2021年08月28日

Jo Bisso『Love Somebody』

フレンチ・ディスコの人気プロデューサー☆Jo Bisso『Love Somebody』

発表年:1977年
ez的ジャンル:フレンチ・ディスコ
気分は... :悩殺!

今日は70年代ディスコ作品からJo Bisso『Love Somebody』(1977年)です。

Jo Bissoは、フランスを拠点に活動していたカメルーン出身のプロデューサー。

当ブログでは約2か月前に彼が仕掛け人のディスコ・プロジェクト作品、Venise『The Best Disco In The City』(1978年)を紹介しています。

彼自身の名義でも『Dance To It』(1976年)、『Disco Amour, Tonight』(1976年)、『Love Somebody』(1977年)、『The Best Disco In The City』(1978年)、『Mademoiselle』(1978年)といったアルバムをリリースしています。

本作『Love Somebody』は、1977年にフランスのMercuryからリリースされ、1978年にT.K.傘下のMarlinからUSリリースされました。

プロデュース、アレンジはJo Bisso自身。
ソングライティングもすべてJo Bissoによるものです。

レコーディングにはVeniseにも参加していたLinda HerdersonSharon Criswell、さらにはClaudia FerrarTina Kleinといった女性シンガーが参加しています。

ハイライトはフレンチ・ディスコ・ブギーなタイトル曲「Love Somebody (Part 1)」。Jo Bissoのフレンチ・ディスコ・ワールドを満喫できます。

それ以外であれば、Claudia Ferrarがリード・ヴォーカルをとる「Your Love」「Let's Keep It Together」もおススメです。

悩殺モードのフレンチ・ディスコを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Love Somebody (Part 1)」
本作のハイライトとなるタイトル曲。フレンチ・ディスコ・ブギーは10分半超の長尺トラック。VeniseのLinda HerdersonとSharon Criswellが女性ヴォーカルです。シンセの音色の妖しげな華やかさと、振り切ったアッパーなグルーヴ感がたまりません。途中のパーカッション・ブレイクも強烈ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=qWyn58L4sZI

「Love Somebody (Part 2)」
「Love Somebody」のパート2。パート1からガラリと変わって、セクシーな男女の会話を織り交ぜた、チークタイム・モードの妖艶バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=3ekWedm3658

「Your Love」
Claudia Ferrarがリード・ヴォーカルをとる妖艶なファンキー・ダンサー。ワウ・ギターと格好良いベースラインらが織り成すファンクネス、控えめなパーカッション・ブレイクが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=Mdabq_D7KF4

「Let's Keep It Together」
Claudia Ferrarの可憐なヴォーカルにサックスが絡むメロウ・ダンサー。儚い雰囲気がフレンチっぽくていいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=B9zAtMP7JYw

「Thank You Baby」
ラストはClaudia Ferrarが切々と歌い上げるメロウ・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=q1ScYDl2sOk

未聴の方はVenise『The Best Disco In The City』(1978年)もチェックを!

Venise『The Best Disco In The City』(1978年)
posted by ez at 03:21| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする