2022年07月08日

『今の気分は...4Hero/Degoかな』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は4Hero/Dego関連の10トラックをセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Tek 9「Keep It Hot」
https://www.youtube.com/watch?v=9sWOK96LDrc
From 『Simply』(1999年)
Simply (+ Bonus Tracks)

4Hero「Ways Of Thought」
https://www.youtube.com/watch?v=CcTCkIrlch0
From 『Creating Patterns』(2001年)
Creating Patterns

DKD「Getaway」
https://www.youtube.com/watch?v=ZNEdtjqlZXc
From 『Future Rage』(2003年)
Future Rage

Silhouette Brown「Pain (It's Gonna Come Heavier)」
https://www.youtube.com/watch?v=2aT1KFEQP5A
From 『Silhouette Brown』(2004年)
シルエット・ブラウン

4Hero「Something In The Way」
https://www.youtube.com/watch?v=Cx_VUJn0k1U
From 『Play with the Changes』(2007年)
Play With the Changes (Dig)

2000Black「Simple Sacrifice」
https://www.youtube.com/watch?v=qnTnfp3hVo4
From 『A Next Set A Rockers』(2008年)
ア・ネクスト・セット・ア・ロッカーズ

Dego「Sparkling Minds」
https://www.youtube.com/watch?v=t3-PxTjx5IA
From 『A Wha' Him Deh Pon?』(2011年)
A Wha Him Deh Pon ?

Dego「It Don't Get No Better」
https://www.youtube.com/watch?v=nFOF1D3XPek
From 『The More Things Stay The Same』(2015年)
The More Things Stay The Same (ザ・モア・シングズ・ステイ・ザ・セイム)

Dego & Kaidi「It's All For Us」
https://www.youtube.com/watch?v=VKVkEmxvN5I
From 『A So We Gwarn』(2017年)
ソー・ウィー・グワン (SO WE GWARN)

Dego「Just Leave It」
https://www.youtube.com/watch?v=_O8i1BPtPfA
From 『Too Much』(2019年)
トゥー・マッチ
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2022年07月06日

Voyage『Let's Fly Away』

ヒットしたフレンチ・ディスコ作品☆Voyage『Let's Fly Away』

発表年:1978年
ez的ジャンル:フレンチ・ディスコ
気分は... :ディスコのお土産はいかが?

今回はUSダンス・チャートでヒットしたフレンチ・ディスコ作品、Voyage『Let's Fly Away』(1978年)です。

Voyage『Let's Fly Away』は、Marc Chantereau(key)、Pierre-Alain Dahan(ds)、Slim Pezin(g)、Sauveur Mallia(b)というフランス人ミュージシャン4名が結成しらフレンチ・ディスコ・グループ。

1977年にデビュー・アルバム『Voyage』をリリース。シングル「From East To West」と共にUSダンス・チャートでヒットしたことで注目を浴びます。

さらにイギリス人女性ヴォーカリストSylvia Masonを迎えて、制作されたのが2ndアルバムとなる本作『Let's Fly Away』(1978年)です。そして、シングル「Souvenirs」がUSダンス・チャートを賑わし、USチャートにもチャート・インさせることでフレンチ・ディスコ・ブームを巻き起こしました。

その後、『Voyage 3』(1980年)、『One Step Higher』(1982年)という2枚のアルバムをリリースしますが、1st、2ndほどの成功を収めることはできませんでした。

そんなグループのピークを堪能できるのが本作『Let's Fly Away』(1978年)です。

前述のヒット曲「Souvenirs」をはじめ、全7曲すべてディスコ・チューンで貫かれています。

「Souvenirs」であれば、「Kechak Fantasy」「Let's Fly Away」「Golden Eldorado」「Gone With The Music」あたりがオススメです。

ディスコ・チューンのオン・パレードは夏モードにピッタリです!

全曲紹介しときやす。

「Souvenirs」
本作のハイライト。前述のようにUSダンス・チャートでヒットし、USチャートにもチャート・インしたグループの代表曲。サマー・モードにぴったりな爽快ディスコ・サウンドに乗って、Sylvia Masonのキュートなヴォーカルが響き渡ります。中盤以降のアッパー感の増す展開もサイコーです!
https://www.youtube.com/watch?v=9lMb6ItTrWE

本作の翌年にFausto Papettiがカヴァーしています。
Fausto Papetti「Souvenirs」
 https://www.youtube.com/watch?v=n9oGUzoz7M4

「Kechak Fantasy」
本トラックはSylvia Masonはお休み。マッチョ感に溢れたディスコ・チューン。格好良いベースラインをはじめ、このバンドのインスト・グループとしての魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=TUJJiPpGyAw

「Eastern Trip」
2分強の短いインスト・ディスコ。少しオリエンタルな雰囲気も漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=yNKqBt2g3hs

「Tahiti, Tahiti...」
タイトルの通り、南国モードのアイランド・ディスコに仕上がっています。ディスコなのにほのぼのします(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=iYIqGKoqAx4

「Let's Fly Away」
タイトル曲はフレンチ・ディスコらしい雰囲気の仕上がり。ヴィヴィッドなシンセの音色とSylvia Masonの爽快キュートなヴォーカルが印象的です。ポップなコーラス・パートもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=8v8LAOvMLK0

「Golden Eldorado」
哀愁モードで疾走するディスコ・チューン。Santa Esmeraldaのフラメンコ・スタイルの哀愁ディスコを取り入れた感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=PcV5o6ZC6zs

「Gone With The Music」
ラストは開放的なパーティー・ディスコで締め括ってくれます。ある意味これが一番分かりやすくてキャッチーかも?特にホーン・セクションがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=q_jTTMjC4K8

ご興味がある方は1stアルバム『Voyage』(1977年)もチェックを!

『Voyage』(1977年)
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2022年07月03日

The Smile『A Light For Attracting Attention』

Thom Yorkeらによるスーパー・ユニットのデビュー作☆The Smile『A Light For Attracting Attention』

発表年:2022年
ez的ジャンル:UKロック・スーパー・ユニット
気分は... :『OK Computer』から25年・・・

新作から偉大なUKロック・バンドRadioheadThom YorkeJonny Greenwoodと、UK新世代ジャズを牽引するグループSons Of KemetのメンバーであるTom Skinnerによるスーパー・ユニットThe Smileのデビュー・アルバム『A Light For Attracting Attention』です。

UKを代表する世界的ロック・バンドRadioheadに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。
 『The Bends』(1995年)
 『OK Computer』(1997年)
 『Kid A』(2000年)

また、Tom Skinnerがメンバーとして活動するSons Of Kemetに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の2枚。
 『Your Queen Is A Reptile』(2018年)
 『Black To The Future』(2021年)

2021年5月の配信イベントへのサプライズ・ゲストとしてその存在が明らかになったThe SmileRadioheadの中心メンバーによる新ユニットということで大きな話題となりました。

このスーパー・ユニットに惹かれる多くの人は、RadioheadThom Yorkeのファンの方なのでしょうね。

僕の場合、Radioheadも聴いていましたが、殆ど『Kid A』(2000年)までで止まっている感じですし、当ブログで最後にRadioheadをエントリーしたのも13年以上前です。その意味でRadioheadファンとはとても言えない状態です。

それよりも僕がTom Skinnerに興味を持ったのは、Sons Of KemetのドラマーTom Skinnerが参加している点です。

南ロンドンのUK新世代ジャズ作品は当ブログでも数多く取り上げており、その中でもShabaka Hutchings率いるSons Of Kemetは特別な存在感を持つグループです。そのSons Of KemetのドラマーTom SkinnerRadioheadメンバーと合流すると、UKロックとUKジャズがどのように融合するのか聴いてみたい!となった次第です。

Tom Skinnerのみならず、同じくSons Of KemetのメンバーTheon Crossもゲスト参加しており、益々興味が湧いてきました。

プロデュースはお馴染みNigel Godrich

Thom Yorke(vo、syn、p、g、b、vocoder、sequencer)、Jonny Greenwood(syn、p、g、b、key)、Tom Skinner(ds、per)というメンバー以外に、London Contemporary OrchestraJason Yarde(sax)、Robert Stillman(sax、Clarinet)、SEED EnsembleChelsea Carmichael(fl)、Sons Of KemetのメンバーTheon Cross(tuba)、Theonの兄弟Nathaniel Cross(tb)、Byron Wallen(tp)、Tom Herbert(double b)、Dave Brown(double b)がゲスト参加しています。

楽曲はすべてメンバーとNigel Godrich

アルバムはUKチャート第5位、USチャート第19位となっています。

Radiohead/Thom Yorkeファンが本作をどう感じるのかわかりませんが、僕は十分楽しめる1枚でした。

若々しいロック・サウンド、Radioheadらしいメランコリックな音世界、Tom Skinner起用の効果を感じるリズミックな演奏がバランス良く配されていると思います。

個人的には「The Opposite」「You Will Never Work in Television Again」「Thin Thing」「Free in the Knowledge」「A Hairdryer」あたりがオススメです。

『OK Computer』(1997年)から25年、時の流れを感じます。

全曲紹介しときやす。

「The Same」
不穏な空気に包まれたオープニング。無機質なサウンドのレイヤーがだんだん厚みを増して押し寄せてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=4rDaqGv4AIE

「The Opposite」
Tom Skinnerのドラム・ソロと共に始まるリズミックな演奏です。少しダークな雰囲気もいいですね。Tom Skinner起用の効果を感じられる本曲を試聴して購入を決めました。
https://www.youtube.com/watch?v=72z6FJsVcbs

「You Will Never Work in Television Again」
1stシングルとして先行リリースされていた曲。ニュー・ウェイヴ/ポストパンクな若々しいロック・サウンドで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-EB5NhI2RQQ

「Pana-vision」
4thシングル。ピアノ、ベース、ドラム、オーケストレーションによるミステリアスな哀愁チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=wKXQhFXlFs4

「The Smoke」
2ndシングルとして先行リリースされていた曲。骨格はギター、ベース、ドラムによるシンプルなロックですが、ホーン隊の控えめなアクセントで薄らとUKジャズなスパイスを効かせているのが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=tEPEqZnTwdo

「Speech Bubbles」
美しくも切ないメランコリック・チューン。London Contemporary Orchestraのオーケストレーションの効果で、あまりダウナーになりすぎないのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GWiWIN9TKBs

「Thin Thing」
6thシングル。この演奏は僕好み。ニュー・ウェイヴ/ポストパンクを2022年仕様にアップデートした感じがいいですね。UK新世代ジャズ好きの人が聴いて楽しめるロック・チューンなのでは?
ヴォコーダーも使っています。
https://www.youtube.com/watch?v=J1_Cf55cS8I

「Open the Floodgates」
ギター、ピアノ、シーケンサーというドラムレスによるサウンドスケープ的な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=yyq-YwrUJhw

「Free in the Knowledge」
5thシングル。London Contemporary Orchestraのオーケストレーションも含めた厳かな美しさが印象的です。安息の地に辿り着いた感慨深さのようなものを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=CXbncoiKLn8

「A Hairdryer」
UKジャズ×Thom Yorkeらしさが感じられる演奏です。Tom Skinnerによるトライバル・リズムに乗って、Thom Yorkeらしいメランコリック・ワールドが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=U5r4S4YjkF8

「Waving a White Flag」
シンセ・サウンドを強調した哀愁チューン。ここでもLondon Contemporary Orchestraのオーケストレーションとの融合が美しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=RlHEPF4Pqos

「We Don't Know What Tomorrow Brings」
ニュー・ウェイヴ期にロックを聴き始めた僕にとって、1周回って新鮮な印象を受ける軽快な演奏です。哀愁モードで疾走します。
https://www.youtube.com/watch?v=3oEkWwX9iX4

「Skrting on the Surface」
3rdシングルとして先行リリースされていた曲。以前からRadioheadでも演奏されていた楽曲のタイトル、歌詞を一部改変したもの。本編ラストはThom Yorkeらしい哀愁チューンでメランコリックに締め括ってくれます。終盤の揺らめきながら沈んでいくような雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_nmutqhuWFE

「Open The Flood Gates [Live]」
国内盤CDボーナス・トラック。「Open the Floodgates」のライヴ・ヴァージョンです。
https://www.youtube.com/watch?v=Nj1Qu7zOwNM

ご興味がある方はRadioheadSons Of Kemetの過去記事もご参照ください。

Radiohead『The Bends』(1995年)


Radiohead『OK Computer』(1997年)


Radiohead『Kid A』(2000年)


Sons Of Kemet『Your Queen Is A Reptile』(2018年)
Your Queen Is A Reptile

Sons Of Kemet『Black To The Future』(2021年)
posted by ez at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月01日

『今の気分は...2022年7月1日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は1970年代カテゴリーからトロピカルな10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Spyro Gyra「Morning Dance」
https://www.youtube.com/watch?v=bVDZ5UY_oDw
From 『Morning Dance』(1978年)


Lonnie Liston Smith「Bright Moments」
https://www.youtube.com/watch?v=CmNTjVf0oOo
From 『Loveland』(1978年)
ラヴランド

Robert Palmer「Every Kinda People」
https://www.youtube.com/watch?v=70yFIz7tGUs
From 『Double Fun』(1978年)


Real Thing「Lightning Strikes Again」
https://www.youtube.com/watch?v=7zgB3Y8DVJk
From 『4 From 8』(1977年)
4 フロム 8(4 FROM 8)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

Patti Austin「Havana Candy」
https://www.youtube.com/watch?v=7lLZOBf_Peg
From 『Havana Candy』(1977年)


Marc Jordan「Marina Del Rey」
https://www.youtube.com/watch?v=okIMiNHy05Y
From 『Mannequin』(1978年)
マネキン(SHM-CD紙ジャケット仕様)

F.B.I.「The Time Is Right To Leave The City」
https://www.youtube.com/watch?v=QGcXFGApsb0
From 『F.B.I.』(1976年)
F.B.I. : Expanded Edition

Taj Mahal「Music Keeps Me Together」
https://www.youtube.com/watch?v=PgXq8Brubuc
From 『Music Keeps Me Together』(1975年)


Johnny Nash「I Can See Clearly Now」
https://www.youtube.com/watch?v=b0cAWgTPiwM
From 『I Can See Clearly Now』(1972年)
I Can See Clearly Now

Cyrus Faryar「Paradise」
https://www.youtube.com/watch?v=ADsZTSDIq3g
From 『Islands』(1973年)
アイランズ
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