2020年12月31日

『ezが選ぶ2020年の10枚』

年末最後のエントリーは、毎年恒例の年末特別編『ezが選ぶ2020年の10枚』です。今年購入した新譜CDからお気に入りの10枚を紹介します(順不同)。
※全て当ブログで紹介した作品です。作品の詳細は各エントリーをご参照下さい。

Gus Levy『Magia Magia』

「Mudanca」
https://www.youtube.com/watch?v=llZ4ZnKkdOE

Bruna Mendez『Corpo Possivel』

「Corpo Miragem」
https://www.youtube.com/watch?v=m_BL-ek8xgM

Federico Estevez『De Aqui Hasta Aqui』

「Amuletos」(feat. Pablo Paz)
https://www.youtube.com/watch?v=2IWPAu3xGSQ

History of Colour『Antumbra』

「Cerro Abajo」
https://www.youtube.com/watch?v=dODaJC0bB6M

Shabaka And The Ancestors『We Are Sent Here By History』
ウィー・アー・セント・ヒア・バイ・ヒストリー
「The Coming Of The Strange Ones」
https://www.youtube.com/watch?v=Crhs76o9mvw

Moses Boyd『Dark Matter』
Dark Matter [ボーナストラック4曲収録]
「Y.O.Y.O」
https://www.youtube.com/watch?v=eiAV0zQipLY

Keleketla!『Keleketla!』

「Future Toyi Toyi」
https://www.youtube.com/watch?v=Oi5r0rxwcFQ

Jose James『No Beginning No End 2』
ノー・ビギニング・ノー・エンド 2
「Turn Me Up」(feat. Aloe Blacc)
https://www.youtube.com/watch?v=hJfz0ypikxg

Becca Stevens『Wonderbloom』
ワンダーブルーム【日本先行発売/CD日本盤のみ/ボーナス・トラック収録】
「I Wish」
https://www.youtube.com/watch?v=0wdpA_mBvEQ

Thundercat『It Is What It Is』
It Is What It Is [解説・歌詞対訳 / ボートラ追加収録 / 国内盤] (BRC631)
「Black Qualls」(feat. Steve Lacy,Childish Gambino & Steve Arrington)
https://www.youtube.com/watch?v=_p7dXbDAXuQ

まずGus LevyBruna Mendezというリオのオルタナ・ポップ第三世代アーティストの作品は、2020年のブラジル新世代を音を満喫できる2枚でした。

ブラジル音楽と並び、今年はアルゼンチンのフォルクローレ作品にもハマった年でした。その代表格がFederico EstevezHistory of Colour。共にフォルクローレとハイパーなエレクトリック・サウンドを融合させたモダンなエレクトリック・フォルクローレ作品に仕上がっていました。

ここ数年同様に今年も好んで聴いたのがUKの新世代ジャズ。特に今年はShabaka HutchingsMoses Boydというシーンを牽引するミュージシャンの充実の新作を満喫しました。

そのUK新世代ジャズとの接点も感じるUKクラブミュージックを届けてくれたのがColdcutの新プロジェクトKeleketla!。彼らのアンテナの感度の良さに脱帽です。

そして、Jose JamesBecca StevensThundercatという当ブログではお馴染みの3アーティスト。3人ともJazz The New Chapterの流れで注目されましたが、もはや"ジャズ"という枠は不要のアーティストになりましたね。アーティストとしての地位を確立しても、そこに安住せず進化し続ける姿勢を感じる新作に大満足でした。

新型コロナの影響で仕事や日常生活が一変し、音楽ライフも激変した1年でした。大好きな中古CDショップ巡りが全然行けなかったのが辛かったですね。まぁステイホームが多くなった分、家で音楽を聴く時間が増えたことは良かったですが・・・

いろいろ大変な一年でしたが、乱れた心を落ち着かせ、沈みがちな心を鼓舞してくれるのが音楽でした。そんな音楽に励まされ、来年はコロナに打ち克つ一年にしたいですね。

素晴らしい音楽の数々に感謝!
当ブログの閲覧者の皆様に感謝!
それでは良いお年を!
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2020年12月30日

Ben Sidran『The Doctor Is In』

人気曲「Song For A Sucker Like You」収録☆Ben Sidran『The Doctor Is In』
ドクター・イズ・イン(紙ジャケット仕様)
発表年:1977年
ez的ジャンル:Dr.Jazzジャズ/AOR
気分は... :今年最後の1枚!

明日の大晦日は恒例の『ezが選ぶ2020年の10枚』をエントリー予定であり、作品のエントリーは今回は2020年最後です。

2020年締め括りの1枚は、"Dr.Jazz"Ben Sidran『The Doctor Is In』(1977年)です。

これまで当ブログで紹介したBen Sidran作品は以下の6枚。

 『Feel Your Groove』(1971年)
 『I Lead A Life』(1972年)
 『Puttin In Time On Planet Earth』(1973年)
 『Don't Let Go』(1974年)
 『A Little Kiss In The Night』(1978年)
 『The Cat And The Hat』(1980年)

本作『The Doctor Is In』(1977年)は、『Free in America』(1975年)に続くAristaからの第2弾アルバムとなります。

プロデュースはBen Sidran自身。

レコーディング・メンバーはBen Sidran(p)以下、Larry Carlton(g)、Phil Upchurch(b)、Richard Davis (b)、Chuck Domanico(b)、John Guerin(ds)、Tony Williams(ds)、Ray Armondo(per)、
Blue Mitchell(tp)、Gary Mallaber(tb)等。

ストリングス・アレンジはNick DeCaro

Horace Silverのカヴァー「Silver's Serenade」Charles Mingusのカヴァー「Good Bye Pork Pie Hat」、以外はBen Sidranのオリジナル。

シングルにもなった「Song For A Sucker Like You」がAOR方面からも人気ですが、基本的には"Dr.Jazz"らしいジャズ・センスを楽しむアルバムです。

その意味では、Horace SilverCharles Mingusというジャズ・ジャイアントのカヴァー2曲は、ジャズ・ミュージシャンとしてのBen Sidranを存分に楽しめます。

個人的には「Set Yourself Free」「Broad Daylight」といったジャジー・バラードや、「Get It Yourself」「One Way Grave」といった"Dr.Jazz"ならではのクロスオーヴァー感覚を楽しめるトラックもおススメです。

ちなみに、「Song For A Sucker Like You」「Set Yourself Free」の2曲は、Ben Sidran本人がプロデュースしたClementineによるBen Sidranカヴァー集『Sings Ben Sidran』(1993年)で取り上げられています。当ブログでも既にエントリー済みなので、こちらも同時チェックすると楽しいのでは?

Clementine『Sings Ben Sidran』(1993年)
パリス・ウォーク

"Dr.Jazz"の肩肘張らないジャズ・ワールドは年末モードにフィットするのでは?

全曲紹介しときやす。

「Get It Yourself」
"Dr.Jazz"ならではのジャズ・グルーヴにブルーアイド・ソウル的なテイストも加わったオープニング。聴いていて思わずニンマリしてしまうのが"Dr.Jazz"のセンスの良さですね。

「Song For A Sucker Like You」
邦題「世間知らずの歌」。シングルにもなった本作のハイライト。ブルーアイド・ソウル/AORな魅力があるメロウ・グルーヴ。軽快なリラックス感が心地好いですね。前述のようにClementineがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ktC4v5REfXM

「Broad Daylight」
小粋なジャジー・ソング。"Dr.Jazz"のピアノを楽しめます。少し着飾ったディナー・タイムのBGMといった雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=dNHvSTAKyhw

「One Way Grave」
ジャズ×R&B/ソウル×ロックな"Dr.Jazz"のクロスオーヴァー感覚を楽しめる1曲。ジワジワとDr.Jazzワールドが沁み渡ってきます。

「See You On The Other Side」
スウィンギーなヴォーカル・チューン。この語り口はDr.Jazzならではですね。変幻自在のピアノもいいですね。終盤にはBlue Mitchellのトランペット・ソロも楽しめます。

「Set Yourself Free」
僕好みのジャジー・メロウ・バラード。ハッピー・エンドの映画のエンディング・テーマといった趣です。ここでもBlue Mitchellのトランペットが盛り上げてくれます。この曲もClementineがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=nCFOhlA-2ak

「Silver's Serenade」
Horace Silver作品をカヴァー。オリジナルは『Silver's Serenade』(1963年)に収録されています。当ブログではGene Russellのカヴァーも紹介済みです。Richard Davis(b)、Tony Williams(ds)のリズム隊を従え、Blue Mitchellも参加した本格的なジャズ・サウンドを楽しめます。パーカッションも加わり、軽快さが増しているのが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=x9vDfAt2rrc

「Nobody's Fool」
ジャジー&ブルージーな仕上がり。こういう曲をサラッとやるところがDr.Jazzらしいのでは?

「Charlie's Blues」
リズム隊はRichard Davis(b)、Tony Williams(ds)。スウィンギーで小気味よい演奏がいい感じです。

「Good Bye Pork Pie Hat」
Charles MingusがLester Youngへの追悼で書いたスタンダードをカヴァー。Roland Kirk、Joni Mitchell、Jeff Beckもカヴァーしている楽曲です。当ブログではJudy Roberts Bandのカヴァーも紹介済みです。ジャズ・ピアニストとしてのBen Sidranを満喫できる感動的な演奏です。Chuck Domanicoのベースにもグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=-a0ZmGBwh7w

「Be Nice」
ラストはピアノの弾き語りによる小曲で締め括ってくれます。

Ben Sidranの他作品もチェックを!

『Feel Your Groove』(1971年)
夢の世界(紙ジャケット仕様)

『I Lead A Life』(1972年)
アイ・リード・ア・ライフ

『Puttin In Time On Planet Earth』(1973年)
プッティング・イン・タイム・オン・プラネット・アース

『Don't Let Go』(1974年)
ドント・レット・ゴー

『Free in America』(1976年)
フリー・イン・アメリカ(紙ジャケット仕様)

『A Little Kiss In The Night』(1978年)
ア・リトル・キッス・イン・ザ・ナイト(紙ジャケット仕様)

『The Cat And The Hat』(1980年)
ザ・キャット・アンド・ザ・ハット(紙ジャケット仕様)

『On The Cool Side』(1987年)
Ben Sidran - On The Cool Side

『Cool Paradise』(1990年)
Cool Paradise

Ben Sidran & Clementine『Spread Your Wings and Fly Now!!』(1988年)
スプレッド・ユア・ウィングス
posted by ez at 02:46| Comment(2) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月28日

Colin England『Colin England』

MotownからリリースされたNJS作品☆Colin England『Colin England』
Colin England
発表年:1991年
ez的ジャンル:NJS系男性R&B
気分は... :仕事納め!

今日で仕事納め(に多分なるはず?)。
とりあえずは早く仕事から解放され、自分自身をリセットしたいですね。

今回は90年代男性R&B作品からColin England『Colin England』(1991年)です。

ニューオリンズ出身のUS男性R&BシンガーColin Englandの紹介は、2ndアルバム『Out Of Control』(1993年)に続き2回目となります。

1989年にColin名義でシングル「How It Used To Be」でデビューし、その後Motownとの契約に成功したColin England

そして、Motown期待の大型新人として売り出されたデビュー・アルバムが本作『Colin England』(1991年)です。

国内盤CDの帯には「Jeffrey Osborneの歌唱・アーバン感覚に、Bobby Brownの躍動感・時代感覚を有する」といった謳い文句が書かれています。

プロデュースはColin EnglandJorge "G. Man" Corante

基本的にはこの時代らしいキャッチーなNJSを楽しむ1枚だと思います。

その完成度の高さからNJSクラシックと呼びたくなるシングル曲「I Got What You Need」がハイライト。

それ以外に「Try Me (Try My Love)」「She Blew My Mind」「To Love Her」「Change」といったNJSがおススメです。アーバン・メロウな「I Need Your Love」も僕のお気に入り。

アーバン感覚のNJSワールドをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「I Got What You Need」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シングルにもなったアルバムのハイライト。典型的なNJSでハネまくっています。Guy好きの人ならば、必ず気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=o3LN75i9lt4

「She Blew My Mind」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。この曲もキャッチーなNJS。スピーディーな疾走感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=oYW9jaNYwqU

「Say You Love」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。ヴィヴィッドなダンサブル・チューン。ラップ・パートはorge "G. Man" Coranteです。
https://www.youtube.com/watch?v=GvLMCWOYZW8

「I Need Your Love」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。僕好みのアーバンなメロウ・ミディアム。スロウ系では「Always」の方が人気みたいですが、僕はこっちの方がお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=PSVq6baIL9I

「Try Me (Try My Love)」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante/Gary Jackson作。「I Got What You Need」以外ならばこのNJSがおススメ。キャッチーな疾走感で煽ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Brx4GXNQLRg

「To Love Her」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シンセ・サウンドと共に疾走するNJS。NJSトラックで一本調子にならないようにサウンドを工夫している感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3--kOue22Iw

「What Should I Do」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。哀愁ミディアム・グルーヴ。スパニッシュ・ギター調のラテンなアクセントはラテンにルーツを持つJorge "G. Man" Coranteの影響かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=c4j5LLelo64

「Change」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シングル向きのキャッチーなNJS。少し落ち着いたアーバンNJSといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Xk1wg4whJpc

「Don't Tell My Why」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。Colin自身はこのトラックを"New Orleans Hip-Hop"と称しているようですが、そのニュアンスは不明です。この時代らしいダンサブルなR&Bチューンだと思いますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=P1hjgKkAneI

「Always」
Colin England/Greg Monk作。アーバンなミディアム・バラード。Colinと共にツイン・リードをとるのはKirby Coleman。
発売元がJeffrey Osborneのアーバン感覚と評したのは、このタイプを指してのことだと思いますが、Jeffrey Osborneライクではないような・・・でも悪くありませんよ!
https://www.youtube.com/watch?v=JNYPvrfRAj4

「Don't Tell My Why (Instrumental)」
「Don't Tell My Why」のインスト・ヴァージョン。Vincent Larsのサックスがリードします。
https://www.youtube.com/watch?v=tssP8SNbiu4

『Out Of Control』(1993年)
Out of Control
posted by ez at 00:42| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月27日

Jneiro Jarel『After a Thousand Years』

ブラジリアン・ブレイクビーツ!☆Jneiro Jarel『After a Thousand Years』

発表年:2020年
ez的ジャンル:ブラジリアン・ブレイクビーツ
気分は... :今年最後の新作は・・・

今年最後の新作紹介です。

セレクトしたのはJneiro Jarel『After a Thousand Years』です。

Jneiro Jarel(本名:Omar Jarel Gilyard)はN.Y.ブルックリン出身のプロデューサー/MC。

ソウル、ファンク、ジャズ、エレクトロなどを巧みに融合させたクロスオーヴァーなトラックメイカーとして知られ、

『Three Piece Puzzle』(2005年)、『Fauna』(2010年)等のソロ・アルバム以外に、MF DoomとのユニットJJ DOOM名義でもアルバムをリリースしています。

その最新作『After a Thousand Years』のテーマは「アフリカン・ディアスポラの長年にわたる音楽的貢献の集大成」

個人的にはブラジル/ラテンのエッセンスを取り入れたブレイクビーツに魅了されました。本作が良質のブラジル音楽を数多くリリースするUKの人気レーベルFar Out Recordingsからのリリースというのも納得です。

レコーディングは、ニューヨーク、ニューオーリンズ、マイアミ、コスタリカで行われ、売れっ子セッション・ミュージシャンとしても知られるパーカッション奏者Bill Summers、ブラジル、サンパウロ生まれのパーカッション奏者Cafe、マラウイ系アメリカンのギタリストMasauko Chipembere、フォーク・ポップ・バンドLurayのメンバーとしても活躍するジャズ・ギタリストScott Burtonがフィーチャリングされています。

ブラジル音楽を素材に、過去と未来が交錯するブレイクビーツは、ブラジル好き、ブラジリアン・クラブミュージック好き、Far Out好きにフィットするはずです。

全曲紹介しときやす。

「If I Could See Heaven Without Dying」
Scott Burtonをフィーチャー。ビートレスのドリーミーなオープニング。美しさの中にエクスペリメンタルなエッセンスもあるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=JkbXy0Xgx90

「Ce-les-tial」
2000年代Nu-Jazzのボッサ・グルーヴをフューチャリスティックにアップデートさせたようなトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=l9Hn11iVhOw

「Sunwalkers, Pt. 2 & 3」
Bill Summersをフィーチャリング。ブラジリアン・フュージョンのテイストを強調したトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=SFGups8hqhE

「Just A Little While Longer」
アフロビート×ブラジル/ラテン×エレクトロニカなハイパー&アッパー・ブレイクビーツ。過去から未来へ時間を突き抜けていく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=cn9haC9RZ6U

「African Bahia Sol」
Dr. Who Dat?(Jneiro Jarelの変名)をフィーチャー。タイトルの通り、バイーア・モードのアフロ・ブラジリアン・ブレイクビーツ。反復するトライバル・ビートが何処となく無機質でフューチャリスティックな雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=Db6N3n92bEU

「Viberian Waves, Pt. 1 & 2」
Capital Peoples(Jneiro Jarelの変名)をフィーチャー。ワールド・ジャズ/南米ジャズ的なエッセンスを取り入れたトラック。中盤以降のパーカッシヴな感じも僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=WyytvxRVCTs

「Broken Arted」
大地の神秘を感じるブラジリアン・ブレイクビーツ。過去と未来を行き来する感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=DSFo4JmKPn8

「Banana Peel - Cascara De Platano」
Masauko Chipembereをフィーチャーしたリード・シングル。アフリカン・テイストのギターと、南米の森林をイメージさせる躍動するトライバル・サウンドが印象的です。大地のブレイクビーツといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=RiYNLa9AY64

「Let The Cuica Play」
Cafe, Microclimate(Jneiro Jarelの変名)をフィーチャー。カーニヴァル・モードのサンバのリズム・シャワーが心地好いブラジリアン・ブレイクビーツ。
https://www.youtube.com/watch?v=WsJLhKhJ4vI

「Trop-Pics」
ラストはリズミックなメロウ・ブラジリアン・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=LHpi6VwygPk

Jneiro Jarelの他作品もチェックを!

『Timeless Vol. 1』(2004年)


『Three Piece Puzzle』(2005年)


『Fauna』(2010年)


JJ DOOM(Jneiro Jarel/MF Doom)『Key To The Kuffs』(2012年)
posted by ez at 01:33| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月26日

The Whispers『Just Gets Better With Time』

ヒット曲「Rock Steady」収録☆The Whispers『Just Gets Better With Time』

発表年:1987年
ez的ジャンル:SOLAR系アーバン・ソウル
気分は... :年末モード本格突入!

L.A.のソウル・ヴォーカル・グループThe Whispersのヒット作『Just Gets Better With Time』(1987年)です。

これまでメンバーであるScott兄弟のユニットWalter & Scotty『My Brother's Keeper』(1993年)を紹介しましたが、The Whispersの紹介は初めてとなります。

The Whispersは1964年にL.A.で結成されたソウル・ヴォーカル・グループ。

60年代から2000年代までコンスタントに作品をリリースしていますが、70年代後半から80年代に所属していたSOLAR時代が彼らの全盛期でしょう。

SOLAR時代には、「And the Beat Goes On」(USチャート第19位、同R&Bチャート第1位)、「It's a Love Thing」(USチャート第28位、同R&Bチャート第2位)、「Rock Steady」(USチャート第7位、同R&Bチャート第1位)等のヒットを放っています。

そのグループ最大のヒット「Rock Steady」を収録したアルバムが本作『Just Gets Better With Time』(1987年)です。

本作におけるメンバーは、Wallace "Scotty" ScottWalter ScottMarcus HutsonNicholas CaldwellLeaveil Degreeという4名。

Leon Sylvers IIIをはじめ、L.A. Reid & BabyfaceLarry WhiteGary TaylorGrady WilkinsNicholas Caldwellがプロデュースを手掛けています。

大ヒット・シングル「Rock Steady」と素敵なスロウ「In The Mood」というL.A. Reid & Babyfaceプロデュースの2曲が目立ちますね。

個人的には「Special F/X」「No Pain, No Gain」というLeon Sylvers IIIプロデュースのアーバン・ダンサー2曲がお気に入り。

アーバン・メロウな魅力に満ちたタイトル曲「Just Gets Better with Time」「Love's Calling」「Give It To Me」というラブ・バラード2曲も魅力的です。

アーバンな魅力に溢れた素敵な1枚をぜひ!

全曲紹介しときやす。

「I Want You」
Larry Whiteプロデュース。この時代らしいダンサブル・チューンがオープニング。ただし、今聴くと少し陳腐に感じますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=a_Udbo7S9ec

「Special F/X」
Leon Sylvers IIIプロデュース。シングルにもなりました。Leon Sylvers IIIらしい手腕のアーバン・ダンサー。SOLAR好きの人は満足するはず!
https://www.youtube.com/watch?v=rZ4vhXEUZKI

「Rock Steady」
L.A. Reid & Babyfaceプロデュース。前述のように、USチャート第7位、同R&Bチャート第1位というグループ最大のヒットとなっています。L.A. Reid & Babyfaceの手腕が光るキャッチーなダンサブル・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=rPJz3syNbtE

Kylie Minogue「Look My Way」、JT Money feat. Sky Whatley「Chevy Game」、Freddie Gibbs「Slangin' Rocks」等のサンプリング・ソースとなっています。
Kylie Minogue「Look My Way」
 https://www.youtube.com/watch?v=-snx62RBhuo
JT Money feat. Sky Whatley「Chevy Game」
 https://www.youtube.com/watch?v=piLQdwqq8Ac
Freddie Gibbs「Slangin' Rocks」
 https://www.youtube.com/watch?v=yRVeME22BVY

「No Pain, No Gain」
Leon Sylvers IIIプロデュース。ブラコン・モードのアーバン・グルーヴ。SOLARらしい雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=v2yfCmZCrtY

「In The Mood」
L.A. Reid & Babyfaceプロデュース。シングルとしてR&Bチャート第16位となっています。タイトルの通り、ロマンティック・ムードに溢れた素敵なスロウ。グループのスウィートな魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=pBvloUXz7Rs

Conejo and Capone「This Is What I Do」、Max B「Porno Muzik」、Devin the Dude「Ain't Going Nowhere」、Lil B「Silent President」、14Kt「Step N2 the Shower」等のサンプリング・ソースとなっています。
Conejo and Capone「This Is What I Do」
 https://www.youtube.com/watch?v=y2Ov2ojd4zs
Max B「Porno Muzik」
 https://www.youtube.com/watch?v=qIP9n49Ez6I
Devin the Dude「Ain't Going Nowhere」
 https://www.youtube.com/watch?v=b9Y5stVMy8w
Lil B「Silent President」
 https://www.youtube.com/watch?v=JguVQ5q3-Gg
14Kt「Step N2 the Shower」
 https://www.youtube.com/watch?v=wSxvTGG7lj8

「Just Gets Better with Time」
Gary Taylorプロデュース。オリジナルはGary Taylor自身の1984年のシングル。本ヴァージョンもシングルとしてR&Bチャート第12位となっています。アーバン・メロウな魅力に満ちたタイトル曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=z9XLwmKFkNA

Gary Taylor「Just Gets Better with Time」
 https://www.youtube.com/watch?v=52baD0vJhdE

「Love's Calling」
Grady Wilkinsプロデュース。素敵なメロウ・バラード。オーセンティックに魅力に溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=houD29UUBfA

「Give It To Me」
Nicholas Caldwellプロデュース。らすとはソウル・ヴォーカル・グループらしいラブ・バラードでしっとりと締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Jc8bidTdwIo

SOLAR時代のThe Whispersの他作品およびWalter & Scottyの作品もチェックを!

『Headlights/Whisper in Your Ear』(1978/1979年)


『Happy Holidays to You』(1979年)


『The Whispers』(1979年)


『Imagination』(1980年)


『Love Is Where You Find It/Love for Love』(1981/1983年)


『So Good』(1984年)


Walter & Scotty『My Brother's Keeper』(1993年)
マイ・ブラザーズ・キーパー
posted by ez at 01:27| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする