
発表年:2008年
ez的ジャンル:メロディック・エレクトロ・デュオ
気分は... :ジャケのイメージとは大違い!
日本でも人気急上昇中のUKのメロディック・エレクトロ・デュオThe Black Ghosts!
"大沢伸一や田中知之(Fantastic Plastic Machine)も絶賛!"なんて宣伝文句にグッときている人も多いのでは?
現在来日中であり、明日11日は京都WORLD、12日には新木場ageHaに登場する予定です。
今日は6月にリリースされた彼らのデビュー・アルバム『The Black Ghosts』の紹介です。
The Black Ghostsは、UKのエレクトロ・ロック・バンドSimianの元メンバーSimon LordとDJ Toucheとしてお馴染みのTheo Keatingの2人が2006年に結成したエレクトロ・デュオ。Simianと言えば、元メンバーのJames FordとJames Shawもエレクトロ・デュオSimian Mobile Discoを結成しましたね。
さてThe Black Ghostsですが、2006年にシングル「Face」でデビュー。2007年には「Anyway You Choose To Give It」、「It's Your Touch」、「Someway Through This」、「Repetition Kills You」といったシングルをリリースし、人気を博していきます。
そして、今回デビューアルバム『The Black Ghosts』がNorman Cook(Fatboy Slim)のSouthern Fried Recordsよりリリースされました。
基本的にはメロディアスなエレクトロ・ディスコ・アルバムといった感じですね。僕のようなオヤジ・リスナーにとっては、少しレトロなメロディラインがグッときますな!
ダークなジャケのイメージとは大違いのポップでキャッチーな仕上がりです。
この夏はエレクトロ系ダンス・ミュージックを聴く機会が増えそうですな...
全曲紹介しときヤス。
「Anyway You Choose To Give It」
2007年リリース済みのシングルその1。 音楽各誌で年間ベスト・シングルに選出されたロッキン・ダンス・チューン 。メロディック・エレクトロって何よ!って人は、まずはこの曲をお聴き下さい。ボーナス・トラックでFake Bloodによるソリッドなりミックスも収録されています。エレクトロ好きの方はコチラのリミックスも聴きものです!
「It's Your Touch」
2007年リリース済みのシングルその2。僕の一番のお気に入り曲デス。ソウルフルでパーカッシヴな夏向けディスコ・チューンに仕上がっています。この曲であればエレクトロを聴かないR&B/ディスコ好きの人も気に入るのでは?
「Repetition Kills You」
2007年リリース済みのシングルその3。BlurのDamon Albarnが参加しています。レトロでメロディアスなテクノ・ポップってカンジがいいですね。
「Until It Comes Again」
チープ・ディスコな感じが僕好みです。70年代好きの方がスンナリ聴けるダンス・チューン。
「I Want Nothing」
本作より少し前にシングル・リリースされました。ソリッドなエレクトロ・チューン。
「Full Moon」
フォーキーな味わいが印象的な1曲。エキゾティックかつミステリアスな雰囲気が大好きです。
「I Don't Know」
メロディック・エレクトロって言葉がピッタリな1曲。
「Something New」
テンポを落としてかなりユル〜イ仕上がりになっています。エレクトロ云々は抜きにしてポップ・チューンとして立派に成立しています。
「Don't Cry」
ストリングスが美しいミッド・チューン。曲自体がメロディアスなのでストリングスが栄えますな。
「Face」
2006年にリリースしたデビュー・シングル。少しダークでロッキンなエレクトロ・ディスコって感じですね。
「Someway Through This」
2007年リリース済みのシングルその4。ドラマティックかつダークな哀愁エレクトロに仕上がっています。
国内盤には、ボーナス・トラックとして前述の「Anyway You Choose To Give It (Fake Blood Remix)」をはじめ、「Repetition Kills You (Emperor Machine Mix) 」、「Face (Switch Remix)」、 「More Than I Can Say 」(「Someway Through This」のシングルB面)、「Tears From A Gun」(未発表曲) の5曲が追加収録されています。