライティングは勿論Nolan & Crossley

レコーディングにはCurtis Anthony Nolen(g、syn、vo)、Raymond Crossley(el-p、p、syn、vo)をはじめ、Freddie Washington(b)、Ricky Lawson(ds)、Russell Ferrante(el-p、p、syn)、
Bill Champlin(back vo)、PassageRichard Heath(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

アルバムを特徴づけているのは、シングルにもなった「Ready Or Not」をはじめ、ディスコ・ファンクな「Chance」、メロウ・ディスコ「Into The Groove」、ラテン・フレイヴァーの哀愁グルーヴ「Salsa Boogie」といったダンス・チューンですが、個人的にはAORな「Nice To Have You Back」「A Place In My Heart」「Face On The Photograph」、爽快アーバン・ダンサー「Satisfied」の4曲がおススメです。

西海岸らしいアーバン・ソウル/アーバン・ディスコを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Chance」
オープニングは爽快ディスコ・ファンク。西海岸らしい開放感があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Pm2u-Ky2jU4

「Nice To Have You Back」
AOR好きも気に入るであろうアーバン・メロウ・ミディアム。彼らのソングライティングの巧みさを実感できる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=QUQ82P9gxuo

「Ready Or Not」
シングルにもなったディスコ・ファンク。少し妖しげシンセが揺らめく哀愁モードが80年代前半らしいダンス・サウンドですね。
https://www.youtube.com/watch?v=qaRhueV__xA

「Salsa Boogie」
タイトルの通り、ラテン・フレイヴァーを取り入れた哀愁ダンス・グルーヴ。やり過ぎないところに彼らのセンスを感じます。

「Satisfied」
爽快に疾走するアーバン・ダンサー。軽快なギター・カッティングと共に涼しげに駆け抜けていくのが心地好いです。

「Face On The Photograph」
これもAOR好きが気に入るであろう哀愁メロウ・ミディアム。さり気なく聴かせますが、ジワジワと胸に迫ってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=IV-BDIjBQAk

「Into The Groove」
70年代の香りを残すメロウ・ディスコ。ファルセット・ヴォーカルが似合うディスコ・チューンです。ラテン・フレイヴァーのアクセントも効かせています。
https://www.youtube.com/watch?v=4UVGoBcmf-4

「A Place In My Heart」
ラストもAORな爽快アーバン・ソウルで締め括ってくれます。西海岸AORとセットで聴くとフィットすると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=-wk1s1PuTs4

1st『Nolan & Crossley』(1981年)もCD化して欲しいですね。
posted by ez at 01:33| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする