2021年03月25日

Goodfellaz『Goodfellaz』

The Family StandプロデュースのR&Bグループ☆Goodfellaz『Goodfellaz』

発表年:1996年
ez的ジャンル:男性R&Bグループ
気分は... :気の置けない仲間たち・・・

今回は90年代男性R&Bグループ作品からGoodfellaz『Goodfellaz』(1996年)です。

Goodfellazは、N.Y.スパニッシュ・ハーレム出身のAngel Love(Angel Vasquez)、マイアミ出身のDe louie(Delouie Avant)、 オークランド出身のRay(Ray Vencier)がN.Y.で結成した男性R&Bグループ。

グループ唯一のアルバムが本作『Goodfellaz』(1996年)です。
プロデュースはThe Family Stand

バラードを中心のアルバム構成に彼らのヴォーカル・グループとしての自信が窺えます。

シングルになった「Sugar Honey Ice Tea」「If You Walk Away」の2曲が目を引きます。

個人的には彼らのセンスを感じる「Why You Wanna Flip On Me」「Show & Prove」「Anytime Will Do」「For Better Or Worse」もおススメです。

オーセンティックなバラードがお好きな人であれば、「Nothing At All」「Pour Your Love Down」あたりも気に入るはず。

バラード中心ながらもアルバム1枚飽きずに聴かせてしまうよく出来たアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Sugar Honey Ice Tea」
シングルにもなったオープニング。Lenny Kravitz「It Ain't Over 'Til It's Over」ライクなミディアム。90年代らしいHip-Hopテイストと懐かしいソウル・テイストをうまく融合している感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=TBuNJLZkdfI

「Why You Wanna Flip On Me」
The Family Standプロデュースらしいセンスを感じるミディアム。ビート感とメロディアス感のバランスが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=iavhgNezzAg

「If You Walk Away」
この曲もシングルになりました。オーセンティックなバラードを感動的に歌い上げます。自分たちのスタイルへの自信を窺える素敵なバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=W22NLSV_ots

「Hey」
セクシーな哀愁R&Bバラード。ラップ調ヴォーカルも含めて甘く危険な香りが漂います。

「Show & Prove」
曲調、ヴォーカルが何処となくSmokey Robinsonを1996年R&B仕様にしたようなバラード。派手さはありませんが、ジワジワと沁みてきます。

「Backslidin'」
ヴォーカル&コーラスの良さを打ち出したバラード。小細工なしに歌で勝負といった潔さがあっていいですね。

「Nothing At All」
名曲の風格をもったスケールの大きなビューティフル・バラード。聴き終わると、感動ドラマを見終わった後のように胸が熱くなります。
https://www.youtube.com/watch?v=ZydYUptCuEQ

「Anytime Will Do」
モダンなのに懐かしい感覚が絶妙なセクシー・ミディアム・グルーヴ。アーバンな雰囲気も僕好みです。

「For Better Or Worse」
夢の中のセクシー&スウィートといった雰囲気がたまらない僕好みのバラード。このグループのオーセンティックな魅力が活きます。
https://www.youtube.com/watch?v=7HgMbH1nGIY

「No Matter」
跳ねたビートと哀愁ヴォーカルの組み合わせが独特の雰囲気を醸し出します。

「Pour Your Love Down」
ヴォーカルの良さをそのまま活かしたオーセンティックなバラード。ジワジワと盛り上がっていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=EvstOaaFtlc

「If You Walk Away (Reprise)」
「If You Walk Away」のリプライズ。

このグループ名を聞くと、マーティン・スコセッシ監督、レイ・リオッタロバート・デ・ニーロジョー・ペシ出演の映画『グッドフェローズ (Goodfellas) 』(1990年)を思い出しますね。いい映画だったなぁ。
posted by ez at 01:23| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする