2020年11月23日

The Left Banke『The Left Banke, Too』

バロック・ポップで人気を博したグループの2nd☆The Left Banke『The Left Banke, Too』

発表年:1968年
ez的ジャンル:バロック・ポップ/サイケ・ポップ
気分は... :ジャケ買いした1枚!

今回は60年代サイケ・ポップ作品からThe Left Banke『The Left Banke, Too』(1968年)です。

The Left Bankeは、Michael Brown(key)を中心に1965年N.Y.で結成されたバンド。

1966年にリリースしたデビュー・シングル「Walk Away Renee(邦題:いとしのルネ)」がUSチャート第5位のヒットとなり、いきなり商業的な成功を収めます。続くシングル「Pretty Ballerina」も同チャート第15位のヒットとなりました。

「Walk Away Renee」
 https://www.youtube.com/watch?v=qDfrW5cWqMU
「Pretty Ballerina」
 https://www.youtube.com/watch?v=m-Ep5x-DETc

その2曲のヒット・シングルを収めたデビュー・アルバム『Walk Away Renee/Pretty Ballerina』(1967年)をリリースしています。

The Beatles『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967年)の影響を受けたクラシックのエッセンスを取り入れた彼らのポップ・サウンドは"バロック・ポップ"と呼ばれました。

ここまでは順調であったグループですが、その後はトラブルで混迷を極めます。中心であったMichael Brownがメンバー以外のミュージシャンと録音した音源をThe Left Banke名義でリリースしたことで、他メンバーと訴訟トラブルとなり、最終的にMichaelは脱退することになります。

さらにマネジメント側とメンバーの対立で何名かのメンバーが去り、残ったのは本作のジャケに写るSteve Martin Caro(vo)、Tom Finn(b)、George Cameron(ds、vo)の3名となってしまいました。

こんな状況下で制作されたのが本作『The Left Banke, Too』(1968年)です。

実際には、Michael Brown在籍のレコーディングも2曲あり、それ以外にTom Feher(p、g)もメンバーとして参加しています。

それ以外にSteve Tallarico(back vo)、Paul Griffin(key)、Hugh McCracken(g)等の外部ミュージシャンも参加しています。Steve Tallaricoは後にAerosmithのリード・ヴォーカルとなるSteven Tylerです。

本作でも『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967年)、『Magical Mystery Tour』(1967年)の影響を受けたバロック・ポップが展開されます。サイケ・ポップな楽曲が多いのもいいですね。

メイン・プロデュースはPaul Leka。それ以外にArthur Schroeck/Gene RadiceMichael Brownプロデュース曲も含まれます。

シングルにもなったMichael在籍時の「Desiree」が目立ちますが、バロック・サイケ・ポップな「Nice to See You」「There's Gonna Be a Storm」、美しいハーモニーを満喫できる「Dark is the Bark」「My Friend Today」あたりも僕のおススメです。

『Sgt. Pepper's』『Magical Mystery Tour』好き、サイケ・ポップ好き、ソフトロック好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Goodbye Holly」
Tom Feher作。Buddy Hollyに捧げられたオープニング。素敵なヴォーカルワークで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=uRWHdP3uWkM

「There's Gonna Be a Storm」
Tom Finn作。クラシカルなエッセンスとサイケなエッセンスを織り交ぜたバロック・サイケ・ポップがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=wO0geDRTTRc

「Sing Little Bird Sing」
Tom Feher作。幻想的かつ牧歌的なバロック・・ポップに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=GFoVjUUJTi4

「Nice to See You」
Tom Finn作。僕好みのサイケなバロック・ポップ。バック・コーラスにはSteve Tallarico(Steven Tyler)も参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=fQqxuQHDZJM

「Give the Man a Hand」
Marvin Potocki作。『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』の影響を強く感じる1曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uDwAVXqbuco

「Bryant Hotel」
Tom Feher作。バンジョーでアクセントをつけた哀愁チューン。カントリー・ロック×Sgt. Pepper'sみたいな雰囲気が面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jKKQaOc3lpQ

「Desiree」
Michael Brown/Tom Feher作。シングルにもなったMichael在籍時のレコーディング。ストリングス&ホーンを駆使した美しいハーモニーのソフトロックに仕上がっています。ギターはHugh McCracken。
https://www.youtube.com/watch?v=iHqy6EMr5Ro

「Dark is the Bark」
George Cameron/Tom Finn/Steve Martin Caro作。美しいハーモニーを満喫できる1曲。迷宮に迷い込んでしまったような感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aPwMicQ1ca0

「In the Morning Light」
Michael Brown/Tom Feher作。この曲もMichael在籍時のレコーディング。『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』経由のポップ・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=HiioT8k5cug

「My Friend Today」
Tom Finn作。同じThe Beatlesでもコレは『Magical Mystery Tour』って感じですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yT-3_Wm9LTs

1stアルバム『Walk Away Renee/Pretty Ballerina』(1967年)もセットでどうぞ!

『Walk Away Renee/Pretty Ballerina』(1967年)
posted by ez at 00:54| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月22日

Various『Blue Note Re:Imagined』

UK新世代によるBlue Note作品の新解釈☆Various『Blue Note Re:Imagined』

発表年:2020年
ez的ジャンル:UK次世代ジャズ・コンピ
気分は... :濃密な2枚組!

今回は新作アルバムから話題のコンピ作品Various『Blue Note Re:Imagined』です。

本作はUKのDrccaとUSのBlue Noteがタッグを組み、UK新世代ジャズを中心とした新鋭アーティスト達が、Blue Noteに残されたジャズ名曲をカヴァーするCD2枚組の企画作品です。

参加したアーティストはJorja SmithEzra CollectivePoppy AjudhaJordan RakeiSkinny PelembeAlfa MistIshmael EnsembleNubya GarciaSteam DownBlue Lab BeatsYazmin LaceyFiehMr Jukes
Shabaka HutchingsMelt Yourself DownEmma-Jean Thackrayという16組。さらに国内盤ボーナス・トラックでは日本人ビートメイカーKan Sano(佐野観)が参加しています。

単なるカヴァーではない、新鋭アーティスト達によるBlue Note名曲の現在進行形の解釈を楽しめます。

新鋭アーティストといっても、既に知名度の高いアーティストから先物買いの無名アーティストまでバラツキがあるところも魅力です。

オリジナルと聴き比べるのも楽しいですが、オリジナルを知らずとも、またジャズ・ファンで無くとも

南ロンドン新世代ジャズを中心とした今のUK音楽シーンの面白さが凝縮されたナイス・コンピだと思います。

全曲紹介しときやす。

Jorja Smith「Rose Rouge」
オリジナルSt Germain『Tourist』(2000年)収録。
デビュー・アルバム『Lost & Found』(2018年)が高い評価を得ていた女性R&BシンガーJorja Smithがフランス人ハウス/テクノ/Nu JazzアーティストSt Germainの人気クロスオーヴァー・チューンをカヴァー。改めて、St Germain『Tourist』がBlue Noteからのリリースというのが面白いですよね。
オリジナルはDave Brubeck Quartet「Take Five」、Marlena Shaw「Woman of the Ghetto (Live)」のサンプリングが印象的でしたが、ここではJorja Smithが「Woman of the Ghetto」ネタ部分をうまく歌いこなし、幻想的かつクールなジャズ・ダンサーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=HwSfURSe18Q

(オリジナル)St Germain「Rose Rouge」
 https://www.youtube.com/watch?v=6QImCMjW-PM
『Tourist』(2000年)
Tourist

Ezra Collective「Footprints」
オリジナルWayne Shorter『Adam's Apple』(1966年)収録。人気キーボード奏者Joe Armon-Jonesも在籍する南ロンドンのアフロ・ジャズ・ファンク・バンドEzra CollectiveWayne Shorterの名曲をカヴァー。J Dilla以降のジャズを感じる現在進行形ジャズらしいビート感覚で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=I1O6Fg2-Stg

(オリジナル)Wayne Shorter「Footprints」
 https://www.youtube.com/watch?v=3XvJFW0DHbU
『Adam's Apple』(1966年)
Adam's Apple

Poppy Ajudha「Watermelon Man (Under The Sun)」
オリジナルHerbie Hancock『Takin' Off』(1962年)収録。Tom Misch『Geography』(2018年)、Moses Boyd『Dark Matter』(2020年)にも参加していた女性シンガーPoppy AjudhaHerbie Hancockの名曲をカヴァー。この名曲を次世代ネオソウルなメロウ・チューンで聴かせてくれる実に新鮮な「Watermelon Man」です。
https://www.youtube.com/watch?v=Dotx0uHg-pg

(オリジナル)Herbie Hancock「Watermelon Man」
 https://www.youtube.com/watch?v=_QkGAaYtXA0
『Takin' Off』(1962年)


Jordan Rakei「Wind Parade」
オリジナルDonald Byrd『Places and Spaces』(1975年)収録。オーストラリア出身、ロンドンを拠点に活動する次世代ネオソウル・シンガー/ソングライター/マルチ奏者Jordan Rakeiの参加は嬉しいですね。そんな彼がMizell BrothersのSky High Productionsにチャレンジ!って感じですかね。彼による一人スカイ・ハイ・サウンドもアーバン・メロウな魅力があっていいですよ!
https://www.youtube.com/watch?v=c8xZB5bWTbI

(オリジナル)Donald Byrd「Wind Parade」
https://www.youtube.com/watch?v=uoCS0LQ5so8
『Places and Spaces』(1975年)
Places and Spaces

Skinny Pelembe「Illusion (Silly Apparition)」
オリジナルAndrew Hill『Change』(1966年)収録。南アフリカのヨハネスブルグ生まれで、昨年 Gilles PetersonのBrownswood Recordingsからアルバム『Dreaming Is Dead Now』をリリースしたマルチ奏者Skinny Pelembeが、天才ピアニストAndrew Hillの作品をカヴァー。アフロ・スピリチュアルな雰囲気が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=UoHEaV0a-Zg

(オリジナル)Andrew Hill「Illusion」
 https://www.youtube.com/watch?v=XueShCJ2_yk
『Change』(1966年)


Alfa Mist「Galaxy」
オリジナルEddie Henderson『Sunburst』(1975年)収録。J Dillaの影響を感じるデビュー・アルバム『Antiphon』(2017年)でシーンに大きなインパクトを与えた、イーストロンドン出身の新世代ジャズ・ピアニストAlfa Mistの登場。ピアニストではなくトランぺッターの作品を取り上げるところが面白いですね。僕のイメージするAlfa Mistよりもエキサイティングな感じがします。こういった企画作品だからこその選曲、演奏かもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=iAvVQgvjeZ8

(オリジナル)Eddie Henderson「Galaxy」
 https://www.youtube.com/watch?v=5HBVsFPeGXI
『Sunburst』(1975年)
サンバースト

Ishmael Ensemble「Search for Peace」
オリジナルMcCoy Tyner『The Real McCoy』(1967年)収録。サックス奏者Pete Cunningham率いるジャズ・エレクトロニカ・グループIshmael Ensemble。昨年デビュー・アルバム『A State Of Flow』をリリースしています。McCoy Tynerのバラードを幻想的な雰囲気で聴かせてくれます。大自然をテーマにしたドキュメンタリーのエンディングテーマにフィットしそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=B-964KSiu_E

(オリジナル)McCoy Tyner「Search for Peace」
 https://www.youtube.com/watch?v=9XVNzU9OqMc
『The Real McCoy』(1967年)
The Real McCoy

Nubya Garcia「A Shade of Jade」
オリジナルJoe Henderson『Mode For Joe』(1966年)収録。南ロンドン次世代を牽引する一人、女性サックス奏者Nubya Garciaの登場。彼女がジョー・ヘンをどのように調理するのかは興味深かったですが、オーソドックスな中にも南ロンドン新世代ならではのフィーリングを織り交ぜた演奏で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4kAzCIogkoI

(オリジナル)Joe Henderson「A Shade of Jade」
 https://www.youtube.com/watch?v=L_Wy6t56msI
『Mode For Joe』(1966年)


ここまでがDISC1です。続いてDISC2に突入!

Steam Down feat Afronaut Zu「Etcetera」
オリジナルWayne Shorter『Et Cetera』(1980年)収録。Steam Downは南ロンドンで毎週イベントを主宰しているアーティスト・チームらしいです。ジャズ×アフロなクロスオーヴァー感覚が絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=WL6mMhkkyL4
Wayne Shorter「Etcetera」
 https://www.youtube.com/watch?v=lEHAelwHYeo

(オリジナル)Wayne Shorter『Et Cetera』(1980年)


Blue Lab Beats「Montara」
オリジナルBobby Hutcherson『Montara』(1975年)収録。当ブログでも絶賛した期待のUKビートメイキング・デュオBlue Lab Beatsが定番サンプリング・ソースとても人気の名曲をカヴァー。彼らお得意のジャズ・フィーリングに満ちたJ Dilla経由のビートメイキングを満喫できます。ヴァイヴ、フルート、トランペットの音色が心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=nH0epWTAtQ8

(オリジナル)Bobby Hutcherson「Montara」
 https://www.youtube.com/watch?v=J8XogeXBXVk
『Montara』(1975年)
Montara

Yazmin Lacey「I’ll Never Stop Loving You」
オリジナルDodo Greene『My Hour of Need』(1962年)収録。Jorja Smithに続くネオソウル・ディーヴァYazmin Laceyを起用。少し気怠いヴォーカルがフィットするジャジー・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=5Ci7nd4FGmE
Dodo Greene「I’ll Never Stop Loving You」
 https://www.youtube.com/watch?v=5va93Houmew

(オリジナル)Dodo Greene『My Hour of Need』(1962年)


Fieh「Armageddon」
オリジナルWayne Shorter『Night Dreamer』(1964年)収録。ノルウェー、オスロを拠点とする女性ヴォーカルSofie Tollefsbol率いるネオソウル・バンドFiehの登場。ロンドンでも注目された彼らは2019年にDecca Recordsからデビューアルバム『Cold Water Burning Skin』をリリースしています。スケールの大きな演奏とSofieのコケティッシュなヴォーカルは南ロンドン新世代ジャズとシンクロする音世界です。
https://www.youtube.com/watch?v=e4j_rDA-eo0

(オリジナル)Wayne Shorter「Armageddon」
 https://www.youtube.com/watch?v=nNIeiB5ZUzM
『Night Dreamer』(1964年)
Night Dreamer

Mr Jukes「Maiden Voyage」
オリジナルHerbie Hancock『Maiden Voyage』(1965年)収録。Mr Jukesは、UKロック・バンドBombay Bicycle ClubのフロントマンJack Steadmanのソロ・プロジェクト。お馴染みのジャズ名曲を重厚なコーラスとジャズ・フィーリングのビートメイキングによる新世代感覚で聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DKyQeJXPmxY

(オリジナル)Herbie Hancock「Maiden Voyage」
 https://www.youtube.com/watch?v=Q-DGCQ-zXZ8
『Maiden Voyage』(1965年)
処女航海

Shabaka Hutchings「Prints Tie」
オリジナルBobby Hutcherson『San Francisco』(1970年)収録。南ロンドン次世代ジャズをリードする代表格であるサックス奏者Shabaka Hutchings。取り上げたのはBobby Hutcherson作品。オリジナルの持つ不穏な雰囲気を見事にShabaka Hutchingsならではの音世界に取り込んでいますね。居心地の悪さが魅力の演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=yZDEIqN6Mxg

(オリジナル)Bobby Hutcherson「Prints Tie」
 https://www.youtube.com/watch?v=UGt65Qxb7mI
『San Francisco』(1970年)
San Francisco

Melt Yourself Down「Caribbean Fire Dance」
オリジナルJoe Henderson『Mode For Joe』(1966年)収録。Pete Warehamを中心に2012年に結成されたクロスオーヴァーなジャズ・ユニットMelt Yourself Down。かつてはShabaka Hutchingsも参加していました。オリジナルの持つ呪術的パワーを受け継ぎつつ、現在のUKらしいアフロ・ジャズな電脳ダンス・チューンに仕上がっています。クラブジャズ/クロスオーヴァー好きの人も気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=CZ9p1k6XYzU

(オリジナル)Joe Henderson「Caribbean Fire Dance」
 https://www.youtube.com/watch?v=CbquuL5Kamk
Joe Henderson『Mode For Joe』(1966年)


Emma-Jean Thackray「Speak No Evil(Night Dreamer)」
オリジナルWayne Shorter『Speak No Evil(1964年)、『Night Dreamer』(1964年)収録。本編ラストは女性ジャズ・トランペット奏者Emma-Jean Thackrayを起用。Shorterの名曲2曲をクラブ仕様のジャズ・ハウスで聴かせるとは意表を突かれました。
https://www.youtube.com/watch?v=-9WjBVuykF0

(オリジナル)>Wayne Shorter「Speak No Evil」
 https://www.youtube.com/watch?v=fvRkGglLe-U
(オリジナル)>Wayne Shorter「Night Dreamer」
 https://www.youtube.com/watch?v=4mJS8HXbYn4
Wayne Shorter『Speak No Evil(1964年)(左)
Wayne Shorter『Night Dreamer』(1964年)(右)
スピーク・ノー・イーヴルNight Dreamer

Kan Sano「Think Twice」
オリジナルDonald Byrd『Stepping Into Tomorrow』(1974年)収録。国内盤ボーナス・トラックとして日本人ビートメイカーKan Sano(佐野観)のトラックを収録。オリジナル16トラックと並べても引けを取らない素敵なジャジー・メロウ・トラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9rdhNlUMnUo

(オリジナル)Donald Byrd「Think Twice」
 https://www.youtube.com/watch?v=tX9Eup3Brtk
『Stepping Into Tomorrow』(1974年)
ステッピン・イントゥ・トゥモロー (完全期間限定盤)
posted by ez at 03:19| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月21日

Richard Evans『Richard Evans』

名プロデューサー/アレンジャーによるアーバン・メロウ☆Richard Evans『Richard Evans』

発表年:1979年
ez的ジャンル:名プロデューサー/アレンジャー系アーバン・メロウ
気分は... :ジャケで引かないで!

今回は名プロデューサー/アレンジャーRichard Evansが自身の名義でリリースした『Richard Evans』(1979年)です。

Richard Evans(1932-2014年)はアラバマ出身のベーシスト、コンポーザー、プロデューサー、アレンジャー。

50年代後半からジャズ・ベーシストとして活動し、60年代前半はPaul Winter Sextet等で活動し、60年代半ばから70年代前半にかけては Cadet Recordsでプロデューサー/アレンジャーとしての才能を開花させ、自らThe Soulful Stringsを率いて作品をリリースしています。

その後は名プロデューサー/アレンジャーとして数々のアーティストの作品を手掛けました。

当ブログで扱ったアルバムだけでも、以下の作品でプロデュースを手掛けています。

 Dorothy Ashby『Afro-Harping』(1968年)
 Dorothy Ashby『Dorothy's Harp』(1969年)
 Dorothy Ashby『The Rubaiyat Dorothy Ashby』(1970年)
 Marlena Shaw『The Spice Of Life』(1969年)
 Terry Callier『Fire on Ice』(1978年)
 Samuel Jonathan Johnson『My Music』(1978年)
 Rockie Robbins『Rockie Robbins』(1979年)
 Linda Williams『City Living』(1979年)
 Perry & Sanlin『We're The Winners』(1981年)

そんなRichard Evansが、『Dealing With Hard Times』(1972年)に続きリリースしたソロ名義のアルバムが本作『Richard Evans』(1979年)です。

まずジャケがインパクトありすぎですね。
僕の場合、このジャケからはB級ヘヴィメタル作品しか想起できませんが(笑)

プロデュースはRichard Evans

アルバムにはLinda WilliamsChuck Colbert、ヴォーカル・トリオCinnamon、SpicesBilly DurhamKenny Mann、テナー・サックス奏者Eddie HarrisTower of Power Horn SectionRoss TrautStarlet Elといったアーティストがフィーチャリングされています。

本作のハイライトとなるLinda Williamsをフィーチャーしたブラジリアン・フュージョン「Capricorn Rising」、素敵なメロウ・ソウル「Funky Day」、キャッチーなモダン・ディスコ「Do-Re-Me-For-Soul」、素敵なストリングスを配したアーバン・メロウ・ソウル「Windy City」Peabo Brysonのカヴァー「Feel The Fire」The Soulful Strings時代の人気曲のセルフ・カヴァー「Burning Spear」など充実の全8曲です。

名プロデューサー/アレンジャーによるアーバン・メロウ・ワールドを楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Capricorn Rising」
Linda Williams作。Linda Williamsをフィーチャーしたブラジリアン・フュージョンは本作のハイライト。軽快なボッサ・ビートとLinda Williamsのスキャットの組み合わせがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=yB5SvoBbA3k

「Funky Day」
Richard Evans/Alice Sanderson/Keith Echols作。Chuck Colbert、Cinnamon、Spicesをフィーチャー。前半は「Funky Day」より「Mellow Day」のタイトルを付けたくなる素敵なメロウ・ソウルですが、中盤以降ようやくファンキーな要素が加わったアーバン・ファンキー・メロウで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pJJx4GaznNU

「Do-Re-Me-For-Soul」
Richard Evans/Alice Sanderson/Keith Echols作。Cinnamon、Eddie Harrisをフィーチャー。♪ド・レ・ミ・ファ・ソウル♪という歌詞はNHKみんなのうた的ですが、キャッチーなモダン・ディスコ・チューンです。Cinnamonの華のあるヴォーカルとEddie Harrisの軽快なサックスが牽引します。
https://www.youtube.com/watch?v=-8MlvmCiauM

「Windy City」
Richard Evans/Denzil Miller作。Billy Durham、Kenny Mannをフィーチャー。素敵なストリングスを配したアーバン・メロウ・ソウル。Richard Evansらしいセンスの詰まった1曲に仕上がっているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=uzjMf5BHTTY

「Educated Funk」
Richard Evans作。Tower of Power Horn Sectionをフィーチャーしたファンク・チューン。Greg Adams、Mic Gilletteのトランペットをはじめ、ファンキー・ホーンを全編楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=GpzH4GyZofE

「Feel The Fire」
Peabo Bryson作品をカヴァー。オリジナルはアルバム『Reaching for the Sky』(1978年)収録。Eddie Harrisのサックスをフィーチャー。Eddie Harrisのサックスがスウィートにブロウするアーバン・メロウに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=QCu-EZtxdkY

Nujabes feat. C.L. Smooth「Sky Is Falling」、IAMNOBODI「27」のサンプリング・ソースとなっています。
Peabo Bryson「Feel The Fire」
 https://www.youtube.com/watch?v=dL_om5U2iXM
Nujabes feat. C.L. Smooth「Sky Is Falling」
 https://www.youtube.com/watch?v=V2OLLYgocdA
IAMNOBODI「27」
 https://www.youtube.com/watch?v=JKIwwG0WgWM

「Burning Spear」
レア・グルーヴでも人気のThe Soulful Strings時代の楽曲(1967年)のセルフ・カヴァー(Richard Evans作)。Kenny Mann、Linda Williams、Ross Trautをフィーチャー。この時代らしいアーバンなインスト・ファンクで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=fx7MkiYYmTg

The Soulful Strings「Burning Spear」
 https://www.youtube.com/watch?v=HWuBd3yzVC8

「Round Midnight」
Thelonious Monk作のジャズ・スタンダードをカヴァー。Ross Traut、Starlet Elをフィーチャー。ラストはお馴染みのジャズ・スタンダードをRichard Evansらしい手腕の冴えるアーバンなジャジー・ソウルで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=u3rG-_lpqP4

Richard EvansThe Soulful Stringsの他作品もチェックを!

『Dealing With Hard Times』(1972年)


The Soulful Strings 『Paint It Black/Groovin' With The Soulful Strings』(1966/1967年)


The Soulful Strings 『Groovin' With The Soulful Strings』(1967年)


The Soulful Strings 『Another Exposure』(1968年)


The Soulful Strings 『The Magic of Christmas』(1968年)
posted by ez at 00:21| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月19日

L.V.『I Am L.V.』

「Gangsta's Paradise」を歌った男性R&Bシンガー☆L.V.『I Am L.V.』

発表年:1996年
ez的ジャンル:ウェッサイ系R&B
気分は... :「Gangsta's Paradise」だけではない!

今回はCoolio「Gangsta's Paradise」へのフィーチャリングで注目された男性R&BシンガーL.V.のデビュー・アルバム『I Am L.V.』(1996年)です。

L.V.ことLarry Sandersは1957年L.A.生まれ。サウス・セントラル(サウス・ロサンゼルス)で育ち、ストリートで歌っていたところ、Hip-HopユニットSouth Central Cartelの目に留まり、グループのメンバーとなります。

しかし、治安の悪いサウス・セントラルで銃撃に巻き込まれ、療養生活を余儀なくされます。しかし、奇跡の復活を果たし、ギャングスタ・ラップのクラシック「Gangsta's Paradise」を生むことになります。映画『Dangerous Minds』(1995年)でも使われた同曲は、USチャート、同R&Bチャート共に第1位の大ヒットとなりました。

Coolioの楽曲にL.V.が客演したというイメージが強い「Gangsta's Paradise」ですが、実際はその逆でL.V.のアイデアから生まれた楽曲のようですね。

いずれにしても「Gangsta's Paradise」の大ヒットが転機をもたらし、L.V.Tommy Boyとのソロ・アーティスト契約に成功します。こうして制作されたのが本作ム『I Am L.V.』(1996年)です。

South Central Cartelの同僚Prodeje(Austin Patterson)「Gangsta's Paradise」を手掛けたDoug RasheedJay "Williams" SupremeMaurice "DJ Moe" ThompsonBarr 9 Productions)、Shapelle CrawfordMontell JordanTravon Pottsがプロデュースを手掛けています。

アルバムはギャングスタ/ウエストコーストHip-Hopというバックボーンを感じるトラック、メロディアスな魅力を持つ男性R&Bシンガーとしての側面を打ち出したトラックから構成されています。

前者であれば、前述の「Gangsta's Paradise」L.V.版である「Gangsta's Paradise (L.V. Version)」TreachNaughty by Nature)をフィーチャリングし、1stシングルにもなった「Throw Your Hands Up (Treach Version)」、サンプリング・ネタがキャッチーな「The 'G' Within」「The Wrong Come Up」、70年代ニューソウル的な雰囲気もある「Fire From The Gun」がおススメです。

後者では、僕の一番のお気に入り「Cool Out」、2ndtシングル「I Am L.V.」、キャッチーなメロウ・ミディアム・グルーヴ「Hey Love」Roland Isley調の「It's Wet」Ohio Playersのカヴァー「Heaven Must Be Like This」、素敵なR&Bバラード「Just A Little Something」という6曲の流れがサイコーです!

「Gangsta's Paradise」だけではない聴き所満載のR&Bアルバムです。

全曲紹介しときやす。

「Throw Your Hands Up (Treach Version)」
Jay "Williams" Supreme/Maurice "DJ Moe" Thompsonプロデュース。Naughty by NatureのTreachをフィーチャー。アルバムからの1stシングルにもなりました。Vaughan Mason & Crew「Bounce, Rock, Skate, Roll」をサンプリングしたキャッチーなトラックが印象的です。Funkadelic「(Not Just) Knee Deep」ネタも使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=-wmp7-UbgI8

「The 'G' Within」
Jay "Williams" Supreme/Maurice "DJ Moe" Thompsonプロデュース。One Way「Mr. Groove」をサンプリングしたキャッチーなダンサブル・チューン。G-Funkテイストもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=8i77Sx1pjgk

「The Wrong Come Up」
Prodejeプロデュース。Hip-HopデュオEvil Side G's(Evilside)をフィーチャー。Bill Withers「Who Is He (And What Is He to You)?」ネタのループが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=IepdoDM-KNY

「Take A Ride」
Jay "Williams" Supreme/Maurice "DJ Moe" Thompsonプロデュース。L.V.のシンガーとしての魅力を楽しめるセクシー・ミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=W1_sbmZFua8

「Gangsta's Boogie (Barr 9 Version)」
Jay "Williams" Supreme/Maurice "DJ Moe" Thompsonプロデュース。Isaac Hayes「The Look of Love」をサンプリング。ウエストコーストHip-Hopな哀愁メロウに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_kZFWKKD7mc

「Crazy Little G's (Part 1)」
Prodeje/L.V.プロデュース。次のPart 2へのイントロといった感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=NrOLh1KoOOo

「Crazy Little G's (Part 2)」
Prodeje/L.V.プロデュース。女性バック・ヴォーカルを従えた哀愁ミディアム・グルーヴ。ギャングスタな切なさがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=zX5MeX80rPE

「Gangsta's Paradise (L.V. Version)」
Doug Rasheedプロデュース。前述の大ヒット曲「Gangsta's Paradise」のL.V. Version(要はCoolio抜きヴァージョン)。元々これがオリジナルで、そこにCoolioのラップを加えたのではないかと推察されます。ギャングスタの悲哀がより伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=dnk2Go7efxQ

「Fire From The Gun」
Prodejeプロデュース。L.V.のファルセット・ヴォーカルが映える哀愁メロウ。70年代ニューソウル的な雰囲気もありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=roIrIGoTXqM

「Cool Out」
Doug Rasheedプロデュース。僕の一番のお気に入り。ギャングスタから離れて、純粋にメロウR&Bとして楽しめる素敵なミディアム。この路線だけでアルバム1枚作って欲しかった!
https://www.youtube.com/watch?v=da6iHiLyzNA

「I Am L.V.」
Shapelle Crawford/Montell Jordanプロデュース。アルバムからの2ndtシングル。メロディアスなL.V.を楽しめるミディアム・バラード。L.V.本来の姿が反映されたトラックだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Ffki3fuJoe8

「Hey Love」
Travon Pottsプロデュース。キャッチーなメロウ・ミディアム・グルーヴ。G-Funkテイストの哀愁テイストもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=QsrQQH41j5s

「It's Wet」
Prodejeプロデュース。ここまでにないアコギの質感が新鮮なバラード。ここでのL.V.はRoland Isleyを意識しているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=QsrQQH41j5s

「Heaven Must Be Like This」
Jay "Williams" Supreme/Maurice "DJ Moe" Thompsonプロデュース。Ohio Playersのバラードをカヴァー。オリジナルはアルバム『Skin Tight』(1974年)に収録されています。Barr 9 Productionsの2人の手腕が冴える素敵なメロウ・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=64qT8M_mr_8

「Just A Little Something」
Travon Pottsプロデュース。L.V.についての予備知識なしで聴いても気に入るであろう素敵なR&Bバラード。楽曲とL.V.のヴォーカルがよくフィットしていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=IYFOd2ZEs3c

「Gangsta's Boogie (Prode'Je Version)」
Prodejeプロデュース。「Gangsta's Boogie 」の別ヴァージョン。こちらはThe Gap Band「Outstanding」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=AM8Clmnl9vA

ご興味がある方はL.V.の他作品もチェックを!

『How Long』(2000年)


『Hustla 4 Life』(2010年)


『Still L.V.』(2012年)
posted by ez at 13:42| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月18日

Edu Lobo『Tempo Presente』

70年代の集大成的な1枚☆Edu Lobo『Tempo Presente』

発表年:1980年
ez的ジャンル:ノルデスチ系MPB
気分は... :今という時・・・

ブラジルを代表する名シンガー・ソングライターEdu Lobo『Tempo Presente』(1980年)です。

リオ出身ながらブラジル北東部(ノルデスチ)の影響を感じる名シンガー・ソングライターEdu Loboに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の4枚。

 『A Musica De Edu Lobo Por Edu Lobo』(1965年)
 『Edu E Bethania』(1967年)
 『Cantiga de Longe』(1970年)
 『Sergio Mendes Presents Lobo』(1970年)

本作『Tempo Presente』(1980年)は、『Edu Lobo (Missa breve) 』(1973年)、『Limite Das Aguas』(1976年)、『Camaleao』(1978年)といった充実の作品をリリースしてきたEdu Loboの1つの集大成的なアルバムだと思います。

本作の後、Jobimとの共演アルバムEdu Lobo & Tom Jobim『Edu & Tom, Tom & Edu』(1981年)をリリースしますが、その後のオリジナル・アルバムは『Corrupiao』(1993年)まで待たねばなりません。

プロデュースはSergio De Carvalho

アルバムにはJoyceViva VozDori CaymmiBoca Livreがフィーチャリングされています。

また、Antonio Adolfo(p)、Luiz Alves(contrabaixo)、Marcio Montarroyos(tp、flh)、aulo Moura(clarinet)、Nelson Angelo(g)、Wanda Eichbauer(harmonica)等のミュージシャンが参加しています。

JoyceViva Vozをフィーチャーしたコンテンポラリーなブラジリアン・グルーヴ「Rei Morto, Rei Posto」Dori Caymmiをフィーチャーしたノルデスチな「Desenredo」、ハーモニカの音色が味わい深いインスト・ブラジリアン・ジャズ「Balada De Outono 」Boca Livreをフィーチャーしたリズミックなブラジリアン・フュージョン「Rio Das Pedras」、緩急が絶妙なメロウ・チューン「Ilha Rasa」あたりが僕のおススメです。

70年代の集大成的な1枚を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Rei Morto, Rei Posto」
Edu Lobo/Joyce作。
JoyceViva Vozをフィーチャー。邦題「死せる王と傀儡(かいらい)の王」。個人的には本作のハイライト。軽快なブラジリアン・グルーヴを洗練されたコンテンポラリー感覚で聴かせてくれます。ブラスによるアクセントがいい感じです。JoyceViva Vozが加わることでEduのヴォーカルも溌剌としていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=tbDjSUo_-E4

「Desenredo」
Dori Caymmi/Paulo Cesar Pinheiro作。Dori Caymmiをフィーチャー。ギターとアコーディオンの音色をバックに、Dori CaymmiとEduが味わいのある歌声を聴かせてくれます。ノルデスチなノスタルジックな雰囲気がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=A4L56oyDr0I

「Angu De Caroco」
Cacaso/Edu Lobo作。軽快かつユーモラスなリズムが印象的な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=3yU5InKXHPg

「Tempo Presente」
Edu Lobo/Joyce作。邦題「今という時」。タイトル曲はピアノの弾き語りによるしっとりとしたバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=qXdDusZBvR0

「Balada De Outono (Instrumental)」
Edu Lobo作。邦題「秋のバラード」。ハーモニカの音色が味わい深いインスト・バラード。Edu自身は演奏に参加していませんが、ストリングスを配した美しいブラジリアン・ジャズに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=CvT9qVygMgk

「Rio Das Pedras」
Edu Lobo作。Boca Livreをフィーチャー。リズミックなブラジリアン・フュージョン。Boca Livreの神秘的なコーラスが加わると、Edu Loboらしさを醸し出すところが面白いですね。何故か僕の所有するCDは前曲「Balada De Outono」と本曲の収録順が逆になっています。
https://www.youtube.com/watch?v=SHIsJL2fKKU

「Dono Do Lugar」
Cacaso/Edu Lobo作。邦題「その場所の主」。ヴィオランの弾き語り。哀愁モードの寂しげな感じが今の季節のフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=BvYksOTm2TI

「Laranja Azeda」
Cacaso/Novelli作。邦題「酸っぱいオレンジ」。少しミステリアスでノルデスチなリズミック・チューン。Edu Loboらしさを楽しめる1曲なのでは?Viva Vozがバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=EKItnplRshI

「Quase Sempre」
Cacaso/Edu Lobo作。美しいバラードをしっとりと歌い上げます。ストリングスとフリューゲルホーン・ソロがムードを盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Zp2ZUxd7M5Y

「Ilha Rasa」
Cacaso/Edu Lobo作。ラストは緩急のあるコンテンポラリーなメロウ・チューンで締め括ってくれます。エレピ、アコーディオン、ソプラノ・サックスの音色が実に心地好いです。終盤にはViva Vozが素敵なコーラスを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Ui1RhnRQhdA

Edu Loboの他作品もチェックを!

『A Musica De Edu Lobo Por Edu Lobo』(1965年)
エドゥ・ロボによるエドゥ・ロボ、タンバ・トリオと共に

『Edu』(1967年)


『Edu E Bethania』(1967年)
エドゥ・ロボ&マリア・ベターニア

『Cantiga de Longe』(1970年)
Cantiga De Longe: Serie Elenco

『Sergio Mendes Presents Lobo』(1970年)
セルジオ・メンデス・プレゼンツ・ロボ

『Edu Lobo (Missa breve) 』(1973年)


『Limite Das Aguas』(1976年)


Edu Lobo & Tom Jobim『Edu & Tom, Tom & Edu』(1981年)


『Corrupiao』(1993年)


『Meia-noite』(1995年)
posted by ez at 00:20| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする