2021年01月06日

Conya Doss『Just Because』

クリーブランド出身の女性R&Bシンガーの2nd☆Conya Doss『Just Because』

発表年:2004年
ez的ジャンル:Dome系ネオ・ソウル
気分は... :それでも花は咲く・・・

今回は実力派ネオ・ソウル・シンガーConya Dossの2ndアルバム『Just Because』(2004年)です。

1972年クリーブランド生まれの女性R&BシンガーConya Dossの紹介は、3rdアルバム『Love Rain Down』(2006年)、4thアルバム『Still...』(2008年)に続き3回目となります。

2ndアルバムとなる本作『Just Because』(2004年)のリリースに際して、彼女は自身のレーベルConya Doss Songsを設立しています(以降、彼女のアルバムは同レーベルからリリース)。また、UKの優良レーベルDome Recordsからも販売されています。

メイン・プロデュースはConya Doss自身とRodney Jones
それ以外にMyronMark TaylorTony PulizziChris McNealもプロデュースを手掛けています。

メロウ・エレピが映えるタイトル曲「Just Because」、同タイプの「What Should I Do?」、男性R&BシンガーJames "Jayshawn" Smithが参加した「Here We Go Again」、切ない哀愁メロウ「Stay」、ネオ・フィリー調の「Missin You」、艶やかなメロウ・ミディアム「Ain't Givin' Up」など、派手さなありませんが素敵なネオ・ソウル・トラックが詰まっています。

さり気ないけど良質のネオ・ソウル・ワールドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Just Because」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。タイトル曲は僕好みのメロウ・エレピが映え、この時代らしい乾いたビートに乗ったネオ・ソウル。ネオ・ソウルらしい歌い回し、ヴォーカル・ワークもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KwRci6zF1cw

「Here We Go Again」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。本作以降、彼女の作品には度々参加することになる男性R&BシンガーJames "Jayshawn" Smithがデュエットに近いかたちで参加しています。軽快なリズムにのったメロウ・ミディアムはオトナ・ネオ・ソウルにフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=VHZuHFQvq8g

「Stay」
Conya Doss/Rodney Jones/Mark Taylorプロデュース。♪お願い、一緒にいて♪と切なく歌う哀愁メロウ。Conyaの歌いすぎないヴォーカル・スタイルがフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=hN1ObTk5a4M

「Sixth Of June (Miracle)」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。クリーブランド出身の男性R&Bシンガー/ソングライターMyronの弾くギターのアコースティックな質感が印象的な哀愁ミディアムです。
https://www.youtube.com/watch?v=1nR1EZfwlxk

「Damn That」
Conya Doss/Rodney Jones/Mark Taylorプロデュース。哀愁ギターが印象的な少しスパニッシュ風のミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=jFiSWMdRGa0

「Missin You」
前述のMyronとConyaの共同プロデュース。ネオ・フィリー好きの人は気に入るであろう僕好みのメロウ・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=e7whu77OxR0

「Day By Day」
Conya Doss/Tony Pulizziプロデュース。ビートレスのシンプルなバッキングにすることで、Conyaの素晴らしいヴォーカル・ワークが映える1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=cI06A4i3PeQ

「Ain't Givin' Up」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。Conyaのアンニュイな魅力を満喫できる艶やかなメロウ・ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=iJtwwHW--TY

「What Should I Do?」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。「Just Because」と同じく、メロウ・エレピが映え、乾いたビートに乗ったネオ・ソウル。「Just Because」同様にお気に入りの1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=vfVw1v9Vouc

「The Wind」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。Chris McNealとのデュエット。オーセンティックながらもスタイリッシュに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=kV2bskQhIbs

「Sweet Love (I Don't Know)」
Conya Doss/Myronプロデュース。ラストはヴィンテージ・ソウル風のバラードを仰々しくせずカジュアルな雰囲気で聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=gGytGxfLfIM

Conya Dossの他作品もチェックを!

『A Poem About Ms. Doss』(2002年)
A Poem About Ms. Doss

『Love Rain Down』(2006年)
Love Rain Down by Conya Doss (2006-10-17) 【並行輸入品】

『Still...』(2008年)
Still...

『Blu Transition』(2010年)
Blu Transition

『A Pocketful of Purpose』(2012年)
Pocket Full of Purpose

『Seven: VII』(2015年)
VII
posted by ez at 01:11| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする