2023年03月31日

『今の気分は...2023年3月31日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は90年代カテゴリーからアシッド・ジャズな10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

James Taylor Quartet「Always There」
https://www.youtube.com/watch?v=N-RUzD1WZ0w
From 『Do Your Own Thing』(1990年)
James Taylor Presents Jtq

Galliano feat. Omar「Golden Flower」
https://www.youtube.com/watch?v=wHfQexwrJfw
From 『A Joyful Noise Unto The Creator』(1992年)


Mother Earth「Mister Freedom」
https://www.youtube.com/watch?v=cdT18Zu9aaM
From 『The People Tree』(1993年)


Corduroy「Electric Soup」
https://www.youtube.com/watch?v=Cg25KL6toj8
From 『Dad Man Cat』(1992年)


Snowboy & The Latin Section「Mambo In Two Parts」
https://www.youtube.com/watch?v=bhBf-XtI4JM
From 『Descarga Mambito』(1991年)


D-Influence「Good Lover」
https://www.youtube.com/watch?v=d-ietmjgqoc
From 『Good 4 We』(1992年)


Incognito「Colibri」
https://www.youtube.com/watch?v=Oj0GjltHr4o
From 『Tribes, Vibes And Scribes』(1992年)


Ronny Jordan feat. Guru「Season for Change」
https://www.youtube.com/watch?v=Q56KMkDXuQo
From 『The Quiet Revolution』(1993年)


The K-Creative「Back To The Real World」
https://www.youtube.com/watch?v=G5bvDnYZHAY
From 『Q.E.D. (Question Everything Done)』(1992年)


Mckoy「Lucky Fellow」
https://www.youtube.com/watch?v=_HGFqooxwj8
From 『Full Circle (Within A Spiritual Social Soul) 』(1993年)
posted by ez at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月29日

Moodymann『Black Mahogani』

人気曲を多数収録☆Moodymann『Black Mahogani』

発表年:2004年
ez的ジャンル:漆黒デトロイト・ハウス
気分は... :別れの季節・・・

デトロイト・ハウス・シーンを長年牽引し続けるMoodymannの5thアルバム『Black Mahogani』(2004年)です。

Moodymann(本名Kenny Dixon Jr.について、当ブログで紹介したのは以下の5枚。

 『Silentintroduction』(1997年)
 『Mahogany Brown』(1998年)
 『Forevernevermore』(2000年)
 『Silence in the Secret Garden』(2003年)
 『Moodymann』(2014年)

5thアルバム『Black Mahogani』(2004年)は、「Black Mahogani」「Shades Of Jae」「Runaway」(Pitch Black City名義)、「I'm Doing Fine」(Amp Dog Knight名義)といった過去のシングル曲も収録され、Moodymann作品の中でも人気の1枚かもしれませんね。

ソウル、ファンク、ジャズなど取り込んだMoodymann印のブラック・ミュージックを存分に楽しめます。アーバンな雰囲気の聴きやすいトラックがあるかもと思えば、エクスペリメンタルなトラックもあり、その塩梅が絶妙だと思います。

派手さはありませんが、ジワジワくる漆黒のMoodymannワールドに病みつきになります。

全曲紹介しときやす。

「Holiday」
Roberta Sweedのヴォーカルをフィーチャー。The George Benson Quartet「Myna Bird Blues」をサンプリング。土着的リズムと呪術的なミステリアス・ムードが印象的なオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=my8WLDfGudU

「Roberta Jean Machine」
タイトルにもあるように、Roberta SweedのヴォーカルとNorma Jean Bellのサックスをフィーチャー。ジャズとソウルを上手く取り入れた美しくも儚いムードのブラック・ミュージックが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=99hx93HgHKI

「I Need You So Much」
Roberta Sweedのヴォーカルをフィーチャー。Marvin Gaye「Got to Give It Up」をサンプリング。ジャズ・フィーリングのMoodymannワールドを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=hfUhIfhwc7I

「Runaway」
Mahogani Music(KDJに続くMoodymannの2ndレーベル)から2002年にPitch Black City(Moodymann) Featuring Roberta Sweed名義でシングル・リリースされたトラック。12分近い長尺です。Roberta Sweedのヴォーカルをフィーチャーし、Norma Jean Bellがサックスで参加しています。本作のハイライトですね。ソウルやジャズのヴァイヴを取り込んだ漆黒のディープ・ハウスを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=7MEh9BXTLww

「I'm Doing Fine」
Mahogani Musicから2002年にAmp Dog Knight(Amp Fiddler)名義でシングル・リリースされたトラック。Amp Dog Knight(Amp Fiddler)がヴォーカルをとります。アーバン・メロウなソウルフル・ハウスは僕好み。Syl Johnson「Is It Because I'm Black」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=_Sl1PFBoSIQ

E-40 feat. Keak Da Sneak「Tell Me When to Go」等のサンプリング・ソースとなっています。
E-40 feat. Keak Da Sneak「Tell Me When to Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=2GZbaXdK8Js

「Shades Of Jae」
Moodymannが設立したレーベルKDJから1999年にシングル・リリースされたトラック。Bob James「Spunky」ネタが印象的なファックネスを効かせた漆黒のブラック・ミュージック。Marvin Gaye「Got to Give It Up」もサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=fNXyJooVVk4

「Riley's Song」
いきなりMarvin Gaye「What's Going On」のエンディングのサンプリングで始まるトラック。サウンド・コラージュ的なエクスペリメンタルな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=jiXpufDa45w

「Back At Bakers (On Livernois)」
漆黒のメロウネス感がたまらないインスト。繋ぎのうまい2番バッターといった感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=ceKad6t_4S0

「Mahogani 9000」
Curtis Mayfield「Pusherman」ネタのループが印象的なトラック。次曲「Black Mahogani」でサンプリングされたWalter Murphy「Afternoon of a Faun」ネタがここでも挿入されています。一筋縄ではいかないエクスペリメンタルな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=3IpzxSvZuHY

「Black Mahogani」
タイトル曲はKDJから1998年にシングル・リリースシングル・リリースされたトラック。前曲から受け継ぐWalter Murphy「Afternoon of a Faun」ネタのループが心地よいアーバンなダンサブル感が魅力のブラック・ミュージック。
https://www.youtube.com/watch?v=I579xnM6ocQ

日本のバンドCro-Magnonがカヴァーしています。
Cro-Magnon「Black Mahogani」
 https://www.youtube.com/watch?v=x35tt2QFLiU

Moodymannの他作品もチェックを!

『Silentintroduction』(1997年)
A Silent Introduction

『Mahogany Brown』(1998年)
マホガニー・ブラウン [名盤1000円]

『Forevernevermore』(2000年)
フォエヴァーネヴァーモア [名盤1000円]

『Silence in the Secret Garden』(2003年)
サイレンス・イン・ザ・シークレット・ガーデン [名盤1000円]

『Black Mahogani II』(2004年)
BLACK MAHOGANI II ( 直輸入盤・帯ライナー付 )

『Moodymann』(2014年)
Moodymann
posted by ez at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月26日

Ari Lennox『Age/Sex/Location』

注目の女性R&Bシンガーの2nd☆Ari Lennox『Age/Sex/Location』

発表年:2022年
ez的ジャンル:女性ネオソウル/R&B
気分は... :意外に王道・・・

今回は注目の女性R&B作品、Ari Lennox『Age/Sex/Location』です。

本当は2022年のうちに紹介したかったR&B新作ですが、意外に通常価格でのCD入手がしづらく、このタイミングとなってしまいました。

Ari Lennox(本名:Courtney Shanade Salter)は1991年生まれ、ワシントンD.C.出身の女性R&Bシンガー。

2009年からネット上に作品をアップしはじめ、2012年に最初のミックステープ、2013年にデビューEP「Ariography」をリリースします。

2015年にJ. ColeのレーベルDreamvilleと契約。同レーベルの女性アーティスト第1号となりました。

2019年にデビュー・アルバム『Shea Butter Baby』をリリース。US R&Bアルバム・チャート第7位となっています。

そして、2022年後半にリリースされた最新2ndアルバムが本作『Age/Sex/Location』となります。US R&Bアルバム・チャート第13位が最高位です。日本の某音楽誌では2022年の年間ベストR&Bアルバムにセレクトされていました。

僕が本作に惹かれたのは、2000年代ネオソウル/R&Bの雰囲気を2022年モードで聴かせてくれる点です。昔からネオソウル/R&Bを聴いている感覚でいえば、王道作品という印象を受けます。Erykah BaduSyleena Johnsonなどの女性ネオソウル/R&Bが好きだった僕に実にフィットします。

ここ数年、年々新作R&Bを聴く枚数が減っている僕ですが、逆に言えば、こういった王道作品が少なかったからかもしれません。

J. Coleをはじめ、EliteDZLWu10Tim SubyLOXEBryan-Michael CoxJermaine DupriMichael BeardenRon GilmoreTheo CrokerIbrahim HamadJ. White Did ItOrganized Noize(Rico Wade/Ray Murray/Sleepy Brown)、CardiakSlimwavAndre Pinckneyといった多彩なプロデューサーが起用されています。

また、Lucky DayeChloeSummer Walkerといったアーティストがフィーチャリングされています。

US R&Bチャート第8位のヒットとなった「Pressure」をはじめ、「Hoodie」「Queen Space」といったシングル3曲を聴けば、本作の魅力を実感できると思います。

それ以外であれば、「POF」「Waste My Time」「Mean Mug」「Boy Bye」あたりが僕のオススメです。

僕もまだまだネオソウル/R&B好きであることを再確認できました。

全曲紹介しときやす。

「POF」
DZL/J. Cole/Wu10プロデュース。しっとりとしたピアノと乾いたビートが印象的なオープニング。キュートながらも落ち着きのあるAriのヴォーカルがいいですね。初期のErykah Baduがお好きな人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=T0DDfUSZdUQ

「Hoodie」
Eliteプロデュース。2ndシングルにもなりました。サンプリング・ソースのNew York Port Authority「Home on a Rainy Day」を効果的に使った絶品ミディアム。これも2000年代女性ネオソウル好きならばグッとくるはず!その一方で今時のR&Bの雰囲気も併せ持っているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=87lPrxJG3fg

「Waste My Time」
Tim Suby/LOXEプロデュース。シングル向きのキャッチーなトラックに乗って、Ariが艶やかなキュート・ヴォーカルを聴かせてくれるダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=fYZpWYoeq4Q

「Pressure」
Bryan-Michael Cox/Jermaine Dupri/Eliteプロデュース。2021年にシングル・リリースされ、US R&Bチャート第8位となっています。Shirley Brown「Blessed Is the Woman (With a Man Like Mine)」ネタを効果的に使ったキャッチー&ソウルフルな1曲。Diana RossへのオマージュといわれるMVも印象的です。個人的にはThe Supremesをモデルにし、Beyonceが主演したミュージカル映画『Dreamgirls』(2006年)へのオマージュという感じがしますが。
https://www.youtube.com/watch?v=E604eZ81_YQ

「A/S/L (Interlude)」
Elite/Michael Bearden/Ron Gilmore/Theo Croker/Wu10プロデュース。次曲へのブリッジとなるインタールード。
https://www.youtube.com/watch?v=6NkTiHcaRS4

「Mean Mug」
Elite/Wu10プロデュース。コレかなり好き!印象的なベースラインと浮遊するエレピがAriのヴォーカルを際立たせるドリーミーな絶品ミディアム。終盤には注目のジャズ・トランペッターTheo Crokerがソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=GkmMoR9jh68

「Boy Bye」
男性R&BシンガーLucky Dayeをフィーチャー。Elite/Ibrahim Hamadプロデュース。AriとLucky Dayeの息の合ったデュエットを満喫できます。実に雰囲気があっていいですね。The Crusaders「A Ballad for Joe (Louis)」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=RlO3VIOq-cY

「Stop By」
J. White Did Itプロデュース。Leon Haywood「I Want'a Do Something Freaky to You」をサンプリング。ビート感のあるトラックでアルバムのいいアクセントになっています。Ariの歌いっぷりもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=cyhbvJtNqv4

「Outside」
Elite/Organized Noizeプロデュース。Sweet Smoke「Just Another Empty Dream」をサンプリングした哀愁R&Bグルーヴ。昔ながらのHip-Hop/R&BファンはOrganized Noizeのクレジットにグッときてしまいますね。聴いていると、彼らが手掛けたトラックの数々が思い出されてニンマリしてしまうのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=TDVdNflR6GY

「Leak It」
女性R&BシンガーChloeをフィーチャー。Cardiak/Wu10プロデュース。ビートを効かせているものの、オーセンティックな雰囲気のソウル・バラードをAriとChloeが豊かな表現力でデュエットします。
https://www.youtube.com/watch?v=wjNSUhtw2b8

「Blocking You」
DZL/Elite/Ron Gilmore/Slimwavプロデュース。美しくも切ない哀愁バラードをAriがエモーショナルに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=9u8pf27t2R4

「Queen Space」
女性R&BシンガーSummer Walkerをフィーチャー。Andre Pinckney/Elite/Ron Gilmoreプロデュース。3rdシングルにもなりました。ラストはErykah Badu的な雰囲気のキュートなネオソウルで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=SDZ1EKghyw0

デビュー・アルバム『Shea Butter Baby』(2019年)もAmazonではCD入手困難みたいですね。
posted by ez at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月24日

『今の気分は...2023年3月24日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は70年代カテゴリーからレア・グルーヴな10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Larry Young's Fuel「Turn Off The Lights」
https://www.youtube.com/watch?v=KpVjDUdL4ao
From 『Larry Young's Fuel』(1975年)


Weldon Irvine「We Gettin' Down」
https://www.youtube.com/watch?v=Ag5OQEELB0I
From 『Spirit Man』(1975年)
スピリット・マン

Donald Byrd「Think Twice」
https://www.youtube.com/watch?v=WCUnSbPbJgs
From 『Stepping Into Tomorrow』(1974年)
ステッピン・イントゥ・トゥモロー (完全期間限定盤)

Bobbi Humphrey「Harlem River Drive」
https://www.youtube.com/watch?v=sDqZQIKyNSY
From 『Blacks And Blues』(1973年)
ブラックス・アンド・ブルース

Reuben Wilson「Got to Get Your Own」
https://www.youtube.com/watch?v=UCG-lcF2A00
From 『Got To Get Your Own』(1975年)


Rusty Bryant0000「Friday Night Funk For Saturday Night Brothers」
https://www.youtube.com/watch?v=zubpvc8Drxo
From 『Friday Night Funk For Saturday Night』(1972年)
フライデイ・ナイト・ファンク・フォー・サタデイ・ナイト・ブラザーズ

The Wooden Glass featuring Billy Wooten「Monkey Hips & Rice」
https://www.youtube.com/watch?v=ofw9Ja0ikyQ
From 『Live』(1972年)
ライヴ

Les DeMerle「Moondial」
https://www.youtube.com/watch?v=141Oj6filsk
From 『Transfusion』(1977年)
トランスフュージョン

Eddie Russ「The Lope Song」
https://www.youtube.com/watch?v=X10XApskiXk
From 『Fresh Out』(1974年)
FRESH OUT フレッシュ・アウト

Grant Green「Cantaloupe Woman」
https://www.youtube.com/watch?v=GygQ2OC_GvI
From 『Visions』(1971年)
ヴィジョンズ
posted by ez at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月22日

Osiris『O-Zone』

ワシントンD.C.のファンク・バンド☆Osiris『O-Zone』

発表年:1979年
ez的ジャンル:ワシントンD.C.産ファンク
気分は... :お尻ズはありません(笑)

ワシントンD.C.のファンク・バンドOsirisの2ndアルバム『O-Zone』(1979年)です。

Osirisは、リーダーのOsiris Marshを中心にワシントンD.C.で結成されたファンク・バンド。

『Since Before Our Time』(1978年)、『O-Zone』(1979年)、『Osiris The Band!』(1981年)、『War On The Bullshit』(1986年)という4枚のアルバムをリリースしています。

また、前身バンドThe Familyとしてもアルバム『Music-Let It Thru』(1977年)をリリースしています。

本作『O-Zone』(1979年)は、『Since Before Our Time』(1978年)に次ぐ2ndアルバムであり、T.K.傘下のMarlinからのリリースです。


本作におけるメンバーは、Osiris Marsh(vo)、Maceo Bond(key)、Tyrone Brunson(b)、Brent Mingle(g)、Tony Jones (b)、Kenny Jones(ds)、Jimmy "Sha-Sha" Stapelton(per)、Jill Wells(back vo)という8名。

プロデュースはOsiris Marsh

Fred Wesleyがホーン・アレンジを手掛けています。

そのFred Wesley(tb)をはじめ、Maceo Parker(sax)、Richard Griffith(tp)、Rick Gardner(tp)といったParliament/FunkadelicBootsy's Rubber Band を支えたホーン・セクションHorny Hornsのメンバーや、かつてのParliament/Funkadelicメンバーであり、
Mutiny名義の作品でも知られるJerome Brailey(ds)といったP-Funk好きの興味をそそるミュージシャンが参加しています。

全7曲。オリジナル・アナログ盤のA面とB面で内容が大きく異なります。

「Fantality」「Prelude (Is It Clear?)」「Say You Will」というA面の3曲はP-Funk全開であり、本作の魅力の80%以上はこのA面にあると言えるでしょう。

それに対してB面は好き/嫌いがかなり別れるかもしれません。個人的には「You And I」「Love In Your Heart」の2曲はOK、残りの2曲はスキップといった感じでしょうか。

とりあえずA面の3曲をチェックしてみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Fantality」
Maceo Bond/Osiris Marsh作。P-Funkマナーのオープニング。Jerome Braileyの本家P-Funk仕込みのドラミング、印象的なピアノ・リフ、Osiris Marshの猥雑なヴォーカル、Jill Wellsの華のある女性コーラスはP-Funk好きにはたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=-K9Ocxq4SRQ

「Prelude (Is It Clear?)」
Maceo Bond/Osiris Marsh/Tony Jones作。これもP-Funkモードの全開!(多分Jerome Braileyの)格好良いドラム・ブレイクに続き、Horny Hornsによる鮮やかなホーン・サウンドが加わり、いきなりハイテンションになります。そんな中、Maceo Bondのピアノ・リフが少しオリエンタルな感じなのがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=CyYRQhf-6o0

「Say You Will」
Jimmy Stapelton/Kenny Jones/Maceo Bond/Osiris Marsh/Paul "Pogo" Carter/Tony Jones作。これも漆黒のP-Funk。ゴリゴリとした重量感のあるファンク・グルーヴがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=rumjaRBMkOk

「You And I」
Greta Graham/Osiris Marsh作。ここからはオリジナル・アナログ盤のB面になりますが、A面のP-Funkモードが嘘のようなソフト・ファンクです。ギャップありすぎですが、このメロウな感じも嫌いじゃありません。
https://www.youtube.com/watch?v=JDu_QzZWoYo

「Travellin' Salesman」
Alfred Newman/Greta Graham/Osiris Marsh作。これはご愛嬌ですね。正直僕はスキップです。
https://www.youtube.com/watch?v=VHUrKPU9WCQ

「Love In Your Heart」
Alfred Newman/Osiris Marsh作。バカンス・モードのメロウ・ソウルなミディアム。Osiris Marshが熱唱し、ギター・ソロが盛り上げます。Horny Hornsによるムーディーなホーン・サウンドもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=oLeoMk1nfo4

「I'll Never Let You Go」
Maceo Bond/Osiris Marsh作。ラストは哀愁ソウル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EJHrVanBd7Y

いよいとWBC決勝ですね!仕事はしていますが・・・???
posted by ez at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする