
発表年:1995年
ez的ジャンル:スウィート系パワー・ポップ
気分は... :100%ファンですっ☆
昨日のNFLスーパーボウル「カーディナルス対スティーラーズ」は、スーパーボウル史上に残る名勝負でしたね。
特に第4Q残り3分からの攻防は見応え十分でしたね。
ワーナーからフィッツジェラルドへの逆転TDパスで勝負アリ!と思いましたが、残り35秒でロスリスバーガーからホームズへの再逆転TDパスでようやく決着しました。
最終的にはスティーラーズがNFL史上最多6度目の王者に輝きましたが、そのスティーラーズを土俵際まで追い詰めたカーディナルスの健闘も見事でした。
あとはJennifer Hudsonによる国歌斉唱も感動的でしたね。
例の事件(母と兄の射殺事件)以来、初めて彼女の姿を見ましたが、悲劇を乗り越えて頑張って欲しいですね。
今日はパワー・ポップ好きに根強い人気を誇るMatthew Sweetの2回目の登場です。
『Girlfriend』に続いて紹介するのは、『100% Fun』(1995年)です。
ロック離れ傾向が著しい僕ですが、Matthew Sweetのパワーポップなサウンド&メロディをたまらなく欲することがあります。Matthew Sweetの曲ってエヴァーグリーンな魅力があるんですよね。
Matthew Sweetのエヴァーグリーンな魅力を最も堪能できる曲が本作『100% Fun』収録の「We're the Same」だと思います、この曲をフェイバリット・ソングに挙げるファンは多いのでは?
そんな訳で、最も有名な『Girlfriend』以上に『100% Fun』を聴く頻度が多いですね。
プロデュースはBrendan O'Brien。バックには、以前に紹介した『Girlfriend』同様
Lou Reedのサポートで知られる故Robert Quine、Richard Lloyd (元Television)、Rick Menck(Velvet Crush)などがバックを固めています。
年齢に関係なく聴き終わった後に、青春時代のあの日にタイムスリップしていそうなアルバムです(笑)
全曲紹介しときやす。
「Sick of Myself」
「We're the Same」と並ぶ人気曲ですね。親しみやすいメロディ&ハード・サウンドの組み合わせは、パワー・ポップ好きにはたまりません。
http://jp.youtube.com/watch?v=CRF_qOJfaDs&feature=related
「Not When I Need It」
モヤモヤした哀愁感と泣きのメロディがMatthewらしいのでは?
「We're the Same」
多くのファンがそうであるように、僕もこの曲が一番好きです。この甘酸っぱい青春メロディに胸トキメキます!ホント、エヴァーグリーンな名曲だと思います。
http://jp.youtube.com/watch?v=gIEUxASauuA&feature=related
「Giving It Back」
歯切れのよいロック・チューン。突き抜けたギター・サウンドにグッときます。
「Everything Changes」
淡々としていますがジワジワと胸に迫ってくるバラード。
「Lost My Mind」
Robert Quine、Richard Lloydというベテラン・ギタリスト2人の魅力を堪能できる、ハード&ミステリアス&トリップな仕上がり!
「Come to Love」
甘すぎず、ハードすぎず、パワーポップとしてのバランスがグッド!
「Walk Out」
Matthewらしからぬ無骨な男気のあるメロディ&サウンドを聴かせてくれます(笑)
「I Almost Forgot」
胸を締め付けられる哀愁のメロディがグッとくるバラード。Matthewらしいホロ苦さがいいですね。
「Super Baby」
「Get Older」
「We're the Same」と並ぶ僕のお気に入り。パワーポップの王道を行くキャッチーなメロディとハードなサウンドがグッド!タイトルには僕は賛同しかねますが(笑)。
「Smog Moon」
Matthewの持つピュアな魅力がよく表れたバラード。結構心に刺さるものがあります。
NFLがシーズン終了したので、次はサッカーですね。
日本代表はW杯アジア最終予選かなりヤバイと思いますよ!
詳細は後日にでも...
ビーチボーズ、ビートルズ、バーズ、ザ・フーら60年代のバンドの楽曲からの影響を受け、ポップなメロディー、シンプルでパワフルなロック・サウンド、そして厚みのあるコーラスを特徴とする楽曲に楽曲に対する呼称。
元々はザ・フーのピート・タウンゼントが自分たちの初期楽曲を呼ぶときに使ったものだと言われている。
70年代末のパンク/ニュー・ウェーブの流れから、このようなスタイルのバンド/アーティストが多く輩出されたが、70年代初頭のラズベリーズやバッド・フィンガーらを端緒とする考え方が有力。
また90年代に入ってからのオルタナティブ・ロックにおいてもマシュー・スウィートらパワー・ポッパーが登場し、決してメガ・ヒットはしないが確かな系譜の存在を示している。
以上はてなキーワードより
同じことがSSWやAORでも言えますよねぇ〜。
何がパワーポップで、何がAORかなんて個人の感性で判断すればいいこと!
音楽ジャンルを客観的に定義しようとすること自体が無意味ですよね。
逆に言えば、客観的定義という拠所を求める人ほど自分の感性に自信がないのでは(笑)
> 僕は「パワーポップ」という言葉の意味がよくわからなかったので。
音楽通のMasatoさんならばおわかりだと思いますが、パワーポップ、ソフトロック、AOR等は雰囲気優先のジャンル分けなので、"文字を追いかける"よりも"音を感じる"ことでジャンルを理解した方が手っ取り早いはずです。
パワーポップであれば、70年代のRaspberries、Badfinger、Cheap Trick、The Knack、90年代のMatthew Sweet、Velvet Crushといった有名どころの音の共通項を感じ取るのが一番だと思います。
すっかりやせてしまっていたのが痛々しかったですが
表現の幅があまりに広いのであらためて驚き、感動しました。
ありがとうございます。
> ジェニファすばらしかったですね
両軍選手・スタッフ、全ての観衆がスーパーボウルという舞台を忘れてJenniferを激励し、Jenniferもそれに応えて見事に歌いきったという感じでしたね。
観ていて涙が出そうになりました。
ハーフタイムショーも久々にBossのライブ映像を観たので楽しかったです。
E Street Bandも含めて、みんな歳取ったなぁ!と思いつつも、頑張っている姿を目にするのは嬉しいですねぇ。
勿論、試合自体もスリリングなプレーの連続で大満足でした!