2020年09月17日

Jill Scott『Collaborations』

コラボ曲を集めた楽しい1枚☆Jill Scott『Collaborations』

発表年:2007年
ez的ジャンル:ネオ・ソウル・クイーン
気分は... :企画・編集力の勝利!

ネオ・ソウルを代表する女性シンガーJill Scottのコラボ曲を集めた編集アルバム『Collaborations』(2007年)です。

1972年フィラデルフィア生まれの女性シンガーJill Scottの紹介は、デビュー・アルバム『Who Is Jill Scott? Words and Sounds Vol. 1』(2000年)、2ndアルバム『Beautifully Human: Words and Sounds Vol. 2』(2004年)に続き3回目となります。

本作『Collaborations』(2007年)は、その名の通り、他アーティストとのコラボ作品を集めた編集アルバムです。キャリア初期のJill Scottは客演も多かったので、そうした楽曲を集めたアルバムは重宝しますね。

Mos DefLupe FiascoChris BottiThe Isley BrothersEric RobersonSergio Mendes/will.i.amCommonBilalDarius RuckerJeff BradshawWill SmithAl Jarreau & George BensonKirk Franklinとのコラボが収められています。

R&B、Hip-Hopに止まらず、ジャズ、ゴスペル、ブラジル音楽といったアーティストとのコラボも収められ、その分彼女の音楽性の幅を楽しめるのが魅力だと思います。

オリジナル・アルバムやベスト・アルバムとも異なる魅力を持った好編集アルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Love Rain (Head Nod Remix)」
デビュー・アルバム『Who Is Jill Scott? Words and Sounds Vol. 1』(2000年)に隠しトラック扱いで収録されているMos Defとのコラボ。Vidal Davisプロデュース。
オリジナルよりも断然このリミックスの方が好きです。トラックの格好良さは格別です。ネオフィリーとSoulquariansのコラボらしい仕上がりなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=5TdKsPTdwrQ

「Daydreamin'」
Lupe Fiascoとのコラボ。Lupeのデビュー・アルバム『Lupe Fiasco's Food & Liquor』(2006年)収録。Craig Kallmanプロデュース。第50回グラミーのBest Urban/Alternative Performanceにもノミネートされました。TThe Gunter Kallmann Chorus「Daydream」ネタの哀愁トラックをバックに、Jillが白日夢のような儚いヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=7XOAStfv-v0

「Good Morning Heartache」
USトランぺッターChris Bottiとのコラボ。不世出の女性ジャズ・シンガーBillie Holidayのカヴァー(Irene Higginbotham/Ervin Drake/Dan Fisher作)。Bottiのアルバム『To Love Again: The Duets』(2005年)収録。Bobby Colombyプロデュース。ジャズ・フィーリングのJillを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=mLOzKt2ZjfU

本曲に関して、当ブログでも紹介したJose Jamesのカヴァーも絶品でしたね。
Jose James「Good Morning Heartache」
 https://www.youtube.com/watch?v=6m8d2vsuDpU

「Said Enough」
The Isley Brothersとのコラボ。Isleysのアルバム『Eternal』(2001年)収録。Dre & Vidal(Andre Harris/Vidal Davis)プロデュース。大ベテランのRonald Isleyの濃厚ヴォーカルにJillのヴォーカルが加わることでマイルドな味わいになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=NmGUC9654lE

「One Time」
Eric Robersonとのコラボ。Chris Rock主演の映画『Down to Earth』(2001年)のサントラ収録。Vidal Davisプロデュース。当時期待ネオ・ソウル・シンガー同士であった2人による息の合ったデュエット。今聴いても実にフレッシュです。
https://www.youtube.com/watch?v=2JcgI0PfTP4

「Let Me」
Sergio Mendes/will.i.amとのコラボ。Baden Powell「Deixa」のカヴァー。セルメンのアルバム『Timeless』(2006年)収録。Sergio Mendes/will.i.amプロデュース。JillがBaden Powellをカヴァーするというのもセルメンとのコラボならではですね。
https://www.youtube.com/watch?v=u0CB1xGTi9A

「8 Minutes to Sunrise」
Commonとのコラボ。Will Smith主演の映画『Wild Wild West』(1999年)のサントラ収録。
Andre Harrisプロデュース。まだJillが無名時代のCommonとのコラボですが、臆することなくチャーミングな歌声を聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DPD7XdE73EM

「Funky for You」
Common & Bilalとのコラボ。Commonの名盤『One Day It'll All Make Sense』(1997年)収録。James Poyser/Jay Dee (J Dilla)プロデュース。CommonBilal、James Poyser、Jay DeeというSoulquariansの面々からJillも相当刺激を受けたのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=jxMhYpIRa0Y

「Sometimes I Wonder」
Darius Ruckerとのコラボ。Dariusのアルバム『Back to Then』(2002年)収録。Dre & Vidalプロデュース。雰囲気のある男女デュエットという点ではアルバムの中でも屈指の1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=qX7hjRfojJA

「Slide」
USトロンボーン奏者Jeff Bradshawとのコラボ。Bradshawのアルバム『Bone Deep』(2003年)収録。Junius Bervineプロデュース。ユーモラスでリラックスしたサウンドの雰囲気に合わせたJillのヴォーカルを楽しみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=CNWGQkSN-fU

「The Rain」
Will Smithとのコラボ。Willのアルバム『Willennium』(1999年)収録。Jeff Townes/Darren Hensonプロデュース。Deniece Williams「I Believe in Miracles」をサンプリングしたトラックをバックに、Jillがチャーミングなヴォーカルを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0wQpkLbBETg

「God Bless the Child」
Al Jarreau & George Bensonとのコラボ。Billie Holidayの名曲カヴァーです。Al Jarreau & George Bensonのコラボ・アルバム『Givin' It Up』(2006年)収録。 John Burkプロデュース。Al JarreauGeorge Bensonというベテラン2人がヴォーカルとギターでJillのヴォーカルを引き立てます。特にAl Jarreauの素晴らしいヴォーカルが格別です。
https://www.youtube.com/watch?v=xAJ_MQCHQ6k

「Good Morning Heartache」と同じくJose Jamesがカヴァーしています。
Jose James「God Bless the Child」
 https://www.youtube.com/watch?v=87eIwOY6OZY

「Kingdom Come」
Kirk Franklinとのコラボ。彼のアルバム『Kingdom Come』(2001年)収録。
Kirk Franklinプロデュース。コンテンポラリー・ゴスペルなJillを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=9uWXsIMFWFc

「Love Rain (Coffee Shop Mix)」
Mos Defとのコラボ。オープニングのHead Nod Remixとは異なるリミックス。Vidal Davisプロデュース。個人的にはHead Nod Remixがお気に入りですが、そのコントラストでコチラも楽しめると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=I8VgzYCjoLw

未聴の方は他のJill Scott作品もどうぞ!

『Who Is Jill Scott? Words and Sounds Vol. 1』(2000年)
フー・イズ・ジル・スコット?

『Experience:Jill Scott 826+』(2001年)
Experience:Jill Scott 826+

『Beautifully Human: Words and Sounds Vol. 2』(2004年)
ビューティフリー・ヒューマン

『The Real Thing: Words and Sounds Vol. 3』(2007年)
Real Thing: Words & Sounds 3

『The Light of the Sun』(2011年)


『Woman』(2015年)
posted by ez at 02:53| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする