2022年05月22日

Leonardo Marques『Flea Market Music』

ノスタルジックな最新作☆Leonardo Marques『Flea Market Music』

発表年:2022年
ez的ジャンル:ミナス系男性シンガー・ソングライター
気分は... :レイドバック・・・

新作からブラジル男性SSW作品、Leonardo Marques『Flea Market Music』です。

かつてはロック・バンドDieselUdoraでギタリストしても活動していた、ブラジル、ミナス・ジェライス州出身の男性シンガー・ソングライターLeonardo Marquesの紹介は、『Curvas, Lados, Linhas Tortas, Sujas E Discretas』(2015年)に続き2回目となります。

最新作『Flea Market Music』は、ジャケ・デザインそのままにノスタルジックなムードに包まれています。

ちなみにジャケのアートワークは、当ブログでも紹介したShuggie Otis『Inspiration Information』(1974年)へのオマージュらしいです。
Shuggie Otis『Inspiration Information』(1974年)
インスピレーション・インフォメーション(期間生産限定盤)

プロデュース&ソングライティングはLeonardo Marques

レコーディング・メンバーはLeonardo Marques(vo、g、b、per、p、el-p、syn、mellotron、mestro rhythm king)以下、Pedro Hamdan(ds)、Felipe Continentino(ds)、Joao Machala(tb)、Felipe D’Angelo(p)、Rodrigo Garcia(cello)、Yannick Falisse(spoken word)、Yohei(vo、mandolin、banjo、marimba)。

シブめですが、独特のノスタルジック&レイドバック&サウダージな音世界に魅了されます。アイランド・ミュージック的な音や、乾いたデザート・ミュージック的な音があるのも僕好みです。

あまりブラジル音楽を聴かない人でも、このセピア色感覚のレイドバック・サウンドにハマるのでは?

全曲紹介しときやす。

「Compasso do Desassossego」
メランコリック&ノスタルジックなオープニング。本作らしいセピア感覚の哀愁メロウな音世界を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=_gs-WuoRBvE

「Imperfeita Exatidao」
しみじみとしたレイドバック感覚が心に染み入る1曲。都会の喧噪を忘れて、ゆったりとした時間を過ごせませす。
https://www.youtube.com/watch?v=sIuV7VMijNQ

「Do Chao ao Ceu」
インディー・ポップ×レイドバック×サウダージといった雰囲気のメロウ・ポップ。ハワイアンAOR好きの人あたりも気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=-rGd8lbmALo

「Tall, Tan and Young」
Yoheiをフィーチャー。バカンス・モードのアイランド・ミュージックとしても楽しめそうな1枚。晴れた日のお昼ねモードにもフィットしそう・・・
https://www.youtube.com/watch?v=rvSj3XiZI0E

「Anos Raros」
セピア色のノスタルジック・ワールドに癒される1曲。この懐かしい気分がたまりません。終盤はチェロが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Fm9Z4S8FAho

「Evaporou」
僕好みのデザート・ミュージック。この乾いた感覚がいいですね。ノスタルジックなギターにメロウ・エレピのアクセントが加わっているのが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=gzmEC8yinug

「Pouco a Pouco」
Yannick Falisseのスポークン・ワードをフィーチャー。ビター&スウィートな魅力を持った1曲。ここでも少し乾いたサウダージ感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=pYAP50SyVHM

「Nas Águas de um Sonho」
セピア感覚のアコースティック・メロウ。バンジョー、マンドリンのアクセントもグッド!アイランド・ミュージックとしても楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=Sbd7-8a9IUE

「Em Meio a Timidez」
ラストはピースフルなメロウ・チューンで締め括ってくれます。時間がゆっくり流れていく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=FH52bS42uQQ

Leonardo Marquesの他作品もチェックを!

『Dia e Noite no Mesmo Ceu』(2012年)


『Curvas, Lados, Linhas Tortas, Sujas E Discretas』(2015年)
クルヴァス、ラードス、リーニャス・トルタス、スージャス・イ・ヂスクレタス(CURVAS, LADOS, LINHAS TORTAS, SUJAS E DISCRETAS)

『Early Bird』(2018年)
posted by ez at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする