発表年:1991年
ez的ジャンル:NJS系男性R&B
気分は... :仕事納め!
今日で仕事納め(に多分なるはず?)。
とりあえずは早く仕事から解放され、自分自身をリセットしたいですね。
今回は90年代男性R&B作品からColin England『Colin England』(1991年)です。
ニューオリンズ出身のUS男性R&BシンガーColin Englandの紹介は、2ndアルバム『Out Of Control』(1993年)に続き2回目となります。
1989年にColin名義でシングル「How It Used To Be」でデビューし、その後Motownとの契約に成功したColin England。
そして、Motown期待の大型新人として売り出されたデビュー・アルバムが本作『Colin England』(1991年)です。
国内盤CDの帯には「Jeffrey Osborneの歌唱・アーバン感覚に、Bobby Brownの躍動感・時代感覚を有する」といった謳い文句が書かれています。
プロデュースはColin EnglandとJorge "G. Man" Corante。
基本的にはこの時代らしいキャッチーなNJSを楽しむ1枚だと思います。
その完成度の高さからNJSクラシックと呼びたくなるシングル曲「I Got What You Need」がハイライト。
それ以外に「Try Me (Try My Love)」、「She Blew My Mind」、「To Love Her」、「Change」といったNJSがおススメです。アーバン・メロウな「I Need Your Love」も僕のお気に入り。
アーバン感覚のNJSワールドをご堪能あれ!
全曲紹介しときやす。
「I Got What You Need」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シングルにもなったアルバムのハイライト。典型的なNJSでハネまくっています。Guy好きの人ならば、必ず気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=o3LN75i9lt4
「She Blew My Mind」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。この曲もキャッチーなNJS。スピーディーな疾走感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=oYW9jaNYwqU
「Say You Love」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。ヴィヴィッドなダンサブル・チューン。ラップ・パートはorge "G. Man" Coranteです。
https://www.youtube.com/watch?v=GvLMCWOYZW8
「I Need Your Love」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。僕好みのアーバンなメロウ・ミディアム。スロウ系では「Always」の方が人気みたいですが、僕はこっちの方がお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=PSVq6baIL9I
「Try Me (Try My Love)」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante/Gary Jackson作。「I Got What You Need」以外ならばこのNJSがおススメ。キャッチーな疾走感で煽ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Brx4GXNQLRg
「To Love Her」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シンセ・サウンドと共に疾走するNJS。NJSトラックで一本調子にならないようにサウンドを工夫している感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3--kOue22Iw
「What Should I Do」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。哀愁ミディアム・グルーヴ。スパニッシュ・ギター調のラテンなアクセントはラテンにルーツを持つJorge "G. Man" Coranteの影響かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=c4j5LLelo64
「Change」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シングル向きのキャッチーなNJS。少し落ち着いたアーバンNJSといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Xk1wg4whJpc
「Don't Tell My Why」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。Colin自身はこのトラックを"New Orleans Hip-Hop"と称しているようですが、そのニュアンスは不明です。この時代らしいダンサブルなR&Bチューンだと思いますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=P1hjgKkAneI
「Always」
Colin England/Greg Monk作。アーバンなミディアム・バラード。Colinと共にツイン・リードをとるのはKirby Coleman。
発売元がJeffrey Osborneのアーバン感覚と評したのは、このタイプを指してのことだと思いますが、Jeffrey Osborneライクではないような・・・でも悪くありませんよ!
https://www.youtube.com/watch?v=JNYPvrfRAj4
「Don't Tell My Why (Instrumental)」
「Don't Tell My Why」のインスト・ヴァージョン。Vincent Larsのサックスがリードします。
https://www.youtube.com/watch?v=tssP8SNbiu4
『Out Of Control』(1993年)