発表年:1976年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ディスコ/ファンク
気分は... :みんなで盛り上がろう!
今日はディスコ/ファンク・アルバムTommy Stewart『Tommy Stewart』(1976年)です。
Tommy Stewartは1939年アラバマ生まれ。ディスコ/ファンク系のプロデューサー/アレンジャー/ソングライターとして知名度のある人ですが、元々はトランペット奏者として1950年代から活動していたようです。
正直、Tommy Stewartのことはよく知りません。1970年代に活躍したようですが、僕が知っているのはフリーソウル人気曲「Freddie's Alive And Well」収録のThe Spirit of Atlanta『The Burning Of Atlanta』(1973年)とTamiko Jones「Let it flow」(1976年)くらいですね。それ以外にもClarence Carter、Candi Staton、Johnnie Taylor、Major Lance、Eddie Kendricks、Luther Ingram、Millie Jackson、Loleatta Holloway等と仕事をしていたようです。
本作『Tommy Stewart』は、1976年にリリースされた自身初のアルバムです。リリース当時は注目されず終わってしまったようですが、人気曲「Bump and Hustle Music」を中心にレア・グルーヴのムーヴメントの中で再評価された1枚です。
8曲全てがダンス・チューンというディスコ/ファンク・アルバム。
オープニングからエンディングまで捨て曲ナシで踊りっぱなしといった感じですね。
メロディアスなファンク・グルーヴ、エレガントなストリングス、ファンキーなホーン、セクシーな女性コーラス...余計なことを考えず、ストレートに楽しめるダンス・チューン満載です。
ファンク・アルバムとディスコ・アルバムのいいとこ取りをしたような仕上がりに大満足です!どの曲もツボを決して外しません。
みんなで楽しく盛り上がりたい時にピッタリな1枚ですよ!
ちなみにジャケに描かれているのはハート型のピーチらしいです。トマトにも見えるのですが(笑)
全曲紹介しときヤス。
「Fulton County Line」
MFSBプラスVan McCoyって感じのディスコ・チューン。ストリングス+セクシー女性コーラス入りのエレガントな仕上がりは僕好み。
「Practice What You Preach」
この曲もエレガント系のディスコ・チューン。ギター・カッティングがかなりカッチョ良いですね。
「Bump and Hustle Music」
アルバムのハイライト曲。レアグルーヴ・ファンにはお馴染みのディスコ・ファンク。女性ヴォーカル隊を中心にファンキーに盛り上げてくれます!
「Get Off Your Seats」
遊びモードの臭いがプンプンしてくるディスコ・ファンク。個人的にはこの曲が一番カッチョ良いと思いマス。この曲ではホーン・アレンジが冴えていますな。こんな曲聴くと夜遊びしたくなってきマ〜ス。
「Make Happy Music」
アルバム中一番軽快なダンス・チューン。アルバムの中では少し浮き気味ですが、アレンジャーとしてのTommy Stewartの手腕を楽しむにはいいかも?
「Atlanta Get Down」
「Bump and Hustle Music」と同タイプのディスコ・ファンク。ファンクの重さとディスコの軽さのバランスが絶妙だと思います。
「Riding High」
「Get Off Your Seats」、「Disco Hop」と並ぶ僕のお気に入り。エレガントなストリングス・アレンジがサイコーのディスコ・チューン。タイトル連呼型の女性コーラスのダンス・チューンの単純さが大好きデス!
「Disco Hop」
この曲も大好き!タイトルの通り、"ディスコ・ホップ"なダンス・チューン。サルソウル・サウンドを少しイナたくした感じですね。みんなでハッピーに盛り上がることができるゴキゲンな仕上がり!
レア盤のはずですが、今でもamazonでフツーの価格で購入できるみたいです。ゲットするならば、今がチャンスかも?
さて、サッカーEuro2008ネタです。
昨日の「ドイツ対トルコ」はトルコが大健闘でしたね。てっきりドイツが圧勝するものだと思っていましたが....ヨーロッパ各国のレベルの高さを痛感しました。
今日の「スペイン対ロシア」も楽しみです。グループリーグで完敗したスペインに対してロシアがリベンジできるか見ものですね。1戦ごとに自信をつけ、アルシャービンを中心に急成長を続けるロシアの勢いをスペインがどう受け止めるかが楽しみです。