
発表年:2005年
ez的ジャンル:イケ面系若手人気ラッパー
気分は... :♪Let Me 〜Hold You♪
ここ数日はややこしい事続きで何かモヤモヤ気分...
そんな中で聴きたくなったのが若手人気ラッパーBow Wowの大ヒット曲「Let Me Hold You」♪この哀愁メロディを聴き、とりあえず心がリセットされました。
ということで、今日は「Let Me Hold You」が収録されたBow Wowの4thアルバム『Wanted』(2005年)です。
Bow Wowについては、これまでOmarionとのコラボ・アルバム『Face Off』(2007年)を紹介したことがありますが、単独アルバムの紹介は初めてとなります。
Bow Wow(本名Shad Gregory Moss)は1987年オハイオ州コロンバス生まれの男性ラッパー。
6歳の時にSnoop Doggとステージで共演し、それがきっかけでSnoopのデビュー・アルバム『Doggystyle』(1993年)のskitに参加。ちなみにBow Wowの名付け親もSnoopです。
弱冠13歳にしてXscapeをフィーチャーしたデビュー・シングル「Bounce with Me」をリリース。見事全米R&BチャートNo.1に輝きました。同じ2000年にデビュー・アルバム『Beware of Dog』をリリース。Snoop Doggをフィーチャーした2ndシングル「Bow Wow (That's My Name)」もR&Bチャート第4位となり、華々しいデビューとなりました。
その後、2nd『Doggy Bag』(2001年)、3rd『Unleashed』(2003年)、4th『Wanted』(2005年)、5th『The Price of Fame』(2006年)とコンスタントにアルバムをリリースし、若手人気ラッパーとして絶大な人気を誇っています。
また、映画俳優としても活躍し、『Like Mike(邦題:ロスト・キッズ)』(2002年)、『Roll Bounce』(2005年)、『The Fast and the Furious: Tokyo Drift(邦題:ワイルドスピードX3)』(2006年)等の作品に出演しています。
今日紹介する『Wanted』(2005年)は4thアルバム。
年齢も18歳となり、人気アイドルから大人のアーティストへ成長中!といった雰囲気のアルバムですね。
プロデュースはJermaine Dupriが全面指揮しており、サウンド的には彼の手腕に拠るところが大となっています。ゲストにはOmarion、Ciara、Snoop Dogg、J-Kwon等が名を連ねます。
これまでR&Bチャートでヒットするものの、ポップ・チャートでは目立ったチャート・アクションがないBow Wowでしたが、本作からは「Let Me Hold You」、「Like You」の2曲が全米ポップ・チャートTop5に入る大ヒットとなっています。
正直、曲の出来/不出来にムラのあるアルバムですが、それでもなかなか楽しめる出来だと思います。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Do You」
女の子達の♪Bow〜 Wow〜♪の大歓声で始まるオープニング!さすが人気アイドルですな!派手なギター・サウンドが印象的です。
「Big Dreams」
Jermaine Dupriの音作りの上手さ目立ちますね。ダークな中にもポップな味付けがなされているあたりが好きです。
「Let Me Hold You」
Omarionをフィーチャーした前述の大ヒット曲(全米ポップチャート第4位、同R&Bチャート第2位)。Luther Vandross「If Only For One Night」ネタの哀愁サウンドが胸にグッとくる名スロウですね。しかも、 Bow Wowに負けない人気を誇るOmarionとの共演となれば、女性ファンは狂喜乱舞したのでは?
「Fresh Azimiz」
J-Kwon、Jermaine Dupriをフィーチャーしたフロア対応のサウス・チューン。今時のHip-Hop好きの方はハマる仕上がりだと思います。
「Caviar」
Bow Wowがこの世界に入るきっかけを作ってくれた恩人Snoop Doggをフィーチャー。Bow Wow君の成長ぶりを見守るかのように、Snoopは余裕のラップを聴かせてくれます。
「Like You」
当時交際が噂されていたCiaraをフィーチャーした大ヒット・シングル(全米ポップチャート第3位、同R&Bチャート第1位)。Bryan Michael Coxが共同プロデュースで参加。Ciaraのヴォーカルが華やかなメロディアスでキャッチーな仕上がりです。New Edition「I'm Leaving You Again」ネタ。やはり、歌モノ好きの僕としては「Let Me Hold You」と「Like You」の2曲の出来の良さが際立っている気がします。
「Go」
Jermaine Dupriをフィーチャー。この曲もBryan Michael Coxが共同プロデュースで参加。キャッチーでわかりやすい作りなので結構好きです!
「Is That You (P.Y.T.) 」
オリエンタル&ミステリアス・モードのミッド・チューン。怪しげな雰囲気が印象的です。Michael Jackson「P.Y.T (Pretty Young Thang)」ネタ。
「Mo Money」
T. Watersをフィーチャー。サビの♪モ・マニー♪モ・マニー♪の部分は思わず口ずさんでしまいますね。
いまだに曲名を知らないのですが「Mo Money」の後にシークレット・トラックが1曲収録されています。
ありがとうございます。
確かにややこしいですね(笑)
日本のBOW WOWは途中でVOW WOWになりましたよね。
あとUKのニュー・ウェイヴ・バンドBOW WOW WOWもいましたね!