2022年06月17日

『今の気分は...2022年6月17日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は2000年カテゴリーからアングラ・ジャジー&メロウHip-Hop10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Nicolay & Kay「Through the Wind」
https://www.youtube.com/watch?v=rzG8VyORkfE
From 『Time:Line』(2008年)


Othello「Elevator Music」
https://www.youtube.com/watch?v=ySKfazgll9c
From 『Elevator Music』(2005年)


The Good People「Negative Principles」
https://www.youtube.com/watch?v=8qO9vXINUEo
From 『The Good People』(2006年)
ザ・グッド・ピープル

Kero One「In All The Wrong Places(New 12" Version)」
https://www.youtube.com/watch?v=WDRiXgUz1ew
From 『Kero One Presents:Plug Label』(2007年)


Strange Fruit Project「Special」
https://www.youtube.com/watch?v=p3HZnHlHICs
From Strange Fruit Project『The Healing』(2006年)


Choice37「Take Your Time」
https://www.youtube.com/watch?v=zhG9Eo-hnq0
From 『Diligence』(2007年)


The Residents「Do Your Thing」
https://www.youtube.com/watch?v=rUjtq64b4zY
From 『Open House』(2009年)


The Sound Providers「5 Minutes」
https://www.youtube.com/watch?v=7SdTpYQ870k
From 『An Evening With The Sound Providers』(2004年)


Freddie Joachim「24 Hours 7 Days」
https://www.youtube.com/watch?v=ue9RHe05Hf4
From 『In With Time』(2008年)
イン・ウィズ・タイム

Lightheaded「Pure Thoughts」
https://www.youtube.com/watch?v=i_JlHSLugis
From 『Pure Thoughts』(2002年)
PURE THOUGHTS
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2022年06月15日

Shalamar『Three for Love』

Shalamarらしさに溢れた4th☆Shalamar『Three for Love』

発表年:1980年
ez的ジャンル:Solar系ソウル/ファンク
気分は... :エラン・ビタール!

今回はダンス・クラシック「A Night to Remember」で知られるR&BグループShalamar『The Look』(1980年)です。

80年代R&B/Soulファンには欠かせない重要レーベルSolarLakesideDynastyMidnight StarThe WhispersKlymaxx等と並びSolarを代表するアーティストであるShalamar

これまで当ブログで紹介したShalamar作品は以下の3枚。
 『Big Fun』(1979年)
 『Friends』(1982年)
 『The Look』(1983年)

4thアルバムとなる本作『The Look』(1980年)は、Solarからの第2弾アルバム。前作『Big Fun』(1979年)からの大ヒット・シングル「The Second Time Around」の成功で自信を持ったHoward HewettJody WatleyJeffrey Danielという最強布陣のメンバー3名が、その魅力を存分に発揮した充実作です。

アルバムはUSアルバム・チャート第40位、同R&Bアルバム・チャート第8位となっています。

Solarのレーベル・メイトであるDynastyLakesideのメンバーがソングライティング面で大きく貢献し、演奏にも参加しています。

まずは軽快なモダン・ソウル「Full of Fire」、ヒットしたモダン・ディスコstrong>「Make That Move」、Babyfaceのリメイクでもお馴染みの「This Is for the Lover in You」というシングル・カットされた3曲ですかね。

シングル曲以外にも、「Attention to My Baby」「Some Things Never Change」「Work It Out」「Pop Along Kid」といった曲ではSolar作品らしい華やかなダンス・サウンドを満喫できます。

また、Howard Hewettがリードをとる魅惑のソウル・バラード「Somewhere There's a Love」も悪くありません。

80年代らしいSolarのダンス・ワールドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Full of Fire」
Jody Watley/Joey Gallo/Richard Randolph作。シングルにもなったオープニング。Jody Watleyのキュート・ヴォーカルとHoward Hewettの魅惑のファルセットのツイン・リードによる軽快なモダン・ソウルです。Shalamarらしさ全開の1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=iANN8DiDoys

DJ Mehdi「Have Fun」、Vantage「Came Into My Life」のサンプリング・ソースとなっています。
DJ Mehdi「Have Fun」
 https://www.youtube.com/watch?v=afc-wVz_kX0

「Attention to My Baby」
William Shelby/Kevin Spencer/Wardell Potts作。Howard Hewettがリードをとるアーバン・ディスコ。思わずハンド・クラップしてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=OdrUjWKDfck

「Somewhere There's a Love」
Otis Stokes/William Shelby/Ernest "Pepper" Reed作。Howard Hewettがリードをとる魅惑のソウル・バラード。Poptart「PeteMorning Blunt」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dHSgT5R5bPA

「Some Things Never Change」
William Shelby/Dana Meyers作。これも大好き!100%Solar印のアーバンなモダン・ディスコ。華やかなホーン・サウンドや格好良いFoster Sylversのベース・ラインもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=FAobKcltgZQ

Mike 303「Things Never Change」のサンプリング・ソースとなっています。
Mike 303「Things Never Change」
 https://www.youtube.com/watch?v=uioO5Lgb-xI

「Make That Move」
Kevin Spencer/William Shelby/Ricky Smith作。シングルとしてUS R&Bチャート第6位となったヒット・シングル。Solarサウンドを満喫できるモダン・ディスコ。80年代らしい華やかな雰囲気のダンス・サウンドはモロに僕好み。Three Times Dope「Make Dat Move」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=-VVaJYiOR2c

「This Is for the Lover in You」
Howard Hewett/Dana Meyers作。シングルとしてUS R&Bチャート第17位となっています。今日的に本作のハイライトはコレでしょうね。メロウ・クラシックとしての人気を不動にしている素敵なスロウです。Howard Hewettのシンガーとしての魅力を存分に堪能できます。80年代ならではのアーバン・ナイトな雰囲気がサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=UMxxBvGac1A

本曲といえば、大ヒットしたBabyfaceのリメイクも有名ですね。LL Cool Jをフィーチャーし、Jody WatleyJeffrey Danielという本家メンバーも参加したことでも話題になりました。
Babyface feat. LL Cool J「This Is for the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=R0QtanYBHA0
また、Howard Hewettもアルバム『It's Time』でセルフ・カヴァーしています。それ以外にGerald Albright、Frank Hatchettがカヴァーしています。
Howard Hewett「For the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=z3YvHb_cvZI
Gerald Albright「This Is for the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=ow_t72ME8YE
Frank Hatchett「This Is for the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=XJgVSGJAtYA

定番サンプリング・ソースとしても大人気です。Grand Puba「Reel to Reel」、Mackadelics「Power of a Playa」、Simply Mac-N「Lover in You」、A+「All I See」、Compton's Most Wanted「Can I Kill It?」、WC and the Maad Circle「The Creator」、Paula Perry feat. Brian McKnight and Q45「Ghetto Vows」、Ground Floor「For the Hustler in You」、Junkies「What's Going on (Remix)」、Messy Marv「Player in You」、Master P「Mama Raised Me」、II Tru「Shyste」、Daz Dillinger feat. Jagged Edge and Jermaine Dupri「Party People」、Too Short「What She Gonna Do?」、Paul Wall「Swangin in the Rain」、Papa Reu feat. YZ and Gemini「Hold On」、Chalie Boy「Ridin' Slabs 4 Ever」、Torae feat. Phonte and Yahzarah「This Is」、Kenny Lattimore「Real Love This Christmas」、G Soave feat. Emis Killa「Tra Cemento E Club」、Horseshoe G.A.N.G.「I'm on My Grown Up」、Slow Pain「Player in You」等のサンプリング・ソースとなっています。
Grand Puba「Reel to Reel」
 https://www.youtube.com/watch?v=S_XAERbSN6A
Mackadelics「Power of a Playa」
 https://www.youtube.com/watch?v=7rr1EcLZvtA
Simply Mac-N「Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=73hWSfWSLGw
A+「All I See」
 https://www.youtube.com/watch?v=_PIyd22iA8o
WC and the Maad Circle「The Creator」
 https://www.youtube.com/watch?v=UzW33uCdUCI
Paula Perry feat. Brian McKnight and Q45「Ghetto Vows」
 https://www.youtube.com/watch?v=kXQLKI2w8Oo
Ground Floor「For the Hustler in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=DJn0JFcYq70
Junkies「What's Going on (Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=GyQKwyNfj8k
Messy Marv「Player in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=WmcTXYYXRCw
Master P「Mama Raised Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=_gIYL_8LujU
II Tru「Shyste」
 https://www.youtube.com/watch?v=FfqZz9PI28k
Daz Dillinger feat. Jagged Edge and Jermaine Dupri「Party People」
 https://www.youtube.com/watch?v=o7fjUm5CKrc
Too Short「What She Gonna Do?」
 https://www.youtube.com/watch?v=3tPK8_UnV2s
Paul Wall「Swangin in the Rain」
 https://www.youtube.com/watch?v=umhdjWZOD98
Papa Reu feat. YZ and Gemini「Hold On」
 https://www.youtube.com/watch?v=EiCU_l-o8qM
Chalie Boy「Ridin' Slabs 4 Ever」
 https://www.youtube.com/watch?v=KpOaTl50864
Torae feat. Phonte and Yahzarah「This Is」
 https://www.youtube.com/watch?v=cQ7ZqL4D278
Kenny Lattimore「Real Love This Christmas」
 https://www.youtube.com/watch?v=zj8tf_w-dPQ
G Soave feat. Emis Killa「Tra Cemento E Club」
 https://www.youtube.com/watch?v=AgKF_2rJ-LA
Horseshoe G.A.N.G.「I'm on My Grown Up」
 https://www.youtube.com/watch?v=MKkLF2qew1g
Slow Pain「Player in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=bNysQ1nwA_g

「Work It Out」
Jody Watley/Nidra Beard作。若きJody Watleyのキュートな魅力が弾ける素敵なモダン・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=56fFKoAaS48

「Pop Along Kid」
Jeffrey Daniel/Howard Hewett/Nidra Beard作。Jeffrey Danielがリード・ヴォーカル。甘く妖しげな雰囲気のディスコ・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=PJ_czyiQ_AQ

Def Dames「The King of Romance」のサンプリング・ソースとなっています。
Def Dames「The King of Romance」
 https://www.youtube.com/watch?v=lNJoHO-0too

私の保有する国内盤再発CDには、「Full of Fire (Single Version)」「Make That Move (Single Version)」「This Is for the Lover in You (Single Version)」の3曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

Shalamarの他作品もチェックを!

『Uptown Festival』(1977年)
Uptown Festival

『Disco Gardens』(1978年)


『Big Fun』(1979年)
Big Fun

『Go for It』(1981年)
Go for It

『Friends』(1982年)
フレンズ

『The Look』(1983年)
Look

『Heartbreak』(1984年)


『Circumstantial Evidence』(1987年)
CIRCUMSTANTIAL EVIDENCE

『Wake Up』(1990年)
Wake Up
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2022年06月12日

Rema『Rave & Roses』

アフロビーツの若きスター、待望のデビュー・アルバム☆Rema『Rave & Roses』

発表年:2022年
ez的ジャンル:ナイジェリア産アフロビーツ/アフロレイヴ
気分は... :アフロビーツの心地好さ!

新作からナイジェリアの若きスターのデビュー・アルバムRema『Rave & Roses』です。

Rema(本名:Divine Ikubor)は、2000年生まれのナイジェリア人シンガー/ラッパー。"アフロポップ・プリンス"と称されるアフロビーツ(Fela Kutiのアフロビートとは異なります)の若きスターです。Rema本人は自身の音楽スタイルを"アフロレイヴ"と形容しているようです。

1stEP「Rema」(2019年)の収録曲「Iron Man」が、元アメリカ大統領、バラク・オバマのプレイリストにピックアップされたことで、USシーンでも注目され、同じく「Rema」の収録曲「Dumebi」DrakeRihannaのお気に入り曲として紹介されました。
Rema「Iron Man」
https://www.youtube.com/watch?v=EJIDnsi7r8o
Rema「Dumebi」
https://www.youtube.com/watch?v=zUU1bIWpH5c

その後もAluna & Kaytranada「The Recipe」、スパニッシュ女性シンガーBad Gyal「Warm Up」にフックアップされるなど、ワールド・ワイドな活動も展開し、今年に入ると、UKの人気女性シンガーFKA Twigsの最新作『Caprisongs』(2022年)収録曲「Jealousy」でフィーチャリングされています。
Aluna & Kaytranada feat. Rema「The Recipe」
 https://www.youtube.com/watch?v=sP0gfBWljU4
FKA Twigs feat. Rema「Jealousy」
 https://www.youtube.com/watch?v=BFrp8gPLObQ

そんな"アフロポップ・プリンス"の1stアルバムとなるのが本作Rema『Rave & Roses』です。

アルバムにはUS R&BスーパースターChris Brown、USラッパー/シンガー6LACK、ロンドン・グライム・シーンを牽引するMC AJ Tracey、フレンチ黒人女性シンガーYseultがフィーチャリングされています。

きっとHip-Hop/トラップが好きな人にフィットするダンス・ミュージック中心のアルバムと予想していましたが、良い意味で期待を裏切られました。そもそも僕自身がアフロビーツという音楽スタイルを少し誤解していたことにも起因するのですが・・・

僕の予想以上に、Remaのヴォーカルを中心とした、メロウ&メロディアスな味わいのアルバムに仕上がっています。ただし、メロディアスといってもビートはしっかり効かせているので、哀愁メロウでも軽やかに聴かせてくれる点が魅力です。これはアフロビーツ全般に言えることだと思いますが・・・

これから夏にかけて、益々フィットしそうな1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Divine」
哀愁メロウのオープニング。哀愁モードでもビートが軽やかなので、ジメジメし過ぎていないのが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZSVMnMBDT5w

「Hold Me」
6LACKをフィーチャー。美しいオーケストレーションと共に始まる哀愁メロウ。夢のなかを彷徨っているような雰囲気があります。
https://www.youtube.com/watch?v=H62woFwQ8dM

「Dirty」
ムーディーなサックスのせいもあり、バカンス/トロピカル・モードを感じるメロウ・チューン。リラックスした気分になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Rs-uSNj3R4Y

「Calm Down」
軽快なビートながらも、大らかなラブリー・ムードが漂う1曲。無理やり上げるのではなく、自然と気分が上がってくる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=CQLsdm1ZYAw

「Soundgasm」
抑えたトーンのミステリアスな仕上がり。余白を残した音作りが功を奏しています。
https://www.youtube.com/watch?v=nrTkERuwdCc

「Time N Affection」
Chris Brownをフィーチャー。USメジャーR&B・ミーツ・アフロビーツな堂々とした仕上がり。アフロビーツに馴染みがない人は、これ位から入るのが丁度いいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=hQaE59V39_s

「Jo」
アフロビーツなビートとギターの音色が織り成す哀愁メロウ・ワールドが心地よい1曲。サンセット・モードなアフロビーツって感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=yU6VHkIs21Q

「Mara」
Remaの優しい語り口と、温かみのあるサウンドが相まってジェントルな雰囲気を醸し出します。アフロビーツを意識せずとも楽しめる、美しく感動的な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=s-UCtsItn9E

「Love」
僕好みのオートチューンによるメロウR&B。シンプルながらも、余韻を計算したサウンド・クリエイトにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=6Hqa8H1Ls4c

「Addicted」
一気にエレクトロニクス色を強めたサウンドが印象的なメロウ・チューン。フューチャリスティックな雰囲気はアルバムのいいアクセントになっています。個人的には、このタイプがあと1〜2曲あっても良かったかな?
https://www.youtube.com/watch?v=HL3YlgwgFEE

「Are You There?」
ダンス・ミュージックとしてのキャッチーなアフロビーツという点では本トラックがよくフィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=Dw9VhFMOIIY

「FYN」
AJ Traceyをフィーチャー。僕の予想に反して、メロウネスたっぷりのな仕上がり。でも大好きなトラックです。一方で、この顔合わせならば、グライム色を織り交ぜたトラックでも面白かった気もしますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=gTTsxSoYEFs

「Oroma Baby」
甘く危険な香りのするサマー・ビーチ・モードのアフロビーツって雰囲気です。妖しげなミステリアス感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=AD65ycRvD04

「Carry」
軽快ながらも哀愁モードの本作らしい1曲。ダンサブルなビートを強調しすぎず、あくまでRemaのヴォーカルを下支えしているのが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=M61ByppoL8w

「Wine」
Yseultをフィーチャー。あまり音を詰め込みず、ビートの余白のあるパルス感と霞のかかったような哀愁サウンドがRemaのヴォーカルを引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=UkLEZOJYzwM

「Runaway」
ラストはストリングスを配した美しいメロウ・チューンで締め括ってくれます。適度なパーカッシヴ感とストリングス、メロウ・ギターのバランスが絶妙なサウンドが、Remaのジェントル・ヴォーカルに寄り添います。
https://www.youtube.com/watch?v=R2QhlEL-Q7Q

アフロビーツについては、まだまだ不勉強ですが、サマー・モードの音としてフィットしそうなので、もう少しチェックしてみたいと思います。
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2022年06月10日

『今の気分は...2022年6月10日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は70年カテゴリーからアーバンな10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Webster Lewis「Do It With Style」
https://www.youtube.com/watch?v=kTLbyJFNw_g
From 『On The Town』(1976年)
On the Town

James Mason「Good Thing」
https://www.youtube.com/watch?v=tCJiTfCbP94
From 『Rhythm Of Life』(1977年)


Bill Withers「I Want To Spend The Night」
https://www.youtube.com/watch?v=tpw4AiLW2lY
From 『Menagerie』(1977年)


Stephanie Mills「What Cha Gonna Do with My Lovin'」
https://www.youtube.com/watch?v=Vj6uIiWj4m8
From 『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)
ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・ウィズ・ラヴィン

Faze-O「You And I (Belong Together) 」
https://www.youtube.com/watch?v=V4Ds2pLb1dg
From 『Riding High』(1977年)
RIDING HIGH

Linda Williams「Our Song」
https://www.youtube.com/watch?v=YO1vv8d6xyM
From 『City Living』(1979年)
シティ・リヴィング

Twennynine With Lenny White「Best Of Friends」
https://www.youtube.com/watch?v=_FBeu1dT5Hw
From 『Best Of Friends』(1979年)
ベスト・オブ・フレンズ

Patrice Rushen「Givin' It Up Is Givin' Up」
https://www.youtube.com/watch?v=1GqQrqElhRo
From 『Pizzazz』(1979年)
Pizzazz

Lenny Williams「Look Up With Your Mind」
https://www.youtube.com/watch?v=gBIZtHbQIiI
From 『Choosing You』(1977年)
CHOOSING YOU: EXPANDED EDITION

Bobbi Humphrey「Lover To Lover」
https://www.youtube.com/watch?v=Rg8GTuo3oLA
From 『Tailor Made』(1979年)
テイラー・メイド(期間生産限定盤)
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2022年06月08日

Mista & Mrs. Taylor『Love Joy & Pain』

夫婦Hip-Hopデュオ☆Mista & Mrs. Taylor『Love Joy & Pain』

発表年:2008年
ez的ジャンル:夫婦Hip-Hopデュオ
気分は... :クリスチャンHip-Hop?

2000年代R&B/Hip-HopからMista & Mrs. Taylor『Love Joy & Pain』(2008年)です。

Mista & Mrs. TaylorDerekTeresaTaylor夫妻デュオ。

これまで『Love Joy & Pain』(2008年)、『Set the Atmosphere』(2009年)といったアルバムをリリースし、2019年にはEP「Still Here」をデジタル配信しています。さらに今年に入って「Sepia」をデジタル・リリースしています。

彼らの音楽はクリスチャンHip-Hopというスタイルで形容されますが、ヴォーカル多めのHip-Hopというのが僕の印象です。

4th Man Recordsからリリースされた本作『Love Joy & Pain』(2008年)は、

Daniel DavisKP(Kip Wilson)D-Low(David Lowe)Q-Bone(Quincy Wade)Len HeliegDerrick BriggsEllis Taylorがプロデューサーとして起用されています。

かなりスタイルの異なるトラックが混在しているので、アルバムに一貫性は感じませんが、反対に1枚でいろいろなスタイルを楽しめる作品ともいえます。

僕の場合、「Beautiful」「More to Life」「Ride」「One Day」といったジャジー&メロウHip-Hopトラックがお気に入り。

ピアノが印象的なHip-Hopトラック「Sunny Dayz」、ソウルフルな「Keep Ya Head UP」「Love Thang」、フューチャリスティックな「It's not Easy」も僕好み。

日本ではほとんど知名度のないユニットだと思いますが、聴いてみるとなかなか楽しめます。

全曲紹介しときやす。

「Sunny Dayz」
Daniel Davisプロデュース。ピアノが印象的なHip-Hopトラックと開放的なヴォーカル/ラップが心地よいミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=-WXQYWrUyZM

「Beautiful」
KPプロデュース。ジャジー&メロウなHip-Hopトラック。当時のアングル・ジャジーHip-Hopがお好きだった人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=94Qc5-Od2LM

「Ain't Going Back」
KPプロデュース。前トラック「Beautiful」から一転し、当時のメジャーHip-Hop寄りの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=uIsIf-vxHu0

「Keep Ya Head UP」
KPプロデュース。Teresaの華のあるヴォーカルをはじめ、ソウルフル&メロディアスな仕上がりが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=hznI5-fUD8M

「More to Life」
D-Lowプロデュース。メロウ・ギターのループが心地よいトラックをバックに、Teresaが艶やかなヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Gf_3ei4Ca6g

「Ride」
Q-Boneプロデュース。アングル・ジャジーHip-Hop好きが気に入りそうなメロウ・トラック。派手さはありませんが、グッド・ヴァイヴを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=RTB8OTlNNbM

「Love Thang」
Len Heliegプロデュース。Teresaの切々としたヴォーカルが伝わってくる哀愁ソウルフル・チューン。このユニットらしいソウルフルなヴァイヴが伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=MX5D20130yc

「One Day」
D-Lowプロデュース。ジャジーHip-Hop好きは気に入るであろうメロウ・グルーヴ。揺らめくメロウ・グルーヴとTeresaの艶やかなヴォーカルの組み合わせがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=vlYjnEcram4

「Remember Dem Day's」
KPプロデュース。DerekのラップをメインとしたHip-Hopトラック。DJ Scribeによるスクラッチや早回しが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=OAd_h7AsRZI

「Get Yo Hands Up」
Daniel Davisプロデュース。不穏な空気の漂うダークトーンのHip-Hopトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=LMCUS1Y5jDM

「Why do I do」
Derrick Briggsプロデュース。妖しげなビートが印象的なトラック。2000年代前半の音っぽいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ay_d-X0nEio

「Poppin Lids」
KPプロデュース。DJ Scribeによるスクラッチがアクセントになっている哀愁Hip-Hop。
https://www.youtube.com/watch?v=M36H0zGHICM

「Bow Down」
Ellis Taylorプロデュース。「Why do I do」と同じく妖しげなビートと妖艶なTeresaのヴォーカルが印象的なトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=cMnexzUhD0U

「It's not Easy」
Len Helieg/KPプロデュース。ラストは少しフューチャリスティックなメロウHip-Hopで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5mBAKiDdwDU

『Set the Atmosphere』(2009年)
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