ゴスペル仕込みの女性アーバン・ソウル☆
Genobia Jeter『Genobia』♪


発表年:1986年
ez的ジャンル:ゴスペル出身系N.Y.アーバン・ソウル
気分は... :行雲流水・・・
ゴスペル仕込みのアーバン・ソウル・アルバム
Genobia Jeter『Genobia』(1986年)です。
Genobia JeterはワシントンD.C.出身の女性ゴスペル/ソウル・シンガー。
Savoy Recordsと契約し、
『Heaven』(1980年)、
『Things Have Got to Get Better』(1981年)という2枚のゴスペル・アルバムをリリース。その後、RCAからリリースしたソウル・アルバムが本作
『Genobia』(1986年)です。
プロデュースは
Hubert Eaves III、
Robert Byron Wright、
Wayne Brathwaite、
Lesette Wilson、
Meli'sa Morgan。
アルバムには後に夫となる男性ソウル・シンガー
Glenn Jonesが4曲で参加し、さらにソングライティングにも関与しています。
それ以外に
Doc Powell(g)、
Edward Moore(g)、
Howard King(ds)、
V.Jefrey Smith(
The Family Stand)(back vo)、
James "D-Train" Williams(back vo)、
Cindy Mizelle(back vo)、
Audrey Wheeler(back vo)等のミュージックが参加しています。
Glenn Jonesとのデュエット
「Together」、
「All Of My Love」というシングルにもなったバラード2曲がハイライト。
アーバン・ソウル好きには
「Blessing In Disguise」、
「Sunshine」もオススメ。
Hubert Eaves III/
James "D-Train" Williams絡みの
「Peace Of Mind」と
「I Just Want What's Mine」、クラブプレイを意識した
「We Got Love」といったダンサブル・チューンも悪くありません。
ゴスペル仕込みのGenobiaのヴォーカルとアーバンなメロウ・サウンド/エレクトリック・ファンクが調和した充実作です。
全曲紹介しときやす。
「Sunshine」Wayne Brathwaiteプロデュース。80年代半ばらしいサウンド・プロダクションによるアーバン・ソウルがオープニング。ブラコン好きの人は気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=1ttQoWp-W04「Peace Of Mind」Hubert Eaves IIIプロデュース。Hubert Eaves III/
James "D-Train" Williams作&アレンジ。打ち込みサウンドによるエレクトリック・ファンク調のアーバン・ディスコ・ブギー。
"D-Train" 好きの人は気に入るのでは?
Glenn Jonesがバック・ヴォーカルで参加。
https://www.youtube.com/watch?v=Kr1HC8Ymb70「Together」Robert Byron Wrightプロデュース。
Glenn Jonesとのデュエット。シングルにもなった本作のハイライト。Jon Lind/Martin Pageというヒット・メイカー・コンビによるソングライティングも強力です。良い楽曲、良いヴォーカルが揃った感動的なラブ・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=uJBMwmXlrIo「Blessing In Disguise」Wayne Brathwaiteプロデュース。Mark Riveraのムーディーなサックスと共に始まるアーバン・メロウ・ソウル。
Glenn Jonesがバック・ヴォーカルで参加。
https://www.youtube.com/watch?v=sFlY0Rltank「I Just Want What's Mine」Hubert Eaves IIIプロデュース。Hubert Eaves III/
James "D-Train" Williams作&アレンジ。Genobiaの躍動するヴォーカルと打ち込みダンサブル・サウンドが意外とマッチしています。Ed "Tree" Mooreのギターも効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=bS5L4K2gQGA「We Got Love」Robert Byron Wrightプロデュース。
Glenn Jonesもソングライターの一人として名を連ねています。クラブプレイを意識したアンダーグラウンド感のあるダンサブル・チューン。これがなかなかクセになります。
https://www.youtube.com/watch?v=0GZAkrApIFQ「All Of My Love」Lesette Wilson/Meli'sa Morgan作&プロデュース。この曲もシングルになりました。クワイエット・ストームな魅力があるミディアム・バラード。ゴスペル仕込みのGenobiaのヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=Ux1Qvscf9pMMndsgn「SPCURRY」のサンプリング・ソースとなっています。
Mndsgn「SPCURRY」 https://www.youtube.com/watch?v=kI3jaYxcXQg「Take A Look」Robert Byron Wrightプロデュース。
Aretha Franklinのカヴァー。オリジナルは『Soul Sister』(1966年)収録。ラストはゴスペル・フィーリングたっぷりに締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Dh4JizIOQIsあっという間に11月・・・
ずるずるいかずに、日々を丁寧に過ごそう!