発表年:1978年
ez的ジャンル:ディスコ・カーティス
気分は... :怒涛の3月突入!
あっという間に3月ですね。
今月は忙しいのが目に見えているので少々気が重いです
久々のCurtis Mayfieldです。
取り上げたのはディスコ路線の『Do It All Night』(1978年)です。
昨日の投稿でソウル名曲カヴァーを紹介しましたが、投稿後に紹介した曲一覧を眺めていたら、ふと「Curtis作品がないなぁ」と思い、そんな流れで久々にCurtisを取り上げたくなりました。
これまで当ブログで紹介したCurtis Mayfield作品は以下の10枚。
『Curtis』(1970年)
『Curtis/Live!』(1971年)
『Roots』(1971年)
『Superfly』(1972年)
『Back To The World』(1973年)
『Got To Find A Way』(1974年)
『Give, Get, Take And Have』(1976年)
『Never Say You Can't Survive』(1977年)
『Heartbeat』(1979年)
『Something To Believe In』(1980年)
本作『Do It All Night』(1978年)は、ディスコ路線を打ち出した1枚であり、この流れは次作『Heartbeat』(1979年)にも受け継がれます。
プロデュースはCurtis Mayfield自身。アレンジはGil Askey。
レコーディングにはCurtis Mayfield(vo、g)、Keni Burke(b)、Donelle Hagan(ds)、Henry Gibson(bongos、congas)、Gary Thompson(g)、Lucky Scott(b)、Floyd Morris(key)、Rich Tufo(key)、The Jones Girls(back vo)、(back vo)、Kitty Haywood & the Haywood Singers(back vo)といったミュージシャンが参加しています。
ディスコ路線全開の「Do It All Night」、「No Goodbyes」、「Party, Party」というJim Burgessがミックスを手掛けた3曲がアルバムを印象づけています。
Linda Clifford提供曲の自身ヴァージョン「You Are, You Are」、メロウ・バラード「In Love, In Love, In Love」もおススメです。
一般的にはあまり評価の高い作品ではありませんが、僕は結構好きです。
全曲紹介しときやす。
「Do It All Night」
Gil Askey/Curtis Mayfield作。シングル・カットもされたタイトル曲。本作を象徴する軽快なディスコ・ダンサー。Curtisらしい味わいもホンノリ残っていているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=4ur_ts47Jdw
「No Goodbyes」
Gil Askey/Curtis Mayfield作。Curtis流フィリー・ダンサーといった雰囲気のストリングス入りディスコ・チューン。Henry Gibsonによるパーカッシヴなリズムも僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=IO7uYwCoft8
「Party, Party」
Gil Askey/Curtis Mayfield作。Chicあたりを意識したかのような都会的ディスコ・チューン。こういうの大好き!
https://www.youtube.com/watch?v=EyvmJe25acQ
「Keeps Me Loving You」
Curtis Mayfield作。本来のCurtisらしさを感じる、少しイナたくて温かいミディアム。その分、地味な存在ですが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=UjVmdr74ihc
「In Love, In Love, In Love」
Curtis Mayfield作。Curtisらしいファルセットを満喫できるメロウ・バラード。アレンジも含めて素敵な1曲だと思います。
「You Are, You Are」
Curtis Mayfield作。Linda Cliffordのために書いた楽曲のCurtisヴァージョン。Linda Cliffordヴァージョンは『If My Friends Could See Me Now』(1978年)収録。Curtisヴァージョンはシングルにもなりました。軽々なファンキー・グルーヴで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ew8vl3JoAPM
Curtisの過去記事もご参照下さい。
『Curtis』(1970年)
『Curtis/Live!』(1971年)
『Roots』(1971年)
『Superfly』(1972年)
『Back To The World』(1973年)
『Got To Find A Way』(1974年)
『Give, Get, Take And Have』(1976年)
『Never Say You Can't Survive』(1977年)
『Heartbeat』(1979年)
『Something To Believe In』(1980年)
本作のディスコ/ダンス路線を気に入った方はLinda Cliffordのソロ作をチェックするのも楽しいのでは?
『Linda』(1977年)
『If My Friends Could See Me Now』(1978年)
『Let Me Be Your Woman』(1979年)