2023年10月06日

『今の気分は...2023年10月6日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は90年代カテゴリーからHip-Hopを10曲セレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Main Source「Looking At The Front Door」
https://www.youtube.com/watch?v=DykoaS5kaBI
From 『Breaking Atoms』(1991年)


Digital Underground「Humpty Dance」
https://www.youtube.com/watch?v=mU1p-uS_58k
From 『Sex Packets』(1990年)


A Tribe Called Quest「Bonita Applebum」
https://www.youtube.com/watch?v=6xE6ZWwJezg
From 『People's Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm』(1990年)
People's instinctive travels and the paths of rhythm

The Pharcyde「Passin' Me By」
https://www.youtube.com/watch?v=a-mAK3uB2_0
From 『Bizarre Ride II』(1992年)


Digable Planets「Where I'm From」
https://www.youtube.com/watch?v=JMQHQy7fIp8
From 『Reachin'』(1993年)


Black Sheep「North South East West」
https://www.youtube.com/watch?v=Dq7qfs3Oo6Y
From 『Non-Fiction』(1994年)


The Beatnuts「Props over Here」
https://www.youtube.com/watch?v=m5WvV6qJ5Cg
From 『The Beatnuts:Street Level』(1994年)


Dred Scott「Check The Vibe」
https://www.youtube.com/watch?v=Dn3fRRexCfk
From 『Breakin' Combs』(1994年)


Group Home「Supa Star」
https://www.youtube.com/watch?v=aSivytvw7G4
From 『Livin' Proof』(1995年)


Leaders Of The New School「A Quarter to Cutthroat」
https://www.youtube.com/watch?v=cHbSeH_Xpoc
From 『T.I.M.E.』(1993年)
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2023年10月04日

Full Flava『Colour Of My Soul』

UK R&Bプロジェクトの第2弾☆Full Flava『Colour Of My Soul』

発表年:2003年
ez的ジャンル:UK R&Bプロジェクト
気分は... :90年代前半へタイムスリップ!

UKのR&BプロジェクトFull Flavaの第2弾アルバム『Colour Of My Soul』(2003年)です。

Full FlavaはプロデューサーRob Derbyshireを中心としたUKのR&Bプロジェクト。

これまでUKの人気レーベルDome Recordsから『Chinese Whispers』(2000年)、『Colour Of My Soul』(2003年)、『Music Is Our Way of Life』(2007年)という3枚のアルバムをリリースしています。

2ndアルバムとなる本作『Colour Of My Soul』(2003年)ですが、1st『Chinese Whispers』(2000年)以上に華のあるアルバムに仕上がっています。

プロデュースは前作と同じくRob DerbyshirePaul 'Solomon' Mullings

アルバムにはCarleen Anderson (元Young Disciples)、Alison LimerickCe Ce PenistonHazel Fernandes(元The Affair)といった90年代のUKソウル/クラブミュージック、USハウスを代表する女性アーティストがフィーチャリングされています。これら4アーティストは当ブログでも紹介済みであり、僕も歓喜してしまうメンツです。

それ以外にもRomina JohnsonDonna OdainBeverlei BrownDonna Gardierがフィーチャリングされています。

上記ジャケはUKオリジナルおよび再発国内盤CDのジャケですが、オリジナル国内盤CDのジャケは8名のフィーチャリング・ヴォーカリストが描かれたものになっています。

『Colour Of My Soul』(2003年) ※オリジナル国内盤CD


2000年代の作品ですが、90年代前半のUKソウル好きの人がハマる1枚ではないかと思います。

個人的にはCarleen Anderson をフィーチャーした「Stories」「You Are」Alison Limerickをフィーチャーした「Perfect Love」Ce Ce Penistonをフィーチャーした「For My Baby」「I Think About Him」がお気に入り。この3アーティストのシンガーとしての魅力がよく分かると思います。

それ以外にBeverlei Brownをフィーチャーした「Love Holds No Limit」Romina Johnsonをフィーチャーした「Round And Round」Donna Odainをフィーチャー「Make It Right」もオススメです。

自分の90年代好き、UKソウル好きを再認識できる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Stories」
Carleen Andersonをフィーチャー。90年代UKソウル好きの人ならば気に入るであろう、Carleen Andersonならではのソウルネスを感じるミディアム・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=l5nOEs_WU90

「Round And Round」
Romina Johnsonをフィーチャー。2Stepを代表するユニットArtful Dodgeの作品参加などで知られる女性シンガー。コンテンポラリー感のあるミディアムR&Bグルーヴ。時代左右されすぎないサウンドなので今聴いても違和感ありません。
https://www.youtube.com/watch?v=B9j95RJgQfU

「Make It Right」
Donna Odainをフィーチャー。90年代UKソウルらしさを感じるミディアム・グルーヴ。洗練されたダンサブル・サウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-ovkojphLZU

「Love Holds No Limit」
Beverlei Brownをフィーチャー。コレはモロに僕好みのグルーヴィーUKソウル。何の予備知識もなく聴いたら、90年代前半のUKソウルと勘違いしそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=9yE-AsyzNww

「Nature Boy」
当ブログでも紹介したUK R&B男女デュオThe Affairの元メンバーHazel Fernandesをフィーチャー。Nat "King" Coleの全米No.1ヒットで知られる名曲カヴァーです(Eden Ahbez作)。本ヴァージョンのお手本となっているのはアルバム『In Flight』(1977年)に収録されたGeorge Bensonヴァージョンだと思われます。Hazel Fernandesの妖艶なヴォーカルを堪能しましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=UWoNyZCyelY

George Bensonヴァージョンと聴き比べるのも楽しいのでは?
George Benson「Nature Boy」
 https://www.youtube.com/watch?v=TB68gc7i4YE

「Perfect Love」
90年代に人気を博したUK女性シンガーAlison Limerickをフィーチャー。愛しい思いが伝わってくる、甘く切ないミディアム・グルーヴ。ダンサブルなイメージが強いAlison Limerickでsyが、こういうラブソングもいいですね。Alison Limerick大好きな僕としては大満足です。
https://www.youtube.com/watch?v=AXHKgudIzK8

「For My Baby」
90年代のUSハウス・ディーヴァCe Ce Penistonをフィーチャー。この人もアッパーなダンス・チューンを期待してしまいがちですが、少しテンポを落としたミディアム・グルーヴをソウルフルに聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=dlnsZ9IDWqM

「You Are」
Carleen Anderson をフィーチャー。いかにもCarleen Anderson らしい雰囲気の絶品ミディアム・グルーヴ。彼女ならではのコクのあるソウルフル・ヴォーカルを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=05mmd8l4Y58

「I'm Not Giving Up (This Feeling)」
Alison Limerickをフィーチャー。アコースティックな質感が印象的な哀愁ソウルを切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=qQZ4dFnk_bI

「I Think About Him」
Ce Ce Penistonをフィーチャー。軽やかでダンサブルなのに、どこか寂しげな哀愁グルーヴ。切々としたリード・ヴォーカルとキュート&キャッチーなバック・コーラスの組み合わせが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=fDfAy3Z6sX0

「Colour Of My Soul」
前作『Chinese Whispers』にも参加していたDonna Gardierをフィーチャー。本編ラストは味わい深いミディアム・バラードでしっとりと締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5aSPoRukeqk

国内盤再発CDには「Stories (Ruff N Tumble Remix)」「For My Baby (Ruff N Tumble Remix)」「Make It Right (DLO Mix)」といったリミックス3トラックがボーナス・トラックとして追加収録されています。

「For My Baby (Ruff N Tumble Remix)」
https://www.youtube.com/watch?v=p80L8okvBRQ

ご興味のある方はFull Flavaの他作品もチェックを!

『Chinese Whispers』(2000年)


『Music Is Our Way of Life』(2007年)


『Refreshed (remixes)』(2021年)
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2023年10月01日

Ida Nielsen『More Sauce, Please!』

New Power Generationのメンバーであった女性ベーシストの最新作☆Ida Nielsen『More Sauce, Please!』

発表年:2023年
ez的ジャンル:Price系女性ベーシスト
気分は... :創発せよ!

新作からデンマーク出身の女性ベーシストIda Nielsenの最新アルバム『More Sauce, Please!』です。

Ida Nielsenはデンマーク出身の女性ベーシスト。

デンマークのロック・バンドMichael Learns to Rock(MLTR)、世界的な成功を収めたベルギーのユニットZap Mamaのツアー・ベーシストを務めた後、2007年にMarmelade名義で初ソロ・アルバム『Bassida』(2007年)をリリース。

同アルバムに注目したのがあのスーパースターPrince。殿下は2010年から亡くなる2016年まで、彼女をバックバンドThe New Power Generationや女性三人組のバックバンドThe 3rd Eye Girlのメンバーに抜擢しました。

また、『Bassida』以降も『Sometimes a Girl Needs Some Sugar Too』(2011年)、『TurnItUp』(2016年)、『Time 2 Stop Worrying (Bout the Weird Stuff)』(2019年)、『02022020』(2020年)といったソロ・アルバムをリリースしています。

最新アルバム『More Sauce, Please!』ですが、Princeの流れを汲むダンサブルなファンク作品に仕上がっています。ジャケからしてそんな雰囲気が伝わってきますね。また、キュートなIdaのヴォーカルも本作の大きな魅力の一つです。

プロデュース&ソングライティングはIda Nielsen自身(共作を含む)。

Princeを思わせるミネアポリス・ファンク「Bounce Back」、ターンテーブルも交えたパワフル・ファンク「Been Trying」、ベーシストらしいたヘヴィ・ファンク「Bounce Like A Grandma」、ヒューマン・ビートボックスを交えた「Ninja」、鮮やかなスペイシー・ファンク「Shake It Off」、ラップ調のキュート・ヴォーカルが映える「Kuku Put Some Sauce On It」、ポップ・センスが光る「Give Me A Bit Of...」あたりがオススメです。

キュートで痛快な女性ベーシストならではのファンク・ワールドをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Been Trying」
コンゴ出身のDJ、Amazulu Nanga、サックス奏者Jakob Elvstromも参加したオープニング。ターンテーブルも交えたパワフル・ファンクですが、適度にポップなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=wuKbZ6lXU0I

「Bounce Like A Grandma」
Son Of Lightのラップをフィーチャーしたヘヴィ・ファンク。ベーシストのファンク・アルバムらしくていいですね。Idaのヴォーカルもラップ調です。
https://www.youtube.com/watch?v=hCIz4c4Ite4

「Bounce Back」
Prince殿下の流れを汲むミネアポリス・ファンク調ダンサブル・チューン。Prince好きの人は間違いなく気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=iC6oPV9ooVA

「Ninja」
Felix Zengerのヒューマン・ビートボックスをフィーチャー。忍者をイメージさせるかのような神出鬼没感のあるファンク・グルーヴですが、ヒューマン・ビートボックスによるHip-Hopフィーリングがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=e_QpPsLxbks

「More People Like You」
不思議なムードを醸し出すミディアム・ファンク。多重録音のIdaのヴォーカルが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=86uuk8JDwo0

「Glorious Disco」
タイトルの通り、ディスコ・ファンクです。ベースが主役のディスコ・ファンクになっているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VCsgYjwOTNw

「Shake It Off」
カラフルなジャケ・デザインがそのままファンク・グルーヴになったようなスペイシー・ファンク。少しP-Funkなテイストも感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=JdxdRErKqag

「Slappadibopbop」
Idaのスラップ奏法を楽しむショート・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=4rXgnkTBI2k

「Kuku Put Some Sauce On It」
ラップ調のキュート・ヴォーカルによるキャッチー&ダンサブルなファンク・グルーヴ。グルーヴはヘヴィでも妖しげな軽やかさがあるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3W4M5VkaTEA

「It's Gone」
Victor Danosの男性ヴォーカルをフィーチャー。哀愁モードのファンク・グルーヴ。終盤の切なさが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=2J8B9NLrKGU

「Give Me A Bit Of...」
Idaのポップ・センスが光るトラックで締め括ってくれます。ヴォーカル・ワークを重視しながらもベーシストならではのポップ・チューンになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=XGKcZJciz4Q

Marmelade『Bassida』(2007年)


Prince & 3rd Eye Girl『Plectrumelectrum』(2014年)
posted by ez at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする