発表年:1979年
ez的ジャンル:T.K.系カナディアン・ディスコ
気分は... :ディスコで気晴らし!
年明け早々、世の中に暗雲が立ち込めていますね。
こんな時にはディスコ・ミュージックで気晴らしを・・・
今回は70年代ディスコからKat Mandu『Kat Mandu』です。
Kat Manduは1978年にカナダ、モントリオールで結成されたディスコ・ユニット。
メンバーはDenis Lepage、Joe La Greca、Jimmy Ray等。
グループは『Kat Mandu』(1979年)、『Get Crackin』(1980年)、『The Kat Is Back』(1983年)という3枚のアルバムをリリースしています。
1stアルバムとなる本作『Kat Mandu』(1979年)は、マイアミのソウル/ディスコ・レーベルT.K.傘下のMarlinからのリリースであり、ディスコ・クラシック「The Break」が収録されています。
プロデュースはDenis LepageとJoe La Greca。
その「The Break」をはじめ、ラテン・パーカッションを効かせたディスコ・チューンがズラリと並びます。
ブギー・ディスコ「Djaga Boogie Woogie」、イタロ・ディスコな「Don't Stop, Keep On」、メロウ・ディスコ「There's Only Been A Few」、哀愁ラテン・ディスコ「Mi Corazon」も楽しめます。
ある意味、マイアミのT.K.らしいディスコ作品だと思います。
全曲紹介しときやす。
「The Break」
Denis Lepage作。本作のハイライトとなるディスコ・クラシック。ラテン・パーカッションとスペイシー・サウンドが融合したド派手なファンキー・ディスコ。
https://www.youtube.com/watch?v=fl6kVK-B3OQ
The Energy Sectionがカヴァーしています。
The Energy Section「Break Me Up (The Break)」
https://www.youtube.com/watch?v=8-9Vm-WtLbc
「Djaga Boogie Woogie」
Serge Lamarche作。バック・コーラスにはCissy Houstonらが参加。ラテン・パーカッションの効いたブギー・ディスコ。個人的には「The Break」以上にお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=K-EW4zT34WQ
「Don't Stop, Keep On」
Fritz Walton/John Farley/Peter Dowse作。イタロ・ディスコなハイエナジー・アッパー・チューン。Duane Eddy「Peter Gunn」の引用もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=Chw7Mb_XDu4
「There's Only Been A Few」
Serge Lamarche作。ラテン・パーカッションの効いたメロウ・ディスコ。少し哀愁ムードが漂うのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=eNU5Dvv0U6E
「Mi Corazon」
Serge Lamarche作。ラストはマイアミ・モードの哀愁ラテン・ディスコ。ティンバレス乱れ打ちが僕好み!
https://www.youtube.com/watch?v=sScQjJEbQtc
同じCorazon繋がりでガラージ・クラシックLTG Exchange「Corazon」あたりとセットで聴くのも楽しいのでは?
LTG Exchange「Corazon」
https://www.youtube.com/watch?v=ozwsruUHtac
『The Kat Is Back』(1983年)