2022年07月06日

Voyage『Let's Fly Away』

ヒットしたフレンチ・ディスコ作品☆Voyage『Let's Fly Away』

発表年:1978年
ez的ジャンル:フレンチ・ディスコ
気分は... :ディスコのお土産はいかが?

今回はUSダンス・チャートでヒットしたフレンチ・ディスコ作品、Voyage『Let's Fly Away』(1978年)です。

Voyage『Let's Fly Away』は、Marc Chantereau(key)、Pierre-Alain Dahan(ds)、Slim Pezin(g)、Sauveur Mallia(b)というフランス人ミュージシャン4名が結成しらフレンチ・ディスコ・グループ。

1977年にデビュー・アルバム『Voyage』をリリース。シングル「From East To West」と共にUSダンス・チャートでヒットしたことで注目を浴びます。

さらにイギリス人女性ヴォーカリストSylvia Masonを迎えて、制作されたのが2ndアルバムとなる本作『Let's Fly Away』(1978年)です。そして、シングル「Souvenirs」がUSダンス・チャートを賑わし、USチャートにもチャート・インさせることでフレンチ・ディスコ・ブームを巻き起こしました。

その後、『Voyage 3』(1980年)、『One Step Higher』(1982年)という2枚のアルバムをリリースしますが、1st、2ndほどの成功を収めることはできませんでした。

そんなグループのピークを堪能できるのが本作『Let's Fly Away』(1978年)です。

前述のヒット曲「Souvenirs」をはじめ、全7曲すべてディスコ・チューンで貫かれています。

「Souvenirs」であれば、「Kechak Fantasy」「Let's Fly Away」「Golden Eldorado」「Gone With The Music」あたりがオススメです。

ディスコ・チューンのオン・パレードは夏モードにピッタリです!

全曲紹介しときやす。

「Souvenirs」
本作のハイライト。前述のようにUSダンス・チャートでヒットし、USチャートにもチャート・インしたグループの代表曲。サマー・モードにぴったりな爽快ディスコ・サウンドに乗って、Sylvia Masonのキュートなヴォーカルが響き渡ります。中盤以降のアッパー感の増す展開もサイコーです!
https://www.youtube.com/watch?v=9lMb6ItTrWE

本作の翌年にFausto Papettiがカヴァーしています。
Fausto Papetti「Souvenirs」
 https://www.youtube.com/watch?v=n9oGUzoz7M4

「Kechak Fantasy」
本トラックはSylvia Masonはお休み。マッチョ感に溢れたディスコ・チューン。格好良いベースラインをはじめ、このバンドのインスト・グループとしての魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=TUJJiPpGyAw

「Eastern Trip」
2分強の短いインスト・ディスコ。少しオリエンタルな雰囲気も漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=yNKqBt2g3hs

「Tahiti, Tahiti...」
タイトルの通り、南国モードのアイランド・ディスコに仕上がっています。ディスコなのにほのぼのします(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=iYIqGKoqAx4

「Let's Fly Away」
タイトル曲はフレンチ・ディスコらしい雰囲気の仕上がり。ヴィヴィッドなシンセの音色とSylvia Masonの爽快キュートなヴォーカルが印象的です。ポップなコーラス・パートもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=8v8LAOvMLK0

「Golden Eldorado」
哀愁モードで疾走するディスコ・チューン。Santa Esmeraldaのフラメンコ・スタイルの哀愁ディスコを取り入れた感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=PcV5o6ZC6zs

「Gone With The Music」
ラストは開放的なパーティー・ディスコで締め括ってくれます。ある意味これが一番分かりやすくてキャッチーかも?特にホーン・セクションがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=q_jTTMjC4K8

ご興味がある方は1stアルバム『Voyage』(1977年)もチェックを!

『Voyage』(1977年)
posted by ez at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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