2008年07月18日

Bow Wow『Wanted』

人気アイドルから大人のアーティストへ成長中!☆Bow Wow『Wanted』
Wanted
発表年:2005年
ez的ジャンル:イケ面系若手人気ラッパー
気分は... :♪Let Me 〜Hold You♪

ここ数日はややこしい事続きで何かモヤモヤ気分...

そんな中で聴きたくなったのが若手人気ラッパーBow Wowの大ヒット曲「Let Me Hold You」♪この哀愁メロディを聴き、とりあえず心がリセットされました。

ということで、今日は「Let Me Hold You」が収録されたBow Wowの4thアルバム『Wanted』(2005年)です。

Bow Wowについては、これまでOmarionとのコラボ・アルバム『Face Off』(2007年)を紹介したことがありますが、単独アルバムの紹介は初めてとなります。

Bow Wow(本名Shad Gregory Moss)は1987年オハイオ州コロンバス生まれの男性ラッパー。

6歳の時にSnoop Doggとステージで共演し、それがきっかけでSnoopのデビュー・アルバム『Doggystyle』(1993年)のskitに参加。ちなみにBow Wowの名付け親もSnoopです。

弱冠13歳にしてXscapeをフィーチャーしたデビュー・シングル「Bounce with Me」をリリース。見事全米R&BチャートNo.1に輝きました。同じ2000年にデビュー・アルバム『Beware of Dog』をリリース。Snoop Doggをフィーチャーした2ndシングル「Bow Wow (That's My Name)」もR&Bチャート第4位となり、華々しいデビューとなりました。

その後、2nd『Doggy Bag』(2001年)、3rd『Unleashed』(2003年)、4th『Wanted』(2005年)、5th『The Price of Fame』(2006年)とコンスタントにアルバムをリリースし、若手人気ラッパーとして絶大な人気を誇っています。

また、映画俳優としても活躍し、『Like Mike(邦題:ロスト・キッズ)』(2002年)、『Roll Bounce』(2005年)、『The Fast and the Furious: Tokyo Drift(邦題:ワイルドスピードX3)』(2006年)等の作品に出演しています。

今日紹介する『Wanted』(2005年)は4thアルバム。
年齢も18歳となり、人気アイドルから大人のアーティストへ成長中!といった雰囲気のアルバムですね。

プロデュースはJermaine Dupriが全面指揮しており、サウンド的には彼の手腕に拠るところが大となっています。ゲストにはOmarionCiaraSnoop Dogg、J-Kwon等が名を連ねます。

これまでR&Bチャートでヒットするものの、ポップ・チャートでは目立ったチャート・アクションがないBow Wowでしたが、本作からは「Let Me Hold You」「Like You」の2曲が全米ポップ・チャートTop5に入る大ヒットとなっています。

正直、曲の出来/不出来にムラのあるアルバムですが、それでもなかなか楽しめる出来だと思います。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Do You」
女の子達の♪Bow〜 Wow〜♪の大歓声で始まるオープニング!さすが人気アイドルですな!派手なギター・サウンドが印象的です。

「Big Dreams」
Jermaine Dupriの音作りの上手さ目立ちますね。ダークな中にもポップな味付けがなされているあたりが好きです。

「Let Me Hold You」
Omarionをフィーチャーした前述の大ヒット曲(全米ポップチャート第4位、同R&Bチャート第2位)。Luther Vandross「If Only For One Night」ネタの哀愁サウンドが胸にグッとくる名スロウですね。しかも、 Bow Wowに負けない人気を誇るOmarionとの共演となれば、女性ファンは狂喜乱舞したのでは?

「Fresh Azimiz」
J-Kwon、Jermaine Dupriをフィーチャーしたフロア対応のサウス・チューン。今時のHip-Hop好きの方はハマる仕上がりだと思います。

「Caviar」
Bow Wowがこの世界に入るきっかけを作ってくれた恩人Snoop Doggをフィーチャー。Bow Wow君の成長ぶりを見守るかのように、Snoopは余裕のラップを聴かせてくれます。

「Like You」
当時交際が噂されていたCiaraをフィーチャーした大ヒット・シングル(全米ポップチャート第3位、同R&Bチャート第1位)。Bryan Michael Coxが共同プロデュースで参加。Ciaraのヴォーカルが華やかなメロディアスでキャッチーな仕上がりです。New Edition「I'm Leaving You Again」ネタ。やはり、歌モノ好きの僕としては「Let Me Hold You」と「Like You」の2曲の出来の良さが際立っている気がします。

「Go」
Jermaine Dupriをフィーチャー。この曲もBryan Michael Coxが共同プロデュースで参加。キャッチーでわかりやすい作りなので結構好きです!

「Is That You (P.Y.T.) 」
オリエンタル&ミステリアス・モードのミッド・チューン。怪しげな雰囲気が印象的です。Michael Jackson「P.Y.T (Pretty Young Thang)」ネタ。

「Mo Money」
T. Watersをフィーチャー。サビの♪モ・マニー♪モ・マニー♪の部分は思わず口ずさんでしまいますね。

いまだに曲名を知らないのですが「Mo Money」の後にシークレット・トラックが1曲収録されています。
posted by ez at 15:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一瞬、日本のヘビメタバンドかと思った。
Posted by Masato at 2008年07月18日 17:36
☆Masatoさん

ありがとうございます。

確かにややこしいですね(笑)
日本のBOW WOWは途中でVOW WOWになりましたよね。
あとUKのニュー・ウェイヴ・バンドBOW WOW WOWもいましたね!
Posted by ez at 2008年07月19日 04:46
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