2008年06月20日

Alison Limerick『With A Twist』

UKハウス/クラブ・ミュージック好きにはたまらない女性シンガーの2nd☆Alison Limerick『With A Twist』
With a Twist
発表年:1994年
ez的ジャンル:UKハウス/クラブ・ミュージック
気分は... :この2ndもいいですよ!

UKハウス/クラブ・ミュージック好きには忘れられないシンガーAlison Limerickの2ndアルバム『With A Twist』(1994年)です。

Alison Limerickは1stアルバム『And Still I Rise』に続き、2枚目の紹介となります。

以前にも書きましたが、90年代前半のUKソウル/ハウス/クラブミュージックには、特別な思い入れがあります。

本ブログでも紹介したMica Paris『Contribution』Sade『Love Deluxe』
いずれは紹介しようと思っているTitiyo『This is Titiyo』(1993年)、Soul II Soulでもお馴染みCaron Wheeler『UK Blak』(1990年)、『Beach of the War Goddess』(1992年)といった今でもお気に入りの作品がズラリと並びます。

Alison Limerickについては、名曲「Make It On My Own」をはじめ、「Gettin It Right」「Where Love Lives (Come On In)」といったクラブ・ヒットを含む『And Still I Rise』は今でも人気のアルバムですね。それに比べて、この2ndアルバム『With A Twist』は殆ど忘れ去られた作品になっているかもしれません。

でも、『And Still I Rise』が好きな人であれば、『With A Twist』も気に入ると思います。1st同様Frankie Knuckles、David Moralesらがプロデュースを務めています。

UKソウル、グラウンド・ビートの楽曲もあり、ハウスに止まらない幅の広さを持ったアルバムに仕上がっています。ハウスのアルバムにありがちな単調さが無いのが魅力でしょうね。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Time of Our Lives」
オープニングはDavid Moralesプロデュース。シングルにもなりました。Ce Ce Peniston「We Got a Love Thang」あたりに通じる、親しみやすさを持ったアップ・チューン。アルバムで一番好きです。

「Love Come Down」
The BelovedプロデュースによるUKらしいエレクトリック・ダンス・チューン。この曲もシングルになりました。

「Twisted」
Frankie Knucklesプロデュース。グラウンド・ビート風の仕上がりです。この時期のUKクラブ・ミュージックらしいですね。

「No Way Out」
このミッド・グルーヴも大好き!ハウスというよりUKソウルっぽいですね。John Waddell/Tim Branプロデュース。

「Crime to Be That Cool」
Frankie Knucklesプロデュースにも関わらず、UKクラブミューシックらしい仕上がりです。今回久しぶりに聴いたら、やたら良く聴こえたのがコノ曲でした。Alison Limerickのヴォーカルもパワフルで存在感があります。

「So Long」
UKソウル好き向けの甘く妖しい仕上がり。John Waddell/Tim Branプロデュース。

「Sentimental」
Frankie Knucklesプロデュース。アルバムの中でも最もメロディアスな曲だと思います。本作におけるFrankie Knucklesプロデュース曲は、ハウスっぽい曲が少ないのが面白いですね。

「Buck the System」
Caron Wheeler『UK Blak』が好きな人は気に入るスタイリッシュなビートが好いですね。John Waddell/Tim Branプロデュース。

「Take It Back」
この曲も大好き。この時期のクラブミュージックらしいスマート&スタイリッシュな雰囲気がたまりません。Frankie Knucklesプロデュース。

「Let's Just Pretend」
やっとFrankie Knucklesプロデュースらしいハウス・チューンです。やっぱりこういった仕上がりのものも1曲くらいないとね。

「Build Your Love」
「Time of Our Lives」と並ぶ僕のお気に入り曲。UKジャズ・シーンで活躍するVibe奏者Roger Beaujolaisがプロデュース。Tony Remyがギターで参加しています。Alison Limerickの低音ヴォーカルの魅力がうまく引き出されています。「Make It On My Own」が好きな人は気に入るのでは?

「Come Home」
ラストはFrankie Knucklesプロデュースによる哀愁スロウです。

サッカーEuro2008はいよいよ決勝トーナメントに突入しましたね。

僕のイチオシ優勝候補ポルトガルが、グループリーグ不調だったドイツに敗れてしまいました。バラックの決勝点はファウルだと思いますが....これもサッカーですからね。それよりも自信を失いかけていたドイツ・イレブンに早い時間の先制点で勢いを与えてしまったのがポルトガルの敗因でしょうね。

これでドイツは優勝候補に再浮上したのでは?

一昨日の「スウェーデン対ロシア」もそうでしたが、ゲームへの入り方がサッカーにおいていかに重要であるかを思い知りました。

スウェーデン、ポルトガルと僕のイチオシが続々と大会を去っていきました。あとはオランダに期待するのみデス。
posted by ez at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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