発表年:2008年
ez的ジャンル:セクシー&メロウ系男性R&B
気分は... :お〜っ、オーラが出てるっ(笑)
今日は最近お気に入りの新作男性R&Bアルバム、Brandon Beal『Comfortable』です。
今年は男性R&Bのいい作品が少なく、"Ne-Yoの新作を期待するしかないのか..."なんて思っていたのですが、久々にグッとくるセクシー&メロウな男性R&Bアルバムでした。
Brandon Bealは、テキサス出身、現在はNY在住の23歳のR&Bシンガー/ソングライター。裏方としては、それなりのキャリアを持っているようで、ライナーノーツにはChris Browh、Trey Songz、Ginuwine、Lil' Jon、Eddie F、Todd Terry等これまで一緒に仕事をしたことがあるアーティスト/プロデューサーの名前が列挙されていました。個人的に"〜と仕事をした"という謳い文句はキライなのですが。
本作がデビュー・アルバムということですが、日本独占先行販売とのこと。本国アメリカでの本格デビューはまだ先なのでしょうか?よくわかりません。今月末には来日してStudio Cube326でのイベントにゲスト出演するらしいです。
かなりの先物買いにも思えますが、中身はジャケのようにオーラが漂っています(笑)
スロウ中心のオーソドックスなR&Bアルバムですね。
アーバン・ナイトな雰囲気が漂う落ち着いた仕上がりにハマります!
殆どの楽曲を自作自演しているようですが、メロディの作り方が実に巧みであり、美メロな曲が揃っています。歌については、決して歌唱力に秀でたタイプではありませんが、雰囲気の出し方がいい感じです。派手さはありませんが、ツボを押さえたサウンド・プロダクションもなかなかグッド!
美メロR&Bでグッときたい方はぜひお試しあれ!
オススメ曲を紹介しときやす。
「Grown」
僕の一番のお気に入り。iTunesでも先行配信されていたスロウ・チューン。名曲の風格さえ漂う極上メロウを堪能できます。この1曲を聴けば、Brandon Bealの才能がわかると思います。僕のiPodでヘビロテ中で〜す。
「Ohh Shorty」
アーバン・メロウなスロウ・チューン。アレンジ良し、メロディ良し、歌良し...全てOK!仰々しくない、さりげない感じが大好き!
「Girl」
この曲もサイコー!メロメロ好きの僕を歓喜させるスロウ。軽くヴォコーダーを使っているあたりも僕好み。何より曲がいいですな。
「Grown」、「Ohh Shorty」、「Girl」という冒頭3曲のメロウネス度数の高さにヤラれてしまいます。
「Don't Wanna See You Again」
スケール感の大きなスロウ。僕の好みではありませんが、本格派男性R&Bらしい作りだと思います。
「Take Me Back」
哀愁の美メロ・チューン。抑え気味のサウンド・プロダクションが逆に哀愁ムードを高めてくれます。
「I Can See It」
オーソドックスなスロウ・チューン。この人はメロウ好きのツボを確実に押さえてくれるところがいいですな。
「Maybe」
この曲も完成度高いですな。哀愁のメロディ&サウンドがBrandonのハイ・トーン・ヴォーカルと実にマッチしています。雰囲気の出し方が巧みですねぇ。
「Ways To Go」
ロックっぽいギターが印象的な1曲。アルバム全体のいいアクセントになっています。
「October」
哀愁のアコギがいい感じです。メロウ好きのハートをくすぐるコーラス・パートの作り方がいいですね。
「Another Sad Love Song」
タイトルの通り、悲しいラブソングです。この曲もロック調ギターを取り入れており、哀愁度を高めてくれます。
今日の五輪は、ソフト&女子サッカーと見逃せない試合が重なりましたね。共に劣勢が予想されますが、奇跡が起きることを祈りましょう!
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