録音年:1964年
ez的ジャンル:新主流派Jazz
気分は... :ドルフィンズ黒星スタート(泣)
NFLがいよいよ開幕!
我がマイアミ・ドルフィンズの開幕戦は...残念ながらジェッツに「14対20」で黒星スタート。得点だけ見れば1TD差だったのですが、それ以上の実力差を感じました。特に、オフェンスのプレーコールにはイライラしっぱなしでしたね。スミス、ウィリアムズというエース級RB2人を擁するのに、何故その強みを活かさないのか疑問の残る采配でした。
あとはジャッジもジェッツに味方しましたね。いくつか微妙なパス・インターフェアの判定がありましたが、全てジェッツに有利な判定でした。そんな事言っても仕方ないのですが、いずれも勝敗を分けたシーンだったので文句も言いたくなりますよね(泣)
ジェイク・ロングは痛恨のペナルティ2つとホロ苦いデビューになってしまいましたね。次戦からの奮起に期待しましょう。QBぺニントンは、拙いベンチサイドにも関わらず奮闘したと思います。問題はベンチの采配だと思います。パーセルズ・マジックによる立て直しを期待します。パーセルズさん、一発渇入れてよ!
以上音楽に全く関係ない話題でした。NFLおよびドルフィンズに興味がない人はゴメンなさい!
新主流派Jazzを代表するトランペット奏者Freddie Hubbardの久々の登場です。
Freddie Hubbardの紹介は『Hub Tones』(1962年)に続き2回目となります。
Hubbardのキャリアを代表する1枚であると同時に、新主流派の斬新さを実感できる1枚だと思います。モーダルでもあり、フリーの要素も兼ね備え、ストレート・アヘッドな演奏も難なくこなす...Freddie Hubbardというトランペット奏者のスケール感の大きさがわかりますよよねぇ。あとは永遠ジャズ初心者である僕のような聴き手でも、直感的にそのカッチョ良さがわかるところがいいですな。
メンバーはFreddie Hubbard(tp)以下、James Spaulding(as、fl)、Ronnie Mathews(p)、Eddie Khan(b)、Joe Chambers(ds)という布陣です。
記事を書くに際してネットでリサーチしていたら、Ronnie Mathewsが今年の6月28日に死去したのを知りました(享年72才)。彼のキャリアを詳しく知りませんですが、本ブログでも紹介したLee Morgan『The Rumproller』での演奏が印象的でした。謹んでご冥福をお祈り致します。
そんなしんみりモードに便乗する訳ではありませんが、これから秋に向って聴くジャズ・アルバムとしてピッタリな1枚だと思います。
全曲紹介しときやす。
「Breaking Point」
Hubbardのアグレッシブさを感じることができるタイトル曲。フリー・ジャズ的な導入部からカリプソ風のテーマへと流れ、そこからHubbardのソロへ突入します。メンバー全員の得体の知れないパワーが演奏に表れている気がします。きっと、モードとフリーの合わせ技一本みたいな感じがそんな印象を与えるのかもしれません。
「Far Away」
この演奏はとってもモーダルな雰囲気が漂っています。James Spauldingのフルートがかなり印象的ですね。個人的にはRonnie Mathewsのミステリアスなピアノが好きです。
「Blue Frenzy」
ストレート・アヘッドな中にブルージーな洗練を感じる演奏です。Hubbardのトランペット、James Spauldingのアルト共に鳴り具合が気持ちいいですね。最近、このタイプの小粋な演奏がツボかもしれません。
「D Minor Mint」
僕の一番のお気に入り。疾走感溢れる活き活きとしたアップ・チューンはいかにも僕好み。HubbardとJames Spaulding各自のソロも良いですがが、2人のユニゾンのカッチョ良さにヤラれます。
「Mirrors」
この曲のみJoe Chambers作品。実に美しく感動的なバラードに仕上がっています。美しさの中にもどこかブルーな感じが漂うのがいいですね。秋にぴったりのバラードという気がします。James Spauldingのフルートが秋モードを深めてくれます。Hubbardのトランペットもセピアな感じでグッド!本曲は本作以前にBobby Hutcherson『The Kicker』の中で演奏されていますね。
CDには「Blue Frenzy」、「Mirrors」の別テイクも収録されています。
たった今、全米オープン・テニスでナダルがマレーに敗れました。
いやぁ、向うところ敵なしのナダルが敗れるなんて意外でした...
でも、これでフェデラーの全米五連覇が現実味を帯びてきた気がします。
"王者"の称号は今でもナダルよりもフェデラーにフィットしますからね。
今日は徹夜で仕事していたのでぐったり...「ヤンコビッチS・ウィリアムズ」の女子シングルス決勝が始まるまで、少し仮眠しようっと!