発表年:2014年
ez的ジャンル:オーガニック系女性SSW
気分は... :ウクレレの響き・・・
サンフランシスコで活動する女性シンガー・ソングライターAngela Moyraのデビュー・アルバム『Fickle Island』(2014年)です。
Angela Moyraはオランダ出身、USサンフランシスコを拠点とする女性シンガー・ソングライター。
現時点でリリースされているアルバムは本作『Fickle Island』(2014年)のみですが、ウクレレ、ギター片手に歌われるオーガニックでナチュラルなポップ・サウンドとキュートなAngelaの歌声は、聴く者を癒し、穏やかな気持ちにさせてくれます。
僕はもっとオーガニック・ソウル的な作品をイメージしていたのですが、実際に聴いてみるとフォーキーなポップ作品といった印象です。特にウクレレの音色の使い方が絶妙ですね。
プロデュースはReyn Ouwehand。ギター、ベース、ピアノ、エレピ、キーボード、オルガン、チェレスタ、メロトロン、ヴィブラフォンなど演奏面でも本作に大きく貢献しています。
楽曲はボーナス・トラック「Loving You」を除き、Angela Moyraのオリジナルです。
個人的には、オープニングを飾る「Nothing Lasts」、アイランド&バカンス・モードの「Emma's Island」、シングルにもなったフォーキー・ポップ「Bubbalu」、キュートな歌声がたまらない「Little Town By The Sea」、ドリーミーで透明感のある「Who Knows Tomorrow」、ウクレレの響きが素敵な「Your Name/My Name」あたりがおススメです。
流行に左右されないオーガニックでナチュラルなポップ・ワールドに癒されましょう!
全曲紹介しときやす。
「Nothing Lasts」
甘く切ないラブソングがオープニング。微風のようなオーガニック&ナチュラルなサウンドに乗った、少し切ないAngelaの歌声にグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=EjmaCW4n6SA
「Emma's Island」
本作らしいウクレレの音色に癒される1曲。聴いているだけで都会の喧騒を忘れて、アイランド&バカンス・モードに浸ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=zMxF83nlHcM
「Fickle」
女性SSWらしいタイトル曲。彼女の生き方の決意表明のような歌詞が印象的です。颯爽と駆け抜けていく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_N8bjO7rTWg
「I Won't Stop」
彼との最後の夜を歌う切ないラブソング。聴いていると、星が綺麗な澄んだ夜空がイメージされます。
https://www.youtube.com/watch?v=unahQ9cFcuo
「Draw A Picture」
ビートを効かせたフォーキー・ロック。Angelaのキュートな歌声の魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=u03MfhmGV9c
「Hati Sakit」
自分の居場所を探す心模様を歌った哀愁ソング。
https://www.youtube.com/watch?v=HgYrwwbOxek
「Little Town By The Sea」
美しさと脆さが同居するキュートな歌声にグッとくる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=tkxgz3HauHU
「Bubbalu」
シングルにもなったフォーキー・ポップ。透明感のあるポップ・ワールドにAngelaの魅力が凝縮されています。
https://www.youtube.com/watch?v=5gkIQI7bXBg
「Sand In My Mouth」
ウクレレの音色に癒される1曲。こんな曲を聴きながら眠るといい夢見られそう!
https://www.youtube.com/watch?v=WRkQSn-uwFA
「Poppin'」
少しレトロなアクセントをつけたオーガニック・ポップ。
https://www.youtube.com/watch?v=K_qhLbCNWLM
「Who Knows Tomorrow」
透明感のあるドリーミーなフォーキー・チューンは僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=DYwOCoB9I3Y
「Your Name/My Name」
本編ラストはウクレレの響きが素敵なラブソングで締め括ってくれます。癒しのラブソングって感じがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=E2VcFE7Ktfg
「Loving You」
国内盤CDボーナス・トラックその1。Minnie Ripertonの名曲カヴァー(Minnie Riperton/Richard Rudolph作)。Angelaらしい歌い回しの「Loving You」を聴かせてくれます。
「Timid」
国内盤CDボーナス・トラックその2。2012年リリースのデビュー・シングルのライヴ・アコースティック・ヴァージョン。ウクレレの弾き語りがいい感じ!
この音世界もっと聴きたいなぁ・・・