2021年11月21日

Silk Sonic『An Evening With Silk Sonic』

Bruno Mars/Anderson .Paakによるスーパー・プロジェクト☆Silk Sonic『An Evening With Silk Sonic』

発表年:2021年
ez的ジャンル:70年代オマージュ系ソウル/ファンク
気分は... :グッド・ヴァイヴ!

新作からBruno MarsAnderson .Paakという旬なアーティスト二人によるスーパー・プロジェクトSilk Sonicのデビュー・アルバム『An Evening With Silk Sonic』です。

Bruno MarsAnderson .Paakについて、これまで当ブログで紹介した作品は以下のとおり。

Bruno Mars
 『Doo-Wops & Hooligans』(2010年)
Anderson .Paak
 『Venice』(2014年)
 『Malibu』(2016年)
 NxWorries『Yes Lawd!』(2016年)
 『Oxnard』(2018年)
 『Ventura』(2019年)

当ブログで扱うにはメジャーすぎる気もしますが、Anderson .Paakは当ブログでずっとフォローしてきたアーティストなので、取り上げることにしました。何より肝心の音がモロに僕の好みだったので・・・

アルバムは70年代ソウル/ファンク愛に満ちたオマージュ的な1枚に仕上がっています。

メイン・プロデュースはBruno MarsD'Mile
それ以外にThe Stereotypesが加わったトラックも1曲あります。

Bruno Mars(vo、g、congas、per、sitar)、Anderson .Paak(vo、ds)以外に、Thundercat(b、vo)、Bootsy Collins(vo)がフィーチャリングされ、Babyface(back vo)、Brody Brown(b)等のミュージシャンが参加しています。

メンバー、プロデューサー等以外に、Big SeanJames Fauntleroy、新鋭ジャズ・デュオDOMi & JD Beckがソングライティングに参加しています。

また、Larry Goldがストリングス・アレンジを手掛けています。

既にシングル・ヒットした「Leave The Door Open」「Skate」「Smokin Out The Window」をはじめ、70年代ソウル/ファンクへのオマージュに徹した全9曲約32分。

変にオリジナリティを出し過ぎない点や、長すぎないコンパクトさも含めて、スーパー・プロジェクトらしいお祭り感のある1枚なのがいいですね。

誰もが楽しめるグッド・ヴァイヴを満喫しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Silk Sonic Intro」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。Bruno Marsらしいポップ・センスが発揮されたアルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=xA5hlB6bScc

「Leave The Door Open」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。USチャート、同R&Bチャート共にNo.1となった大ヒット・デビュー・シングル。このスーパー・プロジェクトの名刺代わりのソウル・バラード。70年代スウィート・ソウルのオマージュですが、AメロはAnderson .Paakらしい雰囲気を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=adLGHcj_fmA

「Fly As Me」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。ソングライティングにはBig Sean、James Fauntleroyも名を連ねます。Anderson .Paakのラップ調ヴォーカルがフィットする、ドライヴ感が格好良いファンク・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=2x2ZbherL-8

「After Last Night」
Bruno Mars/D'Mile/The Stereotypesプロデュース。Thundercat/Bootsy Collinsをフィーチャー。僕好みのメロウ・ソウルで楽しませてくれます。オーセンティックな雰囲気ながらも、BootsyのヴォーカルやBruno Marsのギター・ソロのアクセントが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=-cy_tDQPXHk

「Smokin Out The Window」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。3rdシングルとして、USチャート第8位、同R&Bチャート第2位のヒットとなりました。70年代ソウルへのオマージュ感たっぷりのミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=GG7fLOmlhYg

「Put On A Smile」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。Babyfaceがソングライティング&バック・ヴォーカルで参加。どこかで聴いたことがあるようで、ビミョーにズラすセンスが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=5twpnDFJpxo

「777」
Bruno Marsプロデュース。開放的なファンキー・グルーヴ。70年代モードながらもBruno Marsらしさ、Anderson .Paakらしさも上手く溶け込ませている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=MfpFNRO_hGY

「Skate」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。「Leave The Door Open」に続く2ndシングル。USチャート第14位、同R&Bチャート第4位のヒットとなりました。Bruno Marsらしいセンスが発揮されたメロウなポップ・ソウルに仕上がっています。Larry Goldが指揮するストリングスも盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=GG7fLOmlhYg

「Blast Off」
Bruno Mars/D'Mileプロデュース。ラストもオマージュ感たっぷりのミディアム・バラードで締め括ってくれます。オーセンティックな雰囲気の中で、Bruno Marsのロッキン・ギターが目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=zJkr7T4KUIY

Bruno MarsおよびAnderson .Paakの他作品も合わせてどうぞ!

Bruno Mars『Doo-Wops & Hooligans』(2010年)


Bruno Mars『Unorthodox Jukebox』(2012年)


Bruno Mars『XXIVK Magic』(2016年)


Anderson .Paak『Venice』(2014年)
Venice

Anderson .Paak『Malibu』(2016年)
MALIBU [国内仕様盤 / 帯・解説付き](ERECDJ218)

NxWorries『Yes Lawd!』(2016年)
Yes Lawd!

Anderson .Paak『Oxnard』(2018年)
OXNARD

Anderson .Paak『Ventura』(2019年)
Ventura
posted by ez at 03:26| Comment(2) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする