2023年11月22日

Billy Cook『Certified Platinum』

ヒューストンの男性R&Bシンガーのデビュー・アルバム☆Billy Cook『Certified Platinum』
billy cook certified platinum.jpg
発表年:2000年
ez的ジャンル:ヒューストン産男性R&B
気分は... :Dedicated To Roger Troutman

今回はHip-Hop作品のフィーチャリング・アーティストとして大人気の男性R&BシンガーBilly Cookのデビュー・アルバム『Certified Platinum』(2000年)です。

Billy Cookはテキサス州ヒューストン出身の男性R&Bシンガー。

自身のソロ・アルバムも数多くリリースしていますが、それ以上にHip-Hop作品のフィーチャリング・アーティストとして売れっ子です。これまでに150近い作品でフィーチャリングされています。

そんなBilly Cookのデビュー・アルバムが本作『Certified Platinum』(2000年)です。

現在は入手がなかなか難しい1枚であり、アルバムに関する情報もあまりありません。

僕もBilly Cookをきちんと認識しているわけではありませんでしたが、CDショップでジャケ中央に(小さい文字ですが)「Dedicated To Roger Troutman,Marvin Gayeと書かれていることに気づき、それだけで購入してしまった1枚です。

アルバムは前半はHip-Hopの相性の良さを感じるミディアム・グルーヴが中心、後半がミディアム〜スロウ中心という構成です。

前半であれば、アルバムを象徴するキャッチーな「Supastar」、哀愁R&Bグルーヴ「Genie」、ラテン・フレイヴァーを効かせた「Forever Girl」、パーカッシヴながらもメロウネスを効かせた「Certified Playa」がオススメです。

後半であれば、僕の一番のお気に入り「Cafe Love」、オーセンティックな「Love Is」、90年代R&Bテイストの「Black Clouds」Marvin Gayeの名曲カヴァー「Distant Lover」がオススメです。

フィーチャリング・アーティストとしてのBilly Cookが気になる方はチェックしてみては?

全曲紹介しときやす。

「Intro」
アルバムのイントロ。

「Genie」
Billy Cookプロデュース。ヒューストンのラッパーDamn Boyをフィーチャー。哀愁モードのR&Bグルーヴ。彼とHip-Hopの相性の良さを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=Zxj9VOe6ki0

「Supastar」
Billy Cook/Sean "Solo" Jemisonプロデュース。Hip-Hop経由のミディアムR&Bグルーヴといった雰囲気で、アルバムを象徴するキャッチーなトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RBiC3LNww54

「Forever Girl」
Billy Cook/Chris Dave/Luke Austinプロデュース。少しラテン・フレイヴァーを効かせた哀愁ミディアム・グルーヴ。パーカッシヴな雰囲気が僕好み。

「Certified Playa」
Billy Cook/Chris Dave/Luke Austinプロデュース。ヒューストンのラッパーDamn Boyをフィーチャー。パーカッシヴなミディアム・グルーヴですが、ほんのりメロウネスを効かせているのが僕好み。

「Have It Your Way」
Billy Cook/Chipプロデュース。2000年代初めのR&Bのトレンドに乗ったミディアム・グルーヴ。

「Private Interview」
MyKillプロデュース。インタールード的なミディアム・スロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=XpZoOZwIZtg

「Cafe Love」
Billy Cook/Chris Howlandプロデュース。僕の一番のお気に入りのメロウ・ミディアム。純粋にBilly CookのR&Bシンガーとしての魅力を堪能できる素敵なトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=AdnbqGBEWpE

「My Song To You」
Billy Cookプロデュース。ピアノとギターをバックに切々と歌い上げる哀愁バラード。

「Love Is」
Billy Cook/Chris Howlandプロデュース。オーセンティックなラブ・バラード。こういうのも悪くありませんね。

「Black Clouds」
Billy Cook/Seanプロデュース。Cynthia Cook、Deondria Dixonをフィーチャー。90年代R&Bの香りを残すミディアム・スロウ。90年代R&B大好きな僕としてはこの雰囲気大好きです。

「Distant Lover」
本編ラストはMarvin Gayeの名曲カヴァー(Marvin Gaye/Gwen Gordy/Sandra Greene作)。オリジナルは『Let's Get It On』(1973年)収録。Bryan Leachプロデュース。お馴染みの名曲を少しイナたい雰囲気でカヴァーしています。

「Forever Girl (Latin Mix)」
「Forever Girl」のリミックス。フロア仕様のアッパー・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=rRs02ACY4JA

Billy Cookの他作品もチェックを!

『R&B Gangsta』(2005年)


『The Truth』(2006年)


『Peace On Earth』(2006年)


『Kiss tha Cook』(2008年)
posted by ez at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする