2006年01月07日

Melissa Manchester『Don't Cry Out Loud』

Leon WareプロデュースのAORの名作☆Melissa Manchester『Don't Cry Out Loud』
Don't Cry Out Loud
発表年:1978年
ez的ジャンル:ブルーアイド・ソウル系AOR
気分は... :心は雨模様?

最近の記事投稿のリストを眺めていたら、メロウ大好きの僕がAORを長い間投稿していないことに気付きまシタ。と言うことで、Melissa Manchesterの7thアルバム『Don't Cry Out Loud』っす。

それにしてもAORの名盤CDって、どうしてすぐ廃盤なんですかねっ!今回もamazonで第1候補Jorge Calderon、第2候補Niteflyte、第3候補Crackin'を探して全て玉砕し、やっとの思いで見つけたのがMelissa Manchester『Don't Cry Out Loud』っす。これも実はマーケットプレイス品しかないのですがジャケット写真だけは入手できたのでお許し下さいm(_ _)m

Melissa Manchester『Don't Cry Out Loud』のCD購入者って、ヒットしたタイトル曲「Don't Cry Out Loud」をリアルタイムで聴いてこの曲目当ての人と、フリーソウル・ファンにはお馴染みのキラーチュ−ン「Bad Weather」目当ての人に分かれるんじゃないかな?僕は後者のパターンっす。

また、Marvin Gaye『I Want You』等でお馴染みのLeon Wareがプロデュースしているという点でも、フリーソウル好きは食指が動きますよねっ!ブルーアイド・ソウルのテイストの都会派シンガーMelissaと、メロウ&グルーヴを作らせたら天下一品のLeon Wareの組み合わせなんて、それだけでヨダレが出てきそうっす(^¬^)

加えて、David T.Walker(g)、Lee Ritenour(g)、Richard Tee(key)、Greg Phillinganes(key)、Chuck Rainey(b)、James Gadson(ds)といったバック陣もAORファンには嬉しい限りですよねっ!

オススメ曲を紹介しときやす。

「Don't Cry Out Loud」
Top10ヒットとなった美しく胸にしみるバラード。Peter Allen & Carol Bayer Sagerの作品デス。でも、日本では残念ながら同時期に発表されたRita Coolidgeのバージョンの方が知名度が高いかもね?多分、東京音楽祭に参加したRitaがこの曲を歌う映像を観て、歌と映像が一体化してインプットされている人が多いからではないかと思いマス。

「Bad Weather」
前述のフリーソウル・ファンに絶大な人気を誇るナンバー。元々はStevie WonderがSupremesに提供したナンバーっす。曲自体はとってもメロウ&グルーヴィなハッピーソングのように聴こえるけど、実は恋人同士の気持ちのすれ違いを歌った曲だ。何たって邦題は「恋は雨模様」だもんね!僕は下げモードの自分を上げモードに気分転換したい時、よくこの曲を聴く。何かこの曲を聴いていると、くよくよ考えても仕方ないよねぇ!って思える。

「Shine Like You Should」
アルバムのオープニング・ナンバーであり、早くもLeon Wareらしいスタイリッシュ・サウンドを堪能できマス。

「Almost Everything」
Leon WareとMelissaの共作ナンバーであり、「Bad Weather」と並ぶ僕のお気に入り曲デス。僕がLeon Wareプロデュースに期待するメロウ&グルーヴ全開のナンバーです。この心地良いリズムはたまりませんねぇ!

「To Make You Smile Again」
MelissaとCarol Bayer Sagerの共作によるスケールの大きなバラード。

「Such a Morning」
Lee Ritenourのロマンティックなギターが印象的なメロウナンバー。

「Knowin' My Love's Alive」
「Almost Everything」と同じくLeon WareとMelissaの共作ナンバー。とってもアダルト・コンテンポラリーなカンジっす。

Melissa の他の作品では9thアルバム『Hey Ricky』(1982年)を持っていマス。こちらには彼女の最大のヒット曲であり、Olivia Newton-Johnの大ヒット曲「Physical」あたりに通じるこのポップ・ディスコ・ナンバー「You Should Hear How She Talks About You」が収録されていマス。まぁ、今の僕ならば断然『Don't Cry Out Loud』の方を支持しますけどねっ。
posted by ez at 00:08| Comment(5) | TrackBack(1) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Don't Cry Out Loudなつかしいです・・・
そういえばRita Coolidgeも歌っていたか
Melissa Manchesterはどれを聞いたっけ
このあたりはどうも記憶が曖昧で思い出せません笑
Posted by けん at 2006年01月07日 12:40
今から半年も前の記事ですけど、TBさせて頂きました!
このアルバムは本当にイイとしか言えないくらいイイですね(笑)。
私の紹介はezさんに較べたらまだまだだなーって反省しました(苦)。
Posted by Musicman at 2006年01月07日 13:44
☆けんさん
ありがとうございます。僕も自分がリアルタイムで聴いていたのが、RitaだったのかMelissaだったのか記憶が曖昧っす。というより、当時は二人が同一人物だと錯覚していたのかもしれません(^ ^;

☆Musicmanさん
ありがとうございます。ホント名盤ですよね!ぜひ再発して欲しいものです。
私の方こそMusicmanさんのブログからは新たな発見をさせて頂くことが多いですよ。
毎回とても勉強になります。
Posted by ez at 2006年01月07日 23:30
これ持ってませんが、バックが豪華ですね。
欲しくなりました。
Bad Weatherは Supremes in Japan で
ちょっと歌ってるのしか持ってませんので
やっぱり気になります。
Posted by あばちゃん at 2010年04月16日 21:48
☆あばちゃんさん

ありがとうございます。
Leon Wareプロデュースというのが惹かれますよね。
Posted by ez at 2010年04月17日 10:30
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