2022年11月27日

STR4TA『Str4tasfear』

Bluey/Gilles Petersonによる新ユニットの第二弾☆STR4TA『Str4tasfear』

発表年:2022年
ez的ジャンル:UKジャズ・ファンク・ユニット
気分は... :今大会のイングランドはどうか?

新作からIncognitoBlueyとUKを代表するDJ/プロデューサーGilles PetersonによるユニットSTR4TAの2ndアルバム『Str4tasfear』です。

80年代のUKソウル/ファンク・バンドCentral LineやUKジャズ・ファンク・バンドAtmosfearからインスパイアされて、BlueyとGillesが結成したSTR4TA。UK音楽シーンを牽引する二人による話題のユニットの紹介は、1stアルバム『Aspects』(2021年)に続き2回目となります。

メイン・プロデュースはBlueyGilles Peterson
さらに曲毎にゲストや参加ミュージシャンもプロデュースに関与しています。

ソングライティングは、Anushkaのカヴァー「(Bring On The) Bad Weather」以外はBlueyやゲストおよび参加ミュージシャンによるオリジナルです。

アルバムには、UKソウルの重鎮a href="https://eastzono.seesaa.net/article/474633105.html">Omar、US新世代ジャズ・トランペッターTheo Croker、UK新世代ジャズ、期待の女性アーティストEmma-Jean ThackrayVictoria PortMax WheelerによるUKの男女デュオAnushka、元GallianoRob Gallagherの奥方であり、Gallianoはじめ90年代よりUKの話題作に多数参加しているValerie Etienneがフィーチャリングされています。

レコーディング・メンバーはBluey(g、vo、Instruments)以下、Matt Cooper(key、p、ds)、The K-CreativeSki Oakenfull(key、syn、prog)、Richard Bull(Instruments)、Francis Hylton(b、el-p)、Francesco Mendolia(ds)、Joao Caetano(per、back vo)、Atmosfearの元メンバーPeter Hinds(key、p)、Paul Booth(sax)、Carl Hudson(el-p、syn)、Charlie Allen(g)、Mo Hausler(prog)、Megan Khan(back vo)、Gilles Peterson(back vo)等です。

さまざまなジャンルからゲストを招くなど、1st『Aspects』以上にキャッチーな1枚に仕上がっています。

Valerie Etienneをフィーチャーした「Find Your Heaven」Theo Crokerをフィーチャーした「To Be As One」「Soothsayer」Anushkaをフィーチャーした「(Bring On The) Bad Weather」Emma-Jean Thackrayをフィーチャーした「Lazy Days」あたりがオススメです。

Bluey/Gilles好きには間違いない1枚でしょう。

全曲紹介しときやす。

「Galactic Fanfare」
Carl Hudsonがプロデュース&ソングライティング&演奏全て一人でこなしたアルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=v1OhhYOsPys

「City Sounds」
Incognito/Bluey好きの人は気に入るであろうUKジャズ・ファンクらしいインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=-2WnC8H9XW0

「Turn Me Around」
Francis Hyltonの格好良いベースが牽引する爽快サマー・モードのジャズ・ファンク。Blueyがヴォーカルも務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=yyAoWYsmcz8

「When You Call Me」
まるで80年代ブラコンのような雰囲気のトラック。アルバムのいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=TkUrxpJ8Q4w

「Why Must You Fly」
UKソウルの重鎮Omarをフィーチャー。しかし、Omarはヴォーカルではなくアナログシンセでの参加です。Gilles曰く、Omarはアナログシンセの名手なのだとか。そのアナログシンセの音色を生かしたコズミック・ファンクに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=V3yyM9_8Q_g

「To Be As One」
US新世代ジャズ・トランペッターTheo Crokerをフィーチャー。UKジャズ・ファンク×US新世代ジャズの融合によるキャッチーな爽快ジャズ・ファンク。季節外れですが、サマー・モードにフィットする僕好みのトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=ltEwBZK10hE

「(Bring On The) Bad Weather」
当ブログでも2ndアルバム『Yemaya』(2021年)を紹介したUKの男女デュオAnushkaをフィーチャー。本トラックはその『Yemaya』収録曲のカヴァーです。オリジナルとは異なる雰囲気のVictoria Portのキュート・ヴォーカルが映える、爽快メロウ&ダンサブルなジャズ・ファンクに仕上がっています。ホーン隊も盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jIMfLz_aa-0

オリジナルと聴き比べるのも楽しいのでは?
Anushka「Bad Weather」(From 『Yemaya』
 https://www.youtube.com/watch?v=O5uyvBBipWQ

「Reflections (Chaser 1)」
インタールード的な短いインスト。Blueyは参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=64sQgaWRKP0

「Night Flight」
爽快メロウなミディアムですが、良い意味でプログラミングによるリズムがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=O-IOHWtvCqM

「Soothsayer」
再びTheo Crokerをフィーチャー。Theo Crokerのトランペット・ソロが映えるメロウ・ミディアム。星空のジャズ・ファンクといった趣があります。
https://www.youtube.com/watch?v=jua6W54nQaM

「Reflections (Chaser 2)」
「Reflections」のパート2。美しい小曲でプチブレイク。
https://www.youtube.com/watch?v=4A_Is0RaL3U

「Lazy Days」
当ブログでもデビュー・アルバム『Yellow』(2021年)を紹介したUK新世代ジャズ、期待の女性アーティストEmma-Jean Thackray(vo、tp)をフィーチャー。彼女はUK新世代ジャズ的でありながら、UKクラブジャズ/クロスオーヴァー的な雰囲気も併せ持つので、STR4TAのダンサブルなジャズ・ファンクとの相性は抜群です。双方の持ち味が噛み合った共演ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=SHi78Q1I4dM

「Find Your Heaven」
Galliano等で知られる女性シンガーValerie Etienneをフィーチャー。STR4TA流スウェイ・ビートといった雰囲気のダンサブル・チューンに仕上がっています。本トラックをアルバムをハイライトに挙げる人も多いのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=nP3f1LMVbfk

「Virgil (Vocal Version)」
Blueyのギターを楽しめる爽快ジャズ・ファンク。小気味よいカッティング・ギターと共に一気に駆け抜けます。ヴォーカルはBlueyとMegan Khan。
https://www.youtube.com/watch?v=tcZCdo2gAVc

「Something, Anything」
アウトロ的な小曲で余韻に浸りながら本編は幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=g_-xjCQ98qM

「Turn Me Around (Demus Dub)」
国内盤ボーナス・トラック。「Turn Me Around」のダブ・ヴァージョンです。

『Aspects』(2021年)
posted by ez at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする