2021年07月17日

Jimmy Messina『Oasis』

南国ムードのAOR名盤☆Jimmy Messina『Oasis』

発表年:1979年
ez的ジャンル:AOR系男性シンガー・ソングライター
気分は... :梅雨明け!

今回はLoggins & Messinaでお馴染みのJimmy Messina(Jim Messina)の初ソロ・アルバム『Oasis』(1979年)です。

60年代前半のJim Messina & His Jestersに始まり、伝説のグループBuffalo Springfield、Richie Furayらと組んだPoco、そして、Kenny Logginsとのデュオ、Loggins & Messinaとキャリアを積んできたJimmy Messina(Jim Messina)(1947年カリフォルニア生まれ)。

そんな彼がLoggins & Messina解散後にリリースした初ソロ・アルバムが本作『Oasis』(1979年)です。

AOR名盤としてお馴染みの1枚ですね。

プロデュースはJimmy Messina自身。

レコーディングにはJimmy Messina(vo、g)、Wayne NelsonLittle River Band)(b、back vo)、Tony Moreno(ds、timbales)、Jim Studer(key、syn、back vo)、 Tony Barbetta(syn)、Milt Holland(per)、Craig Thomas(ts、as、fl、cla、back vo)、Jeff Elliott(tp、flh、tb)といったミュージシャンが参加しています。

アルバム全体としては、ラテン・タッチのライト・フュージョン調サウンドが心地好いサマー・モードの1枚に仕上がっています。

AOR名曲「Seeing You (For The First Time)」をはじめ、南国ムードの開放的な「New And Different Way」、ライト・フュージョンなメロウ・ダンサー「Do You Want To Dance」、サマー・モードのライト・フュージョン「Love Is Here」、ラテン・フレイヴァーのメロウ・グルーヴ「Waitin' On You」、AORなメロウ・ミディアム「(Is This) Lovin' You Lady」など充実の全9曲です。

梅雨が明け、夏本番となった今の時期にピッタリな1枚です。

全曲紹介しときやす。

「New And Different Way」
Jimmy Messina作。南国ムードの開放的なメロウ・チューンがオープニング。ラテン・タッチのライト・サウンドとMessinaのリラックスしたヴォーカルがよくフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=58hwPep1WRc

「Do You Want To Dance」
Craig Thomas/Jimmy Messina作。ライト・フュージョンな疾走感が心地好いメロウ・ダンサー。サマー・モードにフィットする1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=g9aIdzcEXck

「Seeing You (For The First Time)」
Jimmy Messina作。映画『なんとなく、クリスタル』(1981年)サントラにも収録されたAOR名曲。正にクリスタルなメロウ・ミディアムです。少し抑えたトーンのロマンティック感覚がいいですね。Messina本人のギターやCraig Thomasのサックスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=SM1LvtASkeo

「Free To Be Me」
Dominic Camardella/Jeff Elliott/Jimmy Messina作。開放的なメロウ・ポップ。ジャケそのままの夏の日差しを思い切り浴びている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gguC28KzlmQ

「Talk To Me」
Jimmy Messina作。ギターとパーカッションのみのシンプルなバッキングが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=PSyRWtAtU5I

「Love Is Here」
Craig Thomas/Jimmy Messina作。サマー・モードのライト・フュージョンといった趣の仕上がり。ブラジリアン・メロウ・グルーヴとセットで聴いてもフィットしそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=cM59GNjc6e0

「Waitin' On You」
Craig Thomas/Jimmy Messina作。ラテン・フレイヴァーを効かせたメロウ・グルーヴ。この曲もサマー・モードを盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=VbI3iXTjuc0

「(Is This) Lovin' You Lady」
Jimmy Messina作。AOR好きは気に入るであろうメロウ・ミディアム。「Seeing You (For The First Time)」と同じく少し抑えたトーンがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=04_Qnrbm6r4

「The Magic Of Love」
Jimmy Messina作。ラストは7分半の長尺。南国バカンス・ムードに浸りながらアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=XOCL_eeTr6c

Jimmy Messina(Jim Messina)の他のソロ・アルバムもチェックを!

『Messina』(1981年)


『One More Mile』(1983年)


『Watching the River Run』(1996年)
posted by ez at 02:33| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする